JPH0454654Y2 - - Google Patents
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- JPH0454654Y2 JPH0454654Y2 JP19304386U JP19304386U JPH0454654Y2 JP H0454654 Y2 JPH0454654 Y2 JP H0454654Y2 JP 19304386 U JP19304386 U JP 19304386U JP 19304386 U JP19304386 U JP 19304386U JP H0454654 Y2 JPH0454654 Y2 JP H0454654Y2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
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- 238000007667 floating Methods 0.000 description 1
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
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- Slide Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、摺動子受をスライド操作して複数の
固定接点の切換を行なうスライド操作型スイツチ
に関するものである。
固定接点の切換を行なうスライド操作型スイツチ
に関するものである。
摺動子受をスライド操作することにより、複数
の固定接点の切換を行なわせるスライド操作型ス
イツチが使用されている。
の固定接点の切換を行なわせるスライド操作型ス
イツチが使用されている。
第7図及び第8図を用いて従来使用されている
スライド操作型スイツチについて説明する。
スライド操作型スイツチについて説明する。
ここで、第7図は従来使用されているスライド
操作型スイツチの全体構成を示す分解斜視図であ
り、第8図はそのスイツチに備えられる絶縁基板
部分の構成を示す平面説明図である。
操作型スイツチの全体構成を示す分解斜視図であ
り、第8図はそのスイツチに備えられる絶縁基板
部分の構成を示す平面説明図である。
第7図に示すように、ほぼ長方形板状で全周縁
が板面より突出した形状の絶縁基板1には、その
長手方向の一方の側縁部2に沿つて帯状の共通接
片3が取り付けられ、共通接片3の両端が絶縁基
板1の両端から共通端子4として延出されてい
る。
が板面より突出した形状の絶縁基板1には、その
長手方向の一方の側縁部2に沿つて帯状の共通接
片3が取り付けられ、共通接片3の両端が絶縁基
板1の両端から共通端子4として延出されてい
る。
また、絶縁基板1の長手方向の他方の側縁部5
に沿つて複数の固定接片6が埋め込み固定され、
これらの固定接片6の先端部は、絶縁基板1の外
部に固定端子7として延出されている。これらの
固定端子7及び前述の共通端子4は、絶縁基板1
の板面に対して直角に同一方向に折り曲げられて
いる。さらに、絶縁基板1の両側面には複数の挾
持突起8が形成されている。
に沿つて複数の固定接片6が埋め込み固定され、
これらの固定接片6の先端部は、絶縁基板1の外
部に固定端子7として延出されている。これらの
固定端子7及び前述の共通端子4は、絶縁基板1
の板面に対して直角に同一方向に折り曲げられて
いる。さらに、絶縁基板1の両側面には複数の挾
持突起8が形成されている。
一方、摺動子受9の上面には操作軸10が一体
に突出形成され、下面には摺動子11がカシメ等
の適宜手段で固着されている。そして、この摺動
子受9は、摺動子11を共通接片3と固定接片6
とにわたつて接触させて、絶縁基板1の板面上に
配される。この状態で操作軸10の長方形環状の
摺動フイルム12が挿通され、さらに操作軸10
の端部を摺動溝13から突出させて、一面を開口
面とした長方体筒状の例えば金属製の枠体14
が、絶縁基板1に対して嵌合固定される。
に突出形成され、下面には摺動子11がカシメ等
の適宜手段で固着されている。そして、この摺動
子受9は、摺動子11を共通接片3と固定接片6
とにわたつて接触させて、絶縁基板1の板面上に
配される。この状態で操作軸10の長方形環状の
摺動フイルム12が挿通され、さらに操作軸10
の端部を摺動溝13から突出させて、一面を開口
面とした長方体筒状の例えば金属製の枠体14
が、絶縁基板1に対して嵌合固定される。
この枠体14の両側面には、一体に延長形成さ
れた固定片15が複数個設けられており、絶縁基
板1に対する枠体14の嵌合時において、これら
の固定片15が前述せる挾持突起8間に挾持され
て、枠体14は絶縁基板1に嵌合される。これら
の固定片15の端部が、絶縁基板1に対してかし
め付けられて、絶縁基板1に対して枠体14が固
定される。
れた固定片15が複数個設けられており、絶縁基
板1に対する枠体14の嵌合時において、これら
の固定片15が前述せる挾持突起8間に挾持され
て、枠体14は絶縁基板1に嵌合される。これら
の固定片15の端部が、絶縁基板1に対してかし
め付けられて、絶縁基板1に対して枠体14が固
定される。
次に、絶縁基板1に対する共通接片3及び固定
接片6の埋め込み固定状態を、第8図を用いて説
明する。
接片6の埋め込み固定状態を、第8図を用いて説
明する。
共通接片3には絶縁基板1の長手方向の一方の
側縁部2に沿つて、長手方向にほぼ直角に保持片
19が一定に突出形成されており、この保持片1
9が絶縁基板1の側縁部2に埋め込み固定されて
いる。また、共通接片3の長手方向の両端部は、
絶縁基板1の両端部分に埋め込まれ、その先端部
が前述のように絶縁基板1の外部に導出されて共
通端子4とされている。
側縁部2に沿つて、長手方向にほぼ直角に保持片
19が一定に突出形成されており、この保持片1
9が絶縁基板1の側縁部2に埋め込み固定されて
いる。また、共通接片3の長手方向の両端部は、
絶縁基板1の両端部分に埋め込まれ、その先端部
が前述のように絶縁基板1の外部に導出されて共
通端子4とされている。
一方、固定接片6の一端には板面に直角に折曲
片16が形成されており、この折曲片16が絶縁
基板1の板面に埋め込まれている。また、固定接
片6の他端部には絶縁基板1の他方の側縁部5に
埋め込まれ、その先端部が前述せるように絶縁基
板1の外部に導出されて固定端子7となつてい
る。
片16が形成されており、この折曲片16が絶縁
基板1の板面に埋め込まれている。また、固定接
片6の他端部には絶縁基板1の他方の側縁部5に
埋め込まれ、その先端部が前述せるように絶縁基
板1の外部に導出されて固定端子7となつてい
る。
これらの共通接片3、固定接片6、保持片1
9、折曲片16は、金属製フープ材からのプレス
加工により一体に成型され、モールド成形の手段
で絶縁基板1に対して埋め込まれ固定される。
9、折曲片16は、金属製フープ材からのプレス
加工により一体に成型され、モールド成形の手段
で絶縁基板1に対して埋め込まれ固定される。
このような構成の従来使用されているスライド
操作型スイツチでは、摺動溝13から突出配設さ
れる操作軸10を摺動溝13内で摺動操作する
と、その摺動位置に対応して共通端子4と各固定
端子7間での、スイツチのON−OFF動作が行な
われる。
操作型スイツチでは、摺動溝13から突出配設さ
れる操作軸10を摺動溝13内で摺動操作する
と、その摺動位置に対応して共通端子4と各固定
端子7間での、スイツチのON−OFF動作が行な
われる。
ところで、前述のような従来使用されているス
ライド操作型スイツチにおいては、共通接片3が
帯状に長い形状であるために、共通接片3の固定
接片6側の側縁部に対して絶縁基板1の板面から
の浮きが生じ易い。
ライド操作型スイツチにおいては、共通接片3が
帯状に長い形状であるために、共通接片3の固定
接片6側の側縁部に対して絶縁基板1の板面から
の浮きが生じ易い。
このような共通接片3の浮きが生じると、摺動
子11の摺動に上下動が生じ摺動子受9の摺動が
円滑に行なわれず摺動感触が低下するだけでな
く、場合によつては共通接片3及び固定接片6に
対する摺動子11の接触不良が生じることもあ
る。
子11の摺動に上下動が生じ摺動子受9の摺動が
円滑に行なわれず摺動感触が低下するだけでな
く、場合によつては共通接片3及び固定接片6に
対する摺動子11の接触不良が生じることもあ
る。
本考案は前述のようなスライド操作型スイツチ
の現状に鑑みてなされたものであり、その目的は
共通接片の固定接片側における絶縁基板からの浮
き上がりを防止し、摺動子の固定接片及び共通接
片に対する接触圧が一定し、常に安定した接触摺
動操作を行なうことが可能なスライド操作型スイ
ツチを提供することにある。
の現状に鑑みてなされたものであり、その目的は
共通接片の固定接片側における絶縁基板からの浮
き上がりを防止し、摺動子の固定接片及び共通接
片に対する接触圧が一定し、常に安定した接触摺
動操作を行なうことが可能なスライド操作型スイ
ツチを提供することにある。
前記した目的を達成するために、本考案では絶
縁基板の長手方向の一方の側縁部に沿つて帯状の
共通接片を配設し、この共通接片の長手方向の端
部には前記絶縁基板を通つて外部に導出する共通
端子が形成され、前記絶縁基板には前記共通接片
の一側縁に対向して複数の固定接片を配設し、こ
れら固定接片の先端部には前記絶縁基板を通つて
外部に導出する固定端子が形成され、且つ前記絶
縁基板上にはその長手方向に摺動自在に摺動子受
が配設され、この摺動子受には前記共通接片と前
記固定接片とにわたつて接触摺動する摺動子が取
り付けられたスライド操作型スイツチにおいて、
前記共通接片の一側縁にその長手方向にほぼ直交
する保持用突部を一体に突出形成すると共に、こ
の保持用突部の先端を前記固定接片間を通つて前
記絶縁基板に埋め込み固定した構成となつてい
る。
縁基板の長手方向の一方の側縁部に沿つて帯状の
共通接片を配設し、この共通接片の長手方向の端
部には前記絶縁基板を通つて外部に導出する共通
端子が形成され、前記絶縁基板には前記共通接片
の一側縁に対向して複数の固定接片を配設し、こ
れら固定接片の先端部には前記絶縁基板を通つて
外部に導出する固定端子が形成され、且つ前記絶
縁基板上にはその長手方向に摺動自在に摺動子受
が配設され、この摺動子受には前記共通接片と前
記固定接片とにわたつて接触摺動する摺動子が取
り付けられたスライド操作型スイツチにおいて、
前記共通接片の一側縁にその長手方向にほぼ直交
する保持用突部を一体に突出形成すると共に、こ
の保持用突部の先端を前記固定接片間を通つて前
記絶縁基板に埋め込み固定した構成となつてい
る。
上記の如く構成すると、共通接片の各固定接片
と対向する一側縁が保持用突部によつて絶縁基板
に強固に固定されるため、共通接片が絶縁基板か
ら浮き上がることがなく、摺動子は共通接片及び
固定接片に一定接触圧で接触し、常に安定な摺動
操作を行なうことが可能となる。
と対向する一側縁が保持用突部によつて絶縁基板
に強固に固定されるため、共通接片が絶縁基板か
ら浮き上がることがなく、摺動子は共通接片及び
固定接片に一定接触圧で接触し、常に安定な摺動
操作を行なうことが可能となる。
以下本考案の実施例を、第1図乃至第6図を使
用して詳細に説明する。
用して詳細に説明する。
ここで、第1図は本考案の一実施例い係る絶縁
基板の平面説明図、第2図はその絶縁基板が組込
まれたスライド操作型スイツチの外観を示す斜視
図、第3図乃至第6図は絶縁基板に対する共通接
片及び固定接片の埋め込み工程の各段階をそれぞ
れ示す平面説明図である。
基板の平面説明図、第2図はその絶縁基板が組込
まれたスライド操作型スイツチの外観を示す斜視
図、第3図乃至第6図は絶縁基板に対する共通接
片及び固定接片の埋め込み工程の各段階をそれぞ
れ示す平面説明図である。
本実施例においては、すでに第7図及び第8図
を用いて説明した従来使用されているスライド操
作型スイツチに対して、第1図に示すように共通
接片3に一体に所定間隔を存して複数本(実施例
では2本)の保持用突部17が形成され、これら
の保持用突部17が絶縁基板1の他方の側縁部5
に、固定接片6間を通つて埋め込まれた構成とな
つている。
を用いて説明した従来使用されているスライド操
作型スイツチに対して、第1図に示すように共通
接片3に一体に所定間隔を存して複数本(実施例
では2本)の保持用突部17が形成され、これら
の保持用突部17が絶縁基板1の他方の側縁部5
に、固定接片6間を通つて埋め込まれた構成とな
つている。
即ち、絶縁基板1の長手方向の一方の側縁部2
に沿つて配設される帯状の共通接片3には、この
一方の側縁部2側において長手方向に直角に4個
の保持片19が一体に形成され、中央の2個の保
持片19の延長方向に、絶縁基板1の他方の側縁
部5側に保持用突部17が形成されている。
に沿つて配設される帯状の共通接片3には、この
一方の側縁部2側において長手方向に直角に4個
の保持片19が一体に形成され、中央の2個の保
持片19の延長方向に、絶縁基板1の他方の側縁
部5側に保持用突部17が形成されている。
このような形状の共通接片3は、保持片19が
絶縁基板1に対して一方の側縁部2側で埋め込ま
れ、また保持用突部17が絶縁基板1に対して他
方の側縁部5側で埋め込まれている。さらに、共
通接片3の長手方向の両端が、絶縁基板1の長手
方向の両端部に埋め込まれ、且つその先端部が絶
縁基板1外部に導出されて共通端子4となつてい
る。
絶縁基板1に対して一方の側縁部2側で埋め込ま
れ、また保持用突部17が絶縁基板1に対して他
方の側縁部5側で埋め込まれている。さらに、共
通接片3の長手方向の両端が、絶縁基板1の長手
方向の両端部に埋め込まれ、且つその先端部が絶
縁基板1外部に導出されて共通端子4となつてい
る。
ここで、共通接片3の一側縁部側は各保持片1
9が絶縁基板1の側縁部2に埋め込まれることに
より、絶縁基板1に対して安定に固定されてい
る。また、共通接片3の両端部は、それぞれ絶縁
基板1の長手方向の両端部の縁部21に埋め込ま
れているので、共通接片3は長手方向でも安定に
固定されている。さらに、共通接片3は長手方向
の中央位置に対称に形成されている保持用突部1
7により、絶縁基板1の他方の側縁部5に埋め込
み固定されている。
9が絶縁基板1の側縁部2に埋め込まれることに
より、絶縁基板1に対して安定に固定されてい
る。また、共通接片3の両端部は、それぞれ絶縁
基板1の長手方向の両端部の縁部21に埋め込ま
れているので、共通接片3は長手方向でも安定に
固定されている。さらに、共通接片3は長手方向
の中央位置に対称に形成されている保持用突部1
7により、絶縁基板1の他方の側縁部5に埋め込
み固定されている。
従つて、共通接片3の板面は絶縁基板1の板面
と全面において密着し、共通接片3の周縁が絶縁
基板1の板面から浮き上ることがない構成となつ
ている。
と全面において密着し、共通接片3の周縁が絶縁
基板1の板面から浮き上ることがない構成となつ
ている。
このように固定接片6及び共通接片3が固定さ
れた絶縁基板1に対して、すでに第7図及び第8
図を用いて従来使用されているスライド操作型ス
イツチについて説明したように、摺動子受9及び
枠体14が順次組み付けられ、全体が第2図に示
すように構成されている。
れた絶縁基板1に対して、すでに第7図及び第8
図を用いて従来使用されているスライド操作型ス
イツチについて説明したように、摺動子受9及び
枠体14が順次組み付けられ、全体が第2図に示
すように構成されている。
第2図において、摺動溝13から突出配設され
ている操作軸10を摺動操作すると、第7図です
でに説明したように摺動子受9に取り付けられて
いる摺動子(図示せず)が、共通接片3と固定接
片6にわたつて安定に摺動するような構成が実現
されている。
ている操作軸10を摺動操作すると、第7図です
でに説明したように摺動子受9に取り付けられて
いる摺動子(図示せず)が、共通接片3と固定接
片6にわたつて安定に摺動するような構成が実現
されている。
次に、絶縁基板1に対する共通接片3及び固定
接片6の固定埋め込み工程を、第3図乃至第6図
を用いて説明する。
接片6の固定埋め込み工程を、第3図乃至第6図
を用いて説明する。
まず、第3図に示す第1の工程で、金属製フー
プ材からプレス加工によつて、第1及び第2の連
結片25,26間に共通接片3及び固定接片6が
一体に連結形成され、図示の如き形状の接片原板
27が形成される。
プ材からプレス加工によつて、第1及び第2の連
結片25,26間に共通接片3及び固定接片6が
一体に連結形成され、図示の如き形状の接片原板
27が形成される。
次に、第4図に示す第2工程で、前記接片原板
27の共通接片3と固定接片6との連結部が切断
され、固定接片6に連結されて残る連結部がチツ
プとされる。さらにこれらのチツプが、固定接片
6の板面に直角に折り曲げられ、前記した折曲片
16が形成される。
27の共通接片3と固定接片6との連結部が切断
され、固定接片6に連結されて残る連結部がチツ
プとされる。さらにこれらのチツプが、固定接片
6の板面に直角に折り曲げられ、前記した折曲片
16が形成される。
引き続いて第5図に示す第3の工程では、連結
片25側、連結片26側及びこれらの連結片の両
端の接続部分側で、接片原板27が図示しない成
型機の上型及び下型間に挾持固定され、型内に樹
脂材が流入されてモールド成型が行なわれる。こ
のモールド成型によつて、保持片19が絶縁基板
1の一方の側縁部2に、保持用突部17が絶縁基
板1の他方の側縁部5に、また共通片3の長手方
向の両端部の共通端子4が絶縁基板1の縁部21
にそれぞれ埋め込まれて、絶縁基板1に対して共
通接片3が埋め込み固定される。
片25側、連結片26側及びこれらの連結片の両
端の接続部分側で、接片原板27が図示しない成
型機の上型及び下型間に挾持固定され、型内に樹
脂材が流入されてモールド成型が行なわれる。こ
のモールド成型によつて、保持片19が絶縁基板
1の一方の側縁部2に、保持用突部17が絶縁基
板1の他方の側縁部5に、また共通片3の長手方
向の両端部の共通端子4が絶縁基板1の縁部21
にそれぞれ埋め込まれて、絶縁基板1に対して共
通接片3が埋め込み固定される。
また、固定接片6の折曲片16が絶縁基板1の
板面に埋め込まれ、また固定接片6の先端部側が
絶縁基板1の他方の側縁部5に埋め込まれて、固
定接片6が絶縁基板1に対して埋め込み固定され
る。
板面に埋め込まれ、また固定接片6の先端部側が
絶縁基板1の他方の側縁部5に埋め込まれて、固
定接片6が絶縁基板1に対して埋め込み固定され
る。
最後に、第6図に示す第4の工程において、両
端側の共通端子4部分を残して、第1の連結片2
5がその両端部側及び保持片19部分で切断され
る。さらに、第2の連結片26が両端側の共通端
子4部分及び各固定端子7部分を残して、その両
端部側及び各固定端子7の両側部において切断さ
れる。
端側の共通端子4部分を残して、第1の連結片2
5がその両端部側及び保持片19部分で切断され
る。さらに、第2の連結片26が両端側の共通端
子4部分及び各固定端子7部分を残して、その両
端部側及び各固定端子7の両側部において切断さ
れる。
このような第1乃至第4の工程を経て、すでに
説明した第1図に示す構成の固定接片6及び共通
接片3が埋め込み固定された絶縁基板1が得られ
る。
説明した第1図に示す構成の固定接片6及び共通
接片3が埋め込み固定された絶縁基板1が得られ
る。
前述のような製造工程を経て固定接片6及び共
通接片3が埋め込み固定された絶縁基板1に対し
て、すでに第7図を用いて説明した従来のスライ
ド操作型スイツチと全く同様にして、摺動子受9
及び枠体14が組み付けられる。
通接片3が埋め込み固定された絶縁基板1に対し
て、すでに第7図を用いて説明した従来のスライ
ド操作型スイツチと全く同様にして、摺動子受9
及び枠体14が組み付けられる。
次に、このように構成されたスライド操作型ス
イツチの動作について説明する。
イツチの動作について説明する。
第2図において摺動溝13に沿つて操作軸10
を移動させると、共通接片3と固定接片6にまた
がるようにして摺動子がこれらの接片に接触して
摺動する。従つて、共通端子4と各固定端子7間
は、摺動子が固定接片6と共通接片3とに接触し
た位置で短絡され、摺動子が共通接片3のみと接
触した位置では開放される。
を移動させると、共通接片3と固定接片6にまた
がるようにして摺動子がこれらの接片に接触して
摺動する。従つて、共通端子4と各固定端子7間
は、摺動子が固定接片6と共通接片3とに接触し
た位置で短絡され、摺動子が共通接片3のみと接
触した位置では開放される。
このようにして、操作軸10を摺動溝13に沿
つて移動させることによつて、各固定端子7間の
スイツチ動作を行なわせることが出来る。
つて移動させることによつて、各固定端子7間の
スイツチ動作を行なわせることが出来る。
共通接片3は長手方向の両端部、保持片19及
び保持用突部17の4方向でそれぞれ絶縁基板1
に埋め込み固定されているので、共通接片3の絶
縁基板1からの浮き上りは完全に防止されて、摺
動全域にわたつて摺動子と共通接片3及び固定接
片6の接続圧は一定となり、安定した高精度の摺
動操作が行なわれる。
び保持用突部17の4方向でそれぞれ絶縁基板1
に埋め込み固定されているので、共通接片3の絶
縁基板1からの浮き上りは完全に防止されて、摺
動全域にわたつて摺動子と共通接片3及び固定接
片6の接続圧は一定となり、安定した高精度の摺
動操作が行なわれる。
以上詳細に説明したように、本考案によると、
保持用突部を利用して共通接片の固定接片側端面
までが絶縁基板に埋め込み固定されるため、絶縁
基板からの共通接片の浮き上りが完全に防止さ
れ、摺動全域での固定接片及び共通接片に対する
摺動子の接触圧が一定となり、同一の摺動感触で
接触不良を生ずることなく安定で高精度の摺動操
作を行なうことが可能な、スライド操作型スイツ
チを提供することが出来る。
保持用突部を利用して共通接片の固定接片側端面
までが絶縁基板に埋め込み固定されるため、絶縁
基板からの共通接片の浮き上りが完全に防止さ
れ、摺動全域での固定接片及び共通接片に対する
摺動子の接触圧が一定となり、同一の摺動感触で
接触不良を生ずることなく安定で高精度の摺動操
作を行なうことが可能な、スライド操作型スイツ
チを提供することが出来る。
第1図は本考案の一実施例に係る絶縁基板の平
面説明図、第2図はその絶縁基板が組込まれたス
ライド操作型スイツチの外観を示す斜視図、第3
図、第4図、第5図、第6図は本考案の実施例で
の絶縁基板に対する共通接片及び固定接片の埋め
込み工程の各段階をそれぞれ示す平面説明図、第
7図は従来のスライド操作型スイツチの全体構成
を示す分解斜視図、第8図はそのスイツチに備え
られる絶縁基板を示す平面説明図である。 1……絶縁基板、2……一方の側縁部、3……
共通接片、4……共通端子、5……他方の側縁
部、6……固定接片、7……固定端子、9……摺
動子受、10……操作軸、11……摺動子、14
……枠体、16……折曲片、17……保持用突
部、19……保持片、25……第1の連結片、2
6……第2の連結片、27……接片原板。
面説明図、第2図はその絶縁基板が組込まれたス
ライド操作型スイツチの外観を示す斜視図、第3
図、第4図、第5図、第6図は本考案の実施例で
の絶縁基板に対する共通接片及び固定接片の埋め
込み工程の各段階をそれぞれ示す平面説明図、第
7図は従来のスライド操作型スイツチの全体構成
を示す分解斜視図、第8図はそのスイツチに備え
られる絶縁基板を示す平面説明図である。 1……絶縁基板、2……一方の側縁部、3……
共通接片、4……共通端子、5……他方の側縁
部、6……固定接片、7……固定端子、9……摺
動子受、10……操作軸、11……摺動子、14
……枠体、16……折曲片、17……保持用突
部、19……保持片、25……第1の連結片、2
6……第2の連結片、27……接片原板。
Claims (1)
- 絶縁基板の長手方向の一方の側縁部に沿つて帯
状の共通接片を配設し、この共通接片の長手方向
の端部には前記絶縁基板を通つて外部に導出する
共通端子が形成され、前記絶縁基板には前記共通
接片の一側縁に対向して複数の固定接片を配設
し、これら固定接片の先端部には前記絶縁基板を
通つて外部に導出する固定端子が形成され、且つ
前記絶縁基板上にはその長手方向に摺動自在に摺
動子受が配設され、この摺動子受には前記共通接
片と前記固定接片とにわたつて接触摺動する摺動
子が取り付けられたスライド操作型スイツチにお
いて、前記共通接片の一側縁にその長手方向にほ
ぼ直交する保持用突部を一体に突出形成すると共
に、この保持用突部の先端を前記固定接片間を通
つて前記絶縁基板に埋め込み固定したことを特徴
とするスライド操作型スイツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19304386U JPH0454654Y2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19304386U JPH0454654Y2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6399628U JPS6399628U (ja) | 1988-06-28 |
JPH0454654Y2 true JPH0454654Y2 (ja) | 1992-12-22 |
Family
ID=31148697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19304386U Expired JPH0454654Y2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0454654Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-12-17 JP JP19304386U patent/JPH0454654Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6399628U (ja) | 1988-06-28 |
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