JPS59223400A - 無機質シ−ト - Google Patents

無機質シ−ト

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JPS59223400A
JPS59223400A JP9629283A JP9629283A JPS59223400A JP S59223400 A JPS59223400 A JP S59223400A JP 9629283 A JP9629283 A JP 9629283A JP 9629283 A JP9629283 A JP 9629283A JP S59223400 A JPS59223400 A JP S59223400A
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fibers
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洋 小泉
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、例えば電気絶縁板等として使用される不燃性
、耐燃性、電気絶縁性を();iえた無機質シートに関
する。
1 〔発明の技術的背景とその間照点〕従来、電気部品
として例えば開閉器などのアークエネルギーを消滅させ
、電流を遮断する材料としては主としてアスベストが使
用されていた。しカルアスベストは特定化学物質に指定
され公害防止、労働環境衛生面から製造、二次加工分野
においても取扱いが粋カルく、一部の国では使用禁止と
なるなどの傾向がある。
〔発明の目的〕
本発明は、上述の問題に鑑み、アスベストを用いず、水
酸化アルミニウムを含む無機質充填剤が70〜80重量
%でその他にバルブ、無機質繊維が配合され、前記水酸
化アルミニウムが全量の50重量−以上、前記バルブが
全量の20重量−以下である混合物を抄紙原料組成物と
するか又は前維のような毒性がなく、不燃性、耐熱性で
電気絶縁性の高いシートを得ようとするものである。
本発明は、水酸化アルミニウムを含む無機質充填剤が8
0〜7o重fiチで、その他にバルブ、無機質繊維が配
合され、前記水酸化アルミニウムが全量の50窓量−以
上、前記バルブが全量の2゜1C量チ以下である混合物
又はこの混合物に少量の有機質結合剤と結合助剤を加え
た抄紙原料組成物を抄紙成型し、大量に配合された水酸
化アルミニウムが含む結晶水の脱水により温度を低下さ
せ離燃性、不燃性どしたものである。
〔発明の構成〕
無機質繊維として下記のガラス繊維、セラミック繊維、
岩綿微細繊維の単独又は混合物を使用することが出来る
ガラス繊維は、その組成が5i0255〜65q6、A
JtOg  O〜1 5%、Na200〜15% 、 
 120. 4〜+21、n、o o S−5%、Zn
OOS5 ’jp 、 CaOl5IS%、MyOI 
〜6 fb 、  K2O0〜4 %、TiO2、F、
O等の微量成分1%以下(何れも重量%)のいわゆるE
またはCガラス組成からなるガラス繊維を使用すること
ができるが、その適性繊維長として、250〜7000
μmにあることが好ましい繊維長250μ扉以下では後
述の岩綿微細繊維と同等の働きとなるため使用する意味
が薄れること、一方繊維長を長くすると、抄紙工程にお
けるウェットシートの強度向上に伴う抄紙歩留及び得ら
れるシートの引張強度、引裂強度は向上するが、繊維長
が7000μm以上になると、分散性も悪く、かつシー
トの地合いも悪くなるため繊維長の上限値として700
0μ扉としなければならない。結局250〜7000μ
mの範囲にあるものを使用することが好ましく、この繊
維長の調整は、例えばロービングカッターの歯間距離を
変える“ことによって任意に行なうことができる。
セラミック繊維は、その組成がBio、5−49チ、A
hOs 94〜50%、CgO、MyO、Btus 、
 NazO。
K2O、TiO2、r−0等の微量成分が11%以下(
何れもX景%)からなるセラミック繊維を使用すること
ができるが、前記ガラス繊維の場合と同様の理由からそ
の繊維長として、250〜7000/Imの範囲のもの
を使用することが好ましい。これに適合するセラミック
繊維としては、市販セラミック繊維を切断処理して、繊
維長を調整したものを使用するか、例えばジョンスマン
ビル社製テンプストランフアイバーQ等を使用すること
ができる。
岩綿微細繊維は、その組成が5i0235〜50チ、A
A!20s I O〜l 5 %、Ca02.、 O〜
40 %、M!05〜25%、TiO2、MルO,F、
O等の微量成分が1チ(何れも重量俤)であって、実質
的に非繊維粒子を含有しない繊維長70〜700μmの
範囲にあるものを使用することができる。岩綿微細繊維
中に非繊維粒子が混入したりあるいは繊維長70μm未
満の微細繊維を使用すると、繊維補強効果が期待できな
くプよるばかりか、抄紙沈降性が速いためシートの厚み
方向において組成が不均一になったりするため、繊維長
として70μm以上とすることが好ましい。一方繊維長
が長くブよると、補強効果も大きくなるが、繊維長とし
て700μm以上となると、前記ガラス繊維の場合と同
様、得られるレートの平滑性や外観が損なわれるため、
繊1を長の上限として700μm以下にとすることが好
ましい。これらセラミック繊維や岩綿微細繊維を所望の
繊維長にする方法としては、例えば加圧ニーダ−で乾式
粉砕する際、加圧度を変化させるか、または、無機質繊
維を水に分散させた水性分散液をスーパーミキサーで湿
式粉砕する際1000〜2000 rpmの高速攪拌と
処理時間を変化させたりする方法で任意の繊維長を得る
ととができる。さらに、非繊維粒子を除去しようとする
場合、例えば水流速150〜2001/fkの遠心力を
利用した湿式サイクロン等の手段で行なうことができる
バルブとしては、サラシ、未ザラシ、NL型り    
 、lラフトバルブ、リンクバルブ、再生バルブ等で繊
維長500〜2000μm、叩解度(ショツパーリグラ
ー)30〜6oa度の一般パルブが使用できることは製
紙の場合と同様である。
有機質結合剤としては、アクリルP維、ブ、:E−レン
ブタジエンゴム、アクリロニトリルブタジェンゴム、塩
化ビニリデン繊維、エチレン酢酸ビニル樹脂等のエマル
ジョン、ポリアミド樹脂等の熱可塑性樹脂や、フェノー
ル樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂等の熱硬化性樹脂
を添加配合することが可能であるが、これら有機質結合
剤を抄紙原料組成物に添加する場合、有機質結合剤をウ
ェットシートに効果的に固着させるために、結合助剤と
1、−Cの7ニオン系の凝集剤、又はカチオン系の凝集
剤を少量添加することが望ましい。例えばアニオン系凝
集剤たるポリアクリルアミド、又はポリアクリル酸ソー
ダO,l〜1.O’tt%に硫酸バンド0、5へ1.5
重tq6の範囲で添加すると、有機質結合剤かはぼ10
0%ウェットシートに固着する。
又カチ芽ン系凝集剤としては、ポリアミドポリ1ンエと
クロルヒドリン樹脂0.1〜1.0重・縫チ添加すると
、前記アニオン系凝集剤と同様な効果が得られる。更に
有機質結合剤として、無機質シートに撥水性を附与する
場合少量のニカワ、アルキルケッチンダイマー、ロジン
サイズ、植物サイズ、ワックスエマルジョン等のサイズ
剤を併用することは可能である。
なお有機質結合剤を内添しない場合、抄紙後これをシー
トに塗布する場合もある。
水酸化アルミニウムは主として結晶水の脱水により難燃
性を附与する成分として配合される。
勿機質充填剤としては、クレイ、マイカ、タルり、三酸
化アンチモン、炭酸カルシウム、レリカ、ガラス粉末、
水酸化マグネシウム、石ロウ等があり、水酸化アルミニ
ウムと併用することにより、難燃効果、側、気絶縁性、
製品の不透明、平滑性、加工性を附与させる。また、製
品の外観上からこれらの粒度は100μm以下が好まし
い。
次に前述の成分の配合割合について説明する。
水酸化アルミニウムと無機質充填剤の合計配合比は70
〜80重量%で、80重量−以上になると、抄紙組成物
中の無機物含有量が多くなり、抄紙P水性が極端に悪く
なり、通常の抄紙スピードでは成形出来ない。また7o
、;tj:)、t%以下では得られた製品に不燃性を附
与することが困難となる。
また水酸化アルミニウムは200〜350℃に加熱され
ろと、 2 Al(or()3→Al2O3+3H20となって
結晶水を脱水し、原Al(oxi)gの73重量の水が
脱水する。
またバルブの着火温度は260〜280℃であるから、
この温度域で脱水する水酸化アルミニウムの水分の蒸発
により温度低下し着火が阻止される。−また水酸化アル
ミニウムの配合を全量の50重)7+−4以上としたこ
とにより、不燃紙(酸素指数90以上)となり、50%
以下では急激に不燃性が低下する。
バルブと無機質繊#、は合計で20〜30重量%であり
、他の抄紙原料(水酸化アルミニウム等)のリテンショ
ンを長方にするためには20重量−以上が必要であり、
又30重重置以上に無機質繊維の配合比が増大すると、
得られた製品の表層、裏層の感触が異なったり、厚み方
向の比重の違いが発生したりして紙質の均一性が損なわ
れるためであり、かつ耐熱性を附与するために配合され
る無機質繊維は、5〜15重量%で充分であるので、不
必要に高価な原料を使用しないためである。
バルブの配合比を全量の20重量多以下とした理由は、
20重重置以上になると水酸化アルミニウムを最大量配
合してもバルブと有機質結合剤と結合助剤とよりなる燃
焼性物質の配合比が増して酸素指数を80〜90にする
ことが出来なくなる。
即ち不燃性を保持させることが困難になるからである。
またバルブの配合比曳の下限は特に限定されないが、他
の抄紙原料のリテンションを良好にするためにも、10
重t%以上とすることが望ましい。
上述の抄紙組成物に対して有機質結合剤と結合助剤5重
置部以下の配合は不燃性をtoなわない範囲において得
られた製品に耐水性と耐湿性を附与し、?lVl給気性
を良好にするためである。
上述の抄紙原料組成物の水性分散液の調整は固形分で3
重量%程度含有子ろ水性分散液をミキサー、ビータ−、
パルパー等によって容易になし得る。抄紙は、円網式、
長網式いずれの抄紙機によってもできるが、得られるシ
ート状物の均一性の面から、前記抄紙原料を更に1重量
96程度に希釈した水性分散液を使用した方が望ましい
。以上のような抄紙工程で得られる無機質レートにオン
マシーン(QrLMachine )、オフマシーン(
Off Machiry)工程で、必要に応じて前述の
如くニカワ、アルキルケッチンダイマー、ロジンサイズ
、植物サイズ、ワックスエマルジョン等のサイズ剤を加
えるか又はコーティングして撥水性を附与し、或は更に
難燃性を増大させるために、難燃材をコーティングする
O 〔発明の効果〕 本発明によれば、水酸化アルミニウムを含む無機質充填
剤を70〜80重量%としたから、高い不燃性を附与さ
せることが出来、特に水酸化アルミニウム全量の50重
重置以上としたことにより水酸化アルミニウムが含む略
1/3 M 坪1・係の結晶水が!くルブの着火温度域
で脱水して難燃性を附与し、さらに全景の50重量%以
上の配合により酸素指数90以上の不燃性を陥与させる
ことが出来る。
またパルプの配合により抄紙工程におけるリテンション
を良好にしバルブを20重量−以下とじ無機質繊維を配
合したことにより側熱性を増すとともにウェットシート
の強度を増し抄紙性を良好にし、通常の抄紙機による通
常スピードの成型を可能にし、水酸化アルミニウムを含
む無機質充填剤を多量に配合して原料を安価にしたこと
と相まって生産コストを低下させることが出来る。さら
に有機質結合剤と結合助剤の配合は、シートの耐湿性、
耐水性を増し゛電気絶縁性を附与させることが出来ると
ともに紙力強度の改善をはかることが出来る。またアス
ベストを用いないためその毒性の対策をはかる必要もな
い。
実施例 次に本発明の効果を確認するために、以下の集成を行な
った。
(1)原料繊維の調整 (−)  ロックウール 鉄鉱スラグ、輝石、ドロマイ°ト等の原料を配合した、
E’i0240 q6、AA’20.!l l 3 %
、CetOB 6 %、MgO6%、TiO2、MrL
O,F、O等の微量成分5チの組成(何れも重量%)か
らなる原料混合物を、電気P中、1500〜1600℃
加熱溶融し得られた均一融液を、1400℃高速回転体
に落下させ繊維化を行なった。得られたロックウールは
、繊維径42μm、繊維長10〜50wI“、非繊維粒
子34重量%含有していた。次に前記乾燥状態のロック
ウールを加圧ニーダ−(森山製作所製’) vc投入し
、1分間処理して繊維長150μmに切断した。このも
のを湿式サイクロン(大石機械製作所製)に水流速15
01/分の条件で繊維を連続的に排出させ、脱水後、1
10℃、5時間乾燥させ、非繊維粒子を含有しない繊維
長150μmのロックウールを得た。又前記繊維化で得
られたロックウールの10重量%、水分散液10kgを
スーパーミキサー(用田製作所製)に投入し、+ 50
Orpm、2Q秒処理して繊維長500μmのものを得
た。続いて非繊維粒子の分離、除去は前記と同等の方法
で行ない非P維粒子を含有しない繊維長500μmのロ
ックウールを得た。
C) ガラス繊維 5i0257.9 %、B2us l 0.7 %、N
a2014.6%、CaO6゜1%、Mho l O%
、AIhOs、K2O、FaO等の微量成分1.7%の
Cガラス成分(何れも重量%)及び5iO254,4’
%、B2O58,0%、A12os l 44チ、Ca
OI ’7.4 %、M、O4,7%、 N(Z20 
、 K2O、ZtsO等の微量成分1.1チのEガラス
組成(何れも重量優)で、繊維径0.29〜0.32μ
mで繊維長300 fimで繊維長300 Jim 、
 繍1fD径0.39〜0.39〜0.53μmで繊#
:長800μms繊維径1.2〜2.4μmで繊維長1
900μmに対しては、’fgmpptran ’fi
ber E、C(ジョンスマシビル社製)を使用した。
繊維長6000μmのガラス繊維としては、Eガラス糸
l成のガラスロービング(日東紡社製)を、歯間距#6
朋のロービングカッターにより6000μmに切断した
ものを使用した。
(C)  セラミック繊維 8j0299重f#、4以上含有する組成で、かつ繊維
径0.69〜1.1μmで繊維長1200μmのセラミ
ック繊維としては、Tampztran Fiber 
Q (ションスマシビル社製)を使用した。5j025
5重量%、Al20B45重量%の組成のセラミック繊
維としては、繊維径28μm、繊維長250〜500M
のセラミック繊維(イソライト工業社製)約10重量%
含有する水分散液10kl?を、前記ロックウールを得
たのと同様の方法により1.スーパーミキザーで30秒
処理し、続いて乾燥して繊維長+5(>0μmにしたも
のを使用した。
(d)バルブ 市販t[、N型クラフトバルブを、乾燥重量で水301
にI 50g投入し、小型ビータ−で2時間叩解し、叩
解度40バルブスラリーを調整した。
(2)  抄紙組成物の配合 配合例1 変性アクリル樹脂エマルジョン         3重
量部ポリアクリルアミド             o
、 + 重t1部硫酸バンド            
     0.9重・n部ロジンサイズ       
         O,1重置部配合例2 エチレン酢酸ビニル樹脂エマルジョン      3 
XCM部ポリポリアクリルアミド          
 O,txl1部硫酸バンド            
     09重歇部ウェットベースの水分比50〜6
0q6配合例3 配合例2と同じ組成でウェットベースの水分比30〜4
0%のもの。
配合例4 ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン樹脂  1重
量部変性アクリル樹脂エマルジョン         
3重分部配合例5 ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン樹脂  1重
量部粉末フェノール樹脂              
 3重量部上記各配合例の−で表示した配合比は何れも
重量%である。
使用した有機質結合剤、結合助剤、水酸化アルミニウム
、無機質充填剤・、サイズ剤は下記の通りである。
ポリアクリルアミド 充用化学工業社製、、・商品名A−117エチレン酢酸
ビニル樹脂エマルジョン カネボウNSC・商品名ベルタックF 変性アクリル樹脂エマルジョン 東亜合成化学社製・商品名AP −5950ポリアミド
ポリアミン工ピクロルヒドリン樹脂荒川化学工業社製・
商品名アラフィックス+00粉末フエノール樹脂 昭和ユニオン合成社製・ノボラック型フェノール樹脂・
商品名BRP マイカ 株式会社クレラ製・商品名スズオライドマイカG−35 水酸化アルミニウム 昭和軽金属株式会社製・商品名ハイシライトH−210
ジンサイズ、硫酸バンド、酸化チタン一般市販品使用 (3)試料シートの成型 配合例1〜5に示した抄紙原料組成物を固形成分として
それぞれを最終的に0.5)Kl!lの水性分散液とし
てパルパーで調合し、長網式抄紙機により抄紙し、続い
て乾燥して試料シート1〜5を得た。
(4)物性の測定 以上のようにして得られた試料シート1〜5につき、次
の実験を行なってその物性を測定した。
実験l 引張強度試験 巾15朋、長さ100uの試料(縦方向)を相対湿度6
5チ、温度20℃で一昼夜処理した後、引張強度試験機
(・東洋ボールドウィン社製・テンシロン)を用いて、
クロスヘッドのスピード501分 で測定した。
実験2 酸素指数の測定 酸素指数方式燃焼試験機(スガ試rff#、機株式会社
製)を用いて、JISK7201に準拠し評価した。
実験1.2の結果を表1に示す。
表1 実験3 耐熱性試験 引張強度の測定と同サイズの試料シート1を、100℃
、150℃、200℃、250℃、300℃の恒温槽に
夫々10分、30分処理し、続いて相対湿度651%、
温度20℃で一昼夜放置し、引張試験と同じ方法により
引張強度を求め耐熱性を処理前と処理後の強度保持率で
評価した。その結果を安2に示す。
衰2 以上の実験1.2.3の結果より配合例1〜5の組成物
で成型されたシートが不燃性に優れ、配合例の組成物で
成型されたシートが耐熱性に優れていることがわかる。
実験4 配合例2及び3の抄紙原料組成物50gを夫々φ=17
011J丸世のタツビ沢水試験機で成形し、130°0
30分乾燥し、比重的0.75、厚み3uの板状物より
なる試、駒片を試作した。
続いて相対湿度65%、温度20℃、96時間処理し、
絶縁抵抗計(安藤電気社製・VM’G−100)を用い
、JISC64g+に準拠して、30℃における電気絶
縁抵抗値を測定した。配合例2による試験片は1. g
 X I OΩ、配合例3による試験片は1.3 X 
I O12Ωで、良好な電気絶縁性を有することを示し
た。
以上の実験の結果から本発明によるものが不燃性、耐熱
性、良好な電気絶縁性を有することがわかる。したがっ
て各fi M、気部品、ヒータ一部品、ガスケット、バ
ッキング等の高温で不燃又は高温で不燃かつ電気絶縁性
を必要とする分野に使用するに好適であることがわかる

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)水酸化アルミニウムを含む無機質充填剤が70〜
    80重1ktlbでその他にバルブ、無機質繊維が配合
    され、前記水酸化アルミニウムが全量の50重量%以上
    、前記バルブが全景の20重量−以下である混合物を抄
    紙原料組成物として抄紙成型したことを特徴とする無機
    質シート。 (21水酸イビアルミニウムを含む無機質充填剤が70
    〜80重景チでその他にバルブ、無機質繊維が配合され
    、前記水酸化アルミニウムが全量の50重量−以上、前
    記バルブが全量の20重量−以下である混合物に少量の
    有機質結合剤と結合助剤゛を加えた抄紙原料組成物を抄
    紙成型したことを特徴とする無機質シート。 (3)無機質*維がガラス繊維、セラミック繊維、岩綿
    微細繊維の少なくとも一種よりなることを特徴とする特
    許請求の範囲2・1項又は矛2項に記載の無機質シート
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