JPH0452183A - カラー記録物シートの掲示体 - Google Patents

カラー記録物シートの掲示体

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JPH0452183A
JPH0452183A JP2161322A JP16132290A JPH0452183A JP H0452183 A JPH0452183 A JP H0452183A JP 2161322 A JP2161322 A JP 2161322A JP 16132290 A JP16132290 A JP 16132290A JP H0452183 A JPH0452183 A JP H0452183A
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ink
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color recorded
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Masahiko Hikuma
昌彦 日隈
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ポスターや看板等のデイスプレー等として有
用なカラー記録物シートの掲示体に関し、特に、透光性
基材上にインク保持層とインク輸送層とを有する被記録
材にインク滴なもって画像を形成したカラー記録物シー
トの掲示体に関する。
(従来の技術) 従来、少なくともインク保持層とインク輸送層とを有す
る被記録材については、特開昭62−140878号公
報等に記載されており、又、それを用いた記録方法につ
いては特開昭62142680公報等に記載されている
これらの被記録材により形成された記録物は、一般の紙
の様に、インクにより記録した面から記録画像を観察す
ることも不可能ではないが、記録面と反対側の面、即ち
、支持対面側から記録画像を観察することにより、画像
面のラミネート等の後処理等が不要で、且つ画像表面に
適度な光沢を有し、画像濃度が高(、しかも鮮明性や耐
光性に優れたものとすることが出来る。
その為、かかる記録物は単独で用いる他に、建物内の壁
や窓、或は各種の材質のパネルボード等の別の基体に支
持(隣接や接着等)されたカラー印画物として使用する
ことも有用である。
一方、従来の一般的なカラー記録物シートの掲示体とし
ては、平板或は円筒状のプラスチック製(透明、乳白色
等)、ガラス製(透明、乳白色等)、金属製等の支持基
体に貼り合わせたり、或は更に透明性の保護板をカラー
記録物シート上に重ね合わせたりしていた。又、カラー
記録物シートの裏側から光を発光(蛍光灯等を利用)さ
せ、内照用としても使用されてきた。
(発明が解決しようとしている問題点)しかしながら、
前記カラー記録物シートが水性インクで記録されている
場合、この記録物シートを従来のカラー記録物シートと
同様に金属、ガラス、プラスチック製等の支持体に貼合
して掲示体とした場合、オフィスや店内の常温常温の環
境であっても温度の変化によって、カラー記録物シート
と支持体との間が高湿度となったり、結露が発生したり
して、画像の耐水性が影響を受け、カラー記録物シート
が本来有する耐水性のレベルが低下し、インクの滲み出
しが生じ、カラー印画物の画像がぼやけるという欠点が
あった。
従って、本発明の第一の目的は、上述の問題点を解決し
、透光性基村上に少なくともインク保持層とインク輸送
層とを有する被記録材に、インクをもって画像を形成し
た記録物シートであっても、十分な耐水性を維持するこ
とが出来るカラー記録物シートの掲示体を提供すること
にある。
更に、本発明の第二の目的は、耐環境性に優れたカラー
記録物シートを360°の角度で観察可能な掲示体を提
供することにある。
C問題点を解決する為の手段) 上記目的は以下の本発明によって達成される。
即ち、本発明は、透光性基材上に少なくともインク保持
層とインク輸送層とを有する被記録材にインク滴をもっ
て画像を形成したカラー記録物シートとこれを支持する
支持体とからなり、上記カラー記録物シートと上記支持
体との接触面積がカラー記録物シートの面積の50%以
下であることを特徴とするカラー記録物シートの掲示体
である。
(作  用) 本発明では、カラー記録物シートと支持体との接触面積
をカラー記録物シートの面積の50%以下とすることに
よって、カラー記録物シートと支持体との間の空気の流
通を良好にし、カラー記録物シートの温度変化による劣
化を排除することが出来る。
又、好ましい実施態様では、カラー記録物シートを筒状
体とし、その内部に支持体を挿入して該支持体によって
該筒状体を支持することにより、360°観察可能なカ
ラー記録物シートの掲示体を提供することが出来る。
(好ましい実施態様) 次に好ましい実施例を例示する添付図面を参照して本発
明を更に詳細に説明する。
第1図は本発明に使用する好ましい実施態様のカラー記
録物シートの断面を図解的に説明するモデル図である。
第1図に示した如く、本発明のカラー記録物シート6は
、基本的に被記録材4のインク記録面であるインク輸送
層1、形成された絵柄5を有するインク保持層2及びそ
の表面に設けられた透光性基材3から成るものである。
第2図は、本発明の好ましい例を説明する図であり、こ
の例では、ステンレスパイプ(外径20mm)製の四角
形の枠7を2組作成し、回転可能なネジ8で両者を仮留
めした支持体を用いる。この支持体を第2図(b)の様
に回転可能ネジ8を緩めて畳み、これを前記特定のカラ
ー記録物シート6を円筒状に繋ぎ合わせたものの中央部
に挿入する。次にステンレスバイブ枠を回転可能ネジ8
を中心にして広げ、止まったところで回転可能ネジ8を
固定する(第2図(C))。
この様にして掲示したカラー記録画像は、360°の角
度から観察可能であり、且つ常温常湿下の室内に一ケ月
放置しても画像の変色や滲みが認められないものであっ
た。
尚、上記で使用したステンレス(金属製)パイプの代わ
りに木製、硝子製、紙製、樹脂製のものを使用しても、
又、如何なる形状のものを使用しても良好な結果が得ら
れた。
更に、上記で使用したパイプの長さを調整出来る様にす
ることにより、如何なるサイズのカラー記録物シートに
も対応が可能となった。
又、中心部に光源を設置して、内照式デイスプレーとし
て使用することも可能である。
第3図は、本発明の別の好ましい例を説明する図であり
、この例では、木製の円柱(20mm径)9を用いて第
3図(a)の枠組みを作成して支持体とする。8角は可
動性ネジ10により仮留めしたものである。この支持体
を可動性ネジ10を緩めて第3図(b)の様に畳み、こ
れを前記特定のカラー記録物シート6を円筒状に繋ぎ合
わせたものの中央部に挿入する。次に支持体を広げ、止
まったところで可動性ネジ10を固定する(第3図(C
))。
この様にして掲示したカラー言己録画像は、360゛の
角度から観察可能であり、且つ常温常温下の室内に一ケ
月放置しても画像の変色や滲みが認められないものであ
った。
尚、上記で使用した木製円柱の代わりに金属製、硝子製
、紙製、樹脂製のものを使用しても、又、如何なる形状
のものを使用しても良好な結果が得られた。
更に、上記で使用した円柱の長さを調整出来る様にする
ことにより、如何なるサイズのカラー記録物シートにも
対応が可能となった。
又、中心部に電灯を設置して、内照式デイスプレーとし
て使用することも可能である。
第4図は、本発明の更に好ましい例を説明する図であり
、この例では、透明なアクリル樹脂製の円筒(厚さ5m
m、外径300mm、高さ600mm)に1 cm2当
たり64mm2の孔11を均等に開けたものを支持体と
した。この支持体に前記特定のカラー記録物シート6を
巻き付は固定した。
この様にして掲示したカラー記録画像は、360°の角
度から観察可能であり、且つ常温常温下の室内に1ケ月
放置しても画像の変色や滲みが認められないものであっ
た。
尚、上記で使用した樹脂製の代わりに木製、硝子製、紙
製、金属製のものを使用しても、又、如何なる形状のも
のを使用してもカラー記録物シート6と隣接する支持体
の接触面積が50%以下であれば良好な結果が得られた
。尚、上記接触面積が50%を越えると条件によっては
画像の耐水性の低下が認められる。
又、中心部に電灯を設置して、内照式デイスプレーとし
て使用することも可能である。
尚、上記例は本発明の好ましい特定の例であって、本発
明はこれらの例に限定されるものでない。
本発明でいう接触面積は、下式により容易に算出するこ
とが出来る。
次に、本発明に使用する被記録材の構成、それらの製造
方法及びカラー画像の形成方法を述べ、本発明を更に詳
細に説明する。
本発明に使用する被記録材は、支持体としての透光性基
材と、該基材上に形成された実質的にインク或は記録剤
を吸収及び捕捉するインク保持層と、インク保持層上に
形成され、インクを直接受容し、通液性を有するインク
輸送層より構成される。
上記インク輸送層の通液性を向上させる為の好ましい態
様としては、インク輸送層内部に亀裂や連通孔を有する
多孔質構造のインク輸送層とする例が挙げられる。
上記特性を満足させる為にインク輸送層は、主として記
録剤に対して非染着性の粒子と結着剤とから構成するの
が好ましい。
ここで非染着性の粒子としては、−次粒子と言われる単
粒子でも、これらが凝集した二次粒子と言われる多孔性
粒子でもよい。
次に、インク輸送層を形成するもう1つの物質である結
着剤は、上記粒子同士及び/又はインク輸送層とインク
保持層とを結着させる機能を有するものであり、粒子と
同様に記録剤に対して非染着性であることが好ましい。
粒子と結着剤との混合比は、粒子の種類と粒径によって
も異なるが、1O71〜1/2の範囲が好ましく、より
好適には571〜1/1の範囲である。
又、本発明では、インク輸送層としての機能を更に向上
させる為に、必要に応じて各種の添加剤、例えば、界面
活性剤、浸透剤、蛍光染料、着色剤、架橋剤等をインク
輸送層中に適宜添加してもよい。
インク輸送層の厚さは、6〜150μmの範囲が好まし
く、より好適には10〜50μmの範囲である。
次に、インク保持層は、インク輸送層に吸収されたイン
クを安定して吸収及び捕捉する為に、インク輸送層より
もインクの吸収力が強いことが必要となる。
又、前述の様に記録画像とは反対側から観察する為に、
インク保持層は透光性であることが好ましい。
上記の機能を満足するインク保持層は、記録剤を吸着す
る光透過性樹脂及び/又はインクに対して溶解性又は膨
潤性を有する光透過性樹脂を主体として構成されること
が好ましい。
例えば、記録剤として酸性染料を含有する水性インクを
用いた場合、インク保持層は上記染料に対して吸着性を
有する樹脂、例えば、水系インクに対して膨潤性を有す
る水溶性乃至親水性ポリマーにより構成されるのが好ま
しい。
インク保持層の厚みは、好ましくは、1〜30μm、よ
り好ましくは3〜10μmの範囲である。
透光性基材としては、従来公知のものはいずれも使用出
来、具体的には、透光性のポリエステル等の樹脂フィル
ムやガラス板等が挙げられる。
上記透光性基材上にインク保持層と、インク輸送層とを
形成させる方法としては、上記で挙げた材料を適当な溶
剤に溶解又は分散させて塗工液を調製し、この塗工液を
、例えば、ロールコーティング法、ロッドバーコーティ
ング法、エアーナイフコーティング法等の従来公知の方
法により基材上に塗工し、その俊速やかに乾燥させる方
法が好ましい。又、前記の材料をホットメルトコーティ
ング法或は前記の材料から一旦単独のシートを形成して
おき、該シートを基材にラミネートする方法でもよい。
但し、基材上にインク保持層を設ける際には、例えば、
アンカーコート層を形成する等の方法で基材とインク保
持層とを密着を強固にし、空隙をな(すのが好ましい。
基材とインク保持層との間に空隙が存在すると、記録画
像表面が乱反射し、実質的に画像の光学濃度を下げるこ
とのなるので好ましくない。
本発明のカラー記録物シートでは、上記被記録材を用い
て画像を形成するものであるが、これらの被記録材を用
いてカラー画像を形成する手段としては、万年筆、ボー
ルペン、フェルトベン、ペンプロッタ−、インクジェッ
ト等、記録剤(染料、色素等)を含有するインクを用い
た記録器具及び記録装置が挙げられる。画像記録の高速
性の観点からインクジェット記録が好適である。
(発明の効果) 以上説明の様に本発明によれば、カラー記録物シートと
支持体との接触面積をカラー記録物シートの面積の50
%以下とすることによって、カラー記録物シートと支持
体との間の空気の流通を良好にし、カラー記録物シート
の温度変化による劣化を排除することが出来る。
又、好ましい実施態様では、カラー記録物シートを筒状
体とし、その内部に支持体を挿入して該支持体によって
該筒状体を支持することにより、360°観察可能なカ
ラー記録物シートの掲示体を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で使用する好ましいカラー記録物シート
の断面を図解的に説明するモデル図であリ、 第2〜4図は本発明の実施態様のカラー記録筒 図 物シートの掲示体を図解的に説明するモデル図である。 :インク輸送層 2:インク保持層 3:透光性基材 4:被記録材 5:絵柄 6:カラー記録物シート 7:ステンレス製パイプ 8:回転可能ネジ 9:木製円柱状枠 第2図 10:可動性ネジ 11:孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透光性基材上に少なくともインク保持層とインク
    輸送層とを有する被記録材にインク滴をもって画像を形
    成したカラー記録物シートとこれを支持する支持体とか
    らなり、上記カラー記録物シートと上記支持体との接触
    面積がカラー記録物シートの面積の50%以下であるこ
    とを特徴とするカラー記録物シートの掲示体。
  2. (2)カラー記録物シートが、その一対の端部が連接さ
    れた筒状体であり、支持体が該筒状体の内部にあって該
    筒状体を支持している360゜観察可能な請求項1に記
    載のカラー記録物シートの掲示体。
  3. (3)記録画像がインクジェット記録方式により形成さ
    れている請求項1又は2に記載のカラー記録物シートの
    掲示体。
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JP2006069312A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Yamaha Motor Co Ltd 小型車両におけるフロントウィンド
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JPS61126184U (ja) * 1985-01-28 1986-08-08
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