JPH03289691A - 画像形成装置の作像カートリッジ - Google Patents

画像形成装置の作像カートリッジ

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JPH03289691A
JPH03289691A JP9258590A JP9258590A JPH03289691A JP H03289691 A JPH03289691 A JP H03289691A JP 9258590 A JP9258590 A JP 9258590A JP 9258590 A JP9258590 A JP 9258590A JP H03289691 A JPH03289691 A JP H03289691A
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JP
Japan
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waste toner
image forming
casing
developer
image
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JP9258590A
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Inventor
Shiyunji Onobori
尾登 俊司
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は複写機やファクシミリ、プリンタ等の電子写真
方式で画像を形成する画像形成装置に関し、特に画像担
持体と廃トナーケーシング等の画像形成手段を一体的に
組み合わせて構成され、装置本体に対して着脱自在に装
着できるように構成された作像カートリッジに関するも
のである。
従来の技術 この種の画像形成装置は、例えば特開昭61−2798
70号公報等で知られている。この公報に開示された画
像形成装置においては、画像担持体等の消耗品の交換等
を容易に行えるようにするため、画像担持体と、潜像を
現像する現像手段と、画像担持体上に残留したトナーを
除去する廃トナー除去手段と、帯電チャージャ等を一体
的に組み合わせた作像カートリッジが用いられている。
又、このような作像カートリッジの廃トナー除去手段に
おいては、通常、そのケーシングと画像担持体との間の
隙間から廃トナーが洩れだすのを防止するために、ケー
シングの開口端縁に画像担持体の外周面に軽く接するよ
うにシール板が取付られている。
発明が解決しようどする課題 ところが、シール板は画像担持体の外周面に残留した廃
トナーの通過を許す必要があるので画像担持体の外周面
に軽く接するようにしてあり、そのためシール板の背部
に多量の廃トナーが溜まっていると、シール板が何らか
に原因で変形した場合に廃トナーが外部に洩れ出すこと
があり、例えば作像カートリッジの着脱操作時等に装置
本体内の通紙バス上や装置本体の周囲に廃トナーが落下
して汚す恐れがあるという問題があった。
そこで本発明は、作像カートリッジ内の廃トナーが外部
にこぼれ落ちるのを防止できる画像形成装置の作像カー
トリッジを提供することを課題とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記のような課題を達成するために、画像担持
体と少なくとも廃トナーケーシングを一体的に組み合わ
せて構成し、装置本体に着脱自在に装着するようにした
画像形成装置の作像カートリッジにおいて、作像カート
リッジの廃トナーケーシング内の底面に画像担持体から
遠ざかる方向に斜め上方に傾斜したリブを突設したこと
を特徴とするものである。
又、リブに代えて、若しくはそれに加えて作像カートリ
ッジの廃トナーケーシング内に廃トナーを保持する粘着
手段を設けてもよい。
更に、作像カートリッジの廃トナーケーシングの少なく
とも一部を、空気を通過させ廃トナーの通過を阻止する
部材にて形成してもよい。
作用 本発明の上記構成では、画像担持体から掻き落とされた
廃トナーを画像担持体から遠ざかる方向に撥ね飛ばした
り、或いは作像カートリッジの着脱操作時等に画像担持
体が廃トナーレーシングより上方になるように傾斜させ
たりすると、廃トナーは傾斜したリブを容易に越えてそ
の背部に溜まるため、廃トナーが画像担持体と廃トナー
ケーシングの隙間に配置したシール板の背部に再び戻る
ことはなく、シール板の背部に多量の廃トナーが溜まる
のを防止でき、シール板が多少変形しても廃トナーが洩
れ出すのを防止することができる。
また、廃トナーケーシング内に粘着手段を設けて廃トナ
ーを保持するようにしても同様に廃トナーの洩れ出しを
防止できる。
更に、廃トナーケーシングの少なくとも一部を空気が通
過するようにして、装置本体側に設けた吸引源又は吸引
通路に臨むようにすることによって画像担持体から掻き
落とされた廃トナーが廃トナーケーシング内に吸引され
て保持されるため、同様に廃トナーの洩れ出しを防止で
きる。
実施例 以下第1図〜第6図に基づいて本発明をプリンタに適用
した一実施例を説明する。
まず、プリンタの要部である作像カートリッジ1の基本
構成について第1図に基づいて説明する。第1図におい
て、作像カートリッジ1は図に示すように現像器ケーシ
ング2と廃トナーケーシング3とを連結して形成されて
いる。廃トナーケーシング3の連結端部には感光ドラム
4が設けられ廃トナーケーシング3の側壁に軸6によっ
て枢支されている。この感光ドラム4はアルミニウム等
の金属基台の表面に酸化亜鉛、セレンや有機光導電性材
料等の光導電層を形成したものであり、画像露光によっ
て静電潜像を形成する。感光ドラム4の背部にはクリ一
二ングブレード7が圧接させられ、これによって感光ド
ラム4上から掻き取られる残留トナーは廃トナーケーシ
ング3内に収容される。この収容のために廃トナーケー
シング3の感光ドラム4の後方の底部近くにパドル8が
設けられ、感光ドラム4から掻き取られたトナーを廃ト
ナーケーシング3内に掻き込むようになっている。
又、廃トナーケーシング3の内底面に感光ドラム4から
遠ざかるように斜め上方に傾斜した複数のリブ9が突設
され、さらにその表面に粘着材10が塗布されている。
これによって、バドル8にて廃トナーケーシング3の奥
側(感光ドラム4から遠ざかる方向)に送り込まれた廃
トナーはリプ9にて囲まれた空間に閉じ込められるとと
もに粘着材10にて保持されるため、作像カートリッジ
1を取り出してその姿勢をかなり傾けたとしても、再び
廃トナーケーシング3の開口部に戻ることはない。
現像器ケーシング2の連結端には、感光ドラム4上の静
電潜像をトナー現像する現像ローラ11が設けられ、軸
12によって側壁に枢支されている。現像ローラ11の
背部には現像剤を帯電させながら現像ローラ11に供給
するスポンジローラ13が設けられ、軸14によって現
像器ケーシング2の側壁に枢支されている。現像器ケー
シング2内には現像器ケーシング2内の現像剤をスポン
ジローラ13に供給しながら撹拌する現像剤供給パドル
15が設けられ、軸16によって側壁に枢支されている
。軸16にはトナーのブロック化を防止する撹拌翼17
が取付けられている。
スポンジローラ13の背部には現像剤掻き取り用のワイ
ヤ82が設けられている。このワイヤ82は現像器ケー
シング2内の仕切り板95の開口縁間に張設されており
、スポンジローラ13の背部表面に圧接されている。こ
れによりスポンジローラ13上で現像ローラ11に供給
された後の残留現像剤がスポンジローラ13の背部側に
戻ってきたとき、この残留現像剤はワイヤ82によって
スポンジローラ13の表面から掻き取られ、未使用現像
剤中に戻される。したがって現像ローラ11への供給に
供された際の残りの残留現像剤が現像ローラ11の表面
から離れず、そのまま現像ローラ11に繰り返し供給さ
れたり、−旦現像ローラ11の表面から掻き取られるに
しても未使用現像剤と混合しないでそのままスポンジロ
ーラ13により捕捉されて現像ローラ11に供給される
ようなことが回避される。このためスポンジローラ13
上で現像ローラ11に供給されなかった残留現像剤が持
っているストレスが現像特性に影響することを防止する
ことができる。
現像器ケーシング2と廃トナーケーシング3とは、軸2
1によって揺動可能に連結され、相互間に働かせたバネ
22の付勢によって、感光ドラム4と現像ローラ11と
の双方の軸6.12に設けた位置決めローラ23.24
どうしを圧接させ、感光ドラム4と現像ローラ11との
間に、各部の製作上や組立上の誤差を吸収しながら所定
のギヤツブ番保つようにしである。
現像器ケーシング2の上向きに開口された現像剤を投入
する投入口83には蓋30が装着され、接着や溶着、ネ
ジ止め等適宜な方法で現像器ケーシング2に固定されて
いる。この130は廃トナーケーシング3の部分にまで
延びて廃トナーケーシング3を覆い、作像カートリッジ
1としての一体的な取り扱いを容易にしている。特に蓋
30は廃トナーケーシング3に比し重く、大きい現像器
ケーシング2の側に固着して前記一体的取り扱いのため
の把持部Hとするので、取り扱い中における作像カート
リッジ1の安定性がよくなり、さらに取り扱い易いもの
となる。なお、蓋30と廃トナーケーシング3との間に
は、位置決めローラ23.24どうしの圧接による廃ト
ナーケーシング3の現像器ケーシング2に対する必要な
揺動を妨げない程度の遊びを設けている。
また、現像器ケーシング2の連結端開口部の底部には現
像ローラ11の周面にまで延びてそれに接するシール板
25が設けられ、廃トナーケーシング3の連結端開口の
底部縁には感光ドラム4にまで延びてそれに接するシー
ル板26が設けられている。これによって現像器ケーシ
ング2および廃トナーケーシング3が形成している作像
カートリッジ1の現像剤取り扱い空間部は回りがほぼ密
閉状態となるので、現像剤が外部へ飛散するようなこと
を防止することができる。
また、廃トナーケーシング3においてシール板26の背
部に前述のようにパドル8を設けて廃トナーを奥部に送
り込み、リブ9や粘着材10にてそのまま保持するよう
にしているので、シール板26の背部に多量の廃トナー
が溜まることがなく、従ってシール板26の背部に多量
の廃トナーが溜まった状態で微妙な力のバランスが崩れ
てシール板26が変形し、廃トナーが外部に洩れ出して
しまうというようなことはない。
さらに、現像器ケーシング2の連結端開口部の底部には
、シール板25よりも現像ローラ11の回転方向後方側
で現像ローラ11の下方空間を覆うように浅い容器状の
こぼれ防止部27が設けられ、その内底面に現像ローラ
11の外周面との間に小さな間隙をあけて対向する位置
まで延びる複数のリブ28が現像ローラエ1の回転方向
に並設されている。これによって、シール板25に達す
る前又はシール板25を通過する際に現像ローラ11の
外周面から脱落した現像剤はこぼれ防止部27内に落下
して捕集され、−旦捕集された現像剤は複数のリブ28
の上端と現像ローラ11の外周面との間の狭い隙間を通
過しないと外部に洩れ出さないので、殆ど外部に洩れ出
すことはない。かくして、こぼれ防止部27を浅い容器
状に形成しても現像剤がこぼれ落ちるようなことはなく
、現像ローラ11と通紙パス37の狭い空間にも支障な
く配置できる。
この作像カートリッジエは第6図に示すようにプリンタ
31に装着して用いられる。このプリンタ31は、下部
フレーム32に対し上部フレーム33がヒンジ軸34を
中心に上下に開閉可能とされ、上部フレーム33に作像
カートリッジlが第6図に矢印で示すように装着される
。この装着は上方に開いた上部フレーム33の後方から
上部フレーム33の両側壁内側に設けた図示しないガイ
ドに沿って着脱自在に行われる。その後、上部フレーム
33を下部フレーム32に対し閉じることによって作像
カートリッジ1は下部フレーム32側に設けられている
転写チャージャ36との間にプリントのための通紙パス
37を形成する。一方、上部フレーム33を第6図のよ
うに上方に開くとその通紙パス37を開放し、ジャム等
のトラブル処理を容易に行える。又、このように作像カ
ートリッジlを着脱する際には、現像器ケーシング2が
上で廃トナーケーシング3が下になるように傾斜するの
で、シール板26の背部の廃トナーが各リブ9の背部空
間に送り込まれて保持される。
上部フレーム33の作像カートリッジ1を装着する部分
の上部にはレーザ・スキャン・ユニット38が設けられ
ている。このレーザ・スキャン・ユニット38はパーソ
ナルコンピュータやイメージリーグ等により与えられる
画像信号に応じて変調したレーザ発光源からのレーザ光
39を、ポリゴンミラー等の適宜な走査手段により偏向
して感光ドラム4に向け、感光ドラム4上に画像露光を
行う。この画像露光のために作像カートリッジ1には蓋
30の一部に感光ドラム4への画像露光を可能にする露
光スリット51が設けられ、また作像カートリッジ1内
には画像露光によって静電潜像が形成されるように、感
光ドラム4の画像露光位置の手前に感光ドラム4の表面
を一様に帯電する帯電チャージ−1−52が設けられて
いる。
ところで近時の小型化、軽量化によって作像カートリッ
ジ1を形成する各部材の板厚が薄くなり剛性が低下する
傾向にある。このため作像カートリッジ1を単独で取り
扱う場合、作像カートリッジ1の把持部Hを形成してい
る現像器ケーシング2に作像カートリッジ1を把持する
外力が作用して捩れや凹み等の変形が一時的にも生しる
ことがある。この際、現像器ケーシング2の容積が一瞬
小さくなり、前記シールの弱い部分から現像剤が内部空
気に伴って噴き出てしまうことがある。
そこで本実施例では130に開口84を形成し、それを
半透膜85によって閉じている。半透膜85は空気を通
して現像剤を通さない性質のものを採用して用いる。こ
れによって作像カートリッジlの取り扱い中に現像器ケ
ーシング2に前記のような変形が生じて容積が縮小し内
部空気が噴き出すようなことがあっても、空気の噴き出
しを抵抗の少ない半透膜85の部分を通して行わせ、そ
の噴き出し空気に現像剤が乗じようとしても、半透膜8
5によって阻止し外部への噴き出しを阻止できる。この
ような構造は廃トナーケーシング3にも必要に応じて適
用することができる。
なお現像器ケーシング2、廃トナーケーシング3におけ
るシール板25.26は必要に応じ多段に設けて、現像
ローラ11や感光ドラム4の表面にそれらの回転方向に
多段に圧接させると、シール性がさらに向上する。
現像ローラ11には第3図及び第4図に詳細に示すよう
に、弾性ブレード41が圧接されている。弾性ブレード
41はウレタンゴム、シリコーンゴム等のゴムブレード
やばね用りん青銅、ばね鋼等の金属ブレードが有用であ
る。弾性ブレード41は現像器ケーシング2の側壁間に
架は渡された金属製の支持メンバ42に上端が接着等に
よって取付けられ、下端が現像ローラ11の表面に圧接
されている。
ところで現像ローラ11は長手方向中央側の現像剤担持
領域Xの部分をサンドブラスト加工等による梨地面に形
成され、現像剤の担持に有利なようにされている。そし
て現像剤担持領域Xの両側となる現像ローラ11の両端
部は現像剤非担持領域Yとされ、現像剤担持領域Xに担
持される現像剤が側方に漏れ出るのを防止する領域とし
である。このため現像剤非担持領域Yは平滑面のままと
して現像剤の担持を避けるようにしである。
このような結果、現像ローラ11の現像剤担持領域Xは
表面に梨地の凹凸が形成され、凸部の部分が生地面から
盛り上がるので、現像剤非担持領域Yよりも若干増径し
ている。これに加え、現像ローラ11の現像剤担持領域
Xはスポンジローラ13から供給される現像剤を担持す
るので、それが弾性ブレード41の圧接によって所定の
層厚に薄層化されるものの、現像ローラ11の現像剤担
持領域X部における径をさらに増大させる。このため現
像ローラ11の現像剤担持領域Xは、現像剤非担持領域
Y部における径との差が幾分あり、現像ローラ11の現
像剤担持領域Xと現像剤非担持領域Yとの間に段差Z 
(第4図)を生しることになる。
したがって弾性ブレード41が一様に連続した状態で現
像ローラ11の全長に亙って圧接するだけでは、現像剤
を担持せずしかも小径となっている現像剤非担持領域Y
との間に浮きが生じ、現像剤の前方への漏れ出しの原因
となる。
これを解消するのに本実施例では、現像ローラ11の現
像剤担持領域Xと現像剤非担持領域Yとの境界Kに対向
する弾性ブレード41の部分に、先端から切り込んだ状
態の切込み86を形成している。これによって弾性ブレ
ード41は、現像ローラ11の現像剤担持領域X、現像
剤非担持領域Yの各部分に対向する長手方向中央側とそ
の両側である各部分41a 、41bが切込み86によ
って分断され、その各部41a 、41bが互いの影響
なく独立して現像ローラ11の現像剤担持領域X、現像
剤非担持領域Yに個別に圧接するので、それらの各領域
X、Y間に段差Zがあっても弾性ブレード41の部分4
1bは現像剤担持領域Xで現像剤によって押し退けられ
ている弾性ブレード41の部分41aとは関係なく、現
像剤非担持領域Yの部分に第4図のように密接すること
ができる。したがって弾性ブレード41が現像ローラ1
1の現像剤非担持領域Yにおいて現像ローラ11からの
浮きを生して現像剤が現像剤非担持領域Yから感光ドラ
ム4側に漏れ出るような不都合を解消することができる
さらに弾性ブレード41の部分41bは支持メンバ42
の両端部に取り付けた押さえ金57によって押さえられ
、浮き上がりをより強く防止されている。現像ローラ1
1と側壁87との間にはシール材88が介装されている
弾性ブレード41はまた、長手方向に長く連続した部分
では連続している範囲の中央部で現像ローラ11への圧
接が他の部分よりも強くなる傾向にあり、現像ローラ1
1上に形成する現像剤の層厚が現像ローラ11の軸線方
向に不均一になり易く、現像特性にムラを生しる原因に
なっている。そこで本実施例ではこれを解消するため、
弾性ブレード41の背面に第1図、第3図に示すような
凹溝81を形成しである。この凹溝81は弾性ブレード
41の幅方向のほぼ中央位置にあり、かつ弾性ブレード
41が長く続く切込み86間の部分41aの両端部を除
く範囲に形成されている。
これによって、弾性ブレード41の長く続く部分41a
はその長手方向の中央部での屈曲剛性が凹溝81のため
に弱められ、現像ローラ11への圧接力が減少し、弾性
ブレード41における長く続く部分41a全体の現像ロ
ーラ11への圧接力が均等になる。
また、弾性ブレード41の凹溝81部には応力の集中が
生じて他の部分での応力の均等化を図ることによっても
現像ローラ11への圧接力を均一化することもできる。
したがって現像ローラエ1の現像剤担持領域X全域に均
一な層厚で現像剤の薄層を形成することができ、現像ロ
ーラ11の現像剤担持領域X全域で均一な現像特性を望
める。
また弾性ブレード41はポリエチレンテレフタレート(
PET)のようなシートから打ち抜きにより形成したも
のとすれば、ウレタンフオームのような成形品を採用す
るような場合に比しコストが低減する。この場合PET
は腰の強い材料であるから現像ローラ11を傷めたりビ
ビリを発生させないと言った理由で、先端のエツジでの
接触を避けるため、いわゆる腹部で現像ローラ11に圧
接するのが好適である。
さらに弾性ブレード41が絶縁材料であることによって
、現像剤の弾性ブレード41との間での摩擦帯電を高め
、全体の帯電状態を充分に安定させることができる。こ
の意味で現像ローラ11の表面に絶縁性材料によるコー
ティング層を形成するとさらに帯電特性を向上すること
ができる。また絶縁コート層はサンドブラスト加工によ
らず樹脂成形時に梨地面を形成することができるのでそ
の分現像ローラ11のコストが低減するし、電界が拡散
していない領域に現像剤を搬送することができるととも
に、現像ローラ11と感光ドラム4との間のギャップを
放電限界を越えて擬似的に短縮することができるので、
現像における解像度が向上する。
さらに他の例として弾性ブレード41に代えて絶縁性弾
性ローラを用いることができ、この場合現像ローラ11
との相対速度をどのようにも設定することができる。こ
れによって帯電特性を種々に調節することができるし、
弾性ローラを現像ローラ11に対し従方向に回転させる
か、あるいは逆方向に回転させるかによって、現像ロー
ラ11上の現像剤の表面層を積極的に現像に供するか、
現像に供され難くするかといった選択が可能となる。こ
のような選択は現像剤や現像剤供給機構、感光ドラム4
等の種類と言った各種作像条件に対応したり、特別な要
求に応しる場合に有益である。
また現像ローラ11の駆動系に変速機構を設け、作像す
る画像の種類、例えば線画やドツト画と言った再現性の
悪い画像を形成する際、現像ローラ11の回転速度を上
げて現像剤の供給量を増大させるようにすると、線画や
ドツト画であっても再現性が向上する。
本実施例では感光ドラム4が極く小径に設計しであるこ
とに対応し、帯電チャージャ52の構成を工夫しである
。極く小径の感光ドラム4は、帯電チャージャ52とは
湾曲度のきつい曲面で対向することになり、高速化の影
響もあって安定した帯電が行われ難い。そこで帯電チャ
ージャ52はグリッド部53のメツシュを感光ドラム4
の回転方向上流側から下流側に次第に細かくなるように
しである(第1図、第2図)。これにより帯電チャージ
ャ52としては、回転する感光ドラム4に対し最初はグ
リッドのないコロトロン型チャージャかそれに近い帯電
特性を発揮して帯電性を確保し、またこれに続いてグリ
ッドのあるスコロトロン型のチャージャとしての帯電特
性を発揮して帯電の制御性を確保するようにしている。
これにより帯電性と帯電の制御性との双方を確保して安
定した帯電を達成することができる。
帯電チャージャ52は小型化のために1つに形成しであ
るが、コロトロン型のチャージャと、スコロトロン型の
チャージャとの2つを設置するようにしてもよい。また
メツシュの大きさの変化は連続的でも不連続的でもよい
。帯電チャージャ52は小型化のためにグリッド部53
と放電安定フレーム54とを金属板によって一体に形成
しである。コロナワイヤ55は現像器ケーシング2の両
側壁に取り付けた樹脂ブロック56間に架設してあり、
この樹脂ブロック56に放電安定フレーム54の端部を
保持している。
なおコロナワイヤ55は線径が80μ程度と極く細いた
めに伸びや切断の問題があり、架設時の取り扱いが面倒
な上、使用により汚れが生した場合の掃除等のメンテナ
ンスも厄介である。そこで図示しない樹脂台に金属板を
インサート底形等によって埋設し、この埋設した金属板
の一部を露出させることでコロナワイヤの代わりに用い
ることが考えられる。この場合コストの低減が図れると
共に、コロナ電極部の強度が向上するので組付けや清掃
時の取り扱いが容易となる。また別の方法として樹脂台
の表面に所定の金属材料を線状にプリントしてコロナワ
イヤの代替物とすることもできる。この場合も前記改良
と同様な作用効果が期待できる。
また、放電安定フレーム54は樹脂ハウジングの内面に
金属鍍金を施して形成することもできる。この場合樹脂
ハウジングは、前記蓋30等の既設部材の一部に一体形
成することができ、構造の簡略化が可能である。
転写チャージャ36は上部フレーム33が下部フレーム
32上に閉じられたとき、作像カートリッジ1の感光ド
ラム4と一定のギャップをもって対向するように配設さ
れている。
通紙パス37の転写部の手前には、第6図に示すように
タイミングローラ対6エが設けられている。このタイミ
ングローラ対61は給紙カセ・ント92からピックアッ
プローラ93によってピックアップされ給送されてくる
転写紙91を停止状態にて一旦受は止め、その後所定の
タイミングで転写紙91を給送し、感光ドラム4上に形
成されるトナー像と先端合わせを行って転写に供する。
転写部の後方には定着ローラ対62が設けられ、転写後
送り付けられてくる転写シートに熱定着処理を施す。
感光ドラム4の転写後の表面は、クリーニングブレード
7によってクリーニングされて残留トナーを除去される
下部フレーム32の転写チャージャ36の直ぐ後にはイ
レーザランプ63が設けられ、感光ドラム4の転写後の
表面に通紙中の転写紙91を透してイレーズ光を照射し
、感光ドラム4表面の残留電荷を除去する。このイレー
ザランプ63の近傍には光ファイバ65の受光端65a
が感光ドラム4に向けて位置させられている。この光フ
ァイバ65は感光ドラム4上に形成されるトナー像がイ
レーザランプ63により照明されたときの反射光を適当
な位置に設けられる濃度センサ64乙こ導くようになっ
ている。これによって濃度センサ64はイレーザランプ
63を被検画像の照明乙こ共用してトナー像の濃度を検
出することができ、イレーザランプ63の共用と光ファ
イバ65の使用とによって転写部まわりに特別なスペー
スを必要としないでトナー像の濃度を検出することがで
きるし、イレーザランプ63を共用する点でコストも低
減する。
トナー像の検出濃度は制御系に送ることにより、現像剤
の不足や劣化の状態を判別し、作像カートリッジ1の寿
命による使用限界等の警告やプリント停止の措置をとる
ことができる。
なおイレーザランプ63は、転写チャージャ36の放電
安定フレーム内に設置するとさらに省スペースを図るこ
とができる。
またクリーニングブレード7を透明の樹脂材料で形成し
てそれをライトガイドとして利用し、イレーザ光を感光
ドラム4の表面に照射することができる。このようなイ
レース方式によるとイレーザランプ63の設置箇所の選
択の自由度が増大する。さらにクリーニングブレード7
も弾性ブレード41と同様に、圧接力を均一化するため
の凹溝を背部に形成することもできる。そしてこの場合
ブレードの共振周波数を簡単に選択することができる。
さらに、PETシートから打ち抜き形成したものにして
コストの低減を図ることができるし、 廃トナーケーシング3には第5図に示すように、駆動系
に連動する未使用検出機構71が設けられている。この
未使用検出機構71は駆動系の1つの軸、例えば廃トナ
ー掻き込み用のバドル8の回転輪72に設けたギヤ73
に検出ギヤ74を噛み合わせる。検出ギヤ74は外周の
一部にだけ歯75を持ち、外周の他の部分は一部に凹部
76を有するカム面77とされている。廃トナーケーシ
ング3にはまた前記カム面77に対向する検出ピン78
が進退自在に保持され、この検出ピン78がばね79に
よってカム面77に当接されている。この当接位置は作
像カートリッジlが未使用の場合、つまり駆動系が一度
も動作されず、現像剤が全く消費されない状態の場合に
、カム面77の凹部76から駆動方向下流側に所定量離
れた位置である。
作像カートリッジ1がプリンタ31に装着されて1度で
も駆動が掛り使用されると、その駆動に連動するギヤ7
3によって検出ギヤ74が回転される。使用のための駆
動量に比し極く小さな回転量によってカム面77の凹部
76が検出ピン78に対向する。この対向位置で検出ピ
ン78はばね79の付勢によって凹部76に嵌まり込む
そして検出ピン78は作像カートリッジlの未使用状態
で廃トナーケーシング3の外部に突出しており、作像カ
ートリッジ1が上部フレーム33に装着されたとき、上
部フレーム33に設けられているスイッチ94が検出ピ
ン78によって押動され、その作像カートリッジ1が未
使用であることを自動的に検出する。この検出信号はプ
リンタ31の制御系に送られ、作像カートリッジ1を使
用したプリント枚数のカウント開始と、このカウントに
よる所定枚数以上の使用に対する制限や警告を行う。ま
た逆に装着に係る作像カートリッジlが既に使用された
ものであった場合、検出ピン78は廃トナーケーシング
3側に後退しているので、作像カートリッジ1が上部フ
レーム33に装着されてもスイッチ94を押動すること
はできない。したがって未使用廃トナーケーシング3が
装着された場合のような措置が行われることはない。
もっとも使用状態の検出を必要時点で行うこともできる
。例えば500枚等の所定枚数分使用した時点を検出し
てこれを使用開始信号とすることにより、500枚まで
のテスト使用に対応することができる。さらに作像カー
トリッジ1が使用限界枚数のプリントに供された時点を
検出してそれ以上の使用を警告すると言ったこともでき
る。
上記実施例では、廃トナーケーシング3にリブ9と粘着
材10を設けて廃トナーケーシング3の奥部で廃トナー
を保持するようにした例を示したが、第7図に示すよう
に、廃トナーケーシング3の感光ドラム4から遠ざかっ
た端部に開口43を設け、それを空気は通すが廃トナー
の通過は阻止するフィルタ部材44で閉し、さらに作像
カートリツジ1を所定位置に位置決めした時に開口43
に吸引口45aが対向するように下部フレーム32に吸
引通路45を設けてもよい。46は吸引通路45の排出
口に設けられたファンである。
これによると、感光ドラム4から掻き落とされた廃トナ
ーを廃トナーケーシング3の奥部に向かって吸引気流で
搬送してリブ9の背部空間内に保持させることができる
。この場合、パドル8を省略して吸引気流だけで廃トナ
ーを奥部に送り込むようにしてもよい。又、第7図に示
すように、廃トナーケーシング3の感光ドラム4から遠
ざかった端部が定着ローラ対62を内蔵した定着ユニッ
ト66の高温部66aの近傍に位置するように配置し、
溜まった廃トナーを溶融させるようにすることもできる
。さらに、第7図では、廃トナーケーシング3の奥端面
の一部に形成した開口43にフィルタ部材44を取付け
たが、廃トナーケーシング3のクリーニングブレード7
等を取付ける部分だけは強度部材にて構成し、これに袋
状のフィルタ部材を取付けるように構成することもでき
る。
発明の効果 本発明によれば、画像担持体から掻き落とされた廃トナ
ーを画像担持体から遠ざかる方向に撥ね飛ばしたり、或
いは作像カートリッジの着脱操作時等に画像担持体が廃
トナーレーシングより上方になるように傾斜させたりす
ると、廃トナーは傾斜したリプを容易に越えてその背部
に溜まり、画像担持体と廃トナーケーシングの隙間に配
置したシール板の背部に廃トナーが再び戻ることはない
ため、シール板の背部に多量の廃トナーが溜まるのを防
止でき、シール板が変形して廃トナーが洩れ出すのを防
止できるという効果を発揮する。
また、廃トナーケーシング内に粘着手段を設けて廃トナ
ーを保持するようにしても同様に廃トナーの洩れ出しを
防止できる。
更に、廃トナーケーシングの少なくとも一部を空気が通
過するようにして、装置本体側に設けた吸引源又は吸引
通路に臨ませることによって画像担持体から掻き落とさ
れた廃トナーを廃トナーケーシング内の奥部に吸引して
保持できるため、同様に廃トナーの洩れ出しを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例のプリンタにおける作像カー
トリッジと転写チャージャ部の断面図、第2図は帯電チ
ャージャの一部拡大断面図、第3図は現像ローラ部を示
す斜視図、第4図は現像ローラ部の一部の拡大正面図、
第5図は作像カートリッジの未使用検出機構部を示す廃
トナーケーシングの一部の断面図、第6図はプリンタの
概略構成を示す作像カートリッジ装着時の状態の正面図
、第7図は本発明の他の実施例における廃トナーケーシ
ング部とその周辺部の構成を示す断面図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像担持体と少なくとも廃トナーケーシングを一
    体的に組み合わせて構成し、装置本体に着脱自在に装着
    するようにした画像形成装置の作像カートリッジにおい
    て、作像カートリッジの廃トナーケーシング内の底面に
    画像担持体から遠ざかる方向に斜め上方に傾斜したリブ
    を突設したことを特徴とする画像形成装置の作像カート
    リッジ。
  2. (2)画像担持体と少なくとも廃トナーケーシングを一
    体的に組み合わせて構成し、装置本体に着脱自在に装着
    するようにした画像形成装置の作像カートリッジにおい
    て、作像カートリッジの廃トナーケーシング内に廃トナ
    ーを保持する粘着手段を設けたことを特徴とする画像形
    成装置の作像カートリッジ。
  3. (3)画像担持体と少なくとも廃トナーケーシングを一
    体的に組み合わせて構成し、装置本体に着脱自在に装着
    するようにした画像形成装置の作像カートリッジにおい
    て、作像カートリッジの廃トナーケーシングの少なくと
    も一部を、空気を通過させ廃トナーの通過を阻止する部
    材にて形成したことを特徴とする画像形成装置の作像カ
    ートリッジ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013134389A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、画像形成システムおよび処理プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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