JPH0453441A - チーズケーキの製造方法 - Google Patents

チーズケーキの製造方法

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JPH0453441A
JPH0453441A JP16235190A JP16235190A JPH0453441A JP H0453441 A JPH0453441 A JP H0453441A JP 16235190 A JP16235190 A JP 16235190A JP 16235190 A JP16235190 A JP 16235190A JP H0453441 A JPH0453441 A JP H0453441A
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cheesecake
dough
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cake
oven
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JP16235190A
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Kenichi Ueda
健一 上田
Muneo Miyao
宗央 宮尾
Mitsuyoshi Nakajima
中島 三賀
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House Food Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はチーズケーキの製造方法に関するものであり、
更に詳細には、焼成後にレトルト殺菌処理を施すベーク
ド・チーズケーキの製造方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、チーズケーキは腐敗し易いために保存がきかず、
製造後はできるだけ早いうちに食べなければならなかっ
た。そこで、保存できるようにするために、原料に砂糖
やアルコール、あるいはクエン酸、乳酸等の酸類を加え
たり、脱酸素剤を容器内に入れたり、容器内のヘッドス
ペースを不活性ガスに置換したり、真空包装したりする
方法が考えられてきた。しかし、原料に砂糖やアルコー
ルや酸類を加える方法においては静菌効果はあるがチー
ズケーキ本来の風味を変えてしまうことになる。また、
残りの方法においては容器内の酸素濃度を下げることに
よる好気性菌に対する静菌効果だけで、嫌気性菌に対す
る静菌効果としては不十分である。従って、前記した方
法のいずれも最善の方法とはいえなかった。以上のこと
から、原料組成を変える必要がなく、かつ殺菌効果を伴
なう保存技術の開発が望まれていた。現在のところ、食
品の殺菌保存技術として実績があり、一般によく知られ
ているものにレトルト殺菌処理があるが、この技術がチ
ーズケーキに応用できれば問題はなかった。しかしなが
ら、出来上かったチーズケーキにレトルト殺菌処理を施
すと、焼成時に原料に由来するメイラード反応(アミノ
カルボニル反応、非酵素褐変反応ともいう)によって呈
していた生地表面の好ましいコゲ色が、さらにメイラー
ド反応が進むことにより濃褐色になるために商品価値が
なくなってしまう。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は一般的な原料から成り、焼成後にレトルト殺菌
処理を施しても生地表面が好ましいコゲ色を呈するチー
ズケーキの製造方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は生地表面にコゲが生じないように焼成したチー
ズケーキにレトルト殺菌処理を施すことにより、生地表
面が好ましいコゲ色を呈するという知見に基いてなされ
たものである。
即ち、本発明は耐熱性容器にチーズチー・キ生地を充填
し、次いてオーブン中で湯煎しながら、該生地の表面に
コケか生しないように焼成を施した後、該容器を密閉し
レトルト殺菌処理を施すことを特徴とするチーズケーキ
の製造方法を提供する。
本発明で対象とするチーズケーキはオーブン等で焼成し
て作るチーズケーキであり、一般にはべ一りド・チーズ
ケーキ、クリームチーズケーキ、チーズスフレなどと呼
ばれているものである。また、チーズケーキの大きさは
任意でよい。
本発明におけるチーズケーキ生地とは、全チーズケーキ
原料を混合し均一に撹拌した後の、即ち、焼成直前のも
のをいう。
本発明において用意されるチーズケーキ生地は、クリー
ムチーズ、卵、小麦粉、牛乳、砂糖などの一般的な原料
でもって常法により調製されたものでよく、さらにレモ
ン果汁、レモンの皮、ヨーグルトなどを添加すれば一層
風味が良好なものとなる。上記原料中でメイラード反応
に主に関与しているのはクリームチーズ、卵および砂糖
である。
このようにして得られたチーズケーキ生地を耐熱性容器
に充填して焼成する。充填に際しては焼成時のチーズケ
ーキ生地の膨張を殆ど考慮する必要がないので、容器容
積の95%程度を占めるまでチーズケーキ生地を容器に
充填してもよい。
本発明における焼成方法は、常法に準じ、オーブン中で
湯煎しながら行なうものである。即ち、上記容器を天板
に載せ、例えば、60℃の湯を容器の高さの6〜8割程
度になるまで天板中に入れて行なう。このとき、オーブ
ンの熱が直接チーズケーキ生地の表面に当たらないよう
に、金属箔でできた、例えばアルミホイルなどを上記容
器の開口部にかぶせ、チーズケーキ生地の表面にメイラ
ード反応によるコゲが生じないようにする。さらに、チ
ーズケーキとしてほぼ完成させるために、チーズケーキ
生地の中心温度が85〜95℃(このとき、チーズケー
キ生地の表面の少し下の温度もほぼ同じになる)となる
ようにして10〜40分間焼成するのが好ましい。この
条件を雰囲気温度で表わすと、160〜200℃で30
〜60分間焼成することになる。雰囲気温度が160℃
を下まわるとチーズケーキ生地の中心温度が上昇しにく
くなり、200℃を上まわるとアルミホイルなどをかぶ
せてもチーズケーキ生地の表面温度が上昇してメイラー
ド反応が起こるためにコゲ目が付いてしまう。このよう
にして焼成されたチーズケーキの表面は薄い黄色を呈す
る。
本発明において用いられる容器としては、オーブンでそ
のまま焼成できるように220℃以上の耐熱性を有する
ものを使用する。具体的には、スチール、アルミなどの
金属や耐熱ガラスなどでできた容器が例示される。
次に、上記耐熱性容器中で焼成されたチーズケーキを常
法により冷却後、密閉する。密閉手段は特に限定されな
いが、ヒートシールにより密閉しイージーピールできる
ものや、巻締や打栓などによりイージーオープンやフル
オーブンできるもので行なうのが開封容易性の面から好
ましい。
最後に、上記密閉後の容器に入ったチー、ズケーキにレ
トルト殺菌処理を施す。本発明におけるレトルト殺菌は
通常の方法に従って行なうが、チーズケーキ表面にメイ
ラード反応による好ましいコゲ色を付けるためには10
8〜125℃で10〜60分間程度行なうことか好まし
い。
[発明の効果] 本発明によれば、常温での保存か可能となり、食べたい
時に何時でも食べられ、表面が良好なコゲ色を有するベ
ークド・チーズケーキを提供できる。
次に実施例により本発明を説明する。
[実施例] 下記の原料: 濃縮卵白(2倍濃縮)       75gグラニユー
糖          20クリームチーズ     
   100植物性チーズ          50シ
ユガーエステル(乳化剤)0.2 ヨーグルト            50グラニユー糖
          55卵黄           
   40薄刃粉             20プロ
ベスト500(不二製油社製)10植物性クリーム  
       25コーン油            
25を用いてチーズケーキを製造した。即ち、まず、濃
縮卵白およびグラニユー糖を混合撹拌し、カサ比重が0
.25になるまで泡立てた(配合■)。
一方、残りの原料については順次混合撹拌した(配合■
)。次に、上記配合■に配合Iを加え、均一になるまで
軽く撹拌混合してチーズケーキ生地(カサ比重0.55
)を得た。このチーズケーキ生地70gを容量130m
1の上方開方型のスチール容器に充填し、これをオーブ
ンに入れた。次に、表−1のように4通りの条件で焼成
した後、冷却、密閉し121℃で25分間のレトルト(
含気)殺菌処理を施した。上記の4通りの方法で得られ
たチーズケーキの殺菌前後の表面の色調についてミノル
タカメラ社製の色彩色差計CR−231で測定したとこ
ろ、表−2のようになった。また、これらの色調につい
ての評価は表−3のようであった。
次に、市販のチーズケーキの表面の色調について同様に
測定したところ表−4のようになり、表2と表−4の結
果から、本発明品はその表面の色において、市販品と比
べても遜色のないことがわかる。
(以下、余白) 表−1 表−2 *比較例2は最も濃い部分で色調を測定した。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)耐熱性容器にチーズケーキ生地を充填し、次いで
    オーブン中で湯煎しながら、該生地の表面にコゲが生じ
    ないように焼成を施した後、該容器を密閉しレトルト殺
    菌処理を施すことを特徴とするチーズケーキの製造方法
  2. (2)焼成を施す方法が、該容器の開口部に金属箔をか
    ぶせる方法により行なわれることを特徴とする請求項(
    1)記載のチーズケーキの製造方法。
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