JPH045258Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH045258Y2
JPH045258Y2 JP15621085U JP15621085U JPH045258Y2 JP H045258 Y2 JPH045258 Y2 JP H045258Y2 JP 15621085 U JP15621085 U JP 15621085U JP 15621085 U JP15621085 U JP 15621085U JP H045258 Y2 JPH045258 Y2 JP H045258Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support member
clamp member
cylinder rod
cylinder
workpiece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15621085U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6263404U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15621085U priority Critical patent/JPH045258Y2/ja
Publication of JPS6263404U publication Critical patent/JPS6263404U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH045258Y2 publication Critical patent/JPH045258Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば自動車の車体を構成するパネ
ル等のワークに一定の加工を施す際、該ワークを
固定するのに使用するクランプ装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
第5図は従来のクランプ装置を示したものであ
る。同図において、1は取付体、2は取付体1の
上端にピン3を介して図示矢印方向に開閉可能に
枢着した支持部材で、これは上下端部に側方に突
出する取付部4,5を1体に形成してある。6は
支持部材2の上端にピン7を介して図示矢印方向
に開閉可能に枢着したクランプ部材で、これは先
端にワーク8を押圧するための押圧部9を有して
いる。10は上記支持部材2の上部取付部4にブ
ラケツト11を介して装着したクランプ用シリン
ダで、このシリンダ10のシリンダロツド12を
上記クランプ部材6の後端部13にピン14を介
して回動可能に枢着する。15は前記取付体1に
ブラケツト16を介して装着したクランプ部材6
のシフト用シリンダで、このシリンダ15のシリ
ンダロツド17の先端を上記支持部材2の下部取
付部5にピン18を介して回動可能に取付ける。
尚、上記ワーク8の固定時にはクランプ部材6の
押圧部9は該ワーク8を介して例えば固定台19
に押付けられる。
そうして、上記ワーク8を加工する場合は、上
記支持部材2を起立保持した状態でクランプ用シ
リンダ10のシリンダロツド12を退入させ、ク
ランプ部材6をピン7を中心に外方に回動させて
開状態に保持した後、ワーク8を定位置に位置決
め保持する。しかる後、上記シリンダ10のシリ
ンダロツド12を突出させて、クランプ部材6を
閉方向に回動させ、その押圧部9をワーク8を介
して固定台19に押付け、その押付力でワーク8
を固定する。そして、ワーク8に対する一定の加
工が終了すると、再びクランプ用シリンダ10の
シリンダロツド12を退入させてクランプ部材6
を開方向に回動させ、ワーク8の固定を解除して
該ワーク8を次工程に送る。このとき作業工程の
都合上、上記ワーク8をクランプ部材6側から搬
出する場合、クランプ部材6がその開状態位置に
保持されていると、ワーク8の搬出の邪魔にな
る。そこで、前記シフト用シリンダ15のシリン
ダロツド17を退入させ、前記支持部材2をピン
3を中心に開方向に回動させて、上記クランプ部
材6をワーク8の搬出経路外に待避させる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来のクランプ装置によれば、クランプ部
材6をワーク8の搬出経路外に待避させるのに、
クランプシリンダ10の外に専用のシフト用シリ
ンダ15を必要とするため、上記の2個のシリン
ダを個別に操作しなければならず、作業が煩雑で
あると共に、部品点数が多くなつてコストが高い
という問題があつた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記問題点に鑑み、提案されたもの
で、取付体に開閉可能に起立枢着し、かつ、側方
に突出した鍔部を有する支持部材と、支持部材の
上端に開閉可能に枢着したクランプ部材と、上記
支持部材の鍔部に2段退入突出可能なシリンダロ
ツドを移動可能に貫通させ、かつ、該シリンダロ
ツドの先端部をクランプ部材の後端部に回動可能
に枢着した複動シリンダと、上記支持部材の鍔部
の上下位置において複動シリンダのシリンダロツ
ドに位置調整可能に装着され、かつ、シリンダロ
ツドの退入突出動作により支持部材の鍔部と衝合
する支持部材開閉用のストツパとからなるもので
ある。
〔作用〕
本考案は、クランプ部材のクランプ動作とシフ
ト動作を1個の複動シリンダで行うことを可能と
したもので、複動シリンダのシリンダロツドの初
期退入動作でクランプ部材が開方向に回動して、
ワークのクランプが解除され、2段退入動作によ
り支持部材が外側方向に回動して、上記クランプ
部材はワーク搬出経路外のシフト位置に待避保持
される。又、複動シリンダのシリンダロツドの突
出動作により支持部材が起立保持された後、ワー
クが手動によりクランプ部材で固定される。
〔実施例〕
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示したも
のである。同図において、21は側方に突出した
取付部21aを有する取付体、22は取付体21
に第1のピン23を介して図示矢印方向に開閉可
能に起立枢着した支持部材で、第1のピン23は
支持部材22の下部中心位置より外側にずれた位
置に配設してある。上記支持部材22の外側面2
2aに第4図に示すように長孔24を有する鍔部
25を突出形成すると共に、上端部22bに内側
方に突出した上端受圧部26を形成する。27は
上記取付体21に固設した固定ストツパで、この
固定ストツパ27により支持部材22が起立状態
より閉方向に回動するのを防止する。28は支持
部材22の上端に第2のピン29を介して図示矢
印方向に開閉可能に枢着したクランプ部材28
で、このクランプ部材28の先端の先端押圧部2
8aに第1の押圧部材30を固設すると共に、そ
の下面段部28aに上記支持部材22の上端受圧
部26と衝合する第2の押圧部材31を固設す
る。32は上記クランプ部材28の上面に固設し
たハンドルで、このハンドル32を用いてクラン
プ部材28手動で閉方向に回動させる。33は上
記取付体21の取付部21aにブラケツト34を
介して揺動可能に装着した複動シリンダで、この
複動シリンダ33で上記クランプ部材28をクラ
ンプ動作およびシフト動作させる。上記複動シリ
ンダ33はシリンダロツド35を2段退入動作可
能としたもので、該シリンダロツド35を支持部
材22の鍔部25に形成した長孔24に移動可能
に貫通させると共に、該ロツド35の先端をコ字
状連結具36を介してクランプ部材28の後端部
28cに取付ける。上記連結具36は、第2図お
よび第3図に示すように、複動シリンダ33のシ
リンダロツド35の先端に固設し、かつ、取付片
36a,36aに円弧状の長孔37それぞれ形成
したもので、上記長孔37を、クランプ部材28
の後端部28cの両側面に固設した取付ピン3
8,38に摺動可能に嵌め込んで、連結具36を
クランプ部材28に相対移動可能に連結する。3
9,40はクランプ部材28をシフトさせるため
複動シリンダ33のシリンダロツド35の退入突
出を2段動作させる上部および下部のストツパ
で、このストツパ39,40は、支持部材22の
鍔部25の上下位置において複動シリンダ33の
シリンダロツド35に位置調整可能に、かつ、所
定間隔を保つて装着してあり、シリンダロツド3
5の退入突出動作により上記支持部材22の鍔部
25に衝合する。41は上記クランプ部材28で
固定されるワークで、このワーク41は例えば固
定台(図示省略)の上に位置決め保持される。
次に、本考案に係るクランプ装置の動作につい
て説明すると次の通りである。尚、第1図に示す
ように、第1のピン23は、支持部材22の下部
中心より外側方向に位置ずれした位置に配設され
ているので、支持部材22には内側方向(閉方
向)への回動力が作用し、このため支持部材22
の下端面22cの内側部が上記固定ストツパ27
に当接して支持部材22は起立保持され、かつ、
クランプ部材28は閉じており、支持部材22と
クランプ部材28との合成重心は第1のピン23
を通る垂線より内則に位置しているものとする。
上記ワーク41に一定の加工を施す場合は、先
ず複動シリンダ33のシリンダロツド35を、上
部ストツパ39が支持部材22の鍔部25の上面
25aに当接するまで退入させ、クランプ部材2
8を第2のピン29を中心に外側方に回動させて
開状態位置に保持した後、ワーク41を所定の加
工位置に位置決め保持する。ワーク41が所定の
位置に位置決め保持されると、上記複動シリンダ
33のシリンダロツド35を突出させて、クラン
プ部材28を第2のピン29を中心に閉方向に回
動させ、その先端押圧部28aおよび第1の押圧
部材30をワーク41の外縁部を介して固定台
(図示省略)に、また、第2の押圧部材31をワ
ーク41の外側端縁部を介して支持部材22の上
端受圧部26に押付け、その押付力でワーク41
を固定する。
そして、ワーク41に対する一定の加工が終了
すると、再び複動シリンダ33のシリンダロツド
35を、上部ストツパ39が支持部材22の鍔部
25の上面25aに当接するまで退入させて、ク
ランプ部材28を第2のピン29を中心に外側方
向に回動させ、クランプ部材28の先端押圧部2
8a、第1の押圧部材30および第2の押圧部材
31をワーク41から離反させてワーク41の固
定を解除する。このワーク41は次の作業工程に
送られる。上記ワーク41を作業工程の都合上ク
ランプ部材側から搬出する場合、上記上部ストツ
パ39と支持部材22の鍔部25との当接後、複
動シリンダ33のシリンダロツド35をさらに退
入させ、支持部材22の鍔部25を上部ストツパ
39で下方に牽引すると、この牽引力により支持
部材22が第1のピン23を中心に外側方向に回
動すると共に、クランプ部材28が支持部材22
と一体となつて外側方向に移動する。そして、支
持部材22とクランプ部材28との合成重心が第
1のピン23を通る垂線より外側に越えると、支
持部材22が第2のピン29を中心にして自重に
より外側方向へ回動して、支持部材22の鍔部2
5が下部ストツパ40に衝合し、支持部材22は
下部ストツパ40で支持される。この支持部材2
2の外側方向への回動中に、クランプ部材28の
重心が第2のピン29を通る垂線より外側に越
え、クランプ部材28は、第2のピン29を中心
にして自重により外側方向へ回動し、取付ピン3
8が、シリンダロツド35の上端の連結具36の
長孔37にそつて下端37bに移動し、クランプ
部材28は上記連結具36でワーク41の搬出経
路外に待避保持され、ワーク41をクランプ部材
側から搬出可能となる。
一定の加工が施されたワーク41が、上記クラ
ンプ部材側から搬出されると、再び未加工ワーク
41が加工位置に搬入されて位置決め保持される
と共に、複動シリンダ33のシリンダロツド35
が突出し、支持部材22の鍔部25が下部ストツ
パ40で押上げられる。この下部ストツパ40に
よる押上げ動作により、支持部材22が、支持部
材22の下端面22cの内則部が固定ストツパ2
7に当接するまで内則方向に回動して起立保持さ
れると共に、クランプ部材28が、連結具36の
長孔37の下端37bに位置する取付ピン38を
介して連結具36により支持された状態で内則方
向に移動する。このときクランプ部材28の重心
は第2のピン29を通る垂線より内則へは移動せ
ず、したがつて、クランプ部材28は、自重によ
り外側位置に傾斜姿勢で待機保持される。しかる
後、作業者がハンドル32を持つて、上記の外側
位置に待機しているクランプ部材28を第2のピ
ン29を中心にして内則方向(閉方向)に回動さ
せ、その先端押圧部28aおよび第1の押圧部材
30をワーク41の外縁部を介して固定台(図示
省略)に、又第2の押圧部材31をワーク41の
外側端縁部を介して支持部材22の上端受圧部2
6にそれぞれ押付け、その押付力でワーク41を
固定する。このときクランプ部材28の取付ピン
38,38は、連結具36の長孔37の下端37
bより上端37aに移動する。以下同じ動作を繰
り返す。
〔考案の効果〕
本考案によれば、クランプ部材のクランプ動作
とシフト動作を1個の複動シリンダで行わせるこ
とが可能である。したがつて、クランプ部材をシ
フトさせてワークの搬出経路外に待避させるの
に、従来の如く専用のシフト用シリンダが不必要
となり、それだけ作業が簡単、かつ、容易になる
と共に、部品点数が減少し、コストの低減化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るクランプ装置の実施例を
示す正面説明図、第2図は第1図の一部拡大図、
第3図は第2図の側面図、第4図は支持部材の鍔
部を示した斜視説明図である。第5図は従来のク
ランプ装置の正面説明図である。 21……取付体、22……支持部材、25……
鍔部、28……クランプ部材、33……複動シリ
ンダ、35……シリンダロツド、39……上部ス
トツパ、40……下部ストツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取付体に開閉可能に起立枢着し、かつ、側方に
    突出した鍔部を有する支持部材と、支持部材の上
    端に開閉可能に枢着したクランプ部材と、上記支
    持部材の鍔部に2段退入突出可能なシリンダロツ
    ドを移動可能に貫通させ、かつ、該シリンダロツ
    ドの先端部をクランプ部材の後端部に回動可能に
    枢着した複動シリンダと、上記支持部材の鍔部の
    上下位置において複動シリンダのシリンダロツド
    に位置調整可能に装着され、かつ、シリンダロツ
    ドの退入突出動作により支持部材の鍔部と衝合す
    る支持部材開閉用のストツパとからなるクランプ
    装置。
JP15621085U 1985-10-11 1985-10-11 Expired JPH045258Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15621085U JPH045258Y2 (ja) 1985-10-11 1985-10-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15621085U JPH045258Y2 (ja) 1985-10-11 1985-10-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6263404U JPS6263404U (ja) 1987-04-20
JPH045258Y2 true JPH045258Y2 (ja) 1992-02-14

Family

ID=31077618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15621085U Expired JPH045258Y2 (ja) 1985-10-11 1985-10-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH045258Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6263404U (ja) 1987-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN2441607Y (zh) 快速定位夹
JPH10235494A (ja) クランプ治具
JPH045258Y2 (ja)
CN209850246U (zh) 一种汽车点焊用夹持装置
JP3432686B2 (ja) パイプ材の切断加工装置
CN212665321U (zh) 一种手动推拉式汽车产品法兰焊接用对中夹紧装置
JPH0463330U (ja)
JPH1086246A (ja) ダンボールケース包装の内袋嵌込装置
JPH0317567U (ja)
JPS5917102Y2 (ja) ケ−ブルコネクタ圧入工具
JPS5823552Y2 (ja) クランプ装置
JPS6131786Y2 (ja)
JP3099461B2 (ja) 工作物把持機構
JPH0341907Y2 (ja)
CN220324428U (zh) 一种晶片清洗盒夹取装置
JPH0744476Y2 (ja) 物品移載装置
JPS6243923Y2 (ja)
JPH0418756Y2 (ja)
JPH0611728Y2 (ja) ワーククランプ装置
JPS6142686Y2 (ja)
JP3404661B2 (ja) 挾持具
JPH078599Y2 (ja) バケットのクイックキャッチ装置
JPS5821634Y2 (ja) クランプ装置
JPH0243632Y2 (ja)
JP3005852B2 (ja) 被表面処理材料の吊下具