JPH045244Y2 - - Google Patents

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JPH045244Y2
JPH045244Y2 JP13184786U JP13184786U JPH045244Y2 JP H045244 Y2 JPH045244 Y2 JP H045244Y2 JP 13184786 U JP13184786 U JP 13184786U JP 13184786 U JP13184786 U JP 13184786U JP H045244 Y2 JPH045244 Y2 JP H045244Y2
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JP
Japan
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honing tool
main shaft
honing
tapered
spindle
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JP13184786U
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JPS6338965U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はホーニング工具の取付装置の改良に関
する。
(従来技術とその問題点) 従来、例えばエンジンのシリンダブロツクのボ
アを研削するためのホーニング工具を取付けたホ
ーニング装置が提案されている(実公昭46−295
号公報参照)。
当該装置は主軸に対してホーニング工具をナツ
トなどで締結して取付けるだけのもので、ホーニ
ング工具を自動交換することは困難である。
(考案の目的) 本考案は上記従来の問題を解消するためになさ
れたもので、ホーニング工具の自動交換を可能に
することを目的とするものである。
(考案の構成) このため本考案は、先端部に先細りテーパ部が
形成され、半径方向の突出ピンが設けられた主軸
と、後部に、主軸のテーパ部に嵌合するテーパ部
と、主軸の突出ピンに軸方向から係合する係合溝
と、外周溝とが形成されたホーニング工具と、上
記主軸に半径方向へ移動自在に支持されて内方へ
付勢され、上記ホーニング工具の外周溝に係合し
てホーニング工具を抜け止めするクランプ部材
と、上記主軸に取付けられ、クランプ部材をアン
クランプ位置に移動させるアンクランプシリンダ
とを備えたことを特徴とするものである。
(考案の効果) 本考案によれば、ホーニング工具の後部を主軸
に差し込むと、ホーニング工具のテーパ部が主軸
のテーパ部に嵌合してセンタリングされ、ホーニ
ング工具の係合溝が主軸の突出ピンに係合して主
軸の回転力が伝達され、ホーニング工具の外周溝
に主軸のクランプ部材が係合して抜け止めされる
一方、アンクランプシリンダの作動でクランプ部
材がアンクランプされるようにしたものであるか
ら、主軸に対するホーニング工具の着脱が容易に
行なえるようになり、ホーニング工具の自動交換
が可能となる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
第2図及び第3図に示すように、ホーニング装
置は、ベース1に立設された左右のコラム2,3
の上部が主軸ガイド部材4で連結された機枠5を
備え、上記主軸ガイド部材4には主軸台6が左右
移動可能に支持され、該主軸台6は割出用モータ
7で回転されるねじ軸8により左右移動されるよ
うになる。
上記主軸台6には主軸9が上下移動可能に支持
され、該主軸9は昇降シリンダなどにより上下移
動される。
該主軸9にはホーニング工具11Aが着脱自在
に取付けられている。この取付構造は後に詳述す
る。
上記機枠5のベース1上には、エンジンのシリ
ンダブロツクなどのようなワークWがセツトさ
れ、一方のコラム3側には、数種類のホーニング
工具11B,Cがセツトされたマガジン12が配
置されている。
一方、上記主軸9は、第1図に詳細に示すよう
に、ベアリング15,15を介して主軸台6に回
転自在に支持されていて、該主軸9の先部には、
主軸9との間に主軸孔16を形成するリング部材
17が固定されている。
該主軸9の先端部には、先細りテーパ軸部18
が形成され、該テーパ軸部18には半径方向へ突
出した突出ピン(回転力伝達ピン)19が嵌着さ
れている。
上記ホーニング工具11には、主軸孔16に差
し込まれる後部に、主軸9のテーパ軸部18に嵌
合するテーパ孔部20が形成されるとともに、後
端部には、主軸9の突出ピン19に軸方向(差し
込み方向)から係合する係合溝21が形成されて
いる。
また、ホーニング工具11の後部の外周には、
外周溝22が形成されている。
上記主軸9に固定されたリング部材17には、
主軸孔16の開口側のガイド孔17aに嵌合され
て半径方向へ移動自在に支持されたクランプ爪部
材23が設けられ、該クランプ爪部材23はガイ
ド孔17aに縮装されたスプリング24で内方に
付勢されて上記ホーニング工具11の外周溝22
に係合し、ホーニング工具11を抜け止めするよ
うになる。
該リング部材17には、主軸孔16の奥側に形
成されたアンクランプシリンダ17bに嵌合され
て軸方向へ移動自在に支持されたアンクランプピ
ストン25が設けられ、該アンクランプピストン
25の後端には油圧室25aが形成されていて、
該油圧室25aは主軸9に形成された油圧通路9
aを介して主軸台6の油圧通路6aに接続され、
油圧室25aに油圧が供給されると、アンクラン
プピストン25が前進してクランプ爪部材23を
スプリング24の付勢力に抗して外方(アンクラ
ンプ位置)へ移動させ、ホーニング工具11の外
周溝22との係合を解除させるようになる。
上記ホーニング工具11の軸心には中心孔27
が設けられ、該中心孔27には、先端にコーン部
28aを有するコーンロツド28が摺動自在に嵌
合されてスプリング29で後方へ付勢されてい
る。
該ホーニング工具11の前部には、コーンロツ
ド28のコーン部28aに対向する半径方向の孔
11aが円周上の複数位置に設けられ、該各孔1
1aに砥石30を取付けた砥石支持体31が出没
自在に嵌合されてOリング32で内方へ付勢さ
れ、該砥石支持体31の内周傾斜面31aがコー
ン部28aに当接している。
そして、主軸9の中心孔9bに嵌合されたロツ
ド33でコーンロツド28を下方へ押すと、コー
ン部28aにより砥石支持体31とともに砥石3
0が拡径されるとともに、コーンロツド28がス
プリング29の付勢力で上方へ復帰すると、Oリ
ング32により砥石支持体31とともに砥石30
が縮径されるようになる。
上記のような構成であれば、今、主軸9にホー
ニング工具11が取付けられていない状態である
とすると、割出用モータ7によるねじ軸8の回転
で主軸台6がマガジン12の上方に移動され、昇
降シリンダなどで主軸9が下降されると、マガジ
ン12にセツトされたホーニング工具11の後部
が主軸孔16に差し込まれてゆき、テーパ孔部2
0が主軸9のテーパ軸部18に嵌合してセンタリ
ングされるとともに、係合溝21が主軸9の突出
ピン19に係合する。
同時に、ホーニング工具11の後部に当接しス
プリング24の付勢力に抗して外方へ移動された
クランプ爪部材23が外周溝22に係合して、ホ
ーニング工具11を抜け止めする。
そして、昇降シリンダなどで主軸9が上昇され
ると、マガジン12からホーニング工具11が抜
き出される。
その後、割出用モータ7によるねじ軸8の回転
で主軸台6がワークWの上方に移動され、主軸9
によるホーニング工具11の下降、突出ピン19
によるホーニング工具11の回転、ロツド33と
コーンロツド28とによる砥石30の拡縮径によ
り、ワークWが研削される。
ホーニング工具11を交換する場合には、割出
用モータ7によるねじ軸8の回転で主軸台6をマ
ガジン12の上方に移動させ、昇降シリンダなど
で主軸9を下降させて、ホーニング工具11をマ
ガジン12の空部に差し込み、アンクランプピス
トン25の油圧室25aに油圧を供給すると、ア
ンクランプピストン25が前進してクランプ爪部
材23がアンクランプ位置に移動されるので、ホ
ーニング工具11の外周溝22との係合が解除さ
れる。
その後、昇降シリンダなどで主軸9を上昇させ
ると、ホーニング工具11は主軸9から自動的に
取外されるようになる。
そして、マガジン12を割出し回転させ、必要
なホーニング工具11を、主軸9の真下にセツト
し、前述したように、主軸9の下降、上昇動作を
繰り返すと、ホーニング工具11が主軸9に自動
的に取付けられるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るホーニング工具の取付装
置の断面図、第2図はホーニング装置の正面図、
第3図は第2図の正面図である。 6……主軸台、9……主軸、11……ホーニン
グ工具、16……主軸孔、18……テーパ軸部、
19……突出ピン、20……テーパ孔部、21…
…係合溝、22……外周溝、23……クランプ爪
部材、25……アンクランプピストン、30……
砥石、W……ワーク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 先端部に先細りテーパ部が形成され、半径方向
    の突出ピンが設けられた主軸と、 後部に、主軸のテーパ部に嵌合するテーパ部と
    主軸の突出ピンに軸方向から係合する係合溝と外
    周溝とが形成されたホーニング工具と、 上記主軸に半径方向へ移動自在に支持されて内
    方へ付勢され、上記ホーニング工具の外周溝に係
    合してホーニング工具を抜け止めするクランプ部
    材と、 上記主軸に取付けられ、クランプ部材をアンク
    ランプ位置に移動させるアンクランプシリンダと
    を備えたことを特徴とするホーニング工具の取付
    装置。
JP13184786U 1986-08-27 1986-08-27 Expired JPH045244Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13184786U JPH045244Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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JP13184786U JPH045244Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6338965U JPS6338965U (ja) 1988-03-12
JPH045244Y2 true JPH045244Y2 (ja) 1992-02-14

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ID=31030679

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JP13184786U Expired JPH045244Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2678899B2 (ja) * 1992-02-19 1997-11-19 株式会社堀場製作所 ワークチャック装置
JP2670508B2 (ja) * 1994-07-08 1997-10-29 株式会社日進製作所 砥石切込み装置およびホーニング盤

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JPS6338965U (ja) 1988-03-12

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