JPH0452288Y2 - - Google Patents

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JPH0452288Y2
JPH0452288Y2 JP1983157275U JP15727583U JPH0452288Y2 JP H0452288 Y2 JPH0452288 Y2 JP H0452288Y2 JP 1983157275 U JP1983157275 U JP 1983157275U JP 15727583 U JP15727583 U JP 15727583U JP H0452288 Y2 JPH0452288 Y2 JP H0452288Y2
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travel
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traveling
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JP1983157275U
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の詳細な説明〕 本案はパワーシヨベルの油圧回路の改良に関す
るものである。
従来のパワーシヨベルを第1図,及び第2
図により説明すると、第1図のaがバケツト、
bがアーム、cがブーム、dが旋回体、10がブ
ームシリンダ、11がアームシリンダ、28がバ
ケツトシリンダ、第1図,の17が旋回モー
タ、40,41が走行モータ、第2図1が一方の
走行用操作弁、2が旋回モータ用操作弁、3がア
ームシリンダ用操作弁、4が他方の走行用操作
弁、5がバケツトシリンダ用操作弁、6がブーム
シリンダ用操作弁、13,14が左右のポンプ、
A,Bが以上の各操作弁よりなる両コントロール
弁で、各操作弁1〜6を操作し、左右のポンプ1
3,14からの圧油を左右の走行モータ40,4
1とそれ以上のアクチユエータ10,11,1
7,28とへ送つて、これらを作動するようにな
つている。
前記パワーシヨベルの油圧回路では、作業地点
を変更するために走行移動している際、操作弁1
4を同時に操作して、両方の走行モータ40,4
1を作動するが、この前(後)進時に、衝害物を
避けようとしてアームシリンダ11または旋回モ
ータ17を作動すると、走行に比べて軽負荷圧で
あるためにパラレル接続になつている操作弁1,
2,3中、アームシリンダ11または旋回モータ
17側への圧油供給用操作弁3または2へ圧油が
集中的に流入して、走行用操作弁1から走行モー
タ41への圧油供給量が不足し、他方、走行用操
作弁4から走行モータ40には、ポンプ13から
の圧油の全てが供給される。走行だけを行なつて
いるときの前(後)進の直進性を保つために、パ
ワーシヨベルでは、左右のポンプ13,14の圧
油吐出量を等しく設定している。ところが上記事
態は、走行モータ40に1ポンプ分の圧油の全て
が供給されるが、走行モータ41には、1ポンプ
分からアームシリンダ11または旋回モータ17
へ供給される油量を差し引いた油量しか供給され
ないということであり、曲進してしまうという不
具合があつた。
本案は前記の問題点に対処するもので、左右の
ポンプ13,14からの圧油を左右の走行モータ
40,41へ供給する各走行用操作弁4,1が、
他のアクチユエータ10,11,17,28へ圧
油を供給する操作弁5,6及び2,3のそれぞれ
上流側に配設されているパワーシヨベルの油圧回
路において、前記左右のポンプ13,14から前
記左右の走行モータ40,41へ圧油を供給して
いる直進時、他のアクチユエータ10,11,1
7,28を操作したとき、片側のポンプの吐出油
の全部と他方のポンプの吐出油の一部とを左右走
行モータ40,41にパラレルに供給するととも
に他方のポンプの吐出油の残りを他のアクチユエ
ータ10,11,17,28へ供給するように左
右のポンプ13,14の圧油供給通路を変更し
て、走行直進性を保つ走行連通弁50を有し、同
走行連通弁50中にチエツク弁50cと絞り50
dとを設けるとともに、同走行連通弁50を走行
用操作弁1,4の一方の上流側に設けたことを特
徴とするパワーシヨベルの油圧回路に係り、その
目的とする処は、左右の走行モータを同時に作動
して直進しているときに、アームシリンダ、バケ
ツトシリンダ、旋回モータ等のアクチユエータを
走行モータともに作動しても走行直進性を保つこ
とができる改良されたパワーシヨベルの油圧回路
を供する点にある。
次に本案のパワーシヨベルの油圧回路を第3図
に示す一実施例により説明すると、1が一方の走
行用操作弁、2が旋回モータ用操作弁、3がアー
ムシリンダ用操作弁、4が他方の走行用操作弁、
5がバケツトシリンダ用操作弁、6がブームシリ
ンダ用操作弁、13,14が左右のポンプ、A,
Bが以上の各操作弁よりなる両コントロール弁、
10がブームシリンダ、11がアームシリンダ、
17が旋回モータ、28がバケツトシリンダ、4
0,41が走行モータ、走行用操作弁の上流に位
置する50が本案で最も特徴とする走行連通弁
で、ポンプ14の吐出部がコントロール弁Bに接
続されるとともに切換フアンクシヨンをもつ走行
連通弁50に接続されている。走行連通弁50の
通常位置はフアンクシヨン50aであり、このと
きにはポンプ14からの圧油を操作弁1へ供給す
る。また操作弁2,3へは、走行連通弁のフアン
クシヨンとは関係なく、分岐点60より通路55
を経て、ポンプ14の圧油が供給される。またポ
ンプ13の吐出部が分岐点52で2方向に岐れ
て、一方はコントロール弁Aに接続され操作弁4
へ圧油を供給し、他方が走行連通弁50に接続さ
れており、走行連通弁50のフアンクシヨン50
aでは、管路53に接続されて操作弁5,6へ圧
油を供給する。51は走行連通弁50の切換信号
で、信号51が送られると、走行連通弁50がフ
アンクシヨン50bに切換えられる。
次に前記パワーシヨベルの油圧回路の作用を説
明する。左右走行用操作弁1,4のみ、旋回モー
タ用操作弁2のみ、ブームシリンダ用操作弁6バ
ケツトシリンダ用操作弁5アームシリンダ用操作
弁3のみ、或いは旋回モータ用操作弁2ブームシ
リンダ用操作弁6アームシリンダ用操作弁3のみ
を操作したときには、走行連通弁50がフアンク
シヨン50aであり、ポンプ14の吐出油が通路
54,55から操作弁1,2,3へパラレルに供
給される。またポンプ13の吐出油が分岐点52
から通路53を経て操作弁5,6へ供給され、さ
らに通路56から操作弁4へパラレルに供給され
る。従つてポンプ13,14から各操作弁への給
油が支障なく行われる。また直進中に他のアクチ
ユエータを操作したときには、即ち、左右走行用
操作弁1,4と旋回モータ用操作弁2ブームシリ
ンダ用操作弁6バケツトシリンダ用操作弁5アー
ムシリンダ用操作弁3とを〔左走行用操作弁+右
走行用操作弁+(旋回モータ用操作弁またはブー
ムシリンダ用操作弁またはバケツトシリンダ用操
作弁またはアームシリンダ用操作弁〕の組合せで
操作したときには、第6図に示す信号発生装置に
より、リミツトスイツチLS1,LS4が接続されか
つLS2又はLS3が接続され、バツテリー電圧が
SφL.Vのソレノイド部に加わるので、ソレノイ
ド弁が切換わり、シヤトル弁SH.Vよりの油圧が
51へ伝達される為、走行連通弁50が切換わつ
て、フアンクシヨン50bになる。このとき、ポ
ンプ14からの吐出油が通路55から操作弁2,
3へ供給され、一方、通路53から操作弁5,6
へ供給される。またポンプ13の吐出油が分岐点
52から通路56を経て操作弁4へ供給され、ま
た分岐点52から通路54を経て操作弁1へ供給
される。またポンプ14の吐出油のうち、一部の
余剰油がフアンクシヨン50b中のチエツク弁5
0cより絞り50dを経てポンプ13の吐出油へ
絞り50dの面積に応じて合流供給されて、効率
が向上する。このときの通油パターンは、次の通
りである。ポンプ、13→左・右走行モータ4
0,41にパラレルに均等に供給され、ポンプ
14→旋回、アーム、バケツト、ブームの各操作
弁にパラレルに供給され、また一部の余剩油がポ
ンプ13の吐出油へ合流し、モータ40,41に
パラレルに均等に供給される。
本案のパワーシヨベルの油圧回路は前記のよう
に左右のポンプ13,14からモータ40,41
へ圧油を供給している直進時、他のアクチユエー
タ10,11,17,28を操作したとき、片側
のポンプの吐出油の全部と他方のポンプの吐出油
の一部とを左右走行モータ40,41にパラレル
に供給するとともに他方のポンプの吐出油の残り
を他のアクチユエータ10,11,17,28へ
供給するように左右のポンプ13,14の圧油供
給通路を変更して、走行直進性を保つ走行連通弁
50を具えており、左右の走行モータ40,41
を同時に作動して直進しているときに、他のアク
チユエータを作動しても、走行直進性を保つこと
ができる。
(b) 左右走行モータ40,41及び他のアクチユ
エータへの圧油通路切換用の走行連通弁50中
にチエツク弁50cと絞り50dとを設けてお
り、 構造をコンパクトにできる。
(c) 走行連通弁50は、左右の走行モータ40,
41とその他一つ以上のアクチユエータとの操
作時のみに切り換わり、走行モータ41と旋回
モータ17との同時操作時には、絞りを必要と
しないので、走行モータ41への圧油供給時、
発熱が小さくて、効率が高い。
(d) 走行連通弁50が切り換わると、ポンプ13
の吐出油は、左右走行モータ40,41のみへ
供給され、ポンプ14の吐出油は、その他のア
クチユエータへ供給され、またその一部は、走
行連通弁50中の絞り50dとチエツク弁50
cとを通じてポンプ13の吐出ラインから左右
の走行モータ40,41へ供給され、その他の
アクチユエータへの圧油優先量は、走行連通弁
50中の絞り50dの開度によりコントロール
される。従つて絞り50dの開度を適当に決め
ておけば、左右の走行モータ40,41とその
他のアクチユエータとを連動できる効果があ
る。
なおアームに対し旋回優先して路面堀削性も改
善でき、またブーム持上げ時に旋回優先を解除で
きる第4図油圧回路においても、走行連通弁50
を走行用操作弁1の上流に設置し、第5図に示す
ように適用すれば、第4図の油圧回路の特徴を失
わせずに走行直進性を改善することが可能にな
る。なお第6図のLS1,LS2,LS3,LS4はリミツ
トスイツチ、BTはバツテリー、SφL,Vはソレ
ノイド弁、SH,Vはシヤトル弁である。
【図面の簡単な説明】
第1図はパワーシヨベルの側面図、第1図
はその背面図、第2図は従来のパワーシヨベルの
油圧回路図、第3図は本案に係るパワーシヨベル
の油圧回路の一実施例の油圧回路図、第4図は路
面掘削性を改善する油圧回路の一例を示す油圧回
路図、第5図はそれに走行連通弁を適用した油圧
回路図、第6図は走行連通弁の作用説明図であ
る。 10,11,17,28……他のアクチユエー
タ、13,14……ポンプ、40,41……走行
モータ、50……走行連通弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右のポンプ13,14からの圧油を左右の走
    行モータ40,41へ供給する各走行用操作弁
    4,1が、他のアクチユエータ10,11,1
    7,28へ圧油を供給する操作弁5,6及び2,
    3のそれぞれ上流側に配設されているパワーシヨ
    ベルの油圧回路において、前記左右のポンプ1
    3,14から前記左右の走行モータ40,41へ
    圧油を供給している直進時、他のアクチユエータ
    10,11,17,28を操作したとき、片側の
    ポンプの吐出油の全部と他方のポンプの吐出油の
    一部とを左右走行モータ40,41にパラレルに
    供給するとともに他方のポンプの吐出油の残りを
    他のアクチユエータ10,11,17,28へ供
    給するように左右のポンプ13,14の圧油供給
    通路を変更して、走行直進性を保つ走行連通弁5
    0を有し、同走行連通弁50中にチエツク弁50
    cと絞り50dとを設けるとともに、同走行連通
    弁50を走行用操作弁1,4の一方の上流側に設
    けたことを特徴とするパワーシヨベルの油圧回
    路。
JP15727583U 1983-10-13 1983-10-13 パワ−シヨベルの油圧回路 Granted JPS6080152U (ja)

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JP15727583U JPS6080152U (ja) 1983-10-13 1983-10-13 パワ−シヨベルの油圧回路

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JPS6080152U JPS6080152U (ja) 1985-06-04
JPH0452288Y2 true JPH0452288Y2 (ja) 1992-12-09

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JP15727583U Granted JPS6080152U (ja) 1983-10-13 1983-10-13 パワ−シヨベルの油圧回路

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5370284A (en) * 1976-12-03 1978-06-22 Caterpillar Tractor Co Hydraulic device
JPS58146632A (ja) * 1982-02-24 1983-09-01 Hitachi Constr Mach Co Ltd 土木建設機械の油圧駆動システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5370284A (en) * 1976-12-03 1978-06-22 Caterpillar Tractor Co Hydraulic device
JPS58146632A (ja) * 1982-02-24 1983-09-01 Hitachi Constr Mach Co Ltd 土木建設機械の油圧駆動システム

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JPS6080152U (ja) 1985-06-04

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