JPH0454346A - ダンパー - Google Patents
ダンパーInfo
- Publication number
- JPH0454346A JPH0454346A JP16383490A JP16383490A JPH0454346A JP H0454346 A JPH0454346 A JP H0454346A JP 16383490 A JP16383490 A JP 16383490A JP 16383490 A JP16383490 A JP 16383490A JP H0454346 A JPH0454346 A JP H0454346A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic ring
- fixed
- damper
- inertia
- viscous fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 16
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims abstract description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 11
- 238000013016 damping Methods 0.000 abstract description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract 1
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、回転、停止動作を頻繁に行う精密機器等の駆
動装置(例えば、磁気ディスク装置のステッピングモー
タによる位置決め装置〉に使用して停止動作時の慣性振
動を急速に減衰させるダンパーに関する。
動装置(例えば、磁気ディスク装置のステッピングモー
タによる位置決め装置〉に使用して停止動作時の慣性振
動を急速に減衰させるダンパーに関する。
従来、この種のダンパーは、回転体の軸(図示せず)を
第2図に示すように、ハウジング(容器)2の中央部分
の円筒状のハブ部2aが有する軸穴2eに嵌装して使用
する0回転体の軸を回転状態から停止させると、回転体
の軸は停止するが、ハブ部2aの外周側とハブ部2aの
外周に位置する円筒状の外壁2bの内周側と側面部を外
側から密封するカバー5の内周側とカバー5に対向しハ
ブ部2aおよび外壁2bに一体に成型され円形の流体注
入口2c、2dを有する底辺部2iの内周側とにより形
成されている密封容器2f内で、ハブ部2aの外周側に
ボールベアリング3を介して取付けられた円環状の真鍮
等の慣性体4cは、慣性により回転を続けようとする。
第2図に示すように、ハウジング(容器)2の中央部分
の円筒状のハブ部2aが有する軸穴2eに嵌装して使用
する0回転体の軸を回転状態から停止させると、回転体
の軸は停止するが、ハブ部2aの外周側とハブ部2aの
外周に位置する円筒状の外壁2bの内周側と側面部を外
側から密封するカバー5の内周側とカバー5に対向しハ
ブ部2aおよび外壁2bに一体に成型され円形の流体注
入口2c、2dを有する底辺部2iの内周側とにより形
成されている密封容器2f内で、ハブ部2aの外周側に
ボールベアリング3を介して取付けられた円環状の真鍮
等の慣性体4cは、慣性により回転を続けようとする。
しかし、密封容器2f内の空間には、流体注入口2cお
よび2dから注入され注入後、キャップ7.8で密封さ
れたシリコンオイル等の粘性流体6が充填されているの
で、慣性体4cは粘性流体6の粘性抵抗で回転を停止す
る。その際、回転体の軸の慣性振動が、粘性流体6の粘
性抵抗と慣性体4cとの協動による制動効果によって減
衰させられていた。
よび2dから注入され注入後、キャップ7.8で密封さ
れたシリコンオイル等の粘性流体6が充填されているの
で、慣性体4cは粘性流体6の粘性抵抗で回転を停止す
る。その際、回転体の軸の慣性振動が、粘性流体6の粘
性抵抗と慣性体4cとの協動による制動効果によって減
衰させられていた。
上述した従来のダンパーは、慣性体4cの制動効果はそ
の慣性力(慣性体4cの形状が一定のときは慣性体4C
の質量)が大きいほど大きく、粘性流体6の粘性係数に
関しては、小さいときは制動効果も小さいが反面、粘性
係数が大きすぎると慣性体4Cとハウジング2とがほと
んど一体となり、逆に制動効果が小さくなるため、粘性
係数を適正な値に選ぶ必要がある。しかし、ダンパーの
サイズが決められている場合、慣性体4cに質量の大き
な材料を選択し、粘性流体6の粘性係数を適正値にする
ことにより得られる制動効果には限界があるので、それ
以上の効果を得ることは不可能だという問題点がある。
の慣性力(慣性体4cの形状が一定のときは慣性体4C
の質量)が大きいほど大きく、粘性流体6の粘性係数に
関しては、小さいときは制動効果も小さいが反面、粘性
係数が大きすぎると慣性体4Cとハウジング2とがほと
んど一体となり、逆に制動効果が小さくなるため、粘性
係数を適正な値に選ぶ必要がある。しかし、ダンパーの
サイズが決められている場合、慣性体4cに質量の大き
な材料を選択し、粘性流体6の粘性係数を適正値にする
ことにより得られる制動効果には限界があるので、それ
以上の効果を得ることは不可能だという問題点がある。
本発明の目的は、停止動作時の慣性振動を急速に減衰さ
せ収れんできるダンパーを提供することにある。
せ収れんできるダンパーを提供することにある。
本発明のダンパーは、中央部に回転軸を嵌装する軸穴を
有し内部に円環状の密閉容器を有する円環状のハウジン
グと、前記vM閉容器の内周側に内周側を固定された弾
性材料からなる円環状の弾性リングと、前記リングの外
周側に内周側を固定された重量材料からなる円環状の慣
性体と、前記密閉容器と前記弾性リングおよび前記慣性
体との間の空間に充填された粘性流体とを有して構成さ
れている。
有し内部に円環状の密閉容器を有する円環状のハウジン
グと、前記vM閉容器の内周側に内周側を固定された弾
性材料からなる円環状の弾性リングと、前記リングの外
周側に内周側を固定された重量材料からなる円環状の慣
性体と、前記密閉容器と前記弾性リングおよび前記慣性
体との間の空間に充填された粘性流体とを有して構成さ
れている。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
第1図は本発明の一実施例の断面図である。同案に例は
、従来例のボールベアリング3と慣性体4cとを、ハブ
部2aの外周側に内周側を固定されたゴム等の弾性材料
よりなる円環状の弾性リング1aと、弾性リング1aの
外周側に内周側を固定された円環状の慣性体4aと、慣
性体4aの外周側に内周側を固定された弾性リング1b
と、弾性リング1bの外周側に内周側を固定された慣性
#−4bとに変更した構造となっており、密封容器2f
内の空間には粘性流体6が充填されている。
、従来例のボールベアリング3と慣性体4cとを、ハブ
部2aの外周側に内周側を固定されたゴム等の弾性材料
よりなる円環状の弾性リング1aと、弾性リング1aの
外周側に内周側を固定された円環状の慣性体4aと、慣
性体4aの外周側に内周側を固定された弾性リング1b
と、弾性リング1bの外周側に内周側を固定された慣性
#−4bとに変更した構造となっており、密封容器2f
内の空間には粘性流体6が充填されている。
上記のように構成されたダンパーは、軸穴2eに挿入し
て固定された軸が回転を停止したとき、弾性リングla
、lbが変形し、慣性体4a、4bは回転しようとする
が、弾性リングla、lbの反発による形状の復元と粘
性流体6の粘性抵抗と慣性体4a、4bとの協動によっ
て制動効果が得られる。
て固定された軸が回転を停止したとき、弾性リングla
、lbが変形し、慣性体4a、4bは回転しようとする
が、弾性リングla、lbの反発による形状の復元と粘
性流体6の粘性抵抗と慣性体4a、4bとの協動によっ
て制動効果が得られる。
なお、同実施例では弾性リングと慣性体とを一組として
複数組固定されているが、−組だけでも効果があれば使
用可能である。
複数組固定されているが、−組だけでも効果があれば使
用可能である。
以上説明したように本発明は、ボールベアリングの代り
に弾性リングを使用することにより、停止動作時の慣性
振動を急速に減衰させ収れんできる効果を有する。
に弾性リングを使用することにより、停止動作時の慣性
振動を急速に減衰させ収れんできる効果を有する。
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は従来例の
断面図である。 1a、1b・・・・・・弾性リング、2a・−・・・・
ハブ部、2e−・・・・・軸穴、2f・リ−・・密封容
器、4a、4b。 ・−・・・慣性体、6・・・・・・粘性流体。 代理人 弁理士 内 原 晋
断面図である。 1a、1b・・・・・・弾性リング、2a・−・・・・
ハブ部、2e−・・・・・軸穴、2f・リ−・・密封容
器、4a、4b。 ・−・・・慣性体、6・・・・・・粘性流体。 代理人 弁理士 内 原 晋
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、中央部に回転軸を嵌装する軸穴を有し内部に円環状
の密閉容器を有する円環状のハウジングと、前記密閉容
器の内周側に内周側を固定された弾性材料からなる円環
状の弾性リングと、前記リングの外周側に内周側を固定
された重量材料からなる円環状の慣性体と、前記密閉容
器と前記弾性リングおよび前記慣性体との間の空間に充
填された粘性流体とを有することを特徴とするダンパー
。 2、前記弾性リングと前記慣性体とを一組として前記密
閉空間の内周側に複数組固定されていることを特徴とす
る請求項1記載のダンパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16383490A JPH0454346A (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | ダンパー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16383490A JPH0454346A (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | ダンパー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0454346A true JPH0454346A (ja) | 1992-02-21 |
Family
ID=15781633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16383490A Pending JPH0454346A (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | ダンパー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0454346A (ja) |
-
1990
- 1990-06-21 JP JP16383490A patent/JPH0454346A/ja active Pending
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