JPH0454030Y2 - - Google Patents

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JPH0454030Y2
JPH0454030Y2 JP18560086U JP18560086U JPH0454030Y2 JP H0454030 Y2 JPH0454030 Y2 JP H0454030Y2 JP 18560086 U JP18560086 U JP 18560086U JP 18560086 U JP18560086 U JP 18560086U JP H0454030 Y2 JPH0454030 Y2 JP H0454030Y2
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JP
Japan
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bracket
horn
curved surface
surface portion
mounting surface
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JP18560086U
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はブラケツトに関し、自動車のホーンを
取り付けるホーンブラケツトとして用いて有用で
ある。
〈従来の技術〉 ホーン(警音器)は、自動車の走行中危険が予
知される場合に吹鳴し、ほかの自動車、走行者に
対し警告を発する警報装置で自動車の重要保安部
品である。
ここでホーンの従来の取付構造を説明する。第
3図はホーン及び従来のブラケツトを示す斜視図
であり、第4図は取付状態を平面的に示す構成図
である(第4図において図面の上部側が車両の前
方に対応し図面の下部側が車両の後方に対応して
いる)。両図に示すようにホーン1は、板状のホ
ーンアーム1aを介してブラケツト2の取付面2
aにボルト付けされる。ブラケツト2は板金を折
曲加工して形成された台状となつており、そのフ
ランジ2bがヘツドランプサポート3にスポツト
溶接されている。ヘツドランプサポート3はヘツ
ドランプ(図示省略)を支持する部材であり、そ
の取付面が鉛直となつた状態で自動車に組み込ま
れている。ワイヤハーネス4は、ヘツドランプサ
ポート3のハーネス孔3aを貫通してヘツドラン
プサポート3の前面側に引き出され、更にブラケ
ツト2の上端面側を通つて配線されている。ホー
ン1に電流を通す電線4aはワイヤハーネス4の
途中から分岐している。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで上記従来のブラケツト2を用いた取付
構造では次のような問題があつた。
() ブラケツト2の上端面が角ばつているの
で、この上端面にワイヤハーネス4が接触する
と、振動によりワイヤハーネス4が傷ついたり
切断したりする恐れがある。
() ブラケツト2が台状となつているため、
ブラケツト2が押し倒れるようにして変形しや
すい。このような変形が生ずるとホーン1の取
付強度が低下するとともに、ホーン1の音響効
果にも悪影響を及ぼす。
() ヘツドランプサポート3の取付余裕面積
が狭いためブラケツト2の取付面2aも狭くな
らざるを得ない。このためホーンアーム1aと
取付面2aとの接触面積も狭く取付強度が小さ
かつた。
本考案は、上記従来技術に鑑み、各種配線や配
管を損傷させることなく且つ強度的にも強いブラ
ケツトを提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記問題を解決する本考案の構成は、円筒状部
材を軸方向に沿い半砕した形状の湾曲面部と、湾
曲面部の一方の端面を塞ぐ半円板状の取付面部
と、湾曲面部の他方の端面から外周側に張り出し
たフランジ部とで形成したことを特徴とする。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明
する。
まずはじめに本実施例に係るブラケツトの一製
造方法を、第2図を参照して説明する。第2図a
に示すように、板金を絞り加工してカツプ状部材
10を形成する。次に第2図b,cに示すよう
に、爪11の部分を除き、幅lでもつてカツプ状
部材10を軸方向に沿い切断する。これにより一
対のブラケツト20ができる。更に各ブラケツト
20の爪11の先端を折り曲げる。かくて、湾曲
面部12と取付面部13とフランジ14を有する
ブラケツト20が完成する。
このブラケツト20を自動車のホーンの取付に
用いた例を、正面図である第1図に基づき説明す
る。ブラケツト20は、このフランジ部14がヘ
ツドランプサポート(図示省略)にスポツト溶接
されて備えられている。ホーン1はそのホーンア
ーム1aが、ブラケツトの取付面部13にボルト
付けされている。このときホーンアーム1aは爪
11に係合して回り止めされて位置決めされてい
る。一方、ワイヤハーネス4はブラケツト20の
湾曲面部12に接した状態で配線されており、ワ
イヤハーネス4から分岐した電線4aはホーン1
に接続されている。
かかる本実施例では、ワイヤハーネス4が接触
する湾曲部12が湾曲してなだらかなため、振動
が生じてもワイヤハーネスが損傷することはな
い。またブラケツト20は、カツプを半砕したよ
うな形状となつているため、強度が高い。更に取
付面部13が半円板状となつているので取付面部
13とホーンアーム1aとの接触面積を広くで
き、その分だけ取付強度が大きくなる。しかもブ
ラケツト20の開口部が下向きになつているた
め、ブラケツト20内に水がたまるおそれもなく
耐食性も高い。
なお一般に自動車には、高音用ホーンと低音用
ホーンを備えるため、2つのブラケツトが必要と
なる。したがつて第2図に示すような方法により
一対の対称なブラケツトを一緒に製造すると効率
が良い。もつとも、他の方法により製造してもよ
いことは言うまでもない。
また上記ブラケツトは、他の部品を取り付ける
のにも用いることができる。特に取付場所が狭
く、且つ配線や配管が近接して設けられるところ
に用いて有効である。
〈考案の効果〉 以上実施例とともに具体的に説明したように本
考案によれば、高強度で且つ信頼性の高いブラケ
ツトを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のブラケツトを取付状態ととも
に示す正面図、第2図は本考案の実施例に係るブ
ラケツトの製造方法を示す説明図、第3図はホー
ン及び従来のブラケツトを示す斜視図、第4図は
従来のブラケツトを取付状態とともに示す平面図
である。 図面中、11は爪、12は湾曲面部、13は取
付面部、14はフランジ部、20はブラケツトで
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒状部材を軸方向に沿い半砕した形状の湾曲
    面部と、湾曲面部の一方の端面を塞ぐ半円板状の
    取付面部と、湾曲面部の他方の端面から外周側に
    張り出したフランジ部とで形成したことを特徴と
    するブラケツト。
JP18560086U 1986-12-03 1986-12-03 Expired JPH0454030Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18560086U JPH0454030Y2 (ja) 1986-12-03 1986-12-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18560086U JPH0454030Y2 (ja) 1986-12-03 1986-12-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6389849U JPS6389849U (ja) 1988-06-10
JPH0454030Y2 true JPH0454030Y2 (ja) 1992-12-18

Family

ID=31134383

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JP18560086U Expired JPH0454030Y2 (ja) 1986-12-03 1986-12-03

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JPS6389849U (ja) 1988-06-10

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