JPH0351518Y2 - - Google Patents

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JPH0351518Y2
JPH0351518Y2 JP1038686U JP1038686U JPH0351518Y2 JP H0351518 Y2 JPH0351518 Y2 JP H0351518Y2 JP 1038686 U JP1038686 U JP 1038686U JP 1038686 U JP1038686 U JP 1038686U JP H0351518 Y2 JPH0351518 Y2 JP H0351518Y2
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lifting
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lifting cord
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は横型ブラインドの昇降コードを係止す
るコードストツパ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、手動で開閉する横型ブラインドはブラ
インドの下板に一端を固定された昇降コードをヘ
ツドボツクス内に導き、ヘツドボツクスの一端近
くでローラを介して該昇降コードを外方に導き出
し、このローラの近傍にコードストツパ装置を設
けて、コードを所望の位置に係止し、ブラインド
を所望の高さに止めるように構成されている。コ
ードストツパ装置としては、一端付近で枢着され
た複数枚の金属板から成るストツパを設け、これ
らの金属板のコード側に設けた鋭角状の凹凸部を
コードの周面に接触させることによつてコードを
所望の位置に係止し、ブラインドを所望の高さに
止めるようにしたコードストツパ装置が一般に使
用されている。しかし、この装置においては前記
の凹凸部がコードに喰込んで離れなくなり、その
ためにブラインドの昇降に支障を来たすことがあ
つた。
このようなコードストツパ装置の欠点を改良す
るものとして、近来、第5図に示すようなコード
ストツパ装置が提案された。これは平行な側板1
の間に昇降コード2を案内する案内ローラ3を回
転自在に支持するとともに傾斜板4を設けて、そ
の表面にラツク5を形成し、且つ該側板1の間に
上記のラツクと噛合う歯を周面に形成した遊転ロ
ーラ6を設け、該側板の下側に該遊転ローラの脱
落を防止する係止枠7を設けたものである。
このコードストツパ装置は、ブラインドを上げ
るために昇降コード2を引上げるときには遊転ロ
ーラ6は第5図イに示すように、係止枠7上に載
つていてブラインドを所望の高さまで引上げ、昇
降コード2を止めようとするときには第5図ロに
示すように昇降コード2を矢印で示すように左方
に振つて手を離すと、遊転ローラ6は昇降コード
2との接触により反時計方向に回転させ、この遊
転ローラの周面の歯と傾斜板4のラツク5との噛
合いにより、遊転ローラ6は上昇して第5図ハで
示すように遊転ローラ6と案内ローラ3との間に
昇降コード2を挾着して昇降コードを止める。
ブラインドを下げるために昇降コードを解放し
ようとするときには、昇降コード2を少し引下げ
ると、逆転ローラ6は自重により落下して案内ロ
ーラ3から離れ、昇降コードを解放する。そこで
昇降コードから手を離せば、ブラインドはその自
重で落下する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述のように、第5図に示す型式のコードスト
ツパ装置においては、昇降コードの解放は逆転ロ
ーラに加わる重力の作用で行われ、従つてコード
ストツパ装置を水平向きにすることはできず、ま
た、ストツパを解放してブラインドを下げるとき
においても、昇降コードを一旦ブラインド引上げ
方向すなわち垂直下方に引いてから、昇降コード
から手を離すことが必要である。
本考案は、第5図に示すような従来のコードス
トツパ装置における欠点を排除し、昇降コードを
横方向に振るだけで昇降コードを解放することが
できて、ブラインドを下げるときに昇降コードを
一旦ブラインド上昇方向に引くことを不要とし、
且つ全体的に水平に配置でき、すなわち昇降コー
ドの出口をヘツドボツクス内の側面と同一平面と
することができて、ヘツドボツクスをコンパクト
なものとし、また、外観的にも優れたものとする
ことができる横型ブラインドのコードストツパ装
置を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するための手段として本考
案は、横型ブラインドの昇降コードを係止するコ
ードストツパ装置において、中空箱形のストツパ
本体の頂面と底面との間に、該ストツパ本体内に
導入される昇降コードを案内する案内ローラを回
転自在に配設し、該ストツパ本体の一側に、上記
の案内ローラを周つて案内された昇降コードを該
ストツパ本体の外に導き出すための横方向に広い
巾をもつ昇降コード導出口を形成し、該ストツパ
本体内に該案内ローラから該昇降コード導出口に
昇降コードを案内するコードガイド部材を遊動自
在に配置し、該ストツパ本体内に、上記の昇降コ
ード導出口の一端付近から上記の案内ローラの近
くまでのびる粗面を形成し、該粗面と係合して転
動し、その内端移動位置で該案内ローラに押しつ
けられて、昇降コードを挾着係止する係止ローラ
を該コードガイド部材に回転自在にとりつけ、且
つ上記の昇降コードを上記の昇降コード導出口の
巾方向に振ることによつて、上記のコードガイド
部材を、該係止ローラが上記の粗面に接する位置
と該粗面から離れる位置との間に揺動させるよう
に、該コードガイド部材を案内する揺動案内部を
上記のストツパ本体に設けたことを特徴とする横
型ブラインドのコードストツパ装置を提供する。
〔実施例〕
以下、図示の本考案の一実施例について説明す
る。
第1図は本考案に係るコードストツパ装置の分
解斜視図でケース11および蓋体12によつて中
空箱形のストツパ本体を形成する。このストツパ
本体内には鎖線で示すようにストツパ本体内に導
入される昇降コード13を案内する案内ローラ1
4がストツパ本体の頂面(蓋体12の下面)と底
面(ケース11の底面)との間に回転自在に配設
される。このようにストツパ本体内に導入され案
内ローラ14を周ぐつて案内された昇降コード1
3を該ストツパ本体の外に導き出すための横方向
に広い巾をもつ昇降コード導出口15が該ストツ
パ本体の一側に形成される。
該ストツパ本体内に、該案内ローラ14から昇
降コード導出口15に昇降コード13を案内する
コードガイド部材16が遊動自在に配置される。
また、ストツパ本体のケース11には昇降コード
導出口15の一端付近から案内ローラ14の近く
までのびる粗面17が形成される。粗面17は図
示の実施例ではローレツトとして形成されてい
る。この粗面と係合して転動する係止ローラ18
(図示の例ではローレツト17と係合するローレ
ツトを周面に形成されたローレツトローラ)が該
コードガイド部材16に回転自在に装着される。
この係止ローラ18は上記粗面17に係合して昇
降コード13が上方に引かれるに伴つて粗面17
に沿つて転動し、その移動内端位置で案内ローラ
14に押しつけられて、昇降コード13を挾着係
止する。
上記のコード13を上記の昇降コード導入口1
5の巾方向に振ることによつて、該コードガイド
部材16を係止ローラ18が粗面17に接する位
置と該粗面17から離れる位置との間に揺動させ
るように該コードガイド部材16を案内する揺動
案内部がストツパ本体に形成される。
この揺動案内部は図示の例ではケース11の底
面に形成された案内面19として形成されていて
昇降コード13を導出口15内で左右に振ること
によつてコードガイド部材16の縁面がこの案内
面19上で移動し、コードガイド部材16を駆動
させ係止ローラ18を粗面17に対して接離す
る。この揺動案内部は蓋体12の下面に形成して
もよいし、或いは、ストツパ本体にカム溝を形成
し、コードガイド部材に、これに係合する突起を
形成して、昇降コードの操作によりコードガイド
部材を揺動させるようにしてもよい。
〔作用〕
以下に第2図、第3図を参照して上記の装置の
作用について説明する。
第2図はブラインドを降した状態を示し、昇降
コード13は案内ローラ14を周ぐり、コードガ
イド部材16を通つて、導出口15からヘツドボ
ツクスの外に出て下方に垂下している。
第3図イはブラインドを上げている状態で昇降
コード13を下方に引くことによりコードガイド
部材16は第2図と同様の位置に位置し、昇降コ
ード13はブラインドが所望の高さに達したら、
昇降コード13を右方に振る。これによりコード
ガイド部材16は第3図ロに示すように右方に揺
動し、係止ローラ18の周面(ローレツト)がケ
ースに設けられた粗面17(ローレツト)に係合
する。ここで昇降コードから手をはなすと、係止
ローラ18は回転せしめられ、粗面17に沿つて
転動して、その移動内端位置でローラ14に押し
つけられてその間に昇降コードを挾着係止する。
かくして、ブラインドは所望の上昇位置に固定さ
れる。
ストツパを解除して、ブラインドを際ろそうと
する時には、昇降コード13を左方に振れば、コ
ードガイド部材16は案内面19に沿つて揺動し
て、係止ローラ18を直ちに案内ローラ14から
離脱させ、昇降コード13を解放してブラインド
を降下させる。
第4図は本考案によるコードストツパ装置20
をブラインドのヘツドボツクス21にとりつけた
状態を示す。前記のように、本考案によるコード
ストツパ装置は、従来のように係止ローラに加わ
る重力の作用によつてコードの解放を行うもので
なく、昇降コードを左右へ振るだけで、昇降コー
ドの係止および解放を強制的に行なうように構成
されているので、ブラインドを降ろす時に、昇降
コードを一旦下方に引いて、係止ローラを外ずし
てから、昇降コードを側方に振るという二段の操
作は不要で、昇降コードを側方に振るだけでの操
作で、ブラインドの降下を開始させることがで
き、操作が便利である。
また、本考案によるコードストツパ装置は、上
述のように重力作用には無関係であるので、完全
に水平に配置でき、第4図に示すように、昇降コ
ード導出口はヘツドボツクスの側面と完全に一平
面となるように配置することができ、従来のよう
に昇降コード導出口を下向きにしたり、或いは、
斜め下方向きにする必要がなく、従つて、全体的
にコンパクトな形態に構成することができ、外観
的にも優れた横型ブラインド、プリーツブライン
ド等が提供できる。
なお本考案コードストツパ装置はブラインドの
みではなくスダレその他のコードストツパーとし
ても利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るコードストツパ装置の一
実施例を示す分解斜視図、第2図、第3図イ,ロ
は第1図に示す装置の作用を説明する図、第4図
は第1図に示すコードストツパ装置をブラインド
のヘツドボツクスに装着した状態を示す図、第5
図イ,ロ,ハは従来のコードストツパ装置の動作
を示す図である。 11……ケース、12……蓋体、13……昇降
コード、14……案内ローラ、15……昇降コー
ド導出口、16……コードガイド部材、17……
粗面、18……係止ローラ、19……案内面、2
0……コードストツパ装置、21……ヘツドボツ
クス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横型ブラインドの昇降コードを係止するコード
    ストツパ装置において、中空箱形のストツパ本体
    の頂面と底面との間に、該ストツパ本体内に導入
    される昇降コードを案内する案内ローラを回転自
    在に配設し、該ストツパ本体の一側に、上記の案
    内ローラを周ぐつて案内された昇降コードを該ス
    トツパ本体の外に導き出すための横方向に広い巾
    をもつ昇降コード導出口を形成し、該ストツパ本
    体内に、該案内ローラから該昇降コード導出口に
    昇降コードを案内するコードガイド部材を遊動自
    在に配置し、該ストツパ本体内に上記の昇降コー
    ド導出口の一端付近から上記の案内ローラの近く
    までのびる粗面を形成し、該粗面と係合して転動
    し、その内端移動位置で該案内ローラに押しつけ
    られて昇降コードを挟着係止する係止ローラを該
    コードガイド部材に回転自在にとりつけ、且つ上
    記の昇降コードを上記の昇降コード導出口の巾方
    向に振ることによつて、上記のコードガイド部材
    を該係止ローラが上記の粗面に接する位置と該粗
    面から離れる位置との間に揺動させるように、該
    コードガイド部材を案内する揺動案内部を上記の
    ストツパ本体に設けたことを特徴とする横型ブラ
    インドのコードストツパ装置。
JP1038686U 1986-01-29 1986-01-29 Expired JPH0351518Y2 (ja)

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JP1038686U JPH0351518Y2 (ja) 1986-01-29 1986-01-29

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JPS62124198U JPS62124198U (ja) 1987-08-06
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JPS62124198U (ja) 1987-08-06

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