JPH0451072B2 - - Google Patents

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JPH0451072B2
JPH0451072B2 JP61189917A JP18991786A JPH0451072B2 JP H0451072 B2 JPH0451072 B2 JP H0451072B2 JP 61189917 A JP61189917 A JP 61189917A JP 18991786 A JP18991786 A JP 18991786A JP H0451072 B2 JPH0451072 B2 JP H0451072B2
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JP
Japan
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channel
gate electrode
insulating film
drain
floating gate
Prior art date
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JP61189917A
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JPS6345862A (ja
Inventor
Yutaka Hayashi
Ryoji Takada
Yoshikazu Kojima
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Seiko Epson Corp
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Publication of JPS6345862A publication Critical patent/JPS6345862A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はMIS(Metal Insulater Semicon−
ductor)構造の浮遊ゲート型不揮発性メモリに関
する。
〔発明の概要〕
この発明は、浮遊ゲート電極端からドレイン領
域における半導体基板表面にチヤネルを設け、こ
のチヤネルの導電状態と浮遊ゲート電極の電位を
同一の制御ゲート電極でコントロールすることに
より、保持特性を改善した高集積可能な半導体不
揮発性メモリである。
〔従来の技術〕
従来の書込み効率が高く、低電圧書込み可能な
半導体不揮発性メモリの構造断面図を第2図に示
す。P型基板1の表面近傍に設けられたN+形の
ソース領域2及びドレイン領域3との間に、選択
ゲート絶縁膜5を介して選択ゲート電極6により
制御される第1チヤネル11と、注入ゲート絶縁
膜7を介して浮遊ゲート電極10により制御され
る第2チヤネル12が構成されている。さらに浮
遊ゲート電極10は層間絶縁膜9を介して制御ゲ
ート電極8と容量結合されている。
このメモリの動作原理を簡単に説明する。まず
制御ゲート電極8に書込み電圧VW(4〜8V)を
印加し、浮遊ゲート電極10の電位を上げ第2チ
ヤネル12をオン(強反転状態)させる。選択ゲ
ート電極6には第1チヤネルのしきい値電圧
(VTSG)より僅かに(0.1〜0.2V)高い電圧VTSG′)
を印加する。この状態でドレイン3に書込み信号
(5V)が印加されると、チヤネル電流が流れ、第
1チヤネル11と第2チヤネル12間の電位差で
キヤリアが加速されホツトエレクトロンを発生
し、薄い注入ゲート絶縁膜7を飛び越して浮遊ゲ
ート電極10中に注入され、書込みが行われる。
消去は、紫外線消去法あるいは、消去電極を設け
Fowler−Nordheim電流を利用したトンネル電
流消去法により行う。
このようなソース側に選択ゲート電極6を持つ
浮遊ゲート型メモリでは、ドレインには信号線Q
が接続され、電源電圧VDD(5V)あるいはグラン
ド電位のいずれかの状態にある。浮遊ゲート電極
10に電子が注入された状態でドレインにVDD
長い時間印加されると、浮遊ゲート電極10中の
電子がFowler−Nordheim電流機構によりドレ
インにリークしてしまい保持特性が悪くなる。最
も簡単な対策として、ドレイン側に絶縁用トラン
ジスタを直列に接続し、保持状態ではこのトラン
ジスタをオフし、ドレインに5Vがかからないよ
うにすれば良いが、セル面積が大きくなることと
書込み時のドレイン電圧がこのトランジスタの電
圧降下分だけ低くなるという問題がある。
一方、ドレインの不純物濃度を低くすると薄い
酸化膜中の電界強度を緩和させることができるの
で、従来は第2図に示すようなN−ドレイン領域
4を設けたLDD(Lightly Doped Drain)構造
を採用することにより保持特性を改善している
(神谷,小島,田中,林「LDD構造による不揮発
性メモリの保持特性の改良」第31回応用物理学関
係 連合講演会予稿集1P−E−13,1984年)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、LDD構造のN-ドレイン領域4の不純
物濃度を下げすぎると、ドレイン抵抗が高くな
り、書込み時に、ドレイン領域での電位降下によ
り書込み効率が低下したり、読出し時のドレイン
電流が制限される等により設計が難しいという問
題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、上述の点に鑑みなされたもので、
浮遊ゲート電極端からドレインにかけてチヤネル
を設け、制御ゲート電極によりこのチヤネルの導
電状態を制御するものである。
〔作用〕
浮遊ゲート電極とドレインが絶縁用チヤネルに
よつて電気的に分離されるので、浮遊ゲート電極
からのトンネルリーク電流を抑えることができ、
保持特性が改善される。
〔実施例〕
第1図に、この発明の実施例である不揮発性メ
モリの構造断面図を示す。第2図のLDD構造の
メモリと比較してN-ドレイン領域4の代わりに、
分離ゲート絶縁膜14と制御ゲート電極8より成
る第3チヤネル13を形成している点が異なる。
制御ゲート電極8は層間絶縁膜9を介して浮遊ゲ
ート電極と容量結合している。第1図のこの発明
の実施例のセル面積は、制御ゲートをオーバーラ
ツプさせるだけなので、第2図の従来のLDD構
造のセル面積とほとんど同じである。
この発明の不揮発性メモリは第1チヤネルと第
3チヤネルのしきい値電圧により3つの型があ
る。すなわち、第1,第3チヤネルともエンハン
スメント形の場合と、第1チヤネルがエンハンス
メント形で第3チヤネルがデプリーシヨン形の場
合と、第1チヤネルがデプリーシヨン形で第3チ
ヤネルがエンハンスメント形の場合である。
従来とこの発明の3つの実施例について、書込
み/読出し時のバイアスパルスのタイムチヤート
の一例を第3図a〜dに示す。
第3図aは従来のLDD構造のもので、通常動
作(WORK)時は選択ゲート電極(略号SG)及
び制御ゲート電極(略号CG)はグランド電位で
ドレインには5Vあるいは0Vの書込み信号Qが印
加されている。書込み時(WRITE)時は選択ゲ
ート電極に第1チヤネルのしきい値電圧よりわず
かに高い電圧VTSG、制御ゲート電極に書込み電
圧VWを印加する。Q=H(5V)の場合はチヤネ
ル電流が流れ、浮遊ゲート電極中に電子が注入さ
れる。Q=L(0V)の場合は、チヤネル電流が流
れず電子の注入が行われない。書込み後の通常動
作時にQ=Hの状態で長い時間ドレインに5Vが
かかると、浮遊ゲート電極中の電子がドレインに
リークする。電源切断(POWER OFF)後の読
出し(RECALL)は選択ゲート電極に5Vを印加
し、第1チヤネルを完全にオン状態とする。制御
ゲート電極はグランド電位とし、浮遊ゲート電極
中に電子が注入されていれば、第2チヤネルはオ
フ状態なのでドレインの電位が上がつてもドレイ
ン電流は流れない。電子が注入されていなけれ
ば、第2チヤネルはオン状態なので、ドレイン電
流が流れる。
このように、浮遊ゲート電極中への電子の注入
の有無に対応したドレイン電流の変化により読出
しが行われる。
第3図bは、この発明の第1,第3チヤネルが
共にエンハンスメント形の場合で、書込み時のバ
イアスパルスは従来と同じである。読出し時は、
第3チヤネルのしきい値電圧VTCGよりも0.5V程
度高い電圧VTCGを制御ゲート電極に印加し、第
3チヤネルをオンさせている。書込み,読出し時
以外は制御ゲート電極はグランド電位なので第2
チヤネルのドレイン側に5Vが印加されることは
ない。
第3図cは、この発明の第1チヤネルがエンハ
ンスメント形で第3チヤネルがデプリーシヨンの
場合である。書込み,読出し時のバイアスパルス
は従来と全く同じであるが、書込み時に第3チヤ
ネルが完全にオン状態になるので、ドレインでの
電位降下は従来のものより小さくできる。保持特
性は第3チヤネルのデプレツシヨン抵抗により薄
い酸化膜にかかる電界を緩和するので従来の
LDD構造のものとほぼ同じである。
第3図dはこの発明の第1チヤネルがデプリー
シヨン形で第3チヤネルがエンハンスメント形の
場合である。第1チヤネルのしきい値によりチヤ
ネル電流が決まるので、書込み時のVTSG′という
駆動パルスが不要である。読出し時の動作は第3
図bと同様である。パルス用の定電位源としては
VTSG′の方がVTCG′より高い電圧精度が必要なので
VTSG′が不要となれば周辺回路としては大幅に簡
略化できる。
〔発明の効果〕
以上述べた通り、この発明の第3チヤネルを設
け制御ゲート電極で制御することにより、セル面
積を増加させることなく、保持特性の改善,ドレ
イン電圧降下の低減,あるいは、周辺回路の簡略
化の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の分離チヤネルを用いた不揮
発性メモリの構造断面図、第2図は従来のLDD
を用いた不揮発性メモリの構造断面図、第3図は
書込み/読出し時のバイアスパルスのタイムチヤ
ート示す。 1…P基板、2…N+ソース領域、3…N+ドレ
イン領域、4…N-ドレイン領域、5…選択ゲー
ト絶縁膜、6…選択ゲート電極、7…注入ゲート
絶縁膜、8…制御ゲート電極、9…層間絶縁膜、
10…浮遊ゲート電極、11…第1チヤネル、1
2…第2チヤネル、13…第3チヤネル、14…
分離ゲート絶縁膜。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1導電型の半導体基板表面部分に互いに間
    隔をおいて設けられ、前記第1導電型と異なる第
    2導電型のソース及びドレイン領域と、前記ソー
    ス領域から前記ドレイン領域にかけてチヤネル電
    流を導く為に直列に接続して設けられた第1から
    第3のチヤネル領域と、前記第1チヤネル上に設
    けられた選択ゲート絶縁膜と、前記第2チヤネル
    上に設けられた注入ゲート絶縁膜と、前記第3チ
    ヤネル上に設けられた分離ゲート絶縁膜と、前記
    注入ゲート絶縁膜上に設けられた浮遊ゲート電極
    と、前記浮遊ゲート電極上の層間絶縁膜と、前記
    選択ゲート絶縁膜上に設けられた選択ゲート電極
    と、前記浮遊ゲート電極上から前記分離ゲート絶
    縁膜上にかけて設けた制御ゲート電極から成り、
    第1チヤネル領域と第2チヤネル領域の境界部か
    ら注入ゲート絶縁膜を介して浮遊ゲート電極の端
    部にチヤネル電流の一部を注入する事により情報
    の書き込みを行うとともに、情報の書き込み及び
    読み取り時を除いて第3チヤネル領域を制御ゲー
    ト電極により遮断し浮遊ゲート電極とドレイン領
    域を電気的に分離する構造を有する半導体不揮発
    性メモリ。 2 前記第1チヤネルがエンハンスメント形で、
    前記第3チヤネルがデプリーシヨン形であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体
    不揮発性メモリ。 3 前記第1チヤネルがデプリーシヨン形で、前
    記第3チヤネルがエンハンスメント形であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体
    不揮発性メモリ。 4 前記第1チヤネルと前記第3チヤネルがエン
    ハンスメント形であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の半導体不揮発性メモリ。
JP18991786A 1986-08-13 1986-08-13 半導体不揮発性メモリ Granted JPS6345862A (ja)

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