JPS6239549A - 3,4−ジフルオロアニリンの製造方法 - Google Patents
3,4−ジフルオロアニリンの製造方法Info
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- JPS6239549A JPS6239549A JP17685685A JP17685685A JPS6239549A JP S6239549 A JPS6239549 A JP S6239549A JP 17685685 A JP17685685 A JP 17685685A JP 17685685 A JP17685685 A JP 17685685A JP S6239549 A JPS6239549 A JP S6239549A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、医農薬等の中間体として有用な3、トジフル
オロアニリンの新規かつ、工業的に有利な製造方法に関
するものである。
オロアニリンの新規かつ、工業的に有利な製造方法に関
するものである。
[従来の技術とその問題点]
従来、3.4−ジフルオロアニリンの製法には、オルト
ジフルオロベンゼンをニトロ化t、、 3.4−ジフル
オロニトロベンゼンとした後、接触還元して得る方法が
知られている。 [A、F、He1in。
ジフルオロベンゼンをニトロ化t、、 3.4−ジフル
オロニトロベンゼンとした後、接触還元して得る方法が
知られている。 [A、F、He1in。
J、Am、Ghem、Soc、735884(11a5
1)参照] しかしながら、出発原料のオルトジフルオ
ロベンゼンは、オルト7/l/オロアニリンのBalz
−Schiemann反応により得られるが、収率が低
く、シかも、人体に有害なホウ弗化水素酸を使用し、又
、熱、衝撃に対して爆発性のあるジアゾニウム塩を経由
するため、容易に入手できる原料ではない、3.4−ジ
フルオロニトロベンゼンは、2,4−ジニトロフルオロ
ベンゼンや3−クロロ−4−フルオロニトロベンゼンか
らも得られるが収率が低く、工業的に有利とはいえなか
った。
1)参照] しかしながら、出発原料のオルトジフルオ
ロベンゼンは、オルト7/l/オロアニリンのBalz
−Schiemann反応により得られるが、収率が低
く、シかも、人体に有害なホウ弗化水素酸を使用し、又
、熱、衝撃に対して爆発性のあるジアゾニウム塩を経由
するため、容易に入手できる原料ではない、3.4−ジ
フルオロニトロベンゼンは、2,4−ジニトロフルオロ
ベンゼンや3−クロロ−4−フルオロニトロベンゼンか
らも得られるが収率が低く、工業的に有利とはいえなか
った。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、従来法に比べ製造上安全で工業的に有利な3
,4−ジフルオロアニリンを製造する方法を提供するも
のであり、3.5−ジクロル−4−フルオロニトロベン
ゼンを金属フッ化物と反応せしめ、得られる3、4−ジ
フルオロ−5−クロルニトロベンゼンを水素添加触媒の
存在下で接触還元せしめ、3.4−ジフルオロアニリン
を得ることを特徴とする3、4−ジフルオロアニリンの
製造方法に関するものである。
,4−ジフルオロアニリンを製造する方法を提供するも
のであり、3.5−ジクロル−4−フルオロニトロベン
ゼンを金属フッ化物と反応せしめ、得られる3、4−ジ
フルオロ−5−クロルニトロベンゼンを水素添加触媒の
存在下で接触還元せしめ、3.4−ジフルオロアニリン
を得ることを特徴とする3、4−ジフルオロアニリンの
製造方法に関するものである。
本発明の方法は以下の反応式で表わすことができる。
出発原料の3,5−ジクロル−4−フルオロニトロベン
ゼンは、3,4.5−)ジクロルニトロベンゼンをフッ
化カリウム等でツー2素化することにより好収率で容易
に得ることができる。又、2,3.4−トリフルオロア
ニリン等の製造工程で副生物として得られる安価な化合
物である0本発明方法における3、5−ジクロル−4−
フルオロニトロベンゼンのフッ素化反応は、溶媒中又は
無溶媒でNaF、KF、 RbF、 CsF等のアルカ
リ金属7−/化物を用いて行なうことが好ましい、特に
好ましいものはKFである。好ましい反応溶媒は、ジメ
チルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、スルホラ/
、トメチルピロリドン、l、3−ジメチル−2−イミダ
ゾリジノン等の非プロトン性極性溶媒である。ツー、素
化反応は、相聞移動触媒の存在下に実施してもよい、好
ましい相間移動触媒は以下の一般式で示されるホスホニ
ウム塩やアンモニウム塩である。
ゼンは、3,4.5−)ジクロルニトロベンゼンをフッ
化カリウム等でツー2素化することにより好収率で容易
に得ることができる。又、2,3.4−トリフルオロア
ニリン等の製造工程で副生物として得られる安価な化合
物である0本発明方法における3、5−ジクロル−4−
フルオロニトロベンゼンのフッ素化反応は、溶媒中又は
無溶媒でNaF、KF、 RbF、 CsF等のアルカ
リ金属7−/化物を用いて行なうことが好ましい、特に
好ましいものはKFである。好ましい反応溶媒は、ジメ
チルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、スルホラ/
、トメチルピロリドン、l、3−ジメチル−2−イミダ
ゾリジノン等の非プロトン性極性溶媒である。ツー、素
化反応は、相聞移動触媒の存在下に実施してもよい、好
ましい相間移動触媒は以下の一般式で示されるホスホニ
ウム塩やアンモニウム塩である。
A3 A4 A3 A4(
式中、A I 、 A 2 、 A 3 、 A 4は
同一もしくは異なるアルキル基、又は、同一もしくは異
なるアリール基、あるいはこれらアルキル基と7リール
基の組み合せを示す、BはCI、Br又はFを示す、) 具体的には、テトラフェニルホスホニウムクロリド、テ
トラフェニルホスホニウムプロミド。
式中、A I 、 A 2 、 A 3 、 A 4は
同一もしくは異なるアルキル基、又は、同一もしくは異
なるアリール基、あるいはこれらアルキル基と7リール
基の組み合せを示す、BはCI、Br又はFを示す、) 具体的には、テトラフェニルホスホニウムクロリド、テ
トラフェニルホスホニウムプロミド。
テトラメチルアンモニウムクロリド、テトラブチルアン
モニウムプロミド、ベンジルトリエチルアンモニウムク
ロリド等を挙げることができる。金属フッ化物としては
、平均粒径が約1〜10JLの極微粒子状のものが特に
好ましい。
モニウムプロミド、ベンジルトリエチルアンモニウムク
ロリド等を挙げることができる。金属フッ化物としては
、平均粒径が約1〜10JLの極微粒子状のものが特に
好ましい。
金属フッ化物の使用量は、フッ素を換すべき塩素基がフ
ッ素に置換するために必要な反応理論量の1〜10倍量
、好ましくは1〜2.5倍量が適当である0反応溶媒の
使用量は、フッ素化すべき出発原料の3,5−ジクロル
−4−フルオロニトロベンゼンに対して1〜20倍量、
好ましく41〜10倍量であればよい、相間移動触媒を
使用する場合、その使用量は、フッ素化すべき出発原料
に対して1〜200■01%、好ましくは5〜50 m
o1%の範囲から選定すればよい。本発明のフッ素化反
応の反応温度1時間、あるいは圧力等の反応条件は適宜
最適な条件を選定すればよいが、およそ100〜250
℃の温度、 1〜20時間の反応時間、及び0〜1.0
kg/cm2の圧力で実施し得る。3,5−ジクロル
−4−フルオロニトロベンゼンのフッ素化により得られ
る3、4−ジフルオロ−5−クロルニトロベンゼンは、
濾過、抽出、蒸留等の通常の手段を用いて単離し、次の
還元反応に供し得る。
ッ素に置換するために必要な反応理論量の1〜10倍量
、好ましくは1〜2.5倍量が適当である0反応溶媒の
使用量は、フッ素化すべき出発原料の3,5−ジクロル
−4−フルオロニトロベンゼンに対して1〜20倍量、
好ましく41〜10倍量であればよい、相間移動触媒を
使用する場合、その使用量は、フッ素化すべき出発原料
に対して1〜200■01%、好ましくは5〜50 m
o1%の範囲から選定すればよい。本発明のフッ素化反
応の反応温度1時間、あるいは圧力等の反応条件は適宜
最適な条件を選定すればよいが、およそ100〜250
℃の温度、 1〜20時間の反応時間、及び0〜1.0
kg/cm2の圧力で実施し得る。3,5−ジクロル
−4−フルオロニトロベンゼンのフッ素化により得られ
る3、4−ジフルオロ−5−クロルニトロベンゼンは、
濾過、抽出、蒸留等の通常の手段を用いて単離し、次の
還元反応に供し得る。
3.4−ジフルオロ−5−クロルニトロベンゼンの還元
反応は、ニトロ基の7ミノ基への変換と同時に、5−位
の塩素の脱塩素化が同時に進行する。水素添加触媒とし
ては、パラジウムを2〜10wt%担持した活性炭触媒
あるいは、ラネーニッケル触媒等を還元すべき出発化合
物3,4−ジフルオロ−5−クロルニトロベンゼンに対
して1〜50wt%、好ましくは2〜20wt%存在さ
せることが適当である。パラジウムの他、白金、ロジウ
ム、ルテニウム等の責金族触媒であってもよい0反応溶
媒として、メタノール、エタノール、プロパツール、イ
ンプロパツール等の低級アルコール類を使用することが
好ましく、その使用量は、還元すべき出発化合物の0.
1〜10倍量、好ましくは0.5〜5倍量である。還元
反応において生成する塩酸を中和する目的で、酢酸ナト
リウムヤ酸化マグネシウム等の無機塩基、又はトリエチ
ルアミンやピリジン等のアミン系有機塩基を反応系中に
存在させることが好ましい。
反応は、ニトロ基の7ミノ基への変換と同時に、5−位
の塩素の脱塩素化が同時に進行する。水素添加触媒とし
ては、パラジウムを2〜10wt%担持した活性炭触媒
あるいは、ラネーニッケル触媒等を還元すべき出発化合
物3,4−ジフルオロ−5−クロルニトロベンゼンに対
して1〜50wt%、好ましくは2〜20wt%存在さ
せることが適当である。パラジウムの他、白金、ロジウ
ム、ルテニウム等の責金族触媒であってもよい0反応溶
媒として、メタノール、エタノール、プロパツール、イ
ンプロパツール等の低級アルコール類を使用することが
好ましく、その使用量は、還元すべき出発化合物の0.
1〜10倍量、好ましくは0.5〜5倍量である。還元
反応において生成する塩酸を中和する目的で、酢酸ナト
リウムヤ酸化マグネシウム等の無機塩基、又はトリエチ
ルアミンやピリジン等のアミン系有機塩基を反応系中に
存在させることが好ましい。
これら塩基の使用量は、生成する塩酸を中和するために
必要な理論量の1〜5倍当量、好ましくは1.1〜2倍
当槍である還元反応の反応温度、時間あるいは圧力等の
反応条件は適宜最適な条件を選定すればよいが、およそ
10〜100℃の温度、0.5〜lO時間の反応時間、
及び1.0〜150kg/am2の圧力で実施し得る。
必要な理論量の1〜5倍当量、好ましくは1.1〜2倍
当槍である還元反応の反応温度、時間あるいは圧力等の
反応条件は適宜最適な条件を選定すればよいが、およそ
10〜100℃の温度、0.5〜lO時間の反応時間、
及び1.0〜150kg/am2の圧力で実施し得る。
水素の供給量は、還元すべき出発化合物に対する反応理
論量の1.0〜3.0倍、好ましくは1.0〜1.2倍
である。還元反応生成物は、濾過、溶媒留去、抽出、蒸
留等の通常の分離操作を経て目的とする3、4−ジフル
オロアニリンが高純度で収率良く得ることができる。
論量の1.0〜3.0倍、好ましくは1.0〜1.2倍
である。還元反応生成物は、濾過、溶媒留去、抽出、蒸
留等の通常の分離操作を経て目的とする3、4−ジフル
オロアニリンが高純度で収率良く得ることができる。
本発明における3、4−ジフルオロアニリンは、医農薬
等の中間体として有用であり、例えば抗菌剤である1−
エチル−B−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ
−7−チアゾリフキノリン−3−カルボン酸の重要な中
間体である1−エチル−6,7−ジフルオロ−1,4−
ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸[US
P 4,473,588(fH4);ケミカルアブスト
ラクト 102@ 、 8223w (1985)参照
]の製造に対する有用な出発物質である。
等の中間体として有用であり、例えば抗菌剤である1−
エチル−B−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ
−7−チアゾリフキノリン−3−カルボン酸の重要な中
間体である1−エチル−6,7−ジフルオロ−1,4−
ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸[US
P 4,473,588(fH4);ケミカルアブスト
ラクト 102@ 、 8223w (1985)参照
]の製造に対する有用な出発物質である。
[実施例J
r3,5−’;クロルートフルオロニトロベンゼンのフ
ッ素化」 実施例1 3.5−ジクロル−4−フルオロニトロベンゼン21g
、スプレー乾燥法により得られた無水フッ化カリウム
11.8g 、及びスルホラン36gをガラス製反応姦
中で230℃、6時間反応させた。
ッ素化」 実施例1 3.5−ジクロル−4−フルオロニトロベンゼン21g
、スプレー乾燥法により得られた無水フッ化カリウム
11.8g 、及びスルホラン36gをガラス製反応姦
中で230℃、6時間反応させた。
反応終了後、無機物を炉別し、クロロホルムで洗浄し、
クロロホルムを留去した後、真空蒸留して、沸点93〜
95℃714mm1gの3.4−ジフルオロ−5−クロ
ルニトロベンゼン5.0gヲ得た。
クロロホルムを留去した後、真空蒸留して、沸点93〜
95℃714mm1gの3.4−ジフルオロ−5−クロ
ルニトロベンゼン5.0gヲ得た。
実施例2
3.5−ジクロル−4−フルオロニトロベンゼン21g
、無水フッ化カリウム8.7g 、 スルホラン3
6g、及びテトラメチルアンモニウムクロリド1.(1
9gを220℃で16時間反応させた。実施例1と同様
に処理することにより、3,4−ジフルオロ−5−クロ
ルニトロベンゼン1.94g ヲ得た。
、無水フッ化カリウム8.7g 、 スルホラン3
6g、及びテトラメチルアンモニウムクロリド1.(1
9gを220℃で16時間反応させた。実施例1と同様
に処理することにより、3,4−ジフルオロ−5−クロ
ルニトロベンゼン1.94g ヲ得た。
実施例3
テトラメチルアンモニウムクロリドの代りに、ベンジル
トリエチルアンモニウムクロリド2.0gを用い、23
0℃で11時間反応させる以外は、実施例2と同様に反
応させ、3.4−ジフルオロ−5−クロルニトロベンゼ
ン3.9gヲ1’J ?、。
トリエチルアンモニウムクロリド2.0gを用い、23
0℃で11時間反応させる以外は、実施例2と同様に反
応させ、3.4−ジフルオロ−5−クロルニトロベンゼ
ン3.9gヲ1’J ?、。
実施例4
3.5〜ジクロル−4−フルオロニトロベンゼン21g
、スプレー乾燥フッ化カリウム11.8g 、及びジ
メチルスルホキシド42gを190℃で6時間反応させ
た0反応終了後、反応生成物を冷却して水中に注ぎ、通
常の水蒸気蒸留を行い、留出物を約2501得た。留出
物はクロロホルム201で3回抽出し、抽出液を水洗し
、次いで食塩水で洗浄後、クロロホルムを留去し、真空
蒸留を行イ、 L4−ジフルオロ−5−クロルニトロベ
ンゼン5.57gを得た。
、スプレー乾燥フッ化カリウム11.8g 、及びジ
メチルスルホキシド42gを190℃で6時間反応させ
た0反応終了後、反応生成物を冷却して水中に注ぎ、通
常の水蒸気蒸留を行い、留出物を約2501得た。留出
物はクロロホルム201で3回抽出し、抽出液を水洗し
、次いで食塩水で洗浄後、クロロホルムを留去し、真空
蒸留を行イ、 L4−ジフルオロ−5−クロルニトロベ
ンゼン5.57gを得た。
「3,4−ジフロルオロー5−クロルニトロベンゼンの
還元」 実施例5 実施例1で得た3、4−ジフロルオロー5−クロルニト
ロベンゼン4.0g、 )リエチルアミン2.31g
。
還元」 実施例5 実施例1で得た3、4−ジフロルオロー5−クロルニト
ロベンゼン4.0g、 )リエチルアミン2.31g
。
2wt%パラジウム担持活性炭触媒0.5g及びメタノ
ール501を耐圧硝子製反応容器に入れ、攪拌しながら
、 2〜5kg/c腸2圧力の水素ガスを通じ、60℃
で7時間反応させた0反応終了後、触媒を炉別し、15
s+1のメタノールで洗浄し、メタノール留去後、残液
をクロロホルム30鱈で希釈し、これを15++1の水
で洗浄し1分液後、有機層を希アンモニア水201で洗
浄後、真空蒸留して、沸点78〜80℃/15mm)I
gの3,4−ジフルオロアニリン2.11g (収率
73%)を得た。
ール501を耐圧硝子製反応容器に入れ、攪拌しながら
、 2〜5kg/c腸2圧力の水素ガスを通じ、60℃
で7時間反応させた0反応終了後、触媒を炉別し、15
s+1のメタノールで洗浄し、メタノール留去後、残液
をクロロホルム30鱈で希釈し、これを15++1の水
で洗浄し1分液後、有機層を希アンモニア水201で洗
浄後、真空蒸留して、沸点78〜80℃/15mm)I
gの3,4−ジフルオロアニリン2.11g (収率
73%)を得た。
活性炭触媒の代りにラネーニッケル0.75gを用いて
同様に反応を行ない、3,4−ジフルオロアニリン2.
08g (収率78%)を得た。
同様に反応を行ない、3,4−ジフルオロアニリン2.
08g (収率78%)を得た。
実施例6
実施例iで得た3、4−ジフロルオロー5−クロルニト
ロベンゼン3.0g、酢酸ナトリウム1.35g、2w
t%パラジウム担持活性炭触媒0.4g及びメタノール
40m1を耐圧硝子製反応容器に入れ、W拌下に60〜
70℃で8時間、2〜5kg/cm2圧力の水素を通じ
、接触還元を行った0次いで、反応混合物を濾過し、触
媒及び食塩類を除去した。
ロベンゼン3.0g、酢酸ナトリウム1.35g、2w
t%パラジウム担持活性炭触媒0.4g及びメタノール
40m1を耐圧硝子製反応容器に入れ、W拌下に60〜
70℃で8時間、2〜5kg/cm2圧力の水素を通じ
、接触還元を行った0次いで、反応混合物を濾過し、触
媒及び食塩類を除去した。
炉液からメタノールを留去し、残液をクロロホルム20
m1で希釈し、水洗後、濃縮し、真空蒸留して、3.4
−ジフルオロアニリン1.23g (収率61%)を
得た。
m1で希釈し、水洗後、濃縮し、真空蒸留して、3.4
−ジフルオロアニリン1.23g (収率61%)を
得た。
酢酸ナトリウムの代りに、酸化マグネシウム0.93g
を用いて同様に反応を行ない、3,4−ジフルオロアニ
リン1.82g (収率81%)を得た。
を用いて同様に反応を行ない、3,4−ジフルオロアニ
リン1.82g (収率81%)を得た。
[発明の効果]
本発明方法に従えば、入手容易な3.5−ジクロル−4
−フルオロニトロベンゼンから、好収率で目的とする3
、4〜ジフロルオロアニリンを得ることができる0反応
原料や反応生成物には、有害物質あるいは爆発性の危険
物がないため、工業的にも安全に3,4−ジフルオロア
ニリンを得ることができる。
−フルオロニトロベンゼンから、好収率で目的とする3
、4〜ジフロルオロアニリンを得ることができる0反応
原料や反応生成物には、有害物質あるいは爆発性の危険
物がないため、工業的にも安全に3,4−ジフルオロア
ニリンを得ることができる。
Claims (1)
- 1、3,5−ジクロル−4−フルオロニトロベンゼンを
金属フッ化物と反応せしめ、得られる3,4−ジフルオ
ロ−5−クロルニトロベンゼンを水素添加触媒の存在下
で接触還元せしめ、3,4−ジフルオロアニリンを得る
ことを特徴とする3,4−ジフルオロアニリンの製造方
法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17685685A JPS6239549A (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 | 3,4−ジフルオロアニリンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17685685A JPS6239549A (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 | 3,4−ジフルオロアニリンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6239549A true JPS6239549A (ja) | 1987-02-20 |
Family
ID=16021020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17685685A Pending JPS6239549A (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 | 3,4−ジフルオロアニリンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6239549A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011158959A1 (ja) * | 2010-06-16 | 2011-12-22 | 帝人株式会社 | 環状カルボジイミド化合物の中間体の製造方法 |
JP2012001478A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Teijin Ltd | アミン体の製造方法 |
-
1985
- 1985-08-13 JP JP17685685A patent/JPS6239549A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011158959A1 (ja) * | 2010-06-16 | 2011-12-22 | 帝人株式会社 | 環状カルボジイミド化合物の中間体の製造方法 |
JP2012001478A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Teijin Ltd | アミン体の製造方法 |
US9346826B2 (en) | 2010-06-16 | 2016-05-24 | Teijin Limited | Process for producing an intermediate for a cyclic carbodiimide compound |
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