JPH0450979A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH0450979A
JPH0450979A JP2157896A JP15789690A JPH0450979A JP H0450979 A JPH0450979 A JP H0450979A JP 2157896 A JP2157896 A JP 2157896A JP 15789690 A JP15789690 A JP 15789690A JP H0450979 A JPH0450979 A JP H0450979A
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JP
Japan
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developer
casing
developing roller
polarity
charging
Prior art date
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Pending
Application number
JP2157896A
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English (en)
Inventor
Masanori Yoshikawa
正紀 吉川
Kenji Asakura
建治 朝倉
Yuji Okada
雄治 岡田
Yoshihiro Akiyama
秋山 吉宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は複写機やファクシミリ、プリンタ等の電子写真
方式で画像を形成する画像形成装置に用いられる現像装
置に関し、詳しくは発泡層の表面やブラシ面に現像剤を
担持し、この現像剤を摩擦帯電させながら現像ローラ上
に供給する現像剤供給ローラを備え、前記ケーシングが
帯電系列上現像剤よりも現像剤の必要帯電極性と同じ極
性側にある材料にて形成されている現像装置に関するも
のである。
従来の技術 ケーシング内にて現像ローラに1成分現像剤を摩擦帯電
させながら供給する現像剤供給ローラには、ファーブラ
シや発泡層の表面を持ったいわゆるスポンジローラがあ
る。このような現像剤供給ローラは自身のブラシ面や発
泡層に担持した現像剤を現像ローラ等との間の摩擦帯電
によって帯電させながら現像ローラに供給している。そ
してケーシングはコスト面と耐久性上とからABS樹脂
製のものが用いられている。
そして現像ローラ上に供給された現像剤はそれが帯電さ
れていることによって、現像ローラと感光体との間で感
光体上に静電潜像が形成されている部分にのみ電気的に
移行し、現像を行う。この場合の現像の原理を示せば第
7図の通りである。つまり現像ローラa上に担持された
トナーbの現像ローラaへの付着力F。と感光体Cへの
飛翔力FPとの関係において、飛翔力F、よりも付着力
F、が下回ることによって現像が可能になる。そしてこ
のベタ画像での現像限界が第8図の線d、[画像、ドツ
ト画像での限界が第8図の線eで示す通りである。
またトナーの帯電は現像ローラaの表面に位置するトナ
ーと、最上層のトナーとでは、第8図にそれぞれ線f、
gで示すように差がある。
したがって最良の現像条件を考えれば、第8図にSで示
される範囲の飽和帯電量に設計するのが好適である。
そして現像が安定に行われるには、現像剤の帯電が前記
設計に係る最適な飽和帯電量範囲に適正に行われる必要
がある。
そこで従来、トナーには電荷制御部材が混入され、帯電
形式に応じた適正な帯電特性が得られるようにしている
発明が解決しようとする課題 トナーは電荷制御材の混入量によって例えば高帯電トナ
ー、中帯電トナー、低帯電トナーに大別される。この場
合の一例を示すと、下表のA、B、Cの通りである。
ここでトナーAは高帯電特性を示し、帯電上有利ではあ
る。しかしトナーの粒径が8μmであるのに対し、電荷
制御材の粒径が0.5μ鶴と比較的大きい。このため電
荷制御材の混入率を上げると、各トナー粒子への混入に
バラツキが生じ易く、高帯電トナー全体の帯電特性とし
ては安定せず採用し難い。
またトナーCは電荷制御材の混入率が低いので、トナー
粒子への電荷制御材の混入にバラツキは生じ難い。しか
し帯電特性が低いのでその分現像特性が不足し採用でき
ない。
トナーBは前記トナーA、Cに比して中程度の帯電特性
を示し、現像特性上問題はない。そして電荷制御材の混
入量も多くはなく、トナー粒子への混入にさほどのバラ
ツキは生じない。
したがってこの中帯電トナーBを採用するのが好適であ
る。
ところで本出願人は、オゾンの発生の弊害を極力抑える
のに、プラス帯電する有機感光体を用い、これに形成さ
れた静電潜像を、プラス帯電されたトナーで現像する画
像形成装置を提供している。この場合前記中帯電トナー
を用いると、第10図に示す帯電系列上、中帯電トナー
はケーシングを形成している前記ABS樹脂よりもマイ
ナス側にある。これは現像剤の必要帯電極性とは反対の
極性である。
このため中帯電トナーが現像剤供給ローラによって現像
ローラの側に搬送される途中でケーシングの内面に接触
し、マイナスに摩擦帯電される。このマイナス帯電は中
帯電トナーが適正な飽和帯電量に帯電されるのを妨げる
ので、現像特性が低下する。
そこで本発明は、ケーシングの簡単な改良によって前記
のような問題を解消することができる現像装置を提供す
ることを課題とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記のような課題を達成するため、ケーシング
内にて現像剤を担持し、この現像剤を摩擦帯電させなが
ら現像ローラ上に供給する現像剤供給ローラを備え、前
記ケーシングが帯電系列上現像材よりも現像剤の必要帯
電極性と同じ極性側にある材料にて形成されている現像
装置において、前記ケーシングの現像剤供給ローラによ
って搬送される現像剤が接する部分の表面を、現像剤よ
りも前記必要帯電極性とは反対の極性側の材料で形成し
たことを特徴とするものである。
作用 本発明の上記構成では、現像剤供給ローラはケーシング
内において、ブラシ面や発泡層の表面等によって充分な
量の現像剤を担持し、それを現像ローラに供給する。こ
の現像剤の供給に際して現像剤供給ローラは主として現
像ローラとの間で現像剤を摩擦帯電させる。これに加え
現像剤は現像剤供給ローラによって現像ローラ側に搬送
される途中でケーシング内面とも接触して摩擦帯電され
る。
ケーシングは帯電系列上現像剤よりも現像剤の必要帯電
極性と同じ極性側にある。しかし前記現像剤が接触する
部分の表面が現像剤よりも現像剤の必要帯電極性とは反
対の極性側にある材料で形成されているので、それに接
触する現像剤をそれに必要な帯電極性に摩擦帯電させる
ことができる。
実施例 以下第1回〜第6図に示す本発明の第1の実施例として
の現像装置について説明する。
第1図は本発明に係る現像装置を備えた作像カートリッ
ジ1を示している。このカートリッジ1は図に示すよう
に現像器ケーシング2と廃トナーケーシング3とを連結
して形成されている。廃トナーケーシング3の連結端部
には感光ドラム4が設けられ廃トナーケーシング3の側
壁に軸6によって枢支されている。感光ドラム4の背部
にはクリーニングブレード7が圧接させられ、これによ
って感光ドラム4上から掻き取られる残留トナーは廃ト
ナーケーシング3内に収容される。この収容のために廃
トナーケーシング3の感光ドラム4の後方の底部近くに
バドル8が設けられ、感光ドラム4から掻き取られたト
ナーを廃トナーケーシング3内に掻き込むようになって
いる。なお、感光ドラム4はアルミニウム等の金属基台
の表面に有機光導電性材料による光導電層を形成したも
のであり、これをプラス帯電した状態での画像露光によ
って静電潜像を形成する。
現像器ケーシング2の連結端には、感光ドラム4上の静
電潜像をトナー現像する現像ローラ11が設けられ、軸
12によって側壁に枢支されている。現像ローラ11の
背部には現像剤を帯電させながら現像ローラ11に供給
するファーブラシ13が設けられ、軸14によって現像
器ケーシング2の側壁に枢支されている。現像器ケーシ
ング2内には現像器ケーシング2内の現像剤をファーブ
ラシ13に供給しながら撹拌する現像剤供給パドル15
が設けられ、軸16によって側壁に枢支されている。軸
16にはトナーのブロック化を防止する撹拌翼エフが取
付けられている。
ファーブラシ13はその柔軟性のため現像ローラ11と
接触してもそれを傷付けないので、現像ローラとの相対
速度の設定によって現像ローラ上に生じる残留現像剤の
クリーニングにも役立つ。
またファーブラシ13は現像剤をよく担持することがで
き、現像ローラ11への接触ないし近接時に担持してい
る現像剤を現像ローラ11との間でプラスに摩擦帯電さ
せながら現像ローラエ1に供給し、前記感光ドラム4上
に形成されている静電潜像の現像に供することができる
。そしてファーブラシ13に担持され現像ローラ11の
側に搬送される現像剤は、現像器ケーシング2の内面に
も接触して摩擦帯電される。しかし現像剤は帯電特性が
充分でかつ安定な前記中帯電トナーを採用しているのに
対し、現像器ケーシング2はABS樹脂製である。この
ため、中帯電トナーである現像剤は、現像ケーシング2
に対し前記第9図の帯電系列概念図に示す帯電系列上マ
イナス側にあり、前記接触によってマイナスに帯電され
てしまい、現像に必要なプラス帯電の妨げとなる。
これに対処するのに本実施例では、現像器ケーシング2
における、ファーブラシ13に担持され搬送される現像
剤が接触する部分の表面2aを、帯電系列上現像剤より
もマイナス側にある材料、例えばウレタン樹脂やシリコ
ン樹脂により形成している。これによってファーブラシ
13に担持され現像ローラ11の側に搬送される現像剤
は現像器ケーシング2の内面に接触するとブラスに帯電
され、前記必要な帯電を促進することになる。もっとも
充分な帯電のために他の帯電構造を併用することもでき
、少なくとも前記表面2aはABS樹脂製の現像器ケー
シング2によるマイナス帯電を防止できれば帯電上の不
利は解消される。
なおファーブラシ13は現像剤を摩擦帯電させながら現
像ローラ11に供給する、現像剤供給ローラであって、
スポンジローラ等の他の適当なもので代替することもで
きる。
ファーブラシ13の背部にはまた第1図に示すように、
現像剤掻き取り用のワイヤ82が設けられ、その現像ロ
ーラ11の回転方向上流側および下流側の双方で他から
離隔しており、回転方向下流側での離隔によって現像ロ
ーラ11への新規な現像剤の供給を妨げることはない。
このワイヤ82は現像器ケーシング2内の仕切り板95
の開口縁間に張設されており、ファーブラシ13の背部
表面に圧接されている。これによりファーブラシ13上
で現像ローラ11に供給された後の残留現像剤がファー
ブラシ13の背部側に搬送され戻ってきたとき、この残
留現像剤はワイヤ82によってファーブラシ13の表面
から掻き取られ、前記上流側の離隔部を通じて未使用現
像剤中に戻される。
したがって現像ローラ11−・の供給に供された際の残
りの残留現像剤が現像ローラ11の表面から離れず、そ
のまま現像ローラ11に繰り返し供給されたり、−旦現
像ローラ11の表面から掻き取られるにしても未使用現
像剤と混合しないでそのままファーブラシ13により捕
捉されて現像ローラ11に供給されるようなことが回避
される。このためファーブラシ13上で現像ローラ11
に供給されなかった残留現像剤の持っているストレスが
現像特性に影響することを防止することができる。
現像器ケーシング2と廃トナーケーシング3とは、軸2
1によって揺動可能に連結され、相互間に働かせたバネ
22の付勢によって、感光ドラム4と現像ローラ11と
の双方の軸6.12に設けた位置決めローラ23.24
どうしを圧接させ、感光ドラム4と現像ローラ11との
間に、各部の製作上や組立上の誤差を吸収しながら所定
のギャップを保つようにしである。
現像器ケーシング2の上向きに開口された現像剤を投入
する投入口83には蓋30が装着され、接着や溶着、ネ
ジ止め等適宜な方法で現像器ケーシング2に固着されて
いる。この蓋30は廃トナーケーシング3の部分にまで
延びて廃トナーケーシング3を覆い、作像カートリッジ
1としての一体的な取り扱いを容易にしている。特に蓋
30は廃トナーケーシング3に比し重く、大きい現像器
ケーシング2の側に固着して前記一体的取り扱いのため
の把持部Hとするので、取り扱い中における作像カート
リッジ1の安定性がよくなり、さらに取り扱い易いもの
となる。なお、蓋30と廃トナーケーシング3との間に
は、位置決めローラ23.24どうじの圧接による廃ト
ナーケーシング3の現像器ケーシング2に対する必要な
揺動を妨げない程度の遊びを設けている。
この作像カートリッジエは例えば第2図に示すプリンタ
31に装着して用いられる。このプリンタ31ハ、下部
フレーム32に対し上部フレーム33がヒンジ軸34を
中心に上下に開閉可能とされ、上部フレーム33に作像
カートリッジ1が第2図に示すように装着される。この
装着は上方に開いた上部フレーム33の後方から上部フ
レーム33の両側壁内側に設けた図示しないガイドに沿
って着脱自在に行われる。作像カートリッジ1は上部フ
レーム33が下部フレーム32に対し閉じられたとき、
下部フレーム32側に設けられている転写チャージャ3
6との間にプリントのための通紙バス37を形成し、上
部フレーム33が第2図のように上方に開かれるとその
通紙パス37を開放し、ジャム等のトラブル処理を容易
にする。
上部フレーム33の作像カートリッジ1を装着する部分
の上部にはレーザ・スキャン・ユニット38が設けられ
ている。このレーザ・スキャン・ユニット38はパーソ
ナルコンピュータやイメ−ジリーダ等により与えられる
画像信号に応じて変調したレーザ発光源からのレーザ光
39を、ポリゴンミラー等の適宜な走査手段により偏向
して感光ドラム4に向け、感光ドラム4上に画像露光を
行う。この画像露光のために作像カートリッジ1には蓋
30の一部に感光ドラム4への画像露光を可能にする露
光スリット51が設けられ、また作像カートリッジ1内
には画像露光によって静電潜像が形成されるように、感
光ドラム4の画像露光位置の手前に感光ドラム4の表面
を一様に帯電する帯電チャージャ52が設けられている
ここで帯電チャージ中52は感光ドラム4をプラス帯電
させればよく、マイナス帯電する場合に比してオゾンの
発生が大幅に低減する。また転写ローラ36はマイナス
のバイアスを受けることによって感光ドラム4上のプラ
ス帯電トナーを転写シートの側に電気的に吸引して転写
を図ることができ、転写チャージャを用いてマイナス帯
電する場合のようなオゾンの発生はない。
一方、現像器ケーシング2の連結端開口部の底部縁には
現像ローラ11の周面にまで延びてそれに圧接するシー
ル板25が設けられ、また廃トナーケーシング3の連結
端開口の底部縁には感光ドラム4にまで延びてそれに圧
接するシール板26が設けられている。これによって現
像器ケーシング2および廃トナーケーシング3が形成し
ている作像カートリッジ1の現像剤取り扱い空間部は回
りがほぼ密閉状態となるので、現像剤が外部へ飛散する
ようなことを防止することができる。
ところで近時の小型化、軽量化によって作像カートリッ
ジ1を形成する各部材の板厚が薄くなり剛性が低下する
傾向にある。このため作像カートリッジ1を単独で取り
扱う場合、作像カートリッジ1の把持部Hを形成してい
る現像器ケーシング2に作像カートリッジ1を把持する
外力が作用して捩れや凹み等の変形が一時的にも生じる
ことがある。この際、現像器ケーシング2の容積が一瞬
小さくなり、前記シールの弱い部分から現像剤が内部空
気に伴って噴き出てしまうことがある。
そこで本実施例では蓋30に開口84を形成し、それを
半透膜85によって閉じている。半透膜85は空気を通
して現像剤を通さない性質のものを採用している。これ
によって作像カートリッジ1の取り扱い中に現像器ケー
シング2に前記のような変形が生じて容積が縮小し内部
空気が噴き出すようなことがあっても、空気の噴き出し
を抵抗の少ない半透膜850部分を通じて行わせ、その
噴き出し空気に現像剤が乗じようとしても、半透膜85
によって阻止し外部への噴き出しを阻止できる。このよ
うな構造は廃トナーケーシング3にも必要に応じて適用
することができる。
なお現像器ケーシング2、廃トナーケーシング3におけ
るシール板25.26は必要に応じ多段に設けて、現像
ローラ11や感光ドラム4の表面にそれらの回転方向に
多段に圧接させると、シール性がさらに向上する。
現像ローラ11には弾性ブレード41が圧接されている
。弾性ブレード41はウレタンゴム、シリコーンゴム等
のゴムブレードやばね用りん青銅、ばね鋼等の金属ブレ
ードが有用である。弾性ブレード41は現像器ケーシン
グ2の側壁間に架は渡された金属製の支持メンバ42に
上端が接着等によって取付けられ、下端が現像ローラ1
1の表面に圧接されている。
ところで現像ローラ11は第3図、第4図に示すように
、長手方向中央側の現像剤担持領域Xの部分をサンドブ
ラスト加工等による梨地面に形成され、現像剤の担持に
有利なようにされている。そして現像剤担持領域Xの両
側となる現像ローラ11の両端部は現像剤非担持領域Y
とされ、現像剤担持N域Xに担持される現像剤が側方に
漏れ出るのを防止する領域としである。このため現像剤
非担持領域Yは平滑面のままとして現像剤の担持を避け
るようにしである。
このような結果、現像ローラ11の現像剤担持領域Xは
表面に梨地の凹凸が形成され、凸部の部分が生地面から
盛り上がるので、現像剤非担持領域Yよりも若干増径し
ている。これに加え、現像ローラ11の現像剤担持領域
Xはファーブラシ13から供給される現像剤を担持する
ので、それが弾性ブレード41の圧接によって所定の層
厚に薄層化されるものの、現像ローラ11の現像剤担持
領域X部における径をさらに増大させる。このため現像
ローラ11の現像剤担持領域Xは、現像剤非担持領域Y
部における径との差が幾分あり、現像ローラ11の現像
剤担持領域Xと現像剤非担持領域Yとの間に段差2(第
4図)を生じることになる。
したがって弾性ブレード41が一様に連続した状態で現
像ローラ11の全長に亙って圧接するだけでは、現像剤
を担持せずしかも小径となっている現像剤非担持領域Y
との間に浮きが生じ、現像剤の前方への漏れ出しの原因
となる。
これを解消するのに本実施例では、現像ローラ11の現
像剤担持領域Xと現像剤非担持領域Yとの境界Kに対向
する弾性ブレード41の部分に、先端から切り込んだ状
態の切込み86を形成している。これによって弾性ブレ
ード41は、現像ローラ11の現像剤担持領域X、現像
剤非担持領域Yの各部分に対向する長手方向中央側とそ
の両側である各部分41a 、41bが切込み86によ
って分断され、その各部41a 、41bが互いの影響
なく独立して現像ローラ11の現像剤担持領域X、現像
剤非担持領域Yに個別に圧接するので、それらの各領域
X、Y間に段差Zがあっても弾性ブレード41の部分4
1bは現像剤担持領域Xで現像剤によって押し退けられ
ている弾性ブレード41の部分41aとは関係なく、現
像剤非担持領域Yの部分に第4図のように密接すること
ができる。したがって弾性ブレード41が現像ローラ1
1の現像剤非担持領域Yにおいて現像ローラ11からの
浮きを生じて現像剤が現像剤非担持領域Yから感光ドラ
ム4側に漏れ出るような不都合を解消することができる
さらに弾性ブレード41の部分41bは支持メンバ42
の両端部に取り付けた押さえ金57によって押さえられ
、浮き上がりをより強く防止されている。現像ローラ1
1と側壁87との間にはシール材88が介装されている
弾性ブレード41はまた、長手方向に長く連続した部分
では連続している範囲の中央部で現像ローラ11への圧
接が他の部分よりも強くなる傾向にあり、現像ローラ1
1上に形成する現像剤の層厚が現像ローラ11の軸線方
向に不均一になり易(、現像特性にムラを生じる原因に
なっている。そこで本実施例ではこれを解消するため、
弾性ブレード41の背面に第1図、第3図に示すような
凹溝81を形成しである。この凹溝81は弾性ブレード
41の幅方向のほぼ中央位置にあり、かつ弾性ブレード
41が長(続く切込み86間の部分41aの両端部を除
く範囲に形成されている。
これによって、弾性ブレード41の長く続く部分41a
はその長手方向の中央部での屈曲剛性が凹溝81のため
に弱められ、現像ローラ11への圧接力が減少し、弾性
ブレード41における長く続く部分41a全体の現像ロ
ーラ11への圧接力が均等になる。
また、弾性ブレード41の凹溝81部には応力の集中が
生じて他の部分での応力の均等化を図ることによっても
現像ローラ11への圧接力を均一化することもできる。
したがって現像ローラ11の現像剤担持領域X全域に均
一な層厚で現像剤の薄層を形成することができ、現像ロ
ーラ11の現像剤担持領域X全域で均一な現像特性を望
める。
また弾性ブレード41はポリエチレンテレフタレート(
PET)のようなシートから打ち抜きにより形成したも
のとすれば、ウレタンフオームのような成形品を採用す
るような場合に比しコストが低減する。この場合PET
は腰の強い材料であるから現像ローラ11を傷めたりビ
ビリを発生させないと言った理由で、先端のエツジでの
接触を避けるため、いわゆる腹部で現像ローラ11に圧
接するのが好適である。
さらに弾性ブレード41が絶縁材料であることによって
、現像剤の弾性ブレード41との間での摩擦帯電を高め
、全体の帯電状態を充分番こ安定させることができる。
この意味で現像ローラ11の表面に絶縁性材料によるコ
ーティング層を形成するとさらに帯電特性を向上するこ
とができる。また絶縁コート層はサンドブラスト加工に
よらず樹脂成形時に梨地面を形成することができるので
その分境像ローラ11のコストが低減するし、電界が拡
散していない領域に現像剤を搬送することができるとと
もに、現像ローラ11と感光ドラム4との間のギャップ
を放電限界を越えて擬似的に短縮することができるので
、現像における解像度が向上する。
さらに他の例として弾性ブレード41に代えて絶縁性弾
性ローラを用いることができ、この場合現像ローラ11
との相対速度をどのようにも設定することができる。こ
れによって帯電特性を種々に調節することができるし、
弾性ローラを現像ローラ11に対し従方向に回転させる
か、あるいは逆方向に回転させるかによって、現像ロー
ラ11上の現像剤の表面層を積極的に現像に供するか、
現像に供され難くするかといった選択が可能となる。こ
のような選択は現像剤や現像剤供給機構、感光ドラム4
等の種類と言った各種作像条件に対応したり、特別な要
求に応じる場合に有益である。
また現像ローラ11の駆動系に変速機構を設け、作像す
る画像の種類、例えば線画やドツト画と言った再現性の
悪い画像を形成する際、現像ローラ11の回転速度を上
げて現像剤の供給量を増大させるようにすると、線画や
ド・ント画であっても再現性が向上する。
本実施例では感光ドラム4が極く小径に設計しであるこ
とに対応し、帯電チャージャ52の構成を工夫しである
。極く小径の感光ドラム4は、帯電チャージャ52とは
湾曲度のきつい曲面で対向することになり、高速化の影
響もあって安定した帯電が行われ難い。そこで帯電チャ
ージャ52はグリッド部53のメツシュを感光ドラム4
0回転方向上流側から下流側に次第に細かくなるように
しである(第1図、第5図)。これにより帯電チャージ
ャ52としては、回転する感光ドラム4に対し最初はグ
リッドのないコロトロン型チャージャかそれに近い帯電
特性を発揮して帯電性を確保し、またこれに続いてグリ
ッドのあるスコロトロン型のチャージャとしての帯電特
性を発揮して帯電の制御性を確保するようにしている。
これにより帯電性と帯電の制御性との双方を確保して安
定した帯電を達成することができる。
帯電チャージャ52は小型化のために1つに形成しであ
るが、コロトロン型のチャージ中と、スコロトロン型の
チャージャとの2つを設置するようにしてもよい。また
メツシュの大きさの変化は連続的でも不連続的でもよい
。帯電チャージャ52は小型化のためにグリッド部53
と放電安定フレーム54とを金属板によって一体に形成
しである。コロナワイヤ55は現像器ケーシング2の両
側壁に取り付けた樹脂ブロック56間に架設してあり、
この樹脂ブロック56に放電安定フレーム54の端部を
保持している。
なおコロナワイヤ55は線径が80μ程度と極く細いた
めに伸びや切断の問題があり、架設時の取り扱いが面倒
な上、使用により汚れが生した場合の掃除等のメンテナ
ンスも厄介である。そこで図示しない樹脂台に金属板を
インサート成形等によって埋設し、この埋設した金属板
の一部を露出させることでコロナワイヤの代わりに用い
ることが考えられる。この場合コストの低減が図れると
共に、コロナ電極部の強度が向上するので組付けや清掃
時の取り扱いが容易となる。また別の方法として樹脂台
の表面に所定の金属材料を線状にプリントしてコロナワ
イヤの代替物とすることもできる。この場合も前記改良
と同様な作用効果が期待できる。
また、放電安定フレーム54は樹脂ハウジングの内面に
金属鍍金を施して形成することもできる。この場合樹脂
ハウジングは、前記蓋30等の既設部材の一部に一体形
成することができ、構造の簡略化が可能である。
通紙バス37の転写部の手前には、第2図に示すように
タイミングローラ対61が設けられている。このタイミ
ングローラ対61は給紙カセット92からピックアップ
ローラ93によってピックアップされ給送されてくる転
写紙91を停止状態にて一旦受は止め、その後所定のタ
イミングで転写紙91を給送し、感光ドラム4上に形成
されるトナー像と先端合わせを行って転写に供する。
転写部の後方には定着ローラ対62が設けられ、転写後
送り付けられてくる転写シートに熱定着処理を施す。
感光ドラム4の転写後の表面は、クリーニングブレード
7によってクリーニングされて残留トナーを除去される
下部フレーム32の転写ローラ36の直ぐ後にはイレー
ザランプ63が設けられ、感光ドラム4の転写後の表面
に通紙中の転写紙91を透してイレース光を照射し、感
光ドラム4表面の残留電荷を除去する。このイレーザラ
ンプ63の近傍には光ファイバ65の受光端65aが感
光ドラム4に向けて位置させられている。この光ファイ
バ65は感光ドラム4上に形成されるトナー像がイレー
ザランプ63により照明されたときの反射光を適宜な位
置に設けられる濃度センサ64に導くようになっている
。これによって濃度センサ64はイレーザランプ63を
被検画像の照明に共用してトナー像の濃度を検出するこ
とができ、イレーザランプ63の共用と光ファイバ65
の使用とによって転写部まわりに特別なスペースを必要
としないでトナー像の濃度を検出することができるし、
イレーザランプ63を共用する点でコストも低減する。
トナー像の検出濃度は制御系に送ることにより、現像剤
の不足や劣化の状態を判別し、作像カートリッジ1の寿
命による使用限界等の警告やプリント停止の措置をとる
ことができる。
なおイレーザランプ63は、転写チャージャ36の放電
安定フレーム内に設置するとさらに省スペースを図るこ
とができる。
またクリーニングブレード7を透明の樹脂材料で形成し
てそれをライトガイドとして利用し、イレーザ光を感光
ドラム4の表面に照射することができる。このようなイ
レース方式によるとイレーザランプ63の設置箇所の選
択の自由度が増大する。さらにクリーニングブレード7
も弾性ブレード41と同様に、圧接力を均一化するため
の凹溝を背部に形成することもできる。そしてこの場合
ブレードの共振周波数を簡単に選択することができる。
さらに、PETシートから打ち抜き形成したものにして
コストの低減を図ることもできる。
廃トナーケーシング3には第6図に示すように、駆動系
に連動する未使用検出機構71が設けられている。この
未使用検出機構71は駆動系の1つの軸、例えば廃トナ
ー掻き込み用のパドル8の回転軸72に設けたギヤ73
に検出ギヤ74を噛み合わせる。検出ギヤ74は外周の
一部にだけ歯75を持ち、外周の他の部分は一部に凹部
76を有するカム面77とされている。廃トナーケーシ
ング3にはまた前記カム面77に対向する検出ピン78
が進退自在に保持され、この検出ビン78がばね79に
よってカム面77に当接されている。この当接位置は作
像カートリッジ1が未使用の場合、つまり駆動系が一度
も動作されず、現像剤が全く消費されない状態の場合に
、カム面77の凹部76から駆動方向下流側に所定量離
れた位置である。
作像カートリッジ1がプリンタ31に装着されて1度で
も駆動が掛り使用されると、その駆動に連動するギヤ7
3によって検出ギヤ74が回転される。使用のための駆
動量に比し極く小さな回転量によってカム面77の凹部
76が検出ピン78に対向する。この対向位置で検出ピ
ン78はばね79の付勢によって凹部76に嵌まり込む
そして検出ビン78は作像カートリッジ1の未使用状態
で廃トナーケーシング3の外部に突出しており、作像カ
ートリッジエが上部フレーム33に装着されたとき、上
部フレーム33に設けられているスイッチ94が検出ビ
ン78によって押動され、その作像カートリッジ1が未
使用であることを自動的に検出する。この検出信号はプ
リンタ31の制御系に送られ、作像カートリッジ1を使
用したプリント枚数のカウント開始と、このカウントに
よる所定枚数以上の使用に対する制限や警告を行う。ま
た逆に装着に係る作像カートリッジ1が既に使用された
ものであった場合、検出ピン78は廃トナーケーシング
3側に後退しているので、作像カートリッジ1が上部フ
レーム33に装着されてもスイッチ94を押動すること
はできない。したがって未使用作像カートリッジ1が装
着された場合のような措置が行われることはない。
もっとも使用状態の検出を必要時点で行うこともできる
。例えば500枚等の所定枚数分使用した時点を検出し
てこれを使用開始信号とすることにより、500枚まで
のテスト使用に対応でき、この場合減速機構を用いるの
がよい。さらに作像カートリッジ1が使用限界枚数のプ
リントに供された時点を検出してそれ以上の使用を警告
すると言ったこともできる。
発明の効果 本発明によれば、現像剤供給ローラはケーシング内にお
いて、ブラシ面や発泡層の表面等によって充分な量の現
像剤を担持し、それを現像ローラ側に搬送して供給する
のに、主として現像ローラとの間で摩擦帯電させるのに
加え、現像剤をケーシング内面とも接触して摩擦帯電さ
せるが、ケーシングは帯電系列上現像剤よりも現像剤の
必要帯電極性と同じ極性側にあるものの、前記現像剤が
接触する部分の表面は現像剤よりも現像剤の必要帯電極
性とは反対の極性側にある材料で形成されていて、それ
に接触する現像剤を現像剤に必要な帯電極性に摩擦帯電
させるので、ケーシングの材料によって必要な帯電極性
に帯電されて現像特性が低下するようなことを回避する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての現像装置を持った作
像カートリッジを示す断面図、第2図は作像カートリッ
ジが使用されるプリンタの一例を示す概略構成図、第3
図は現像装置の現像ローラ部を示す斜視図、第4図は現
像ローラ部の一部の拡大正面図、第5図は帯電チャージ
ャの一部拡大断面図、第6図は作像カートリッジの未使
用検出機構部を示す廃トナーケーシング一部の断面図、
第7図は現像剤の現像機構を示す模式図、第8図は飽和
現像量の最適設計範囲の一例を示すグラフ、第9図は主
な材料の帯電系列概念図である。 2−−−−−−−−−−・−−−−−−−−−−−・現
像器ケーシング2a−−−−−−・−・・−・−−−−
−・−内面11−・−・・−・・・・・・−・−−−−
−−−m−現像ローラ13・−・−・−・−・−・・・
・−ファーブラシ代理人 弁理士 石 原    勝 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケーシング内にて現像剤を担持し、この現像剤を
    摩擦帯電させながら現像ローラ上に供給する現像剤供給
    ローラを備え、前記ケーシングが帯電系列上現像材より
    も現像剤の必要帯電極性と同じ極性側にある材料にて形
    成されている現像装置において、 前記ケーシングの現像剤供給ローラによって搬送される
    現像剤が接する部分の表面を、現像剤よりも前記必要帯
    電極性とは反対の極性側の材料で形成したことを特徴と
    する現像装置。
JP2157896A 1990-06-15 1990-06-15 現像装置 Pending JPH0450979A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7764911B2 (en) 2007-06-29 2010-07-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developer unit, process device and image forming apparatus
US8229334B2 (en) 2007-06-29 2012-07-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developer unit, process device and image forming apparatus

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JPS6378184A (ja) * 1986-09-22 1988-04-08 Mita Ind Co Ltd トナ−カ−トリツジ
JPS6474566A (en) * 1987-09-17 1989-03-20 Fuji Xerox Co Ltd Developing device

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