JP4429985B2 - シャッター装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特に、土間用のシャッター装置として有効なシャッター装置に関する。
建物の開口部に設置されて、開口部を開閉するシャッター装置には種々のタイプのものあり、例えば、特許文献1には、左右一対の縦枠と、両縦枠の上下端間に架設される上枠及び下枠からなるシャッター枠と、シャッター枠の上枠の上部に設けられるシャッターボックスと、シャッター枠の両縦枠に沿って昇降自在に設けられるシャッターカーテンと、両縦枠に設けられてシャッターを昇降自在に支持する一対のガイドレールと、シャッターカーテン側に設けられる錠と、ガイドレール側に設けられて錠を係止させる錠受けとを備えたシャッター装置が記載されている。
特開2003−148070号公報
ところで、上記のような構成のシャッター装置にあっては、錠と錠受けとによるシャッターカーテンの旋錠位置が所定の位置に設定されており、その位置を変更することができないため、土間用に設けられる場合には、ガイドレールの下端部を土間に埋設したり、土間面のレベルに合わせてガイドレールの下端部を現場で切断することが必要になる。この場合、錠受けを、土間面のレベルや下端切断仕口部に合わせて位置決めし、取り付けなければならないため、取付け作業が煩雑になる。
更に、土間面の上面が水平な面となっていない場合、例えば、ガイドレール側に位置する土間面よりも、その他の位置(ガイドレール間中央付近等)の土間面が隆起している場合では、シャッターカーテン下端の左右の両縁部が、前記ガイドレール側に位置する土間面やガイドレール下端切断仕口部の下端よりも高い位置となる。
従って、そのような場合では、錠受けをガイドレール側の土間面のレベルや下端切断仕口部に合わせて位置決めしても意味がなく、シャッターカーテン下端の高さ位置に合わせて位置決めする必要が出てくるので、その取付け作業がより煩雑になる。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、土間用として使用した場合に、錠受けを所定の位置に容易に位置決めし、取り付けることができるシャッター装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記のような課題を解決するために、以下のような手段を採用している。
すなわち、請求項1に係る発明は、左右一対の縦枠を有するシャッター枠と、該シャッター枠の両縦枠間で昇降自在に支持されるシャッターカーテンと、該シャッターカーテンに設けられる錠と、前記縦枠に設けられて前記錠を係止させる錠受けとを備えたシャッター装置であって、前記錠受けは、前記縦枠に上下方向に移動可能に設けられ、前記錠受け及び前記シャッターカーテンは、上下方向から互いに当接する当接部を有し、該当接部を互いに当接させた状態で、前記錠受けを前記縦枠に固定する固定手段が設けられていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のシャッター装置であって、前記縦枠には前記シャッターカーテンの幅方向の両縁部を支持するガイドレールが設けられ、該ガイドレール内に前記錠受けが上下方向に移動可能に設けられ、前記ガイドレールには上下方向に長い長孔が設けられ、該長孔に対応する前記錠受けの部分にはねじ孔が設けられ、前記長孔を挿通させた固定手段であるねじを前記ねじ孔に螺合させて締め付けることにより、前記錠受けが前記ガイドレールに固定されることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載のシャッター装置であって、前記ガイドレールの長孔が設けられる面は、前記錠受けのねじ孔が設けられる面によって閉塞されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項2又は3に記載のシャッター装置であって、前記ガイドレールは、屋外側に配置される表板と屋内側に配置される裏板とを有し、当該表板と裏板との間にシャッターカーテンの幅方向の縁部が挿入可能とされると共に前記錠受けが上下方向に移動可能に設けられており、前記裏板に前記長孔が設けられ、該長孔内に屋内側から前記ねじが挿通されて前記錠受けのねじ孔に螺合され、かつ該ねじの頭部が前記裏板の屋内側面よりも屋内側に表出していることを特徴とする。
以上、説明したように、本発明の請求項1に記載のシャッター装置によれば、錠受けの当接部とシャッターカーテンの当接部とを上下方向から互いに当接させ、この状態で固定手段により錠受けを縦枠に固定することにより、錠受けを所定の位置に位置決めすることができる。
従って、簡単な作業でシャッター装置を設置する建物の開口部下面のレベルに合わせて錠受けを上下方向の所定の位置に位置決めし、その位置で縦枠側に固定することができる。
また、請求項2に記載のシャッター装置によれば、錠受けの当接部とシャッターカーテンの当接部とを上下方向から互いに当接させ、この状態でガイドレールの長孔内に挿通させたねじを錠受けのねじ孔に螺合させて締め付けることにより、錠受けを所定の位置に位置決めし、固定することができる。従って、シャッター装置を土間に設ける場合に、土間面のレベルに合わせて錠受けを所定の位置に容易に位置決めし、ガイドレール側に固定することができる。また、ガイドレールの長孔の長さの範囲内で錠受けの上下方向の位置を調整することができるので、シャッター装置を設置する建物の開口部下面のレベルのばらつきを長孔の長さの範囲内で吸収することができる。
さらに、請求項3に記載のシャッター装置によれば、ガイドレールの長孔が設けられる面は錠受けのねじ孔が設けられる面によって閉塞されることになるので、光漏れを防ぐ等、見栄えをよくすることができる。
さらに、請求項4に記載のシャッター装置によれば、屋内側に配置されるガイドレールの裏板の長孔内に屋内側からねじを挿通させ、そのねじをガイドレールの表板と裏板との間に設けられている錠受けのねじ孔に螺合させて締め付けることにより、ガイドレールに錠受けを固定することができる。
従って、錠受け、および錠受けをガイドレールに固定するねじが屋外側に露出することがないので、見栄えをよくすることができる。
また、ねじを予めガイドレールの裏板の長孔を挿通させて錠受けのねじ孔に軽く螺合させておくことにより、ねじの頭部を手やドライバ等の工具で操作することにより、容易に錠受けを上下方向へ移動させることができるので、錠受けの上下方向の位置の調整が容易となる。
また、縦枠等を分解しなくても、錠受けの位置調整等が可能であり、調整作業や固定作業が容易となる。
以下、図面に示す本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図9には、本発明によるシャッター装置の一実施の形態が示されていて、図1はシャッター装置の縦断面図、図2はシャッターカーテンの全閉状態を示す要部拡大正面図、図3は図2の錠受けの側面図、図4は図3の正面図、図5は図3の底面図、図6は図1のシャッター装置の下端部の部分拡大図、図7はシャッターカーテンの旋錠状態を示す要部拡大正面図、図8はシャッターカーテンの旋錠状態を示す要部拡大横断面図、図9は図8のA部のガイドレールと錠受けとの位置関係を示した説明図である。
すなわち、このシャッター装置1は、図1に示すように、シャッター枠2と、シャッター枠2の上部に設けられるシャッターボックス31と、シャッター枠2に沿って昇降自在に設けられるシャッターカーテン38と、シャッターカーテン38を旋錠する旋錠手段43とを備えている。
シャッターボックス31は、図1に示すように、シャッター枠2の上枠30の上部に設けられるものであって、上板32と左右の側板34と前板35とから構成され、前板35の下端と上枠30の先端との間に、シャッターカーテン38をシャッターボックス31内から出し入れするための開口部36が設けられている。シャッターボックス31は、上板32のフランジ板33及び左右の側板34のフランジ板の複数箇所をねじ65により外壁60に固定することにより外壁60に固定される。シャッターボックス31の前板35は着脱自在に構成されている。
シャッターボックス31の内部には、ドラム37が回転自在に設けられ、このドラム37にシャッターカーテン38の上端部が連結され、ドラム37を正逆回転させることにより、ドラム37からシャッターカーテン38が繰り出され、又はドラム37にシャッターカーテン38が巻き取られる。
シャッターカーテン38は、図1及び図2に示すように、帯板状の複数のスラット39を連結して構成したものであって、上端部のスラット39がドラム37に連結され、下端部のスラット39の下端に土間面70に当接する座板41が一体に設けられ、幅方向の両縁部が両縦枠3、3の両ガイドレール16、16の内部に開口部21、21から挿入されている。
シャッターカーテン38の座板41の幅方向の両端部、すなわち、シャッターカーテン38のガイドレール16、16内に挿入される幅方向の両縁部に対応する座板41の部分は、図2に示すように切り落とされており、シャッターカーテン38の昇降の際に座板41がガイドレール16、16と干渉するのを防止している。
シャッター枠2は、図1、図2及び図8に示すように、左右一対の縦枠3、3と、両縦枠3、3の上端間に架設される上枠30とからなる門形状をなすものであって、建物の外壁60の開口部61(図8参照)を3方向(上及び左右)から囲むように、開口部61の縁部にねじ65により固定されている。
各縦枠3は、図8に示すように、縦枠本体4と、縦枠本体4に一体に設けられるガイドレール取付け部10と、ガイドレール取付け部10にねじ66により取り付けられるガイドレール16とから構成され、ガイドレール16によってシャッターカーテン38が昇降自在に支持されている。
縦枠本体4は、図8に示すように、表板5と、裏板6と、表板5と裏板6の端部間に連結される一対の側板7、8とからなる中空板状をなすものであって、表板5の幅方向の一端部には、表板5から外方に突出するフランジ板9が一体に設けられ、このフランジ板9の複数箇所をねじ65により外壁60の開口部61の縁部に固定することにより、縦枠本体4が外壁60に表板5及び裏板6が外壁面と直交するように取り付けられている。
ガイドレール取付け部10は、図8に示すように、表板11と、裏板12と、裏板12の一方の端部から裏板12と直交するように延出する側板13と、表板11と裏板12の他方の端部間に連結される側板14とから構成され、表板11及び裏板12が縦枠本体4の表板5及び裏板6と直交し、一方の側板13が縦枠本体4の裏板6よりも内方に位置し、他方の側板14が縦枠本体4の表板5と面一となるように、縦枠本体4の幅方向の端部に一体に設けられている。
ガイドレール取付け部10の裏板12は、図8中略左半部が縦枠本体4の一方の側板7と兼用されている。また、ガイドレール取付け部10の表板11の図8中右端部と他方の側板14の図8中上端部との間にガイドレール16を取り付けるための開口部15が設けられている。
ガイドレール16は、図8に示すように、表板17と、裏板18と、表板17と裏板18の一方の端部に形成されたモヘア保持部19と、表板7と裏板18の他方の端部間に連結される側板20とからなり、表板17と裏板18の一方の端部間にシャッターカーテン38の幅方向の縁部をガイドレール16内に挿入させるための開口部21が設けられている。
ガイドレール16の裏板18の外面側の略中央部には、裏板18と直交するように延出する取付け板23が一体に設けられるとともに、裏板18の外面側の側板20に近接する部分には、表板11側に開口するように、取付け板23と所定の間隔をおいて略L形状の係止爪22が一体に設けられ、この係止爪22をガイドレール取付け部10の開口部15に臨む表板11の縁部に係止させ、取付け板23を一方の側板13の外面側に密着させ、取付け板23をねじ66により一方の側板13に固定することにより、ガイドレール16がガイドレール取付け部10に取り付けられている。
ガイドレール16の開口内部には、開口部21寄りの表板17の内面及び裏板18の内面の部分に、第1係止板25及び第2係止板26が突出した状態で一体に設けられるとともに、第1係止板25及び第2係止板26よりも奥側の裏板18の内面の部分に、第3係止板27が突出した状態で一体に設けられ、これら第1係止板25、第2係止板26、及び第3係止板27によって略区画される部分に後述する錠受け45を上下方向に移動可能に支持する支持部28が設けられている。
なお、何らかの負荷によってガイドレール16の開口が開く方向(表板17が見込み方向屋外側に、裏板18が屋内側に曲がる方向)に変形しようとしても、第1係止板25、第2係止板26が錠受け45の側板46、47の先端に係止されて変形が抑制される。
ガイドレール16の裏板18の長手方向の下端部には、図2及び図7に示すように、ガイドレール16の長手方向に延びる長円形状の長孔29が裏板18の表裏面間を貫通した状態で設けられ、この長孔29内を後述する錠受け45をガイドレール16に固定するための固定手段であるねじ67が裏板18の表面側から挿通可能に構成されている。
旋錠手段43は、図2及び図7に示すように、ガイドレール16側に設けられる錠受け45と、シャッターカーテン38側に設けられるとともに、錠受け45に係止可能な錠55とから構成されている。
錠受け45は、図3〜図5に示すように、所定の間隔をおいて互いに平行に設けられる一方の側板46及び他方の側板47と、両側板46、47の一端間に一体に設けられる背板49とからなる略コ形状をなすものであって、図8及び図9に示すように、一方の側板46がガイドレール16の表板17側に位置し、他方の側板47が裏板18側に位置し、背板49が他方の側板20側に位置するように、ガイドレール16の支持部28内に上下方向に移動可能に設けられている。
この場合、図8及び図9に示すように、錠受け45の一方の側板46の先端面がガイドレール16の第1係止板25に当接し、他方の側板47の先端面が第2係止板26に当接し、背板49が第3係止板27に当接することにより、錠受け45がガイドレール16の支持部28内に上下方向に移動可能に支持されている。
錠受け45の一方の側板46及び他方の側板47の長手方向の中間部には、図3〜図5に示すように、それらの表裏面間を貫通するねじ孔48がそれぞれ設けられ、このねじ孔48内にガイドレール16の裏板18の長孔29内を挿通させたねじ67を螺合させて締め付けることにより、錠受け45がガイドレール16に固定される。ねじ67の頭部は、長孔29の幅よりも大径に形成されている。
錠受け45は、一対のガイドレール16、16に対して同一形状のものが使用され、略コ形状の開口部が互いに対向するように、各ガイドレール16に取り付けられる。すなわち、図8に示されているガイドレール16に対しては、開口部が図8中右方向を向くように取り付けられ、反対側のガイドレール(図示せず)に対しては、開口部が図8中左方向を向くように取り付けられる。
この場合、錠受け45の一方の側板46及び他方の側板47にはそれぞれねじ孔48が設けられているので、図8に示されているガイドレール16に対しては、そのガイドレール16の裏板18の長孔29を挿通させたねじ67を一方の側板46のねじ孔48に螺合させ、反対側のガイドレールに対しては、そのガイドレールの裏板の長孔を挿通させたねじを他方の側板47のねじ孔48に螺合させることになる。
各ガイドレール16の裏板18の長孔29は、各ガイドレール16に取り付けられる錠受け45の一方の側板46又は他方の側板47によって閉塞されることになるので、光漏れを防ぐ等、見栄えをよくすることができる。
各ガイドレール16の裏板18の長孔29は、土間面70のレベル(仕上がり高さ位置)のばらつきを吸収できる長さに設定される。つまり、土間面70のレベルに応じて座板41の全閉位置が決まることによって、シャッターカーテン38に設けた錠55の高さ位置も決まる。そして、図10〜図12に示すように、その錠55の高さ位置に合うようにして錠受け45を上下方向に移動して位置決めする。
なお、錠受け45の側板46、47は、ねじ孔48から側板の上端および下端までの各寸法が、長孔29の上下長さ以上の寸法を有して形成されている。従って、図10〜図12に示すように、錠受け45をいずれの高さ位置に固定した場合でも、長孔29は側板46、47によってガイドレール16の裏板12の屋外側面側から塞がれる。
錠受け45の背板49の下端には、図3〜図5に示すように、錠受け45の開口部の方向に突出する当接部51が一体に設けられ、この当接部51の上面に後述するシャッターカーテン38の下端部のスラット39の下端部の当接部40が当接可能に構成され、この当接部51をシャッターカーテン38の下端部の当接部40に当接させることにより、シャッターカーテン38の全閉位置に対応する位置に錠受け45を位置決めすることができる。
シャッターカーテン38は、前述したように、ガイドレール16内に挿入される座板41は、ガイドレール16と干渉する部分が切り落とされており、シャッターカーテン38の昇降の際に座板41がガイドレール16と干渉するのを防止している。
シャッターカーテン38は、図6に示すように、全閉位置としたときに、下端部のスラット39の幅方向の両端部がガイドレール16内の錠受け45の内部に挿入され、この状態で下端部のスラット39の下端に設けられている座板41の下面が土間面70に当接する。
この場合、錠受け45の内部に挿入されるスラット39の下端部には、図2及び図6に示すように、当接部40が設けられており、この当接部40の下面が錠受け45の当接部51の上面に当接し、又は両当接部40、51が上下方向に所定の間隔をおいて対向する。
この場合、予め、ねじ67をガイドレール16の裏板18の長孔29を挿通させて錠受け45のねじ孔48に軽く螺合させ、ねじ67の頭部を屋内側に表出させておくことにより、ねじ67の頭部を手又はドライバ等の工具で操作(ねじ67の頭部を手で掴んで操作、又はドライバ等の工具をねじ67の頭部に係合させて操作)することにより、錠受け45を上下方向に移動可能としておく。
そして、シャッターカーテン38の座板41を土間面70に当接させた状態で、ねじ67の頭部を操作して錠受け45を上下方向に移動させ、錠受け45の当接部51の上面をシャッターカーテン38のスラット39の下端部の当接部40の下面に当接させる。そして、この状態でねじ67を錠受け45のねじ孔48に強固に螺合させて締め付けることにより、錠受け45をガイドレール16に固定することができ、錠受け45をシャッターカーテン38の全閉状態に対応する位置に位置決めすることができる。この場合、錠受け45は、図10〜図12に示すように、長孔29の長さの範囲内で上下方向の位置の調整が可能となっており、土間面70のレベルのばらつきを長孔29の長さの範囲内で吸収できる。
シャッターカーテン38の下端部のスラット39には、図1、図2及び図7に示すように、旋錠手段43の錠55が取り付けられ、この錠55を作動させることにより、係止部材56がシャッターカーテン38から錠受け45の方向に突出し、図7及び図8に示すように、錠受け45の係止孔50内に挿入される。係止部材56としては、ラッチ、鎌状部材等の各種のものを使用することができる。
そして、錠受け45をガイドレール16にねじ67により固定し、シャッターカーテン38側の錠55を作動させ、係止部材56を錠受け45の係止孔50内に挿入させることにより、係止部材56が係止孔50内に係止され、シャッターカーテン38が全閉状態に旋錠される。この場合、シャッターカーテン38の下端部に設けられている座板41の下面の両縁部には、図6に示すように、下方に突出する一対の突出部42、42が一体に設けられ、この突出部42、42が土間面70に当接することにより、当接部40下面と土間面70との間に所定の隙間を形成することができる。
なお、土間面70の仕上げ状態によっては、錠受け45の当接部51とシャッターカーテン38の当接部40とが既に当接していることもあり、その場合には、錠受け45を上下方向に移動させずにそのままのガイドレール16に固定すればよい。また、錠受け45の当接部51がシャッターカーテン38の当接部40よりも上方に位置している場合には、錠受け45を下降させて錠受け45の当接部51をシャッターカーテン38の当接部40に当接させ、錠受け45をガイドレール16に固定すればよい。
上記のように構成した本実施の形態によるシャッター装置にあっては、錠受け45をガイドレール16に沿って上下方向に移動可能として、シャッターカーテン38の全閉位置に対応した位置に錠受け45を位置決めし、その位置においてシャッターカーテン38側の錠55の係止部材56が錠受け45側の係止孔50内に係止されるように構成したので、土間面70の仕上げ状態に関わらず、シャッターカーテン38側の錠55の係止部材56を錠受け45側の係止孔50に確実に係止させることができる。
また、錠受け45をガイドレール16に固定するねじ67は、頭部がガイドレール16の裏板18の屋内側面よりも屋内側に表出しているので、予め、ねじ67をガイドレール16の裏板18の長孔29を挿通させて錠受け45のねじ孔48に軽く螺合させておくことにより、ねじ67の頭部を手やドライバ等の工具で操作することにより、錠受け45を上下方向へ移動させることができるので、錠受け45の上下方向の位置の調整が容易となる。
さらに、錠受け45の当接部51は、ガイドレール16の内部の支持部28内に設けられているので、当接部51がガイドレール16から露出するようなことはなく、見栄えをよくすることができるとともに、足等が錠受け45に引っ掛かるようなことはなく、安全性を高めることもできる。
さらに、図4に示すように、錠受け45の当接部51の下面よりも側板46、47の下端が下方に突出している。また、図6に示すように、座板41の当接部40の下面よりも突出部42、42の下端が突出している。そして、錠受け45の当接部51の下面から側板46、47の下面までの寸法が、座板41の当接部40の下面から突出部42、42の下面までの寸法よりも大きくなっている。従って、土間面70が水平に仕上がった場合において、シャッターカーテン38を全閉する際に、座板41の当接部40が錠受け45の当接部51に当接してこの錠受け45の当接部51がストッパーとして働くため、座板41の突出部42、42が土間面70から浮いた状態となって、座板41の下面(突出部42、42の下面)が傷つくことはない。
なお、前記実施の形態の説明では、縦枠本体4とガイドレール取付け部10とを一体的に形成し、ガイドレール16を別体構成として縦枠3としたが、これに限らず縦枠本体4とガイドレール取付け部10とガイドレール16とを一体的に形成して縦枠3としても構わない。
また、前記実施の形態の説明では、ガイドレール16内で錠受け45を上方向に移動させて錠受け45の当接部51の上面をシャッターカーテン38のスラット39の下端部の当接部40の下面に当接させることによって、錠受け45の上下方向の位置が決まるとしたが、これに限らず錠受け45を下方向に移動させて錠受け45の当接部51の下面をシャッターカーテン38のスラット39に別途設けた当接部の上面に当接させることによって、錠受け45の上下方向の位置を決めるようにしても構わない。
本発明によるシャッター装置の錠受け構造の一実施の形態を示した縦断面図であって、シャッター装置の要部縦断面図である。 シャッターカーテンの全閉状態を示す要部拡大正面図である。 図2の錠受けの側面図である。 図3の正面図である。 図3の底面図である。 図1のシャッター装置の下端部の部分拡大図である。 シャッターカーテンの旋錠状態を示す要部拡大正面図である。 シャッターカーテンの旋錠状態を示す要部拡大横断面図である。 図8のA部のガイドレールと錠受けとの位置関係を示した説明図である。 錠受けの調整範囲を示した説明図である。 錠受けの調整範囲を示した説明図である。 錠受けの調整範囲を示した説明図である。
符号の説明
1 シャッター装置 2 シャッター枠
3 縦枠 4 縦枠本体
5 表板 6 裏板
7 一方の側板 8 他方の側板
9 フランジ板 10 ガイドレール取付け部
11 表板 12 裏板
13 一方の側板 14 他方の側板
15 切欠部 16 ガイドレール
17 表板 18 裏板
19 一方の側板 20 他方の側板
21 開口部 22 係止爪
23 取付け板 25 第1係止板
26 第2係止板 27 第3係止板
28 支持部 29 長孔
30 上枠 31 シャッターボックス
32 上板 33 フランジ板
34 側板 35 前板
36 開口部 37 ドラム
38 シャッターカーテン 39 スラット
40 当接部 41 座板
42 突出部 45 錠受け
46 一方の側板 47 他方の側板
48 ねじ孔 49 背板
50 係止孔 51 当接部
55 錠 56 係止部材
60 外壁 61 開口部
65、66、67 ねじ 70 土間面

Claims (4)

  1. 左右一対の縦枠を有するシャッター枠と、該シャッター枠の両縦枠間で昇降自在に支持されるシャッターカーテンと、該シャッターカーテンに設けられる錠と、前記縦枠に設けられて前記錠を係止させる錠受けとを備えたシャッター装置であって、
    前記錠受けは、前記縦枠に上下方向に移動可能に設けられ、
    前記錠受け及び前記シャッターカーテンは、上下方向から互いに当接する当接部を有し、
    該当接部を互いに当接させた状態で、前記錠受けを前記縦枠に固定する固定手段が設けられていることを特徴とするシャッター装置。
  2. 前記縦枠には前記シャッターカーテンの幅方向の両縁部を支持するガイドレールが設けられ、該ガイドレール内に前記錠受けが上下方向に移動可能に設けられ、前記ガイドレールには上下方向に長い長孔が設けられ、該長孔に対応する前記錠受けの部分にはねじ孔が設けられ、前記長孔を挿通させた固定手段であるねじを前記ねじ孔に螺合させて締め付けることにより、前記錠受けが前記ガイドレールに固定されることを特徴とする請求項1に記載のシャッター装置。
  3. 前記ガイドレールの長孔が設けられる面は、前記錠受けのねじ孔が設けられる面によって閉塞されていることを特徴とする請求項2に記載のシャッター装置。
  4. 前記ガイドレールは、屋外側に配置される表板と屋内側に配置される裏板とを有し、当該表板と裏板との間にシャッターカーテンの幅方向の縁部が挿入可能とされると共に前記錠受けが上下方向に移動可能に設けられており、前記裏板に前記長孔が設けられ、該長孔内に屋内側から前記ねじが挿通されて前記錠受けのねじ孔に螺合され、かつ該ねじの頭部が前記裏板の屋内側面よりも屋内側に表出していることを特徴とする請求項2又は3に記載のシャッター装置。

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