JPH045435A - 内燃機関 - Google Patents

内燃機関

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JPH045435A
JPH045435A JP10778390A JP10778390A JPH045435A JP H045435 A JPH045435 A JP H045435A JP 10778390 A JP10778390 A JP 10778390A JP 10778390 A JP10778390 A JP 10778390A JP H045435 A JPH045435 A JP H045435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
crankcase
sound insulation
insulation cover
engine body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10778390A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Komatsu
宏 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP10778390A priority Critical patent/JPH045435A/ja
Publication of JPH045435A publication Critical patent/JPH045435A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、内燃機関に係り、詳しくは、その構造、特に
音振性能の向上を意図した内燃機関に関する。
(従来の技術) 従来の内燃機関としては、例えば第9.10図に示すよ
うなものがある( S A E 870633号参照)
第9図において、1はシリンダブロックであり、シリン
タフロック1はピストン2およびコンロノド3を支持す
るクランクシャフト4をベアリングキャップ5により支
持する構造となっている。また、シリンダブロック1の
ロアデツキ6より上方でクランクケース7が剛結合され
ている。なお、クランクケース7とバルクヘッド側のク
ランクジャーナル軸受部8とは直接に結合されていない
一方、トランスミッション9との結合は、第10図に示
すようにクランクシャフト4とイノプツトシャフト10
との中心が一致するによう、シリンタフロック1とトラ
ンスミッションケース1lltl!I結合している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の内燃機関にあっては、
シリンダブロックの振動が直接にクランクケースに伝わ
る構造となっていたため、クランクケースからの放射音
が大きく、エンジンマウント部への加振力も低減できな
いというという問題点があった。
一方、上記問題点の一部についての解決に関連若しくは
類似の技術としては、例えば実開昭6334315号公
報に記載のものがある。このものは、シリンダボアのピ
ストン下死点側口を遮蔽板で覆うことで、機関内部空間
のオイル飛散防止構造を意図しているが、構造的にはク
ランクケースからの放射音の影響について多少は対処可
能と考えられる。しかし、あくまでもクランクケースの
内部に遮蔽板があるにすぎず、しかもほんの一部である
から、クランクケースからの放射音を効率よく低減でき
るものではない。
また、実開昭59−88231号公報に記載のものもあ
り、このものは、機関本体にその一部を覆う防音カバー
を設けるとともに、該防音カバーとの間に弾性部材を挟
持し、弾性部材に振動抑制部材を設けて機関の振動を抑
制するものである。しかし、このものは、機関の振動低
減を図るのみで、クランクケースからの放射音も同時に
効率よく低減できるものではない。
(発明の目的) そこで本発明は、放射音の低減およびエンジンマウント
部への加振力を同時に効率よく低減できる内燃機関を提
供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明による内燃機関は上記目的達成のため、機関本体
のクランクケース全体をロアデツキ上部から所定の遮音
カバーで包み、該遮音カバーは、弾性体を介して機関本
体に取り付けるとともに、遮音カバーをエンジンマウン
トに固定し、さらに、機関本体のクランク軸とトランス
ミッションの入力軸とを所定の自在継手を介して結合し
たことを特徴としている。
(作用) 本発明では、機関本体のクランクケース全体がロアデツ
キ上部から所定の遮音カバーで包まれるため、放射音の
低減が図られる。
また、弾性体で機関本体が支持され、さらに、クランク
シャフトとトランスミッションの入力軸とが自在継手に
より結合されるため、エンジンマウント部への加振力を
同時に効率よく低減できる。
(実施例) 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1〜8図は本発明に係る内燃機関の一実施例を示す図
である。
まず、構成を説明する。第1図は内燃機関の正面断面図
であり、この図において、ピストン2、コンロッド3、
クランクシャフト4、ヘアリングキャップ5、クランク
ジャーナル軸受部8は従来と同様で、同一番号を付して
いる。20は機関本体のシリンダブロックであり、シリ
ンダブロック200ロアデツキ21より上方でクランク
ケース22が剛結合されている。クランクケース22の
全体は上部遮音カバー23および下部遮音カバー24で
覆われており、上部遮音カバー23はバネ定数の低い弾
性体25を介してクランクケース22に固定されている
弾性体25の一方の面は上部遮音カバー23に接着され
、他方の面は樹脂製の板材26に接着されており、この
板材26をボルト27で締め付けることにより、上部遮
音カバー23がシリンダブロック20に結合されている
。下部遮音カバー24はボルト28により上部遮音カバ
ー23に固定されている。上部遮音カバ23および下部
遮音カバー24は振動減衰性のよい樹脂製で形成され、
エンジンマウントに取付られている。エンジンマウント
への取り付は構造は後述する。また、上部遮音カバー2
3にはオイルフィルタ2つが取付けられており、オイル
フィルタ29は着脱容易となっている。
次に、第2図は内燃機関およびトランスミッション(自
動変速機)の側面要部断面図であり、この図に示すよう
に、機関本体のクランクシャフト30は自在継手31を
介してトランスミッション32のインプットシャフト(
入力軸)33と連結されている。一方、エンジンの後部
側は後部遮音カバー34.35で、前部側は前部遮音カ
バー36で、さらに底部は底部遮音カバー37で覆われ
ており、各カバー同士はボルト38〜40によって相互
に連結され、同様にエンジンマウントに取付られている
ここで、各カバーのエンジンマウントへの取り付は構造
は第3.4図のように示され、これは−例として上部遮
音カバー23の取り付けを示すものである。第3図はマ
ウント取り付は部材の斜視図、第4図はその断面図であ
り、これらの図に示すように、弾性体25はボルト41
.42(特に、第4図)によって上部遮音カバー23に
連結されるとともに、マウント取り付はブラケット43
に連結されている。
マウント取り付はブラケット43はエンジンマウントラ
バー44に固着され、エンジンマウントラバー44には
スタッドボルト45が埋め込まれている。スタッドボル
ト45はエンジンマウントに固定される。
したがって、上部遮音カバー23はマウント取り付はブ
ラケット43およびエンジンマウントラバー44を介し
てエンジンマウントにスタンドボルト45によって連結
、固定されることになる。
一方、自在継手31の構造は第5図のように示される。
第6図は第5図に示す自在継手31の軸方向断面を示す
。これらの図において、自在継手31はほぼ円筒状の弾
性体51と、軸方向締結用のスペーサ52と、軸に対し
て垂直方向締結用のスペーサ53とを有しており、ボル
ト54によりインプットシャフト33に連結され、ボル
ト55によりクランクシャフト30に連結されている。
そして、弾性体51によってクランクシャフト30とト
ランスミッション32のインプットシャフト33との芯
ずれを許容できる構造になっている。
次に、作用を説明する。
エンジンの発生する振動には回転アンバランス分および
燃焼骨があり、それらの振動がクランクケース22を加
振し、放射音となる。一方、固体伝播としてエンジンマ
ウントを介して車両をを加振し、車両のフロア−やステ
アリングを振動させる結果となる。
本実施例では、クランクケース22全体が振動減衰性の
よい上部遮音カバー23、下部遮音カバー24、後部遮
音カバー34.35、前部遮音カバー36および底部遮
音カバー37で覆われているため、クランクケース22
からの放射音を大幅に低減することができる。また、上
記各カバー23.24.34〜37はハネ定数の低い弾
性体25を介してクランクケース22に取り付けるとと
もに、マウント取り付はブラケット43およびエンジン
マウントラバー44を介してエンジンマウントにスタン
ドボルト45によって連結、固定しているため、各弾性
体25.44によりエンジンマウントへの加振力を大幅
に低減することができる。さらに、機関本体のクランク
シャフト30は自在継手31を介してトランスミッショ
ン32のインプントシャフト33と連結されているため
、クランクシャフト30からトランスミッション32側
へ伝達される振動も有効に低減できる。その結果、車両
のフロア−やステアリングの振動を同じく大幅に低減す
ることができる。しかも、本実施例では放射音の低減お
よびエンジンマウント部への加振力を同時に効率よく低
減できるという効果が得られ、これは従来の前記各公報
記載の技術では達し得ないものである。
また、本実施例では上部遮音カバー23にオイルフィル
タ29を取付けており、しかもオイルフィルタ29は着
脱容易となっているため、メンテナンス性がよいという
利点がある。
さらに、各カバー23.24.34〜37およびオイル
フィルタ29をいわゆるダイナミックダンパとして用い
ることができる。この効果は第7図に示すエンジンマウ
ント部の振動加速度と周波数の関係から明らかであるよ
うに、ダイナミックダンパとしての機能により、問題と
なる振動ピーク、特に高周波域の振動ピークを従来に比
して大幅に低減できる。また、第8図に振動の伝達率を
示すように、上記各弾性体25.44を用いた2重防振
により振動を伝達率、特に高周波域を従来に比して大幅
に低減できる。
(効果) 本発明によれば、クランクケースがらの放射音を低減す
ることができるとともに、エンジンマウント部への加振
力を同時に効率よく低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜8図は本発明に係る内燃機関の一実施例を示す図
であり、第1図はその機関本体の正面断面図、第2図は
その機関本体および自動変速機の側面要部断面図、第3
図はそのマウント取り付け部材の斜視図、第4図はその
マウント取り付は部材の断面図、第5図はその自在継手
の構造をしめす図、第6図はその自在継手の軸方向断面
図、第7図はそのエンジンマウント部の振動加速度と周
波数の関係を示す図、第8図はその振動伝達率と周波数
との関係を示す図、第9図は従来の内燃機関の機関本体
の正面断面図、第10図は従来の内燃機関の機関本体お
よび自動変速機の側面要部断面図である。 20・・・・・・シリンダブロック、 21・・・・・・ロアデツキ、 22・・・・・・クランクケース、 23・・・・・・上部遮音カバー 24・・・・・・下部遮音カバー 25・・・・・・弾性体、 26・・・・・・板材、 27.28.38〜40.54.55・・・・・・ボル
ト、29・・・・・・オイルフィルタ、 30・・・・・・クランクシャフト、 31・・・・・・自在継手、 33・・・・・・インプットシャフト(入力軸)34.
35・・・・・・後部遮音カバー36・・・・・・前部
遮音カバー 37・・・・・・底部遮音カバー 43・・・・・・マウント取り付はブラケット、44・
・・・・・エンジンマウントラバー45・・・・・・ス
タッドボルト、 51・・・・・・弾性体、 52・・・・・・軸方向締結用のスペーサ、53・・・
・・・垂直方向締結用のスペーサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 機関本体のクランクケース全体をロアデッキ上部から所
    定の遮音カバーで包み、 該遮音カバーは、弾性体を介して機関本体に取り付ける
    とともに、遮音カバーをエンジンマウントに固定し、 さらに、機関本体のクランク軸とトランスミッションの
    入力軸とを所定の自在継手を介して結合したことを特徴
    とする内燃機関。
JP10778390A 1990-04-24 1990-04-24 内燃機関 Pending JPH045435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10778390A JPH045435A (ja) 1990-04-24 1990-04-24 内燃機関

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10778390A JPH045435A (ja) 1990-04-24 1990-04-24 内燃機関

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH045435A true JPH045435A (ja) 1992-01-09

Family

ID=14467910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10778390A Pending JPH045435A (ja) 1990-04-24 1990-04-24 内燃機関

Country Status (1)

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JP (1) JPH045435A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020112081A (ja) * 2019-01-11 2020-07-27 日産自動車株式会社 内燃機関の遮音構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020112081A (ja) * 2019-01-11 2020-07-27 日産自動車株式会社 内燃機関の遮音構造

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