JPH0452230Y2 - - Google Patents

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JPH0452230Y2
JPH0452230Y2 JP6893786U JP6893786U JPH0452230Y2 JP H0452230 Y2 JPH0452230 Y2 JP H0452230Y2 JP 6893786 U JP6893786 U JP 6893786U JP 6893786 U JP6893786 U JP 6893786U JP H0452230 Y2 JPH0452230 Y2 JP H0452230Y2
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time
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extension button
operated
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、乗客へのサービス向上を期するよ
うにしたエレベータの運転装置の改良に関するも
のである。
〔従来の技術〕
第3図は、たとえば特公昭61−296号公報に示
された従来の戸開時間延長釦操作による戸管制装
置に基づいて構成した戸開時間延長釦操作時の回
路図を示すもので、3台(F号機、G号機,H号
機とする)のエレベータを例として示したもので
ある。
この第3図において、(+)(−)は直流電源、
1はF号機の戸開時間延長釦(以下単に開延長釦
と呼ぶ)、1AはF号機の開延長釦動作リレーで
常1Aaはその常開接点、1Bは付勢されると一
定時限(たとえば2分)後に動作するF号機の時
限リレーで、1Baはその常閉接点である。
常開接点1Aaと常閉接点1Baは直列にして開
延長釦1に並列に接続されている。G号機、H号
機に対してもF号機の場合と同様の回路構成とな
つている。
2はG号機の開延長釦、2Aはその開延長釦動
作リレー、2Aaはその常開接点、2Bは時限リ
レーで、2Baはその常閉接点である。
同様にして、3はH号機の戸開時間延長釦、3
Aはその開延長釦動作リレー、3Aaはその常開
接点、3Bは時限リレー、3Baはその常閉接点
である。
次に動作について説明する。F号機の開延長釦
1が操作されると、直流電源(+)−開延長釦1
−開延長釦動作リレー1A−直流電源(−)の回
路でF号機の開延長釦動作リレー1Aが付勢し、
その常開接点1Aaが閉路して自己保持するとと
もに、F号機の戸管制装置(図示しない)によ
り、F号機の戸は開状態に維持される。
一方、F号機の時限リレー1BはF号機の開延
長釦1の操作時点から時限のカウントを開始す
る。
一定時限(たとえば2分)のカウントが満了す
ると、F号機の時限リレー1Bの常閉接点1Ba
が開路し、F号機の開延長釦動作リレー1Aが消
勢し、戸管制装置(図示しない)によりF号機の
戸は開状態を解除され、平常運転状態に戻る。
なお、G号機、H号機の開延長釦2,3が操作
された場合については、F号機と同様な動作とな
るので説明は省略する。
以上のように、開延長釦が操作された場合で
は、群管理運転とは何ら関与することなく、各々
決められた時限において開延長釦動作が行なわれ
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のエレベータの開延長釦動作に併なう運転
装置は以上のように各々のエレベータが予じめ決
められた時間だけ開延長動作を行なうよう構成さ
れているので、複数台が同時に操作されたり、共
通の乗場呼びが数多く登録される場合では、乗場
で待つている乗客に対するサービスが大幅に低下
するなどの問題点があつた。
この考案は、かかる問題点を解消するためにな
されたもので、乗場乗客へのサービス低下を防止
することができるエレベータの運転装置を得るこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るエレベータの運転装置は、開延
長釦が操作されたエレベータの台数および共通の
乗場呼び登録数をカウントするカウント手段と、
このカウント手段のカウント値に応じて開延長動
作時間を調整する手段とを設けたものである。
〔作用〕
この考案においては、開延長釦の操作されたエ
レベータの台数および共通の乗場呼び登録数をカ
ウント手段でカウントし、そのカウント値に応じ
て開延長動作時間を適切に設定変更し、適切な群
管理運動に早期に復帰させる。
〔実施例〕
以下、この考案のエレベータの運転装置の実施
例について図面に基づき説明する。第1図および
第2図はその一実施例の回路図であり、図示の実
施例では3台(F号機、G号機、H号機とする)
のエレベータを例にした場合を示す。
この第1図、第2図の両図において、第3図と
同一部分には同一符号を付してその説明を省略
し、第3図とは異なる部分を説明する。
まず、第1図において、1Cは付勢されると一
定時限(たとえば1分)後に動作するF号機の第
2時限リレーで、1Caはその常閉接点、1Dは
付勢されると一定時限(たとえば30秒)後に動作
するF号機の第3時限リレーで、1Daはその常
閉接点である。
これらの第2時限リレー1C、第3時限リレー
1Dは開延長釦動作リレー1A、第1時限リレー
1Bとともに並列に接続されており、また、それ
らの常閉接点1Ba,1Ca,1Daは常開接点1
Aaと直列回路を構成し、この直列回路は開延長
釦1と並列になつている。
G号機、H号機に対しても同様の回路構成をな
し、それぞれ数字「2」,「3」がF号機に対応す
る部材の前に付されている。
F号機に対する回路の常閉接点1Ba,1Ca,
1Daにはそれぞれ並列に、第1時限設定リレー
8〜第3時限設定リレー10の常閉接点8a,9
a,10aが接続されている。
同様にして、G号機、H号機に対する回路にお
いて、常閉接点2Ba,2Ca,2Da,3Ba,3
Ca,3Daには、それぞれ第1時限設定リレー8
〜第3時限設定リレー10の常閉接点8b,9
b,10b,8c,9c,10cが並列に接続さ
れている。
これらの第1時限設定リレー8〜第3時限設定
リレー10は第2図に示すように、開延長時間設
定演算装置7(以下演算装置という)と直流電源
(−)との間に接続されている。
この第2図において、4は各階の乗場に設置さ
れる乗場呼び釦(図示しない)の登録リレー常開
接点群であり、これらの登録リレー常開接点群4
は並列に接続され、直流電源(+)と乗場呼びカ
ウンタ6との間に接続されている。
また、1Ab〜3AbはそれぞれF号機〜H号機
の開延長釦動作リレ1A〜3Aの常開接点であ
る。これらの常開接点1A〜3Aは直流電源
(+)と開延長釦1,2,3の操作台数をカウン
トするカウンタ(以下台数カウンタという)5と
の間に接続されている。
この台数カウンタ5の出力+0.1(開延長釦の
操作されていない台数)および上記乗場呼びカウ
ンタ6の出力nにより、演算装置7はn/+
0.1を演算するようにしている。
この演算装置7の出力により、開延長時間を最
も長いものにする第1の時限設定リレー8(たと
えばn/+0.1≦5)、開延長時限を短いものに
するための第2時限設定リレー9(たとえば5<
n/+0.1≦20)、開延長時限を最も短かいのに
するための第3時限設定リレー10(たとえば
n/+0.1>20)を作動させるようになつてい
る。
次に、動作について説明する。たとえば、F号
機のみ開延長釦1が操作され、このとき共通の乗
場呼びカウンタ6の出力がn=8の場合では、ま
ず第1図において、直流電源(+)−開延長釦1
−開延長釦動作リレー1A−直流電源(−)の回
路でF号機の開延長釦動作リレー1Aが付勢し、
その常開接点1Abが閉路し、台数カウンタ5の
出力は+0.1=2.1となる。
したがつて、演算装置7の出力はn/+0.1
≒3.8となるため、第1時限設定リレー8が付勢
され、その常閉接点8aが開路し、F号機の開延
長釦動作リレー1AはF号機の第1時限リレー1
Bの常閉接点1Baにより自己保持される。
これにより、F号機のみの開延長釦1の操作で
は一定時限(たとえば2分)は最長の時限とな
り、この一定時限中は開状態に維持される。
また、上記において、共通の乗場呼びカウンタ
6の出力がn=15の場合では、演算装置7の出力
はn/+0.1≒7.1となるため、第2時限設定リ
レー9が付勢され、その常閉接点9aが開路し、
F号機の開延長釦動作リレー1Aは第2時限リレ
ー1Cの常閉接点1Caにより自己保持される。
この結果、共通の乗場呼び登録数が多くなる場
合では、開延長釦1の操作による開延長時限(こ
の場合では1分)は短くなる。
次に、F号機、G号機の2台の開延長釦1,2
が操作され、このとき共通の乗場呼びカウンタ6
の出力がn=25の場合で説明する。
まず、F号機、G号機の開延長釦動作リレー1
A,2Aが付勢され、その常開接点1Ab,2Ab
が閉路し、台数カウンタ5の出力は+0.1=1.1
となる。
したがつて、演算装置7の出力はn/+0.1
≒22.7となり、第3時限設定リレー10が付勢さ
れ、その常閉接点10a,10bが開路し、F号
機、G号機の開延長釦動作リレー1A,2Aは、
F号機,G号機の第3時限設定リレー1D,2D
の常閉接点1Da,2Daにより自己保持される。
これにより、この場合の開延長時限(この場合
では30秒)は最も短かくなり、この間は開状態に
維持される。
また、F号機、G号機、H号機の開延長釦1,
2,3が操作された場合については、同様な説明
となるので省略する。
なお、上記実施例では、開延長釦について説明
したが、戸開状態を維持する他の装置(たとえば
開延長スイツチ)であつてもよく、上記実施例と
同様の効果が得られる。
また、上記実施例では、台数カウント+0.1
と乗場呼びカウントnにおいてn/+0.1≦5、
5<n/+0.1≦20、n/+0.1>20の値で設
定時限を変更するよう説明したが、この値はあく
までも例であり、この値が異なる場合、さらには
設定時限個数を増加する場合でも同様な結果とな
ることは言うまでもない。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおり、エレベータの
開延長釦動作を、その操作される台数、共通の乗
場呼び登録数により設定時限を調整するように構
成したので、適切な群管理運転へ早期復帰させ、
乗場乗客へのサービス低下を阻止する効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれこの考案のエレ
ベータの運転装置の一実施例の回路図、第3図は
従来のエレベータの運転装置の回路図である。 1〜3……開延長釦、1A〜3A……開延長釦
動作リレー、1B〜3B……第1時限リレー、1
C〜3C……第2時限リレー、1D〜3D……第
3時限リレー、4……登録リレー常開接点群,5
……台数カウンタ、6……乗場呼びカウンタ、7
……演算装置、8……第1時限設定リレー、9…
…第2時限設定リレー、10……第3時限設定リ
レー。なお、図中同一符号は同一または相当部分
を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 群管理され複数台並設されたエレベータの各か
    ごのかご内に通常の戸開釦とは別に設けられ、操
    作すると戸開指令を発するとともに戸開後は予じ
    め設定した時間だけ戸開状態を維持するよう指令
    を発する戸開時間延長釦、この戸開時間延長釦が
    操作されたとき、前記エレベータの操作台数をカ
    ウントする第1の装置、前記エレベータの各階に
    設けられた共通の乗場呼びの登録数をカウントす
    る第2の装置、前記第1の装置および第2の装置
    の出力により前記戸開時間延長時間の設定値を判
    定する第3の装置、この第3の装置により戸開時
    間延長時間を調整する回路を備えたことを特徴と
    するエレベータの運転装置。
JP6893786U 1986-05-08 1986-05-08 Expired JPH0452230Y2 (ja)

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JPS62181584U JPS62181584U (ja) 1987-11-18
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