JPH0450437B2 - - Google Patents

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JPH0450437B2
JPH0450437B2 JP1132649A JP13264989A JPH0450437B2 JP H0450437 B2 JPH0450437 B2 JP H0450437B2 JP 1132649 A JP1132649 A JP 1132649A JP 13264989 A JP13264989 A JP 13264989A JP H0450437 B2 JPH0450437 B2 JP H0450437B2
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flame
dispersion
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inorganic compound
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Yoshihiro Saito
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Hokuetsu Paper Mills Ltd
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Hokuetsu Paper Mills Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は難燃紙または難燃ボードの製造方法に
関し、更に詳しくはセルロース繊維、含水無機化
合物及び直径4μm以下のガラス繊維を含有する
スラリーを調成し、通常の抄紙方法により抄造す
るようにしたものであつて、含水無機化合物の歩
留が高く、かつ優れた難燃性を有する難燃紙また
は難燃ボードの製造方法に関する。 [従来の技術] 近年、建築物の高層化、大規模化、集中化に伴
つて建築物の難燃化や防火対策が重要視されてい
る。 従来から建築物の難燃化や防火対策上、各種建
材に難燃性を付与する難燃紙または難燃ボードが
使用されている。 従来のこの種の難燃紙または難燃ボードとして
は、アスベスト繊維を主成分とするもの、難燃化
薬剤処理を施したもの、あるいは水酸化アルミニ
ウム粉体を多量に含有せしめたもの等が一般に知
られている。 アスベスト繊維を主成分とするものは、アスベ
スト繊維を少量のセルロース繊維に混合して抄造
したものである。 また難燃化薬剤処理を施したものは、難燃剤と
して有機リン化合物、含リン含窒素有機化合物、
スルフアミン酸塩、無機リン酸塩、含ハロゲン化
合物及びアンチモン系化合物の1種又はこれらの
複合系をセルロース繊維に内添あるいは抄造後に
含浸または塗布せしめて、紙中あるいはボード中
に含ませたものである。 さらに水酸化アルミニウム粉体を多量に含有せ
しめて製造した紙あるいはボードは、通常使用さ
れる水酸化アルミニウムがギブサイト結晶構造を
有し、200〜300℃にて結晶水を脱水するため、優
れた難燃効果を示すとともに有毒ガスや発煙の心
配もなく、取扱い作業面や公害等の衛生面での問
題がないため、現状においては安全な難燃紙ある
いは難燃ボードといえる。 [発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記アスベスト繊維を主成分と
するものは、優れた難燃性を示するという利点を
有している反面、アスベスト繊維は特定物質に指
定されており、近年、肺癌の原因物質であるとさ
れて以来、公害防止および作業環境衛生面の観点
からその使用が厳しく制限され、一部の国では使
用が禁止されている現状である。 また難燃化薬剤処理を施して製造した紙あるい
はボードは、難燃剤の含有量が増えると黄変し易
くなり、また加温時に著しい変色が生じて商品価
値の低下を招くという問題がある。加えて、発火
時に有毒ガスを発生したり、発煙が生じ安全対策
上も大きな問題を抱えている。 この点、水酸化アルミニウム粉体を多量に含有
せしめて製造した紙あるいはボードは、上記する
多種利点を有しているものの、水酸化アルミニウ
ムの如き含水無機化合物を多量に含有するスラリ
ーは保水性能に乏しく、抄造網上に供給した場
合、短時間のうちに網目よりスラリー中の水が濾
過、脱水し、該脱水過程が急激であるため、スラ
リー中の含水無機化合物も水と一緒に抄造網の下
に流れ落ちてしまう傾向が強いという難点があ
る。この傾向は難燃紙あるいは難燃ボードの表面
平滑性の向上などを図るべく、細径の含水無機化
合物を適用した場合においてさらに顕著となる。 このように含水無機化合物を紙中あるいはボー
ド中に定着させて高い歩留を獲得することは技術
的に非常に難しいのが現状である。そこで、これ
を解決するために、従来から各種の有機系歩留向
上剤を使用したり、あるいはSBR、NBR、アク
リル系などのラテツクスを添加する方法が行なわ
れている。 しかしこれらの有機系助剤を添加することは難
燃性に悪影響を及ぼすことになるため、こうした
有機系助剤を使わずに、水酸化アルミニウムの如
き含水無機化合物を紙中あるいはボード中に高歩
留させ得る難燃紙または難燃ボードの製造の開発
が急がれていた。 本発明は上記の課題を解決するためになされた
もので、含水無機化合物の歩留が高く、かつ優れ
た難燃性を有する難燃紙または難燃ボードを合理
的、効果的に製造する方法をを提供することを目
的とするものである。 [課題を解決するための手段] 本発明に係る難燃紙または難燃ボードの製造方
法は、セルロース繊維を固形分で5〜34重量%、
含水無機化合物を固形分で65〜94重量%、直径
4μm以下のガラス繊維を固形分で0.05〜4.8重量
%含有するスラリーを調成して抄造することを特
徴とするものである。 上記し含水無機化合物としては、水酸化アルミ
ニウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウ
ム、2水和石こう及びアルミン酸化カルシウム等
を挙げることができる。これらの化合物は何れも
分子内に結晶水を持ち、化学的に類似した構造を
有する。また、含水無機化合物はその種類によつ
て、分解温度及び吸熱量に幾分差があるが、高温
加熱時に分解して吸熱作用により難燃効果を示す
という点では全く共通している。従つて、基本的
に前記含水無機化合物のいずれを用いてもよいが
入手価格等の経済性をも考慮すると、水酸化アル
ミニウムが最適である。 本発明に係るスラリー中の直径4μm以下のガ
ラス繊維の含有率範囲は、固形分で0.05〜4.8重
量%好ましくは、0.1〜45重量%である。この範
囲に特定した理由は、セルロース繊維に多量の含
水無機化合物を配合したスラリーを調成して抄造
する際に、該スラリーに直径4μm以下のガラス
繊維を0.05〜4.8重量%と極く少量配合するだけ
で、該スラリーの保水性が劇的に向上し、難燃性
に悪影響を及ぼす有機系歩留向上剤等を使用しな
くとも含水無機化合物の紙あるいはボード中への
歩留を飛躍的に向上せしめることができることに
基づくものである。また、スラリー中の直径4μ
m以下のガラス繊維の含有率を多くし過ぎると、
該スラリーの保水性が過多となり抄造に際し、抄
造網からのろ水性を悪化させ、操業上のトラブル
を招きやすくなる。この傾向は併用するセルロー
ス繊維に叩解処理を施すことにより、あるいはガ
ラス繊維の直径が細くなるほど顕著となる。 その含有率が0.05重量%未満では、スラリー中の
保水性能の向上効果及び含水無機化合物の歩留向
上効果が十分に得られない。また反対に、その含
有率が48重量%を超える場合には、セルロース繊
維の過少により十分な強度を有する難燃紙または
難燃ボードを得ることができない。 含水無機化合物の含有率の範囲は、固形分で65
〜94重量%好ましくは40〜75重量%である。その
含有率が65重量%未満では十分な難燃性が得られ
ない。反対に94重量%を超える場合は、含水無機
化合物の過多により十分な強度を有する難燃紙ま
たは難燃ボードを得ることができない。 セルロース繊維の含有率の範囲は、固形分で5
〜34重量%好ましくは10〜25重量%である。その
含有率が5重量%未満では十分な強度が得られ
ず、また34重量%を超えた場合は、有機物質の過
多により十分な難燃性を有する難燃紙または難燃
ボードを得ることができない。 セルロース繊維、含水無機化合物及び直径4μ
m以下のガラス繊維を含有するスラリーは、以下
の如くして調成することができる。 所定量のセルロース繊維分散液に直径4μm
以下のガラス繊維の所定量あるいはその分散液
の所定量を加えて攪拌混合する。次いで、この
ようにして得た分散液に含水無機化合物あるい
はその分散液の所定量を加えて攪拌混合し所望
のスラリーを得る。 所定量のセルロース繊維と直径4μm以下の
ガラス繊維を同時に分散し、これに含水無機化
合物あるいはその分散液の所定量を加えて攪拌
し、所望のスラリーを得る。 所定量のセルロース繊維分散液に含水無機化
合物あるいはその分散液の所定量を加えて攪拌
混合する。次いで、このようにして得た分散液
に直径4μm以下のガラス繊維あるいはその分
散液の所定量を加えて攪拌混合し、所望のスラ
リーを得る。 直径4μm以下のガラス繊維分散液の所定量
に含水無機化合物あるいはその分散液の所定量
を加えて攪拌混合する。次いで、このようにし
て得た分散液にセルロース繊維あるいはその分
散液の所定量を加えて攪拌混合し、所望のスラ
リーを得る。 上記したスラリーの調成方法において、セルロ
ース繊維、含水無機化合物及び直径4μm以下の
ガラス繊維の添加方法及び添加順序等は任意であ
り、必要に応じて叩解処理等を施してもよい。 また本発明に係るスラリーには、必要に応じて
炭素繊維、ロツクウール繊維等の無機質繊維、ナ
イロン、ポリエステル、ポリプロピレン等の各種
合成繊維、合成樹脂あるいは着色のための合成染
料等を含有せしめてもよい。 さらに本発明に係るスラリーに、必要に応じて
各種の有機系歩留向上剤あるいはSBR、NBR、
アクリル系のラテツクス等を配合することにより
含水無機化合物の歩留をさらに向上せしめること
もできる。 さらにまた用途によつては、難燃紙あるいは難
燃ボードの機械的強度及び後加工適性の改善等を
図るべく、本発明に係るスラリーに乾燥及び湿潤
紙力増強剤、サイズ剤、耐水化剤等を配合すべき
ことは言うまでもない。 こうして得たスラリー即ち、セルロース繊維、
含水無機化合物及び直径4μm以下のガラス繊維
を含有するスラリーを用いて、本発明に係る難燃
紙あるいは難燃ボードを製造するには、通常の抄
造法に従つて行なえばよい。 即ち、通常の長網、丸網あるいは傾斜網等の抄
造網上にセルロース繊維、含水無機化合物及び直
径4μm以下のガラス繊維を含有するスラリーを
供給し、濾過、脱水した後、圧搾、乾燥すること
により所望の難燃性を有する難燃紙あるいは難燃
ボードが得られる。また必要により各種コンビネ
ーシヨン網や多槽丸網及び各種ラミネーターなど
により紙層を2層以上重ね合せてもよい。さらに
用途によつては、得られた難燃紙あるいは難燃ボ
ードに各種塗料の吹付けもしくは塗布あるいは印
刷などの表面処理を施したりあるいは、化粧板、
レザー、合成樹脂膜等を貼り合わせするなどし
て、該難燃紙あるいは難燃ボードの付加価値を一
段と高めることができることは言うまでもない。 本発明に係る難燃紙あるいは難燃ボードは、含
水無機化合物及び直径4μm以下のガラス繊維を
含有するだけで、優れた難燃性を発揮するが、従
来慣用の難燃剤の併用を妨げるものではない。 併用可能な難燃剤としては、有機リン化合物、
含リン含窒素有機化合物、スルフアミン酸塩、無
機リン酸塩、含ハロゲン化合物及びアンチモン系
化合物等の公知の難燃剤を挙げることができる。 また該難燃剤の使用方法としては、セルロース
繊維、含水無機化合物及び直径4μm以下のガラ
ス繊維を含有するスラリー中に内添せしめるか抄
造工程途中あるいは抄造後に含浸または塗布せし
めて紙あるいはボード中に含ませる等の方法が挙
げられる。ただし、この場合、含水無機化合物及
び直径4μm以下のガラス繊維の含有量を考慮し
て難燃剤の含有量を定めるべきことは当然であ
る。 [作用] 本発明における含水無機化合物を多量に含有す
るスラリーの保水性能の向上効果及び該含水無機
化合物の紙あるいはボード中への歩留向上効果の
発現機構の詳細については未だ不明であるが、セ
ルロース繊維とガラス繊維との物理的、化学的相
互作用並びにセルロース繊維とガラス繊維と含水
無機化合物との物理的、化学的相互作用によるも
のと考えられる。即ち、ガラス繊維の直径が4μ
m以下の場合、あたかも、合成高分子における架
橋構造の如くセルロース繊維とガラス繊維による
3次元複合網状構造が生成する。この3次元複合
網状構造が含水無機化合物を包み込み、セルロー
ス繊維とガラス繊維と含水無機化合物との間に強
固な結合を生じる。通常の抄造工程における水力
学的流動攪乱力の作用下においても該含水無機化
合物は水力学的流れ作用に対する追従力が失い、
セルロース繊維とガラス繊維よりなる3次元複合
網状構造内に定着せしめられ、ひいては含水無機
化合物を内包したセルロース繊維とガラス繊維に
よる3次元網状構造は抄造網上において適度な抵
抗となり、含水無機化合物を多量に含有するスラ
リーの保水性能を高めるとともに前記したセルロ
ース繊維とガラス繊維による3次元網状構造中へ
の含水無機化合物の定着効果と、この水力学的濾
水脱水作用に低減効果とが互いに相乗し合い、結
果的に該含水無機化合物の紙あるいはボード中へ
のきわめて顕著な歩留向上効果が発現するものと
考えられる。特にガラス繊維をごく微量含有せし
めただけで特異な相乗効果が認められることか
ら、上記した如き物理的作用のみならず何らかの
化学的作用も関与しているものと考えられる。 [実施例] 次に本発明を以下の実施例に基いてさらに具体
的に説明する。 本実施例中の各項目の測定は次の方法により行
なつた。 米坪:JIS P−8118による。 厚さ及び密度:JIS P−8118による。 難燃性:UL94規格V−0による。 濾水性:JIS P−8121による。 含水無機化合物の歩留: 歩留=紙あるいはボード中の含水無機化合物
含有率(重量%)/原料スラリー中の含水無機化合物含
有率(重量%)×100(%) による。 ≪セルロース繊維分散液の調成≫ 市販の針葉樹系晒硫酸塩パルプをテストビータ
にて離解及び叩解し、濃度1.40重量%、濾水度
225mlCSFなるセルロース繊維分散液a○を得た。 次いで市販の針葉樹系晒硫酸塩バルブを離解機
にて離解し濃度1.38重量%、、濾水度710ml CSF
なるセルロース繊維分散液b○を得た。 実施例 1 セルロース繊維分散液a○1045gに直径0.65μm
のガラス繊維(以下、ガラス繊維αと略称する)
0.375gを加え、さらに水を454.625g加え離解機
にて攪拌混合し、セルロース繊維とガラス繊維α
の合計含有率が1重量%のセルロース繊維とガラ
ス繊維αの混合分散液Aを得た。 混合分散液A125gに水酸化アルミニウム粉体
(平均粒径3.6μmである。以下同じ)8gを添加
し、攪拌機にて十分に分散混合し、十研式テスト
抄紙機にて手抄を行い、含水無機化合物含有紙a
を得た。 含水無機化合物含有紙aについて、米坪、厚
さ、密度、含水無機化合物の歩留及び難燃性をそ
れぞれ測定し、その結果を第1表及び第1図に示
した。 実施例 2〜5 実施例1において、セルロース繊維分散液a○
1018gにガラス繊維α0.75gを加えた場合(実施
例2)、あるいはセルロース繊維分散液a○964gに
ガラス繊維α1.5gを加えた場合(実施例3)、あ
るいはセルロース繊維分散液a○804gにガラス繊
維α3.75gを加えた場合(実施例4)、あるいはセ
ルロース繊維分散液a○714gにガラス繊維α5gを
加えた場合(実施例5)以外は実施例1と同様に
してセルロース繊維とガラス繊維αの合計含有率
が1重量%のセルロース繊維とガラス繊維αの混
合分散液B(実施例2)、混合分散液C(実施例
3)、混合分散液D(実施例4)、混合分散液E(実
施例5)をそれぞれ得て、含水無機化合物含有紙
b(実施例2)、含水無機化合物含有紙c(実施例
3)、含水無機化合物含有紙d(実施例4)、含水
無機化合物含有紙e(実施例5)をそれぞれ得た。 含水無機化合物含有紙b,c,d,eについ
て、米坪、厚さ、密度、含水無機化合物の歩留及
び難燃性をそれぞれ測定し、その結果を第1表及
び第1図に示した。 実施例 6〜8 実施例6の場合は実施例3において、実施例7
の場合は実施例4において、実施例8の場合は実
施例5において、それぞれガラス繊維αの代りに
直径3μmのガラス繊維(以下、ガラス繊維βと
略称する)を用いる以外は、実施例6の場合は実
施例3と、実施例7の場合は実施例4と、実施例
8の場合は実施例5とそれぞれ同様にしてセルロ
ース繊維とガラス繊維βの合計含有率が1重量%
のセルロース繊維とガラス繊維βの混合分散液F
(実施例6)、混合分散液G(実施例7)、混合分散
液H(実施例8)をそれぞれ得て、含水無機化合
物含有紙f(実施例6)、含水無機化合物含有紙g
(実施例7)、含水無機化合物含有紙h(実施例8)
をそれぞれ得た。 含水無機化合物含有紙f,g,hについて、米
坪、厚さ、密度、含水無機化合物の歩留及び難燃
性をそれぞれ測定し、その結果を第1表及び第1
図に示した。 実施例 9 セルロース繊維分散液b○725gに直径1μmのガ
ラス繊維(以下、ガラス繊維γと略称する)5g
を加え、さらに水770gを加え、離解機にて攪拌
混合し、セルロース繊維とガラス繊維γの合計含
有率が1重量%のセルロース繊維とガラス繊維γ
の混合分散液Iを得た。 混合分散液I125gに水酸化アルミニウム粉体8
gを添加し、攪拌機にて十分に分散混合し、十研
式テスト抄紙機にて手抄を行い、含水無機化合物
含有紙iを得た。 含水無機化合物含有紙iについて、米坪、厚
さ、密度、含水無機化合物の歩留及び難燃性をそ
れぞれ測定し、その結果を第1表に示した。 実施例 10〜11 実施例9において、ガラス繊維γの代りに、実
施例10の場合はガラス繊維αを、実施例11の場合
は直径0.32μmのガラス繊維をそれぞれ用いる場
合以外は、実施例9と同様にしてセルロース繊維
とガラス繊維の合計含有率が1重量%のセルロー
ス繊維とガラス繊維αの混合分散液J(実施例10)
を、実施例11の場合はセルロース繊維と直径
0.32μmのガラス繊維(以下、ガラス繊維δと略
称する)の混合分散液Kをそれぞれ得て、含水無
機化合物含有紙j(実施例10)、含水無機化合物含
有紙k(実施例11)をそれぞれ得た。 含水無機化合物含有紙j,kについて、米坪、
厚さ、密度、含水無機化合物の歩留及び難燃性を
それぞれ測定し、その結果を第1表に示した。 比較例 1 実施例1において、直径0.65μmのガラス繊維
を加えない以外は実施例1と同様にして、セルロ
ース繊維含有率が1重量%のセルロース繊維分散
液Lを得て、含水無機化合物含有紙1を得た。 含水無機化合物含有紙1について、米坪、厚
さ、密度、含水無機化合物の歩留及び難燃性をそ
れぞれ測定し、その結果を第1表及び第1図に示
した。 比較例 2〜6 比較例2の場合は実施例1において、比較例3
の場合は実施例2において、比較例4の場合は実
施例3において、比較例5の場合は実施例4にお
いて、比較例6の場合は実施例5において、それ
ぞれガラス繊維αの代りに直径5μmのガラス繊
維(以下、ガラス繊維εと略称する)を用いる以
外は、比較例2の場合は実施例1と、比較例3の
場合は実施例2と、比較例4の場合は実施例3
と、比較例5の場合は実施例4と、比較例6の場
合は実施例5とそれぞれ同様にして、セルロース
繊維とガラス繊維εの合計含有率が1重量%のセ
ルロース繊維とガラス繊維εの混合分散液M(比
較例2)、混合分散液N(比較例3)、混合分散液
O(比較例4)、混合分散液P(比較例5)を、混
合分散液Q(比較例6)それぞれ得て、含水無機
化合物含有紙m(比較例2)、含水無機化合物含有
紙n(比較例3)、含水無機化合物含有紙o(比較
例4)、含水無機化合物含有紙p(比較例5)、含
水無機化合物含有紙q(比較例6)をそれぞれ得
た。 含水無機化合物含有紙m,n,o,p,qにつ
いて、米坪、厚さ、密度、含水無機化合物の歩留
及び難燃性をそれぞれ測定し、その結果を第1表
に及び第1図に示した。 比較例 7 実施例9において、ガラス繊維γを加えない以
外は、実施例9と同様にしてセルロース繊維含有
率が1重量%のセルロース繊維分散液Rを得て、
含水無機化合物含有紙rを得た。 含水無機化合物含有紙rについて、米坪、厚
さ、密度、含水無機化合物の歩留及び難燃性をそ
れぞれ測定し、その結果を第1表に示した。 実施例 12 実施例1で得たセルロース繊維とガラス繊維α
の混合分散液A300gに水酸化アルミニウム粉体
9gを添加し、攪拌機にて十分に分散混合し、十
研式テスト抄紙機にて手抄を行い、含水無機化合
物を含有する紙層を得た。同様の操作をさらに5
回行い、得られた合計6枚の含水無機化合物を含
有する紙層を湿潤状態にて重ね合わせた後、常法
にて圧搾、乾燥し含水無機化合物含有ボードsを
得た。含水無機化合物含有ボードsについて、米
坪、厚さ、密度、含水無機化合物の歩留及び難燃
性をそれぞれ測定しその結果を第2表に示した。 実施例 13 混合分散液D400gに水酸化アルミニウム粉体
4.5gを添加する以外は実施例12と同様にして、
含水無機化合物含有ボードtを得た。 含水無機化合物含有ボードtについて、米坪、
厚さ、密度、含水無機化合物の歩留及び難燃性を
それぞれ測定し、その結果を第2表に示した。 実施例 14 実施例9で得た混合分散液I1000gに水酸化ア
ルミニウム粉体75gを添加し、攪拌機にて十分に
分散混合し、標準角型テスト抄紙機にて手抄を行
い、含水無機化合物含有ボードuを得た。 含水無機化合物含有ボードuについて、米坪、
厚さ、密度、含水無機化合物の歩留及び難燃性を
それぞれ測定し、その結果を第2表に示した。 比較例 6〜9 比較例8の場合は実施例12において、比較例9
の場合は実施例13において、混合分散液Aあるい
はDの代りにそれぞれセルロース繊維分散液Lを
用いる以外は、比較例8の場合は実施例12と、比
較例9の場合は実施例13とそれぞれ同様にして、
含水無機化合物含有ボードv(比較例8)、含水無
機化合物含有ボードw(比較例9)をそれぞれ得
た。 含水無機化合物含有ボードv,wについて、米
坪、厚さ、密度、含水無機化合物の歩留及び難燃
性もそれぞれ測定し、その結果を第2表に示し
た。 また、第4表に実施例1〜14及び比較例1〜9
で手抄に用いたスラリー中の全固形分に占めるセ
ルロース繊維、直径4μm以下のガラス繊維、直
径が4μmより大きいガラス繊維及び含水無機化
合物のそれぞれの含有率(重量%)を示すととも
に、含水無機化合物の歩留の値を付記した。」
(25)第23頁第6行「200」とあるを「100」。 実施例 15 実施例1で得たセルロース繊維とガラス繊維α
の混合分散液A200gに水酸化アルミニウム粉体
2gを添加し、攪拌機にて十分に分散混合し、水
を加え1000mlとし、直径4μm以下のガラス繊維
と含水無機化合物の所定量を含有せしめたセルロ
ース繊維分散スラリーの濾水度を測定し、その結
果を第3表及び第2図に示した。 同様に、混合分散液A100gに水酸化アルミニ
ウム粉体2.75gを添加し、攪拌機にて十分に分散
混合した後、水を加え1000mlとし、直径4μm以
下のガラス繊維と含水無機化合物の所定量を含有
せしめたセルロース繊維分散スラリーの濾水度を
測定し、その結果を第3表及び第2図に示した。 実施施 16〜25 実施例15において、混合分散液Aの代りに混合
分散液B(実施例16)を、混合分散液C(実施例
17)を、混合分散液D(実施例18)を、混合分散
液E(実施例19)を、混合分散液F(実施例20)
を、混合分散液G(実施例21)を、混合分散液H
(実施例22)を、混合分散液I(実施例23)を、混
合分散液J(実施例24)を、混合分散液K(実施例
25)をそれぞれ用いる以外は実施例15と同様にし
て、直径4μm以下のガラス繊維と含水無機化合
物の所定量を含有せしめたセルロース繊維分散ス
ラリーの濾水度を測定し、その結果を第3表、第
2図及び第3図にそれぞれ示した。 比較例 10 比較例1で得たセルロース繊維分散液L300g
に水を加え1000mlとし、セルロース繊維分散スラ
リーの濾水度を測定し、その結果を第3表、第3
図及び第4図にそれぞれ示した。 比較例 11 混合分散液A200gに水酸化アルミニウム粉体
1gを添加し、攪拌機にて十分に分散混合し、水
を加え1000mlとし、直径4μm以下のガラス繊維
と含水無機化合物の所定量を含有せしめたセルロ
ース繊維分散スラリーの濾水度を測定し、その結
果を第3表及び第2図に示した。 次に、混合分散液A300gに水を加え1000mlと
し、ガラス繊維を含有せしめたセルロース繊維分
散スラリーの濾水度を測定し、その結果を第3表
及び第2図に示した。 比較例 12〜21 比較例11において、混合分散液Aの代りに混合
分散液B(比較例12)を、混合分散液C(比較例
13)を、混合分散液D(比較例14)を、混合分散
液E(比較例15)を、混合分散液F(比較例16)
を、混合分散液G(比較例17)を、混合分散液H
(比較例18)を、混合分散液I(比較例19)を、混
合分散液J(比較例20)を、混合分散液K(比較例
21)をそれぞれ用いる以外は、比較例11と同様に
して濾水度を測定し、その結果を第3表、第2
図、第3図にそれぞれ示した。 比較例 22〜25 比較例10において、セルロース繊維分散液Lの
代りにを、混合分散液O(比較例22)を、混合分
散液P(比較例23)を、混合分散液Q(比較例24)
を、セルロース繊維分散液R(比較例25)をそれ
ぞれ用いる以外は、比較例10と同様にしてガラス
繊維を含有せしめたセルロース繊維分散スラリー
及びセルロース繊維分散スラリーをそれぞれ得て
該セルロース繊維分散スラリーを濾水度を測定
し、その結果を第3表、及び第4図にそれぞれ示
した。 比較例 26〜30 実施例15において、混合分散液Aの代りにセル
ロース繊維分散液L(比較例26)を、混合分散液
O(比較例27)を、混合分散液P(比較例28)を、
混合分散液Q(比較例29)を、セルロース繊維分
散液R(比較例30)をそれぞれ用いる以外は実施
例15と同様にして、含水無機化合物を含有せしめ
たセルロース繊維分散スラリーの濾水度及びガラ
ス繊維と含水無機化合物の含有せしめたセルロー
ス繊維分散スラリーの濾水度をそれぞれ測定し、
その結果を第3表、第2図、第3図及び第4図に
それぞれ示した。 比較例 31 水1485gにガラス繊維α15gを添加し、離解機
にて離解しガラス繊維含有率が1重量%がガラス
繊維分散液Sを得た。 ガラス繊維分散液S300gに水を加え1000mlと
しガラス繊維分散スラリーの濾水度を測定し、そ
の結果を第3表及び第2図にそれぞれ示した。 同様に、ガラス繊維分散液S200gに水酸化ア
ルミニウム粉体1gを添加し、攪拌機にて十分に
分散混合した後、水を加え1000mlとし、含水無機
化合物を含有せしめたガラス繊維分散スラリーの
濾水度を測定し、その結果を第3表及び第2図に
示した。 また同様に、ガラス繊維分散液S100gに水酸
化アルミニウム粉体2gを添加し、攪拌機にて十
分に分散混合した後、水を加えて1000gとし、含
水無機化合物を含有せしめたガラス繊維分散スラ
リーの濾水度を測定し、その結果を第3表及び第
2図に示した。 さらに、ガラス繊維分散液S25gに水酸化アル
ミニウム粉体2.75gを添加し、攪拌機にて十分に
分散混合した後、水を加え1000mlとし、含水無機
化合物を含有せしめたガラス繊維分散スラリーの
濾水度を測定し、その結果を第3表及び第2図に
示した。 比較例 32〜35 比較例31において、ガラス繊維αの代りに、ガ
ラス繊維β(比較例32)を、ガラス繊維ε(比較例
33)を、ガラス繊維γ(比較例34)を、ガラス繊
維δ(比較例35)をそれぞれ用いる以外は、比較
例31と同様にしてガラス繊維分散液T(比較例32)
を、ガラス繊維分散液U(比較例33)を、ガラス
繊維分散液V(比較例34)を、ガラス繊維分散液
W(比較例35)をそれぞれ得た。 さらに比較例31において、ガラス繊維分散液S
の代りに、ガラス繊維分散液T(比較例32)を、
ガラス繊維分散液U(比較例33)を、ガラス繊維
分散液V(比較例34)を、ガラス繊維分散液W(比
較例35)をそれぞれ用いる以外は比較例31と同様
にして、ガラス繊維分散スラリーの濾水度及び含
水無機化合物を含有せしめたガラス繊維分散スラ
リーの濾水度をそれぞれ測定し、その結果を第3
表、第3図及び第4図にそれぞれ示した。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 第1表、第2表、第4表及び第1図から明らか
なように、パルプに多量の含水無機化合物を配合
したスラリーを調成し、通常の抄紙方法で抄紙す
る際に、該スラリーに直径4μm以下のガラス繊
維をごく少量配合することにより、難燃性に悪影
響を有機系歩留向上剤等を使用しなくとも含水無
機化合物の紙あるいはボード中への歩留を飛躍的
に向上せしめることができ、効果的に、きわめて
容易かつ経済的に所望の難燃性を有する難燃紙及
び難燃ボードを製造することができることがわか
る。 また第3表、第2図、第3図及び第4図から明
らかなように、直径4μm以下のガラス繊維の所
定量をスラリー中に含有せしめることにより、含
水無機化合物を含有するスラリーの保水性能が飛
躍的に向上し、特に該ガラス繊維の含有量がごく
微量であつてもきわめて顕著な保水性能の向上効
果が得られることがわかる。 [発明の効果] 以上、詳述したように本発明は、直径4μm以
下のガラス繊維と含水無機化合物の所定量を含有
せしめたセルロース繊維分散スラリーを調成し、
通常の抄紙方法で抄造することにより、水酸化ア
ルミニウムの如き含水無機化合物を多量に含有す
るスラリーの保水性能が向上することとなり、難
燃性に悪影響を及ぼす有機系歩留向上剤等を使用
しなくとも該含水無機化合物の紙あるいはボード
中への歩留を飛躍的に向上せしめることができ
る。また、きわめて容易かつ経済的に所望の難燃
性を有する難燃紙または難燃ボードを製造するこ
とができる。さらにまた、スラリー中の直径4μ
m以下のガラス繊維の含有率を4.8重量%以下に
制限したので、該スラリーの保水性は過多となる
ことがなく抄造に際し、抄造網からのろ水性も悪
化させることがなく、ガラス繊維の添加による操
業上のトラブルも生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は含水無機化合物の歩留とスラリー中の
ガラス繊維の含有率との関係図、第2〜4図はス
ラリーの濾水度とスラリー中のセルロース繊維と
ガラス繊維の合計重量に占めるガラス繊維の含有
率との関係図であり、第2図はガラス繊維αを用
いた場合を、第3図はガラス繊維βを用いた場合
を、第4図はガラス繊維εを用いた場合をそれぞ
れ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 セルロース繊維を固形分で5〜34重量%、含
    水無機化合物を固形分で65〜94重量%、直径4μ
    m以下のガラス繊維を固形分で0.05〜4.8重量%
    含有するスラリーを調成して抄造することを特徴
    とする難燃紙または難燃ボードの製造方法。 2 含水無機化合物は水酸化アルミニウム、水酸
    化マグネシウム、水酸化カルシウム、2水和石こ
    う及びアルミン酸化カルシウムの中から選ばれた
    少なくとも1種類からなる特許請求の範囲第1項
    記載の難燃紙もしくは難燃ボードの製造方法。 3 抄造に際しては、紙層を2層以上に重ね合わ
    せて行なうようにした特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載の難燃紙もしくは難燃ボードの製造
    方法。
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