JP2007285004A - 新設用シャッターレール - Google Patents

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孝雄 榊原
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Abstract

【課題】短時間に施工可能であり、建物を傷つけることなく且つ新設による開口幅の狭まりを抑えることが可能なシャッターレールを提供する。
【解決手段】建物の開口に設けられスラットをガイドする溝部を有する既存シャッターレールの前記溝部に入り込み、前記既存シャッターレールを覆って新たな溝部を形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、既存シャッターレールを改装するための新設用シャッターレールに関する。
従来、既に設けられているシャッターレールの位置に、新設されるシャッターレールとしては、下記のような2つの方法にて新設されるシャッターレールが知られている。1つ目は、既存シャッターレールの周囲をはつって既存シャッターレールを取り外した後に取り付けられ、周囲が補修されるシャッターレールである。2つ目は、既存シャッターレールの溝部を覆う部材で塞いだ後に、その上に新設されるシャッターレールである(例えば、特許文献1参照)。
特開昭58―164885号公報
上記のようなシャッターレールは、既存シャッターレールを取り外す際に、建物をはつるため、作業に時間が長くなると共に、建物を傷つけるため雨漏り等が発生する畏れがある。一方、既存シャッターレール上にシャッターレールを新設する場合には、既存シャッターレールより建物開口の内側に新たなシャッターレールが設けられるため、建物の開口が狭くなるという課題があった。
本発明の目的は、短時間に施工可能であり、建物を傷つけることなく且つ新設による開口幅の狭まりを抑えることが可能な新設用シャッターレールを提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明の新設用シャッターレールは、建物の開口に設けられスラットをガイドする溝部を有する既存シャッターレールの前記溝部に入り込み、前記既存シャッターレールを覆って新たな溝部を形成することを特徴とする。
このような新設用シャッターレールによれば、新設用シャッターレールが既存シャッターレールの溝部に入り込んで新たな溝部を形成するので、新設用シャッターレールの全体が建物の開口の内側に突出しない。このため、既存シャッターレールにて形成されていた左右のシャッターレール間の間隔とほぼ同等の間隔を残しつつ、シャッターレールを新設することが可能である。
また、新設用シャッターレールは既存シャッターレールを覆うので、外部に既存シャッターレールが露出しない。このため、既存シャッターレールを残したままであっても建物の美観を高めることが可能である。
さらに、新設用シャッターレールは、既存シャッターレールを撤去しないため、既存シャッターレールの周囲をはつったり、固定用金物を切断したりといった作業を必要としない。このため、簡単な作業により短時間にて新たなシャッターレールを新設することが可能である。
また、建物の開口に設けられスラットをガイドする溝部を有する既存シャッターレールの前記溝部における前記建物の内側の側面を覆う内側サイドカバーと、前記溝部における前記建物の外側の側面を覆う外側サイドカバーとを有し、前記溝部の内側に新たな溝部を形成することを特徴とする新設用シャッターレールである。
このような新設用シャッターレールによれば、内側サイドカバーにて溝部における建物の内側の側面が覆われ、外側サイドカバーにて溝部における建物の外側の側面が覆われるので、既存シャッターレールの溝部における側面は外部に露出しない。このため、既存シャッターレールを残したままであっても建物の美観を高めることが可能である。
また、新設用シャッターレールは、既存シャッターレールを撤去することなく取り付けられるため、既存シャッターレールの周囲をはつったり、固定用金物を切断したりといった作業を必要としない。また、新設用シャッターレールを設置する際にもモルタルを充填する必要がないため、簡単な作業により短時間にて新たなシャッターレールを新設することが可能である。
さらに、新設用シャッターレールは、内側サイドカバーと外側サイドカバーとに2分割された構成となっているので、既存シャッターレールの溝幅に合わせて新設用シャッターレールの溝幅を設定することが可能である。このため、既存シャッターレールの溝の内側の側面に内側サイドカバーを、また、外側の側面に外側サイドカバーを接触させることにより新設用シャッターレールの溝幅を可及的に広くすることが可能である。また、新設用シャッターレールの溝幅が可変なので、汎用性が高くコストを低減させることが可能である。
本発明の新設用シャッターレールによれば、短時間に施工可能であり、建物を傷つけることなく且つ新設による開口幅の狭まりを抑えることが可能である。
以下、本発明の一実施形態としての新設用シャッターレールについて図面に基づいて説明する。
図1は、新設用シャッターレールの構成を示す横断面図である。図2は、図1の拡大図である。図1においては、建物の内側から見た際に左右となる方向を左右方向として示す。また、図2では、開口の左側に設けられた新設用シャッターレールのみを示しているが、開口の左右にそれぞれ設けられるシャッターレールは、対称となるように形成されているため、右側のシャッターレールについては省略している。
本実施形態の新設用シャッターレール10は、建物1の開口1aに設けられた既存シャッターレール3を覆うように取り付けられる。
本発明に係る新設用シャッターレール10の構成を説明する前に、まず既存シャッターレール3について説明する。
図1に示すように、既存シャッターレール3は、上下方向に移動するスラット5をガイドする溝部3aを有し、断面がほぼコ字状に形成された棒状の部材である。既存シャッターレール3の断面においてコ字状の開放された側の両端部からは溝部3aの外側に向かって延出されて、建物1の壁仕上材7と既存シャッターレール3との境界部を覆う覆部3bがそれぞれ設けられている。
建物1の躯体1bには、開口1aの内側に向かう左右の面1cにそれぞれ、対向するように上下方向に沿って凹部1dが設けられている。この凹部1dは、既存シャッターレール3の外形よりも十分に大きく形成されている。
そして、既存シャッターレール3は、凹部1dと連通するように壁仕上材7に設けたれたスリット7aにコ字状の部位が入り込み、覆部3bがスリット7aの縁部を覆うように取り付けられている。このとき、既存シャッターレール3の躯体1b側には固定金物9が設けられて凹部1dに入り込んでおり、凹部1dに充填されたモルタル8にて既存シャッターレール3が固設されている。
また、図示していないが開口1aの上部には、スラット5の巻き上げ機構と、巻き上げ機構と巻き上げたスラット5の収納部が設けられている。
新設用シャッターレール10は、既存シャッターレール3の溝部3aに入り込み溝部3aの建物内側の側面3cを覆う内側壁部12aと溝部3aの底3dに当接される内底板部12bとを有する内側サイドカバー12、及び、既存シャッターレール3の溝部3aに入り込み溝部3aの建物外側の側面3eを覆う外側壁部13aと内底板部12bに当接される外底板部13bとを有する外側サイドカバー13を有している。
内側サイドカバー12は、内側壁部12aと内底板部12bとがほぼ直交するように一枚の板材が折り曲げられて形成されている。また、内側壁部12aの、内底板部12bとは反対側の端部は、建物内側に向かって延出されており、内側サイドカバー12が既存シャッターレール3に取り付けられた際に、既存シャッターレール3の覆部3bを、建物1の壁仕上材7とにて囲む覆部カバー12cが形成されている。
外側サイドカバー13は、外側壁部13aと外底板部13bとがほぼ直交するように一枚の板材が折り曲げられて形成されている。また、外側壁部13aの、外底板部13bとは反対側の端部は、建物外側に向かって延出されており、外側サイドカバー13が既存シャッターレール3に取り付けられた際に、既存シャッターレール3の覆部3bを、建物1の壁仕上材7とにて囲む覆部カバー13cが形成されている。
内側サイドカバー12の内底板部12bと外側サイドカバー13の外底板部13bとには、内側サイドカバー12と外側サイドカバー13とが既存シャッターレール3を覆うように配置された際に、上下方向の同じ位置になるように水平方向に沿って長穴が設けられている。この長穴を貫通したねじ11により内側サイドカバー12と外側サイドカバー13とが既存シャッターレール3に固定される。既存シャッターレール3に内側サイドカバー12と外側サイドカバー13とが固定されることにより、溝部3aの内側に新たな溝部10aが形成される。
そして、新設用シャッターレール10に沿って昇降されるスラット6は、新設用シャッターレール10の溝幅に応じて、既存のスラット5より厚みを薄くすることが望ましい。
このような新設用シッターレール10によれば、既存シャッターレール3の溝部3aに入り込んで新たな溝部10aを形成するので、新設用シャッターレール10の全体が建物1の開口1aの内側に突出することはない。このため、既存シャッターレール3にて形成されていた左右のシャッターレール3、3間の間隔とほぼ同等の間隔を残しつつ、シャッターレール10を新設することが可能である。
また、既存シャッターレール3は内側サイドカバー12にて溝部3aにおける建物1の内側の側面3cが覆われ、外側サイドカバー13にて溝部3aにおける建物1の外側の側面3eが覆われるので、既存シャッターレール3の溝部3aにおける側面3c、3eは外部に露出しない。このため、既存シャッターレール3の錆や汚れが新設シャッターレール10にて隠されるので、既存シャッターレール3を残したままであっても建物1の美観を高めることが可能である。
そして、新設用シャッターレール10は、既存シャッターレール3を撤去しないため、既存シャッターレール3の周囲をはつったり、固定用金物9を切断したりといった作業を必要としない。このため施工における建物使用者及び近隣への影響を抑えることが可能であり、また、建物1を傷つけないため雨漏れ等が発生する畏れもない。さらに、新設用シャッターレール10を設置する際にもモルタルを充填する必要がないため、簡単な作業により短時間にて新たなシャッターレール10を備えることが可能である。
そして、新設用シャッターレール10は、内側サイドカバー12と外側サイドカバー13とが2分割される構成としたので、既存シャッターレール3の溝3a幅に合わせて新設用シャッターレール10の溝幅を設定することが可能である。このため、既存シャッターレール3の溝3aの内側の側面3cに内側サイドカバー12を、また、外側の側面3eに外側サイドカバー13を接触させることにより新設用シャッターレール10の溝幅を可及的に広くすることが可能である。また、新設用シャッターレール10の溝幅が可変なので、汎用性が高くコストを低減させることが可能である。
上記実施形態においては、内側サイドカバー12の内底板部12bが外側サイドカバー13の外底板部13bより既存シャッターレール3側に位置するように構成した例について説明したが、外側サイドカバー13の外底板部13bが内側サイドカバー12の内底板部12bより既存シャッターレール3側に配置されるように構成しても良い。
新設用シャッターレールの構成を示す横断面図である。 図1の拡大図である。
符号の説明
1 建物、1a 開口、1b 躯体、1c 左右の面、1d 凹部、
3 既存シャッターレール、3a 溝部、3b 覆部、3c 建物内側の側面、
3d 溝部の底、3e 建物外側の側面、5 既存のスラット、6 スラット、
7壁仕上材、7a スリット、8 モルタル、9 固定金物、
10 新設用シャッターレール、11 ねじ、10a新たな溝部、
12 内側サイドカバー、12a 内側壁部、12b 内底板部、12c 覆部カバー、13 外側サイドカバー、13a 外側壁部、13b 外底板部、13c 覆部カバー

Claims (2)

  1. 建物の開口に設けられスラットをガイドする溝部を有する既存シャッターレールの前記溝部に入り込み、前記既存シャッターレールを覆って新たな溝部を形成することを特徴とする新設用シャッターレール。
  2. 建物の開口に設けられスラットをガイドする溝部を有する既存シャッターレールの前記溝部における前記建物の内側の側面を覆う内側サイドカバーと、前記溝部における前記建物の外側の側面を覆う外側サイドカバーとを有し、前記溝部の内側に新たな溝部を形成することを特徴とする新設用シャッターレール。

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