JPH0452795A - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、同一機で缶、瓶、ボトル商品などの各種商品
を販売する多セレクション、併売の自動販売機に関する
。

〔従来の技術〕

昨今では１台の自動販売機で缶入り商品、瓶入り商品、
大形ボトル商品などの各種商品を販売する多セレクショ
ン併売機が主流となっている。また、自動販売機の利用
者が立ったままの楽な姿勢で販売商品を取り出せるよう
に、商品取出口を本体ケースの前面中央位置に設けたも
のも普及しつつある。

一方、サーペンタイン式商品ラックで代表されるように
棚内に収納した商品を下方に落下式に払出する商品ラッ
ク（「落下払出式商品ラック」と呼称する）に中継搬送
用のエレベータ機構を組合せ、商品ラックより庫内の底
部に払出した商品をエレベータ機構に移載して上昇搬送
し、ケース本体の中段位置に開口する商品取出口へ搬出
するようにした方式のものが既に公知である。なお、落
下払出式商品ラックは比較的商品収容効率が高く、特に
小形缶商品のように落下衝撃で破損のおそれが少ない商
品の販売用に適している。

また、別な搬出方式の商品ラックとしてチェーン機構な
どで駆動される水平コンベアに商品搬出機構を組合せた
商品ラック（「コンベア式商品ラック」と呼称する）を
上下多段に並べて設置し、かつエレベータ機構の昇降操
作で各段のコンベア式商品ラックにアクセスするパケッ
ト機構を組合せ、商品ラックから払出した商品をパケッ
ト機構に移載して商品取出口へ搬出するようにしたもの
も既に公知である。なお、このコンベア式商品ラックは
商品をソフトハンドリングで商品取出口へ搬出すること
ができ、特に大形ボトル商品などのように破損し易い商
品の販売用に適している。

そこで、前記した落下払出式商品ラック、コンベア式商
品ラックのそれぞれの特長を生かし、小形商品から大形
商品までの各種商品を同一機で併売できるように、本体
ケースの庫内上部域、下部域に分けて左右に並ぶ落下払
出式商品ラック、および上下段に並ぶコンベヤ式商品ラ
ックを配置し、販売指令により商品ラックから払出した
商品を本体ケースの前面中央に開口した商品取出口へ送
出するようにした自動販売機の開発が進められている。

一方、かかる自動販売機の商品搬出機構として、エレベ
ータ機構の昇降操作により各段のコンベヤ式商品ラック
、商品取出口にアクセスする商品搬出シュータを兼ねた
中継搬送用の傾動式パケット機構、および落下払出式商
品ラックより払出した商品を前記のパケット機構に導く
中継コンベヤを組合わせ、各商品ラックから払出した商
品を全てパケット機構を経由して本体ケースの前面中央
位置に開口する共通の商品取出口へ搬出するようにした
構成のものが特開平１−３３０２１’ｌとして同し出願
人より既に提案されている。

〔発明が解決しようとする課題］ ところで、前記した自動販売機では、次記のように機内
の商品ラック、ないし商品ラックの収納商品に対するい
たずら、防盗性の面で難点がある。

すなわち、小形商品から大形商品までの各種商品を共通
の商品取出口に搬出させる場合には、当然のことながら
本体ケースの前面に開口する商品取出口が大形寸法とな
る。この場合に、販売待機状態でパケット機構（バケ・
ント自身の形状は前面。

上面が開放したＵ字形である）を商品取出口と通じる位
置に待機させておくことにより、庫内の下部に配置した
コンベヤ式商品ラックに対してはパケットが障害物とな
って商品取出口から手を差し入れてもコンベヤ式商品ラ
ックに触れることができない。つまりパケット自身が防
盗板としの役目を果たす、しかしながら、庫内上部に配
置した落下払出式商品ラックに対してはパケット（前面
。

上面が開放している）が防盗板の役目を果たさず、この
ままでは商品取出口より手を差し入れてその上方に位置
する落下払出式商品ラックから商品を不正に盗み出すな
どのいたずらが可能である。しかも、商品取出口の内部
に小形商品だけの取出しを許容する防盗フラッパなどの
防盗手段を設置することは、防盗フラッパと大形商品と
が干渉して大形商品が取り出せなくなるので採用できな
い。

本発明は庫内上下に分けて落下払出式商品ラックとコン
ベヤ式商品ラックを設置した頭記の自動販売機を対象に
、上記課題の解決が容５に図れるようにした自動販売機
の商品搬出装置を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記課題を解決するために、本発明は、商品取出口を上
下二分割して前記した落下払出式商品ラック、コンベヤ
式商品ラックと個別に対応させるとともに、落下払出式
商品ラックと当該ラックに対応する商品取出口との間に
は、商品取出口に通じる固定シュータと、商品ラックか
らの払出し商品を固定シュータへ導く中継コンベヤを備
え、コンベヤ式商品ラックと当該ラックに対応する商品
取出口との間には、エレベータ機構の昇降操作により各
段のコンベヤ式商品ラック、および商品取出口にアクセ
スするシュータ兼用のパケット機構を備えて構成するも
のとする。

［作用］ 上記の構成で、庫内上部に設置の落下払出式商品ラック
から払出した商品は、中継コンベヤ１固定シュータを経
て本体ケースの前面中央に分割して開口する上側の商品
取出口に搬出される。−力、庫内下部に設置のコンベア
式商品ラックから払出した商品は、当該商品ラックにア
クセスするパケット機構に移載された後、エレベータ機
構の上昇操作で本体ケースの前面中央に開口する下側の
商品取出口まで運ばれ、ここでパケットが前傾姿勢に傾
いて商品取出口に搬出される。

また、上記の構成によれば、商品取出口が落下払出式商
品ラックに対応する小形商品専用の商品取出口と、コン
ベヤ式商品ラックに対応する大形商品専用の商品取出口
とに分けて上下に分割されており、かつ双方の商品取出
口の間は庫内側で固定シュータにより隔絶されている。

したがって、仮に下側に並ぶ大形商品取出し用の商品取
出口から機内に手を差し入れても、固定シュータが障害
物になって庫内上部域に配置した落下払出式商品ラック
に触れることができない。

一方、上側の商品取出口は小形商品専用であるので、大
形商品との干渉を考慮することなく当該商品取出口の内
部に防盗フラッパを設けるなどして、落下払出式商品ラ
ックに対するいたずら防止対策を容品に講しることがで
きる。

〔実施例〕

以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

まず、第１図、第２図において、１は自動販売機の本体
ケース、２はその前面扉、３は前面扉２の中央位置に設
けた商品取出口であり、該商品取出口３は上下に並ぶ商
品取出口３ａと３ｂとに二分割されている。また、本体
ケース１の庫内上部域には小形商品販売用の商品ラック
として左右に並ぶ複数基の落下払出式商品ラック（例え
ばサーペンタイン式商品ラック）４が、庫内下部域には
大形商品販売用の商品ラックとして左右に振り分けて設
置した上下複数段のコンベア式商品ラック５が設置され
ている。なお、サーペンタイン式商品ラック、コンベヤ
式商品ラックの構造、商品搬出動作については周知であ
り、ここではその説明を省く　。

そして、前記した商品取出口３のうち、上側の商品取出
口３ａと庫内の上部に配置しまた落下払出式商品ラック
４との間には、商品搬出機構として商品取出口３ａに通
じるよう庫内の中央に設置した固定シゴータ６と、商品
ラック４から払出し７た商品を中央の固定シュータ６へ
導いて受は渡す水平移動の中継コンベヤ７が設置されて
いる。なお、固定シュータ６は商品取出口３ａと３１）
との間を庫内側で隔絶する仕切隔壁の役目も果た１、て
いる６一方、商品取出口３のうち、下側の商品取出口３
ｂと庫内の下部に配置したコン−・ヤ式商品ラック５と
間には、商品搬出機構と１，２てエレベータ機構８の操
作で昇降移動するパケット榔構９が左右に振り分けたコ
ンベヤ式商品ラック５の間の空間に配備されている。な
お、パケットｅ構９のハケン１−はエレベータ８９１１
１８から突出した支持アームに前傾可能に支持されてお
り、常時はばね付勢などで水平姿勢に保持され、商品取
出口３１〕に臨む昇陵経路の最上位に到達すると固定側
のストッパに当たって前傾姿勢に傾動する。

なお、前記の落下払出式商品ラック４には小形商品１０
（缶商品など）が、コンベヤ式商品ラック５には大形商
品１１　（ボトル商品など）を収納して販売するものと
する。

次に商品の販売動作についで説明する。まず、販売時に
落下払出式商品ラック４に収納されている小形商品を選
択側ると、選択されたコラムから払出した商品１０はそ
の下方の中継コンベヤ７の上に着地した後、中継コンベ
ヤ７Ｌこよ、って中央に運ばれ、ここから固定シュータ
６を転動して商品取出口３ａ（、こ搬出される。

一方、販売時に大形商品を選択ｊ７た場合には、パケッ
ト機構９が待機位置から選択されたコンベヤ式商品ラッ
ク４の位とに移動し、ここで商品ラック５から払出した
商品Ｊ１をパケット機構９が受容する。続いて工）／ヘ
ータ機揖８の操作でへケント機構９が商品１１と一緒に
上肩移送ｔ７、上端位置に到達したところでハケソ１−
の先端が固定側のストッパに係止してバケツトが前傾姿
勢に傾動？−る。

これにより、パケットに載っている商品工１はパケット
上を滑動して商品取出口３ｂに搬出される。

なお、販売待機状態では、パケット機構９を商品取出口
３ｂに臨む最上位の位置に停止しておく。

この状態ではパケット機構９が商品取出口３ｂを塞ぐこ
とになり、仮に商品取出口３ｂより機内に手を差し入れ
ようとしても、パケットが障害物となってその左右、お
よび下方に位置するコンベア式商品ラック５に触れるこ
とができない、また、商品取出口３ｂの庫内側上部には
固定シュータ６が取付けであるので、商品取出口３ｂよ
り上方の落下払出式商品ラック４に触れることも不可能
である。したがって商品取出口３ｂより手を差し入れて
商品ラックに収納されている商品を不正に持ち出すこと
はできない。

一方、商品取出口３Ｂについては、第３図で示すように
、商品取出口の内部に防盗フラッパ１２（防盗フラッパ
は、従来よりサーペンタイン式商品ラックの商品取出口
に採用されていて周知である）を設け、商品取出口３ａ
がら庫内へ手を差し入れることができないようにした防
盗対策が講しである。

なお、第３図において、１３は内扉１４に開口した商品
取出口３ａに通じる商品通路に設けたフラッパであり、
外部から庫内に熱が進入するのを防ぐ役目を果たしてい
る。また、１５は商品取出口３ｂに通じる内扉の商品通
路を設けた横開き弐のフラッパ、１６はパケット機構９
を前傾姿勢に傾ける固定側に設置のストッパである。さ
らに、Ｉ７はフラッパ１６の開放検出スイッチであり、
販売待機状態でフラッパ１６が開放している場合には検
出スイッチ１７の信号を基にパケット機＄１９０下鋒を
阻止するようにしている。

〔発明の効果〕

本発明の自動販売機は、以上説明したように構成されて
いるので、次記の効果を奏する。

（１）小形商品から大形商品までの各種商品を収容効率
よく収納しつつ、各商品ラックから払出した商品を本体
ケースの前面中段位置番二設けた商品取出口へ搬出して
販売することが可能であり、特に落下払出式商品ラック
から払出した商品については、機内での上昇搬送に要す
るロスタイムなしに商品取出口へ搬出できて販売時間の
短縮化が図れる。

（２）また、商品取出口を分割して本体ケースの庫内上
部域に設置した小形商品を収納する落下払出式商品ラッ
クに対応する商品取出口と、庫内下部域設置した大形商
品を収納するコンベア式商品ラックに対応する商品取出
口とに分け、さらに双方の商品取出口の間を庫内で固定
シュータにより仕切るようにしたので、各商品取出口ご
とに採用した防盗構造と併せて各商品ラックに対する防
盗性を高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の縦断側面図、第２図は第１図の
正面図、第３図は第１図における要部構造の拡大図であ
る。図において、 ｌ：本体ケース、２：前面扉、３：商品取出口、３ａ、
３ｂ：分割商品取出口、４：落下払出式商品ラック、５
：コンベア式商品ラック、６：固定シュータ、７：中継
コンベヤ、８：エレベータ機構、９：パケット機構、１
０：小形商品、１１：大形商品。 ゛Ｚ万々 １季擾グース

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）本体ケースの庫内上部域には左右に並ぶ落下払出式
   商品ラックを、下部域には上下段に並ぶコンベヤ式商品
   ラックを配置し、販売指令により商品ラックから払出し
   た商品を本体ケースの前面中央に開口した商品取出口ヘ
   搬出する自動販売機において、商品取出口を上下二分割
   して前記した各形式の商品ラックと個別に対応させると
   ともに、落下払出式商品ラックと当該ラックに対応する
   商品取出口との間には、商品取出口に通じる固定シュー
   タ、および商品ラックからの払出し商品を固定シュータ
   へ導く中継コンベヤを備え、コンベヤ式商品ラックと当
   該ラックに対応する商品取出口との間には、エレベータ
   機構の昇降操作により各段のコンベヤ式商品ラック、お
   よび商品取出口にアクセスするシュータ兼用のバケット
   機構を備えたことを特徴とする自動販売機の商品搬出装
   置。