JPS6344746B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6344746B2
JPS6344746B2 JP2711879A JP2711879A JPS6344746B2 JP S6344746 B2 JPS6344746 B2 JP S6344746B2 JP 2711879 A JP2711879 A JP 2711879A JP 2711879 A JP2711879 A JP 2711879A JP S6344746 B2 JPS6344746 B2 JP S6344746B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trifluoromethylpyridin
methylene chloride
yloxy
reaction
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2711879A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55120565A (en
Inventor
Kanichi Fujikawa
Isao Yokomichi
Takahiro Haga
Kuniaki Hase
Nobuyuki Sakashita
Tooru Koyanagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
Original Assignee
Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishihara Sangyo Kaisha Ltd filed Critical Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
Priority to JP2711879A priority Critical patent/JPS55120565A/ja
Publication of JPS55120565A publication Critical patent/JPS55120565A/ja
Publication of JPS6344746B2 publication Critical patent/JPS6344746B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pyridine Compounds (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は医薬、農薬、染料などの中間原料とし
て有用で、新規な2―(ハロゲン置換フエノキ
シ)―5―トリフルオロメチルピリジン系化合物
に関する。 詳しくは本発明は一般式 (式中X1及びX2は水素原子またはハロゲン原
子であり、Yはハロゲン原子であり、Rは水素原
子またはカチオンであり、nは1〜4の整数であ
る)で表わされる2―(ハロゲン置換フエノキ
シ)―5―トリフルオロメチルピリジン系化合物
である。前記一般式中、ハロゲン原子としては、
弗素、塩素、臭素または沃素が挙げられ、またカ
チオンとしてはナトリウム、カリウム、アンモニ
ウムイオンなどが挙げられる。 本発明の2―(ハロゲン置換フエノキシ)―5
―トリフルオロメチルピリジン系化合物は、通常
例えば下記方法によつて製造されるが、工業的に
は〔1〕及び〔2〕の方法が望ましい。 (上記反応式中、X1,X2,Y及びnは前述の
通りであり、R1は水素原子または低級アルキル
基である。) 一般に上記反応はアルカリ物質及び溶媒の存在
下、10〜200℃で1〜12時間おこなわれるが、前
記反応で化合物()のR1が水素原子の場合に
は窒素気流中で反応させることが好ましい。 使用する溶媒としては、ジメチルスルホキシ
ド、ジメチルホルムアミド、ヘキサメチルホスホ
ロアミド、スルホランなどの非プロトン性極性溶
媒が挙げられ、またアルカリ物質としては水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウムなどが挙げられる。 化合物()のR1が低級アルキル基の場合に
は、生成物中の該アルキル基を公知の方法でエー
テル分解し、脱離させる。 このようにして得られた化合物()のR1
水素のピリジルオキシフエノール系化合物はさら
に通常の方法でアルカリ物質を作用させ、塩に変
換することができる。 (上記反応式中、X1,X2,Y,R及びnは前
述の通りである) 一般に上記反応は、不活性溶媒中、塩素ガス、
臭素、塩化スルフリルなどのハロゲン化剤を用
い、必要に応じて塩化第二鉄などの触媒を存在さ
せて0℃〜還流温度で0.1〜10時間おこなわれる。
【式】 (上記反応式中、X1,X2,Y及びnは前述の
通りである) 一般に上記反応は無機酸及び亜硝酸ナトリウム
を用いた常法のジアゾ化、加熱加水分解によつて
おこなわれる。 次に本発明化合物の合成例を記載する。 合成例1 2―クロロ―4―(5―トリフルオロ
メチルピリジン―2―イルオキシ)フエノール
及び3―クロロ―4―(5―トリフルロメチル
ピリジン―2―イルオキシ)フエノール 2―クロロ―5―トリフルオロメチルピリジン
4.5g、モノクロロハイドロキノン4.4g、無水炭
酸カリウム5.5g及びジメチルスルホキシド50ml
を、窒素ガスを通しながら徐々に昇温し、130℃
で2時間反応させた。反応終了後、生成物を放冷
し、水中に投入して濃塩酸で酸性とした後、塩化
メチレンで抽出した。抽出層を水洗し、10%水酸
化カリウム水溶液で逆抽出をおこない、塩化メチ
レンで洗浄した後、再び濃塩酸で酸性にして油状
物を得た。 次いで、この油状物を塩化メチレンで抽出し、
抽出層を水洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた
後塩化メチレンを留去して油状物を得た。得られ
た油状物をシリカゲルカラム(溶離液:塩化メチ
レン)で分離し、塩化メチレンを留去して融点
101〜105℃の2―クロロ―4―(5―トリフルオ
ロメチルピリジン―2―イルオキシ)フエノール
2.0g及び融点122〜1266℃の3―クロロ―4―
(5―トリフルオロメチルピリジン―2―イルオ
キシ)フエノール1.2gを得た。 合成例2 2,3,5,6―テトラクロロ―4―
(5―トリフルオロメチルピリジン―2―イル
オキシ)フエノール 4―(5―トリフルオロメチルピリジン―2―
イルオキシ)フエノール7.0gを100mlのトルエン
に溶解させ、塩化スルフリル17gを加えて15℃で
2時間撹拌下に反応させた。反応終了後、生成物
を水中に投入し、濃塩酸で酸生にした後、塩化メ
チレンで抽出した。抽出層を数回水洗した後無水
硫酸ナトリウムで乾燥させ、次いで塩化メチレン
を留去し、n―ヘキサンで洗浄して融点138〜140
℃の目的物8.0gを得た。 合成例3 3―フルオロ―4―(5―トリフルオ
ロメチルピリジン―2―イルオキシ)フエノー
ル 3―フルオロ―4―(5―トリフルオロメチル
ピリジン―2―イルオキシ)アニリン8gを水9
ml、濃硫酸6.6ml、氷16gの混合物中に加えて撹
拌し、5mlの水に溶解した亜硝酸ナトリウム2.1
gを徐々に滴下し、滴下終了後、液温を0〜5℃
に保持して10分間反応させた。この反応生成物
を、加熱した20mlの濃硫酸と15mlの水からなる混
合溶液に徐々に滴下し、滴下終了後5分間100℃
で反応させた。反応終了後、生成物を放冷して塩
化メチレン抽出し、抽出層を水洗、無水硫酸ナト
リウムで乾燥させた。その後、塩化メチレンを留
去し、減圧蒸留して沸点138〜142℃/3mmHgの
目的物2.2gを得た。 前記一般的製造方法或は合成例に準じて合成さ
れた本発明化合物を表1に示す。
【表】 本発明化合物は、例えばハロゲン置換アルカン
カルボン酸或はそれらのエステルまたはアミドな
どと反応させることにより、〔4―(5―トリフ
ルオロメチルピリジン―2―イルオキシ)―ハロ
ゲノフエノキシ〕アルカンカルボン酸或はそれら
のエステルまたは、アミドなどに誘導できる。一
般にこの反応は、アルカリ物質及び溶媒の存在下
40〜200℃で0.5〜10時間おこなわれる。アルカリ
物質としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどが挙げら
れ、溶媒としてはケトン類などが挙げられる。 本発明化合物から誘導される前記〔4―(5―
トリフルオロメチルピリジン―2―イルオキシ)
―ハロゲノフエノキシ〕アルカンカルボン酸、或
はそれらのエステルまたはアミドなどの化合物
は、除草剤の有効成分として優れた活性を示す。
特に、棉、大豆などの広棄作物畑において、土壌
処理或いは茎葉処理で作物に実質的に害を与えず
に、禾本科雑草を枯殺する選択除草活性は特異な
ものとして注目される。 例えば、前記化合物を1アール当り50g散布し
た場合の生育抑制程度は、10〜1の10段階(10は
完全に生育を抑制したことを示し、1は生育抑制
が全く認められなかつたことを示す)で評価する
と、広葉作物に対しては1〜2、禾本科雑草に対
しては9〜10であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中X1及びX2は水素原子またはハロゲン原
    子であり、Yはハロゲン原子であり、Rは水素原
    子またはカチオンであり、nは1〜4の整数であ
    る)で表わされる2―(ハロゲン置換フエノキ
    シ)―5―トリフルオロメチルピリジン系化合
    物。
JP2711879A 1979-03-08 1979-03-08 2-(halogen substituted phenoxy)-5-trifluoromethylpyridine Granted JPS55120565A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2711879A JPS55120565A (en) 1979-03-08 1979-03-08 2-(halogen substituted phenoxy)-5-trifluoromethylpyridine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2711879A JPS55120565A (en) 1979-03-08 1979-03-08 2-(halogen substituted phenoxy)-5-trifluoromethylpyridine

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55120565A JPS55120565A (en) 1980-09-17
JPS6344746B2 true JPS6344746B2 (ja) 1988-09-06

Family

ID=12212141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2711879A Granted JPS55120565A (en) 1979-03-08 1979-03-08 2-(halogen substituted phenoxy)-5-trifluoromethylpyridine

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS55120565A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL68822A (en) * 1982-06-18 1990-07-12 Dow Chemical Co Pyridyl(oxy/thio)phenoxy compounds,herbicidal compositions and methods of using them
IL111252A0 (en) * 1993-10-19 1994-12-29 Sumitomo Chemical Co Dihalopropene compound, insecticide/acaricide containing said dihalopropene compound as active ingredient,and intermediate compound for use in production of said dihalopropene compound
SK56896A3 (en) * 1994-08-04 1997-05-07 Sumitomo Chemical Co Dihalopropene compounds, insecticidal/acaricidal agents containing same, and intermediates for their production
KR970059157A (ko) * 1996-01-31 1997-08-12 고사이 아키오 플루오로프로펜 화합물, 이를 함유하는 살충제 및 이를 제조하기 위한 중간체

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55120565A (en) 1980-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4184041A (en) 2-Substituted-5-trifluoromethylpyridine compounds
WO2000006553A1 (fr) Derives d'anilide de di- ou tri-fluoromethanesulfonyle, leur procede de preparation et herbicides les contenant sous forme de principes actifs
JP2000044546A (ja) ジフルオロメタンスルホニルアニリド誘導体、その製造方法及びそれを有効成分とする除草剤
JPH05112586A (ja) N−アシルアミノメチルホスホン酸の製造法
US4152328A (en) 2-phenoxy-5-trifluoromethylpyridine compounds and process for preparation thereof
JPS61158947A (ja) 光学活性2−(4−ヒドロキシフエノキシ)プロピオン酸の製法
JPS6344746B2 (ja)
JPH0211580A (ja) フェノキシプロピオン酸アミド誘導体及び除草剤
RU2174514C2 (ru) Способы получения производных феноксипропионовой кислоты (варианты)
WO2006115171A1 (ja) ニコチン酸誘導体又はその塩の製造方法
JP2552319B2 (ja) 3−アミノ−2,4,5−トリフルオロ安息香酸
EP0161529B1 (en) 2-nitro-5-(2'-chloro-4'trifluoromethylphenoxy)phenylacetic ester, thioester and amide, process for preparation therof, herbicidal composition, and method for destruction of undesirable weeds
JPH0136818B2 (ja)
JP3704166B2 (ja) 4−アルキル−3−クロロアルキルスルホニルベンゼンの製造方法
JP3981771B2 (ja) 2−ベンジルオキシ−6−アルコキシ安息香酸誘導体、その製造方法及び、農園芸用殺菌剤
KR820000655B1 (ko) 2-치환된-5-트리플루오로메틸피리딘 화합물의 제조방법
JPH01301668A (ja) マンデル酸誘導体及び除草剤
US4517130A (en) Substituted amino acid process
JP2719604B2 (ja) フッ素置換ピリジン誘導体
KR890001568B1 (ko) 아릴옥시아세트산 유도체(Aryloxyacetic acid derivatives)의 제조방법.
JP2716243B2 (ja) N―ベンジル―3―ヒドロキシスクシンアミド酸およびその製造法
KR820001448B1 (ko) 2-페녹시-5-트리플루오로메틸 피리딘 화합물의 제조방법
KR790001357B1 (ko) 신규 니트로 디페닐 에테르계 화합물의 제조방법
US5189227A (en) 1,2,4-trihalobutyl ethers
JPH0637415B2 (ja) 置換されたシクロプロパンカルブアルデヒド類の製造法