JPH04474A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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Publication number
JPH04474A
JPH04474A JP2101196A JP10119690A JPH04474A JP H04474 A JPH04474 A JP H04474A JP 2101196 A JP2101196 A JP 2101196A JP 10119690 A JP10119690 A JP 10119690A JP H04474 A JPH04474 A JP H04474A
Authority
JP
Japan
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developer
developing roller
developing
casing
image forming
Prior art date
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Pending
Application number
JP2101196A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Akiyama
秋山 吉宏
Hidenori Kunishige
秀則 国重
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH04474A publication Critical patent/JPH04474A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は複写機やファクシミリ、プリンタ等の電子写真
方式で画像を形成する画像形成装置において装置本体に
対して着脱可能な現像装置に関するものである。
従来の技術 上記のように装置本体に対して所定量の現像剤を収容し
た現像装置を装着し、現像剤が無くなると現像装置を交
換するようにしたものは従来からよく知られている。さ
らに、画像担持体や現像装置等の2以上の画像作成手段
を一体化した作像カートリッジを装置本体に対して着脱
するようにして、これら画像担持体や現像装置に対する
メンテナンスを不要ならしめた画像形成装置も、例えば
特開昭27−154225号公報や特開昭61−279
870号公報等にて従来から知られている。その作像カ
ーリッジにおいては、上記のようにメンテナンスを不要
にするために、画像担持体の寿命に合わせた所定量の現
像剤が現像剤収容部に予め収容されている。
そして、上記現像装置や作像カートリンジの現像装置に
おいては、通紙パスに臨む画像担持体に対して現像ロー
ラが近接配置されるため、この現像ローラの一部も外部
空間に臨むことになり、現像ローラの外部空間に対する
露出部の周囲に適宜シール手段を設けて現像剤が外部に
洩れ出さないように構成されている。
ところが、現像装置や作像カートリッジの輸送時には取
扱いが手荒いために、予め内部に収容されている現像剤
が現像ローラの周囲のシール手段を通して外部に洩れ出
してしまう恐れがある。これを防止するため、従来は現
像ローラの露出部の外側をシールテープ等で密封して現
像剤の洩れ出しを防止していた。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記のようにシールテープを用いた場合には接
着等にて強く固着されているので、それを剥がす作業が
容易でなく、手間かがかって面倒であるとともにその際
に手を汚す恐れがある等の問題があった。
そこで本発明は、現像剤の洩れ出しを確実に防止できる
とともに、簡単な作業で使用状態にすることができる現
像装置を提供することを課題とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記のような課題を達成するために、装置本体
に対して着脱可能な現像装置において、現像剤収容部と
現像ローラの外周面上に現像剤の薄層を形成する現像機
構部とを区画して設け、現像剤収容部内に一定軸心回り
に回転可能なシート状の攪拌部材を配設し、この攪拌部
材を所定回転位置に停止させた状態で現像剤収容部と現
像機構部の間に開口された現像剤供給口が閉鎖されるよ
うに構成したことを特徴とするものである。
作用 本発明の上記構成では、現像装置の輸送時に攪拌部材を
現像剤供給口の閉鎖位置に停止させておくことによって
、現像剤は現像剤収容部内に密閉されて現像機構部内に
入ることはないので、輸送時の取扱いが手荒(でも現像
ローラの周囲の隙間から現像剤が外部に洩れ出す恐れは
なく、かつ現像装置を装置本体に装着して使用を開始し
、撹拌部材を回転駆動すると、現像剤供給口が開かれて
攪拌部材にて現像剤が現像機構部に供給されるため、シ
ールテープを剥がす等の手間がかかったり、手が汚れた
りする作業も必要ない。
実施例 以下第1図〜第7図に示す本発明の一実施例としての現
像装置について説明する。
第1図は本発明に係る現像装置を備えた作像カートリッ
ジ1を示している。このカートリッジ1は図に示すよう
に現像器ケーシング2と廃トナーケーシング3とを連結
して形成されている。廃トナーケーシング3の連結端部
には感光ドラム4が設けられ廃トナーケーシング3の側
壁に軸6によって枢支されている。感光ドラム4の背部
にはクリーニングブレード7が圧接させられ、これによ
って感光ドラム4上から掻き取られる残留トナーは廃ト
ナーケーシング3内に収容される。この収容のために廃
トナーケーシング3の感光ドラム4の後方の底部近くに
バドル8が設けられ、感光ドラム4がら掻き取られたト
ナーを廃トナーケーシング3内に掻き込むようになって
いる。なお、感光ドラム4はアルミニウム等の金属基台
の表面に酸化亜鉛、セレンや有機光導電性材料等の光導
電層を形成したものであり、画像露光によって静電潜像
を形成する。
現像器ケーシング2の連結端側の現像機構部10には、
感光ドラム4上の静電潜像をトナー現像する現像ローラ
11が設けられ、軸12によって側壁に枢支されている
。現像ローラ11の背部には現像剤を帯電させながら現
像ローラ11に供給するスポンジローラ13が設けられ
、軸14によって現像器ケーシング2の側壁に枢支され
ている。現像器ケーシング2の連結端とは反対側には仕
切板95にて現像機構部10と区画されて現像剤収容部
9が設けられている。この現像剤収容部9の内部には現
像剤を攪拌するとともに仕切板95に設けられた現像剤
供給口5を通して現像機構部10内のスポンジローラ1
3に現像剤を供給する攪拌供給パドル15が設けられ、
軸16によって側壁に枢支されている。この攪拌供給パ
ドル15は、可撓性のあるシート状体にて構成され、図
示の如く所定の回転位置にあるときにその先端部にて現
像剤供給口5を閉鎖するように構成され、かつこの先端
部を除いて適当ピッチで攪拌効率を高める開口15aが
形成されている。また、軸16にはトナーのブロック化
を防止する撹拌翼17が取付けられている。
軸16の現像器ケーシング2から突出した軸端には、第
2図に示すように、スポンジローラ13の軸14の軸端
に固定されたギヤ43にアイドルギヤ44を介して連動
するギヤ45が固定され、現像ローラ11やスポンジロ
ーラ13と連動して攪拌供給パドル15が回転駆動され
るように構成されている。ギヤ45には、攪拌供給パド
ル15が第1図に示すように現像剤供給口5を閉鎖する
回転位置にある時に最下位に位置するように保合穴46
が形成され、係止部材47の一端部に設けられた突起4
7aを嵌入係合させ得るように構成されている。係止部
材47の他端部は、現像器ケーシング2の下端の補強リ
ブ2aに下方から被せて係合させ得る保合部47bが形
成されており、この係止部材47を補強リブ2aと係合
穴46に係合させることによってギヤ45を介して攪拌
供給パドル15の回転を阻止し、現像剤供給口5の閉鎖
状態を維持するように構成されている。
かくして、作像カートリッジ1の輸送時に攪拌供給パド
ル15を現像剤供給口5を閉鎖する位置に停止させて係
止部材47にて係止しておくことによって、現像剤は現
像剤収容部9内に密閉されて現像機構部10内に入るこ
とはなく、従って輸送時の取扱いが手荒くても現像ロー
ラ11の周囲の隙間から現像剤が外部に洩れ出す恐れは
なく、また係止部材47は簡単に取外すことができ、そ
のまま作像カートリッジlを装着して動作を開始するこ
とができる。
スポンジローラ13の背部には現像剤掻き取り用のワイ
ヤ82が設けられている。このワイヤ82は現像器ケー
シング2内面に突設したリブ96.96間に張設されて
おり、スポンジローラ13の背部表面に圧接されている
。これによりスポンジローラ13上で現像ローラ11に
供給された後の残留現像剤がスポンジローラ13の背部
側に戻ってきたとき、この残留現像剤はワイヤ82によ
ってスポンジローラ13の表面から掻き取られ、未使用
現像剤中に戻される。したがって現像ローラ11への供
給に供された際の残りの残留現像剤が現像ローラ11の
表面から離れず、そのまま現像ローラ11に繰り返し供
給されたり、−旦現像ローラ11の表面から掻き取られ
るにしても未使用現像剤と混合しないでそのままスポン
ジローラ13により捕捉されて現像ローラ11に供給さ
れるようなことが回避される。このためスポンジローラ
13上で現像ローラ11に供給されなかった残留現像剤
が持っているストレスが現像特性に影響することを防止
することができる。
現像器ケーシング2と廃トナーケーシング3とは、軸2
1によって揺動可能に連結され、相互間に働かせたバネ
22の付勢によって、感光ドラム4と現像ローラ11と
の双方の軸6.12に設けた位置決めローラ23.24
どうしを圧接させ、感光ドラム4と現像ローラ11との
間に、各部の製作上や組立上の誤差を吸収しながら所定
のギヤ・ノブを保つようにしである。
現像器ケーシング2の上向きに開口された現像剤を投入
する投入口83にはll30が装着され、接着や溶着、
ネジ止め等適宜な方法で現像器ケーシング2に固定され
ている。この蓋30は廃トナーケーシング3の部分にま
で延びて廃トナーケーシング3を覆い、作像カートリッ
ジ1としての一体的な取り扱いを容易にしている。特に
蓋30は廃トナーケーシング3に比し重く、大きい現像
器ケーシング2の側に固着して前記一体的取り扱いのた
めの把持部Hとするので、取り扱い中における作像カー
トリッジ1の安定性がよくなり、さらに取り扱い易いも
のとなる。なお、1E30と廃トナーケーシング3との
間には、位置決めローラ23.24どうじの圧接による
廃トナーケーシング3の現像器ケーシング2に対する必
要な揺動を妨げない程度の遊びを設けている。又、投入
口83とは別に現像器ケーシング2の側面に、現像剤の
補給口(図示せず)を設け、ユーザーでは開閉すること
ができない開閉蓋にて閉鎖しておくと、作像カートリッ
ジ1を回収して現像剤を補給する作業を容易に行うこと
ができる。
また、現像器ケーシング2の連結端開口部の底部には現
像ローラ11の周面にまで延びてそれに圧接するシール
板25が設けられ、また廃トナーケーシング3の連結端
開口の底部縁には感光ドラム4にまで延びてそれに圧接
するシール板26が設けられている。これによって現像
器ケーシング2および廃トナーケーシング3が形成して
いる作像カートリッジ1の現像剤取り扱い空間部は回り
がほぼ密閉状態となるので、現像剤が外部へ飛散するよ
うなことを防止することができる。
なお現像器ケーシング2、廃トナーケーシング3におけ
るシール板25.26は必要に応じ多段に設けて、現像
ローラ11や感光ドラム4の表面にそれらの回転方向に
多段に圧接させると、シール性がさらに向上する。
二の作像カートリッジ1は例えば第4図に示すプリンタ
31に装着して用いられる。このプリンタ31は、下部
フレーム32に対し上部フレーム33がヒンジ軸34を
中心に上下に開閉可能とされ、上部フレーム33に作像
カートリンジ1が第4図に示すように装着される。この
装着は上方に開いた上部フレーム33の後方から上部フ
レーム33の両側壁内側に設けた図示しないガイドに沿
って着脱自在に行われる。作像カートリッジ1は上部フ
レーム33が下部フレーム32に対し閉しられたとき、
下部フレーム32側に設けられている転写チャージャ3
6との間にプリントのための通紙バス37を形成し、上
部フレーム33が第4図のように上方に開かれるとその
通紙パス37を開放し、ジャム等のトラブル処理を容易
にする。
上部フレーム33の作像カートリッジlを装着する部分
の上部にはレーザ・スキャン・ユニット38が設けられ
ている。このレーザ・スキャン・ユニット38はパーソ
ナルコンピュータやイメージリーグ等により与えられる
画像信号に応じて変調したレーザ発光源からのレーザ光
39を、ポリゴンミラー等の適宜な走査手段により偏向
して感光ドラム4に向け、感光トラム4上に画像露光を
行う。この画像露光のために作像カートリッジ1には蓋
30の一部に感光ドラム4への画像露光を可能にする露
光スリット51が設けられ、また作像カートリッジ1内
には画像露光によって静電潜像が形成されるように、感
光ドラム4の画像露光位置の手前に感光ドラム4の表面
を一様に帯電する帯電チャージャ52か設けられている
ところで近時の小型化、軽量化によって作像カートリッ
ジ1を形成する各部材の板厚が薄くなり剛性が低下する
傾向にある。このため作像カートリッジ1を単独で取り
扱う場合、作像カートリッジ1の把持部Hを形成してい
る現像器ケーシング2に作像カートリッジlを把持する
外力が作用して捩れや凹み等の変形が一時的にも生じる
ことがある。この際、現像器ケーシング2の容積が一瞬
小さくなり、前記シールの弱い部分から現像剤が内部空
気に伴って噴き出てしまうことがある。
そこで本実施例では蓋30に開口84を形成し、それを
半透膜85によって閉じている。半透膜85は空気を通
して現像剤を通さない性質のものを採用して用いる。こ
れによって作像カートリッジlの取り扱い中に現像器ケ
ーシング2に前記のような変形が生じて容積が縮小し内
部空気が噴き出すようなことがあっても、空気の噴き出
しを抵抗の少ない半透膜85の部分を通して行わせ、そ
の噴き出し空気に現像剤が乗しようとしても、半透膜8
5によって阻止し外部への噴き出しを阻止できる。この
ような構造は廃トナーケーシング3にも必要に応して適
用することができる。
現像ローラ11には第5図及び第6図に詳細に示すよう
に、弾性ブレード41が圧接されている。弾性ブレード
41はウレタンゴム、シリコーンゴム等のゴムブレード
やばね用りん青銅、ばね鋼等の金属ブレードが有用であ
る。弾性プレード41は現像ローラ11に対する圧接部
とは反対側の基部が金属製の支持メンバ42に接着等に
よって取付けられ、この支持メンバ42の両端部が現像
器ケーシング2の両側壁に固定されている。
ところで現像ローラ11は長手方向中央側の現像剤担持
領域Xの部分をサンドブラスト加工等による梨地面に形
成され、現像剤の担持に有利なようにされている。そし
て現像剤担持領域Xの両側となる現像ローラ11の両端
部は現像剤非担持領域Yとされ、現像剤担持領域Xに担
持される現像剤が側方に漏れ出るのを防止する領域とし
である。このため現像剤非担持領域Yは平滑面のままと
して現像剤の担持を避けるようにしである。
このような結果、現像ローラ11の現像剤担持領域Xは
表面に梨地の凹凸が形成され、凸部の部分が生地面から
盛り上がるので、現像剤非担持領域Yよりも若干増径し
ている。これに加え、現像ローラ11の現像剤担持領域
Xはスポンジローラ13から供給される現像剤を担持す
るので、それが弾性ブレート41の圧接によって所定の
層厚に薄層化されるものの、現像ローラ11の現像剤担
持領域X部における径をさらに増大させる。このため現
像ローラ11の現像剤担持領域Xは、現像剤非担持領域
Y部における径との差が幾分あり、現像ローラ11の現
像剤担持領域Xと現像剤非担持領域Yとの間に段差Z(
第6図)を生じることになる。
したがって弾性ブレード41が一様に連続した状態で現
像ローラ11の全長に亙って圧接するだけでは、現像剤
を担持せずしかも小径となっている現像剤非担持領域Y
との間に浮きが生し、現像剤の前方への漏れ出しの原因
となる。
これを解消するのに本実施例では、現像ローラ11の現
像剤担持領域Xと現像剤非担持領域Yとの境界Kに対向
する弾性ブレード41の部分に、先端から切り込んだ状
態の切込み86を形成している。これによって弾性ブレ
ード41は、現像ローラ11の現像剤担持領域X、現像
剤非担持領域Yの各部分に対向する長手方向中央側とそ
の両側である各部分41a 、41bが切込み86によ
って分断され、その各部41a 、41bが互いの影響
なく独立して現像ローラ11の現像剤担持領域X、現像
剤非担持領域Yに個別に圧接するので、それらの各領域
X、Y間に段差Zがあっても弾性ブレード41の部分4
1bは現像剤担持領域Xで現像剤によって押し退けられ
ている弾性ブレード41の部分41aとは関係なく、現
像剤非担持領域Yの部分に第6図のように密接すること
ができる。したがって弾性ブレード41が現像ローラ1
1の現像剤非担持領域Yにおいて現像ローラ11からの
浮きを生じて現像剤が現像剤非担持領域Yから感光ドラ
ム4側に漏れ出るような不都合を解消することができる
さらに弾性ブレード41の部分41bは支持メンバ42
の両端部に取り付けた押さえ金57によって押さえられ
、浮き上がりをより強く防止されている。現像ローラ1
1と側壁87との間にはシール材88が介装されている
弾性ブレード41はまた、長手方向に長く連続した部分
では連続している範囲の中央部で現像ローラ11への圧
接が他の部分よりも強くなる傾向にあり、現像ローラ1
1上に形成する現像剤の層厚が現像ローラ11の軸線方
向に不均一になり易く、現像特性にムラを生じる原因に
なっている。そこで本実施例ではこれを解消するため、
弾性ブレード41の背面に第1図、第5図に示すような
凹溝81を形成しである。この凹溝81は弾性ブレード
41の幅方向のほぼ中央位置にあり、かつ弾性ブレード
41が長く続く切込み86間の部分41aの両端部を除
く範囲に形成されている。
これによって、弾性ブレード41の長く続く部分41a
はその長手方向の中央部での屈曲剛性が凹溝81のため
に弱められ、現像ローラ11への圧接力が減少し、弾性
ブレート41における長く続く部分41a全体の現像ロ
ーラ11への圧接力が均等になる。
また、弾性ブレード41の凹溝81部には応力の集中が
生じて他の部分での応力の均等化を図ることによっても
現像ローラ11への圧接力を均一化することもできる。
したがって現像ローラ11の現像剤担持領域X全域に均
一な層厚で現像剤の薄層を形成することができ、現像ロ
ーラ11の現像剤担持領域X全域で均一な現像特性を望
める。
また弾性ブレード41はポリエチレンテレフタレート(
PET)のようなシートから打ち抜きにより形成したも
のとすれば、ウレタンフオームのような成形品を採用す
るような場合に比しコストが低減する。この場合PET
は腰の強い材料であるから現像ローラ11を傷めたりビ
ビリを発生させないと言った理由で、先端のエツジでの
接触を避けるため、いわゆる腹部で現像ローラ11に圧
接するのが好適である。
さらに弾性ブレード41が絶縁材料であることによって
、現像剤の弾性ブレード41との間での摩擦帯電を高め
、全体の帯電状態を充分に安定させることができる。こ
の意味で現像ローラ11の表面に絶縁性材料によるコー
ティング層を形成するとさらに帯電特性を向上すること
ができる。また絶縁コート層はサンドブラスト加工によ
らず樹脂成形時に梨地面を形成することができるのでそ
の分現像ローラ11のコストが低減するし、電界が拡散
していない領域に現像剤を搬送することができるととも
に、現像ローラ11と感光ドラム4との間のギャップを
放電限界を越えて擬似的に短縮することができるので、
現像における解像度が向上する。
また、他の例として現像ローラ11の駆動系に変速機構
を設け、作像する画像の種類、例えば線画やドツト画と
言った再現性の悪い画像を形成する際、現像ローラ11
の回転速度を上げて現像剤の供給量を増大させるように
すると、線画やドツト画であっても再現性が向上する。
本実施例では感光ドラム4が極く小径に設計しであるこ
とに対応し、帯電チャージャ52の構成を工夫しである
。極く小径の感光ドラム4は、帯電チャージャ52とは
湾曲度のきつい曲面で対向することになり、高速化の影
響もあって安定した帯電が行われ難い。そこで帯電チャ
ージャ52はグリッド部53のメンシュを感光ドラム4
の回転方向上流側から下流側に次第に細かくなるように
しである(第1図、第3図)。これにより帯電チャージ
ャ52としては、回転する感光ドラム4に対し最初はグ
リッドのないコロトロン型チャージャかそれに近い帯電
特性を発揮して帯電性を確保し、またこれに続いてグリ
ッドのあるスコロトロン型のチャージャとしての帯電特
性を発揮して帯電の制御性を確保するようにしている。
これにより帯電性と帯電の制御性との双方を確保して安
定した帯電を達成することができる。
帯電チャージャ52は小型化のために1つに形成しであ
るが、コロトロン型のチャージャと、スコロトロン型の
チャージャとの2つを設置するようにしてもよい。また
メツシュの大きさの変化は連続的でも不連続的でもよい
。帯電チャージャ52は小型化のためにグリッド部53
と放電安定フレーム54とを金属板によって一体に形成
しである。コロナワイヤ55は現像器ケーシング2の両
側壁に取り付けた樹脂ブロック56間に架設してあり、
この樹脂ブロック56に放電安定フレーム54の端部を
保持している。
なおコロナワイヤ55は線径が80μ程度と極(細いた
めに伸びや切断の問題があり、架設時の取り扱いが面倒
な上、使用により汚れが生じた場合の掃除等のメンテナ
ンスも厄介である。そこで図示しない樹脂台に金属板を
インサート成形等によって埋設し、この埋設した金属板
の一部を露出させることでコロナワイヤの代わりに用い
ることが考えられる。この場合コストの低減が図れると
共に、コロナ電極部の強度が向上するので組付けや清掃
時の取り扱いが容易となる。また別の方法として樹脂台
の表面に所定の金属材料を線状にプリントしてコロナワ
イヤの代替物とすることもできる。この場合も前記改良
と同様な作用効果が期待できる。
また、放電安定フレーム54は樹脂ハウジングの内面に
金属鍍金を施して形成することもできる。この場合樹脂
ハウジングは、前記蓋30等の既設部材の一部に一体形
成することができ、構造の簡略化が可能である。
転写チャージャ36は上部フレーム33が下部フレーム
32上に閉じられたとき、作像カートリッジ1の感光ド
ラム4と一定のギャップをもって対向し、通紙パス37
を搬送されてくる転写紙91の裏側から働いて感光ドラ
ム4上に形成されている現像後のトナー像を転写紙91
上に転写させる。
なお転写チャージャ36の場合もコロナワイヤについて
帯電チャージャ52と同様の改良を行うこともできる。
通紙パス37の転写部の手前には、第4図に示すように
タイミングローラ対61が設けられている。このタイミ
ングローラ対61は給紙カセット92からピンクアップ
ローラ93によってピックアップされ給送されてくる転
写紙91を停止状態にて一旦受は止め、その後所定のタ
イミングで転写紙91を給送し、感光ドラム4上に形成
されるトナー像と先端合わせを行って転写に供する。
転写部の後方には定着ローラ対62が設けられ、転写後
送り付けられてくる転写シートに熱定着処理を施す。
感光ドラム4の転写後の表面は、クリーニングブレード
7によってクリーニングされて残留トナーを除去される
下部フレーム32の転写チャージャ36の直く後にはイ
レーザランプ63が設けられ、感光ドラム4の転写後の
表面に通紙中の転写紙91を透してイレース光を照射し
、感光ドラム4表面の残留電荷を除去する。このイレー
ザランプ63の近傍には光ファイハロ5の受光端65a
が感光ドラム4に向けて位置させられている。この光フ
ァイハロ5は感光ドラム4上に形成されるトナー像がイ
レーザランプ63により照明されたときの反射光を適当
な位置に設けられる濃度センサ64に導くようになって
いる。これによって濃度センサ64はイレーザランプ6
3を被検画像の照明に共用してトナー像の濃度を検出す
ることができ、イレーザランプ63の共用と光ファイバ
65の使用とによって転写部まわりに特別なスペースを
必要としないでトナー像の濃度を検出することができる
し、イレーザランプ63を共用する点でコストも低減す
る。
トナー像の検出濃度は制御系に送ることにより、現像剤
の不足や劣化の状態を判別し、作像カートリッジ1の寿
命による使用限界等の警告やプリント停止の措置をとる
ことができる。
なおイレーザランプ63は、転写チャージャ36の放電
安定フレーム内に設置するとさらに省スペースを図るこ
とができる。
またクリーニングブレード7を透明の樹脂材料で形成し
てそれをライトガイドとして利用し、イレーザ光を感光
ドラム4の表面に照射することができる。このようなイ
レース方式によるとイレーザランプ63の設置箇所の選
択の自由度が増大する。さらにクリーニングブレード7
も弾性ブレード41と同様に、圧接力を均一化するため
の凹溝を背部に形成することもできる。そしてこの場合
ブレードの共振周波数を簡単に選択することができる。
さらに、PETシートから打ち抜き形成したものにして
コストの低減を図ることができるし、 廃トナーケーシング3には第7図に示すように、駆動系
に連動する未使用検出機構71が設けられている。この
未使用検出機構71は駆動系の1つの軸、例えば廃トナ
ー掻き込み用のパドル8の回転軸72に設けたギヤ73
に検出ギヤ74を噛み合わせる。検出ギヤ74は外周の
一部にだけ歯75を持ち、外周の他の部分は一部に凹部
76を有するカム面77とされている。廃トナーケーシ
ング3にはまた前記カム面77に対向する検出ピン78
が進退自在に保持され、この検出ピン78がばね79に
よってカム面77に当接されている。この当接位置は作
像カートリッジ1が未使用の場合、つまり駆動系が一度
も動作されず、現像剤が全く消費されない状態の場合に
、カム面77の凹部76から駆動方向下流側に所定量層
れた位置である。
作像カートリッジ1がプリンタ31に装着されて1度で
も駆動が掛り使用されると、その駆動に連動するギヤ7
3によって検出ギヤ74が回転される。使用のための駆
動量に比し極く小さな回転量によってカム面77の凹部
76が検出ピン78に対向する。この対向位置で検出ピ
ン78はばね79の付勢によって凹部76に嵌まり込む
そして検出ピン78は作像カートリンジlの未使用状態
で廃トナーケーシング3の外部に突出しており、作像カ
ートリッジ1が上部フレーム33に装着されたとき、上
部フレーム33に設けられているスイッチ94が検出ビ
ン78によって押動され、その作像カートリッジ1が未
使用であることを自動的に検出する。この検出信号はプ
リンタ31の制御系に送られ、作像カートリッジ1を使
用したプリント枚数のカウント開始と、このカウントに
よる所定枚数以上の使用に対する制限や警告を行う。ま
た逆に装着に係る作像カートリッジ1が既に使用された
ものであった場合、検出ピン7日は廃トナーケーシング
3側に後退しているので、作像カートリ・フジ1が上部
フレーム33に装着されてもスイッチ94を押動するこ
とはできない。したがって未使用廃トナーケーシング3
が装着された場合のような措置が行われることはない。
もっとも使用状態の検出を必要時点で行うこともできる
。例えば500枚等の所定枚数分使用した時点を検出し
てこれを使用開始信号とすることにより、500枚まで
のテスト使用に対応することができる。さらに作像カー
トリンジIが使用限界枚数のプリントに供された時点を
検出してそれ以上の使用を警告すると言ったこともでき
る。
上記実施例では、現像装置が作像カートリッジl内に一
体化されている例を示したが、本発明は単体で装置本体
に着脱するようにした現像装置にも適用できることは言
うまでもない。さらに、上記実施例では現像剤収容部9
と現像機構部10が一体化されている例を示したが、現
像装置又は作像カートリッジlに対して現像剤収容部9
を着脱できるように構成すると、現像剤の補給を簡単な
作業で行うことができ、さらにその特長を生かすことが
できる。
発明の効果 本発明によれば、現像装置の輸送時に攪拌部材を現像剤
供給口の閉鎖位置に停止させておくことによって、現像
剤は現像剤収容部内に密閉されて現像機構部内に入るこ
とはないので、輸送時の取扱いが手荒くても現像ローラ
の周囲の隙間から現像剤が外部に洩れ出す恐れはな(、
かつ現像装置を装置本体に装着して使用を開始し、攪拌
部材を回転駆動すると、現像剤供給口が開かれて撹拌部
材にて現像剤が現像機構部に供給されるため、シールテ
ープを剥がす等の手間がかかったり、手が汚れたりする
作業が不要となるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の現像装置を備えた作像カー
トリッジの断面図、第2図は現像器ケーシング部の部分
正面図、第3図は帯電チャージャの一部拡大断面図、第
4図は第1図の作像カートリッジが使用されるプリンタ
の概略構成を示す正面図、第5図は現像ローラ部を示す
斜視図、第6図は現像ローラ部の一部の拡大正面図、第
7図は作像カー) IJッジの未使用検出機構部を示す
廃トナーケーシング一部の断面図である。 2−・ 9〜−−−一一一−・ 10−−−−−〜・ 工1 現像器ケーシング 現像剤供給口 現像剤収容部 現像機構部 現像ローラ 攪拌供給パドル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)装置本体に対して着脱可能な現像装置において、
    現像剤収容部と現像ローラの外周面上に現像剤の薄層を
    形成する現像機構部とを区画して設け、現像剤収容部内
    に一定軸心回りに回転可能なシート状の攪拌部材を配設
    し、この撹拌部材が所定回転位置に停止した状態で現像
    剤収容部と現像機構部の間に開口された現像剤供給口が
    閉鎖されるように構成したことを特徴とする現像装置。
JP2101196A 1990-04-17 1990-04-17 現像装置 Pending JPH04474A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5701563A (en) * 1995-02-14 1997-12-23 Kabushiki Kaisha Tec Developing apparatus and image-forming apparatus using the same
JP2012141521A (ja) * 2011-01-06 2012-07-26 Kyocera Document Solutions Inc クリーニング装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2016186579A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 キヤノン株式会社 現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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JP2012141521A (ja) * 2011-01-06 2012-07-26 Kyocera Document Solutions Inc クリーニング装置及びそれを備えた画像形成装置
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