JPH0454157A - クロロジフルオロアニリンの製造方法 - Google Patents

クロロジフルオロアニリンの製造方法

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JPH0454157A
JPH0454157A JP16282790A JP16282790A JPH0454157A JP H0454157 A JPH0454157 A JP H0454157A JP 16282790 A JP16282790 A JP 16282790A JP 16282790 A JP16282790 A JP 16282790A JP H0454157 A JPH0454157 A JP H0454157A
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JP
Japan
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chloro
trifluorobenzene
reaction
aminating agent
difluoroaniline
Prior art date
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Pending
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JP16282790A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kobayashi
宏 小林
Masaaki Shimizu
正章 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SDS Biotech Corp
Original Assignee
SDS Biotech Corp
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Publication date
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Priority to EP91109193A priority patent/EP0460639B1/en
Priority to US07/710,475 priority patent/US5510533A/en
Priority to DE69115758T priority patent/DE69115758T2/de
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は医薬、農薬及び工業用薬品等の中間体として極
めて有用な、2−クロロ−3,5−ジフルオロアニリン
の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来2−クロロ−3,5−ジフルオロアニリンに関して
は、フィンカー(Finger)らの2.4−ジフルオ
ロ−6−ニトロアニリンのアミノ基を塩素に置換し、続
いてニトロ基をアミノ基に置換する方法(J、 Flu
orine Cheap、、 1.415〜425(1
971/1972) )のみが知られていた。
この方法は2,4−ジフルオロアニリンのアセチル化及
びニトロ化〔)、インガーら、  (Finger) 
J。
^taer、 CheIl、 Soc、、 73.15
3(1951) :l により2,4−ジフルオロ−6
−ニトロアニリンを合成し、さらに塩化第一銅存在下ア
ミノ基のジアゾ化(サンドマイヤー反応)を行ない2−
クロロ−3,5−ジフルオロニトロベンゼンを生成させ
、さらに該ニトロベンゼンの還元により2−クロロ−3
,5−ジフルオロアニリンに誘導するものであるが2,
4−ジフルオロアニリンを出発物質としても工程が長く
、しかも収率も悪いという問題点があった。
〔発明の目的〕
本発明は、上述のような従来技術に伴なう問題点を解決
しようとするものであって、2−クロロ−3,5−ジフ
ルオロアニリンの新規で工業的に有利な製造方法を提供
することを目的としている。
〔問題点を解決する手段〕
本発明は1−クロロ−2,4,6−1−リフルオロヘン
ゼンをアミノ化剤と反応させることにより2−クロロ−
3,5−ジフルオロアニリンを製造することヲ特徴とす
るクロロジフルオロアニリンの製造方法に関する。
以下詳細に説明する。
本反応は1−クロロ−2,4,6−トリフルオロベンゼ
ンの2位のフッ素原子をアミノ基へ置換反応することに
より、該化合物より2−クロロ−3,5−ジフルオロア
ニリンを生成させる反応である。該置換反応として好ま
しくは、1−クロロ−2,4,6トリフルオロベンゼン
を極性溶媒中アミノ化剤と加熱処理する反応である。
アミノ化剤としては例えば、アンモニア、アンモニア水
、金属アミド塩か使用できる。
金属アミド塩としては例えばナトリウムアミド、カリウ
ムアミド、リチウムアミドか挙げられる。
溶媒としてはアミノ化剤を溶解する二とかできる極性溶
媒がよく、その中でもアセトニトリルやメタノールか生
成物の単離のために特によい。アミノ化剤の量としては
1−クロロ−2,4,6−トリフルオロベンゼンに対し
アミノ化剤の種類にもよるか1〜100倍モルの範囲で
あることが好ましい。
反応温度は1(10〜300℃が好ましく反応容器にオ
ートクレーブを使用する反応時間は2〜120時間の範
囲が好ましい。反応後は水蒸気蒸留にて単離を行なうこ
とか好ましい。
なお、本発明のクロロジフルオロアニリンの製造方法に
於て出発物質として用いられる1−クロロ−2,4,6
−1−リフルオロ≠1ンは5−クロロ−2,4,6−)
リフルオロイソフタル酸を脱炭酸反応をすることにより
生成できる。また5−クロロ−2,4,6−)リフルオ
ロイソフタル酸は市販の農園芸用殺菌剤ダコニール[F
]の有効成分であるテトラクロロイソフタロニトリルよ
り、公知の方法によって得ることかできる〔化学工業雑
誌73゜447(+970)]。従って人手および取扱
いが容易である。
〔実施例−1〕  (2−クロロ−3,5−ジフルオロ
アニリンの製造法) 1−クロロ−2,4,6−hリフルオロベンゼン33.
4gをアンモニアガスを室温において飽和させたメチル
アルコール200m1と共に、テフロン製密閉容器に封
入し、160℃に設定した油浴上で加熱した。40時間
後に反応を停止した。反応後、減圧にて溶媒および未反
応の1−クロロ−2,4,6−トリフルオロベンゼンを
留去し、残留した固形物と油状物との混合物からエーテ
ルで油状物3t、7g(GLC分析により2−クロロ−
3,5−ジフルオロアニリンの収率は95%である。)
である。この油状物の HNMR,19F  NMRは
次のとおりである。
IR(フィルム) 3500、3400. 1635. 15&5. 14
90. 1450゜1370、 1300. 1205
. 1120. 1070. 1035゜990 、8
20 、795cm−1 ’HNMR(CDCN 3/T〜l5)4.28ppn
+(br、2H)、  6.20ppIIl(m、IH
) 。
6.24ppm(II、IH) 19F NMR(CDCp3106F6)49.55p
pIIl(q、IF)、  50.26ppm(t、I
F)プロトンのデカップリングを行うと、 49.57ppIi(d)、 50.27ppm(d)
、 J=7.32Hzなおアセチル体の融点は89〜9
0℃(文献値86.5〜87℃)であった。
〔実施例−2〕  (2−クロロ−3,5−ジフルオロ
アニリンの製造法) 実施例−1と同様な方法て油浴温を180℃に設定し、
28時間後に反応を停止した。GLC分析により2−ク
ロロ−3,5−ジフルオロアニリンの収率は93%であ
った。
〔実施例−3〕  (2−クロロ−3,5−ジフルオロ
アニリンの製造法) アンモニアの代りにナトリウムアミドc+、eg。
メチルアルコールの代りにアセトニトリルを使用して実
施例1と同様の反応を行なった。GLC分析により、2
−り0ロー3.5−ジフルオロアニリンの収率は、79
0oてあった。
〔参考例−1〕  (1−クロロ−2,4,6−トリフ
ルオロベンゼンの製造法) 5−クロロ−2,4,ロートリフルオロイソフタル酸6
0gをN、N−ジメチルホルムアミド90m1に加え1
50℃の油浴て加熱、撹拌する。炭酸ガスの発生かはじ
まり、その後、目的物の1−クロロ2.4.6− トリ
フルオロヘンゼンが留出してくるのでリービッヒコンデ
ンサーにて、冷却し集める。
約1時間後炭酸ガスの発生か終った後、油分の留出が停
止するまで加熱を続ける。留出物を水洗し、油層を硫酸
ナトリウムで乾燥し、1−クロロ−2,4,8−トリフ
ルオロベンセン粗生成物36.1g(収率92%)を得
た。
IHN M R(CD Ci’ a / T M S 
) 6.75ppm19F NMR(CD0g3/C6
F6)51.981)l)m(m、2F)、 52.6
6ppn+(m、lF)粗生成物の1部を精留し、廊点
12+−123℃(文献値124℃)の留分を得た。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1−クロロ−2,4,6−トリフルオロベンゼン
    をアミノ化剤と反応させることにより、2−クロロ−3
    ,5−ジフルオロアニリンを製造することを特徴とする
    クロロジフルオロアニリンの製造方法。
  2. (2)1−クロロ−2,4,6−トリフルオロベンゼン
    を極性溶媒中、アミノ化剤と加熱処理することにより、
    2−クロロ−3,5−ジフルオロアニリンを製造するこ
    とを特徴とするクロロジフルオロアニリンの製造方法。
JP16282790A 1990-06-06 1990-06-22 クロロジフルオロアニリンの製造方法 Pending JPH0454157A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16282790A JPH0454157A (ja) 1990-06-22 1990-06-22 クロロジフルオロアニリンの製造方法
EP91109193A EP0460639B1 (en) 1990-06-06 1991-06-05 Process for producing 3,5-difluoroaniline and derivative thereof
US07/710,475 US5510533A (en) 1990-06-06 1991-06-05 Process for producing 3,5-difluoroaniline and derivative thereof
DE69115758T DE69115758T2 (de) 1990-06-06 1991-06-05 Verfahren zur Herstellung von 3,5-Difluoranilin und dessen Derivat

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JP16282790A JPH0454157A (ja) 1990-06-22 1990-06-22 クロロジフルオロアニリンの製造方法

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ID=15761991

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JP16282790A Pending JPH0454157A (ja) 1990-06-06 1990-06-22 クロロジフルオロアニリンの製造方法

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JP (1) JPH0454157A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5518428A (en) * 1993-04-28 1996-05-21 Yazaki Corporation Shield connector

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