JPH04502743A - デッキ組立て体をもつプラスチックパレット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一ツキ組立て体をもつプラスチックパレット本出願は「プラスチックパレット」 という名称で１９８８年８月９日付で出願した米国特許出願第２３０，０２５＠ で、現在１９８９年７月４日付で許された米国特許第４，８４３，９７６号の継 続出願である。

炎丘立１ 本発明は一般に荷役に有用なパレット、特にフォークリフト装置に使用するよう に設計された成形プラスチックパレットに関する。

１１且薯 従来、多年にわたって荷役事業では、木製パレットが主流をなしてきた。過去に おいて木製パレットは、特に他に適切な材料がなかったために経済的で、簡単で 丈夫だという効果を有していた。しかしながら、木製パレットは非常に重く、そ の製造時手作業を必要とし、これには高い費用を費さねばならない。

過去何１０年にもわたって使い捨てパレットも提案され、プラスチック工業の発 展と共にプラスチックがパレット製造に使用する場合に適するか否かを決めるた めに、広範囲の種々のプラスチックの検討がなされた。プラスチックパレットは 成形が容易で、木製パレットより強くてしかも軽い。さらにプラスチックパレッ トは木製パレットよりずっと丈夫である。

成形プラスチックパレットの例は、米国特許第３，８１４，０３１号：第３，６ ６４，２７１号；第３，６１０，１７３号：第４，０１３，０２１号；第４，３ １６，４１９号：第４．５９７．３３８号：第４．７３５．１５４号に開示され ている。

かくしてこれまで多くのプラスチックパレットが提案されてきたけれども、これ らの提案された解決法は広く受入れられておらず、重量が軽くて、丈夫で、重い 荷重を支持することができ、製造が容易で、しかも好ましくは互換性のある部品 で最少数しか必要としないようなプラスチックパレットの必要性がさけばれてい る。

１１至１１ｕ そこで本発明によれば、特別に設計されたコネクタにより相互に接続され、他に 特殊な設計の工具を必要としないで組立てることのできる一対の同−枠部材、即 らデツキを有するようなプラスチックパレットが開発された。このプラスチック パレットは、コネクタがデツキ上にスナップ留めで固定されるように設計されて いる。

特に枠部材、即ちデツキは、露出表面の下方に引っ込んで位置する包囲当接部を 形成する開口を有し、コネクタは前記当接部と係合するかかりをもつ可撓性舌片 を有する。

各コネクタは中空円形コアを有し、このコアは第１及び第２組の舌片を生じるよ うに両端から伸長するスロットを有する。

スポークは舌片間でコアの周囲面と一体的に形成され、スリーブはスポークの外 端と一体をなす。

本発明の１つの態様によれば、スリーブは多対のスポーク間にテーバ部分を有し 、コネクタを更に強化するために、交互に並んだテーパ部分が逆方向へ厚味づけ をなすようにする。さらに中空コアは、それぞれ舌片から等間隔をおいて位置す る力吸収内側フランジを有し、舌片と整列して位置するフランジから伸長する軸 方向のリブを有する。各舌片は自由端の近くで、しかも整列して一体化した内側 リブの近くにテーバをもったかかりを有し、前記リブはフランジまで伸長するの で、舌片へ伝達された力はフランジへ向って導かれる。

本発明の１つの態様によれば、デツキは互いに鏡対称となるように構成され、最 低量の材料で成形することができ、さらにパレットの使用中に通常遭遇する著し い力に耐えることができる。このデツキは複数の事実上等しいセグメントで成り 、これらのセグメントはほぼ平坦で間隔をおいて位置する平行表面間でデツキ本 体を通して反復される。各セグメントは２つのほぼ矩形の中空シェルを有し、こ れらのシェルは共通の中間壁と間隔をおいて位置する端部壁とを有し、それらの 端部壁は、一対の側壁により対向辺縁に沿って相互に接続される。各シェルは壁 を相互に接続する閉鎖端を有し、それらの閉鎖端は中間壁及び端部壁のそれぞれ の辺縁部と一体的に形成されるので、それぞれのシェルはそれぞれの平行表面と は反対方向へ開く。

各デツキは周囲を補強され、その各コーナに開口を有する。

補強された周囲は複数の同一セグメントにより形成され、各セグメントは一対の 端部壁と一対の対向側壁を有し、それらの壁の片方の辺縁は、デツキの平面に対 して成る角度をなして位置する一体化した壁を有する。各セグメントは片方の端 部壁に隣接した所で底部壁に排水開口を有し、その中に補強手段を有する。この 補強手段は一体的壁及び側壁と一体的に作られた一対のガセットの形をしている 。三角形のそれぞれのガセットは、対向側壁から離れた所で終わっているので、 閉鎖端壁の一端から排水開口まで流路を形成する。

本発明のもう１つのＨ様によれば、コネクタをデツキから分離させるために使用 される分離工具を開発した。この分離工具は１端から反対端へ向ってテーバをな し、狭い端部から伸長するスロットを有する本体で成る。このスロットの幅はコ アの幅、即ちコアの直径より大きい。この分離工具は、デツキの表面とスリーブ 及びスポークにより形成される面との間に差込まれ、舌片を屈曲させ、コネクタ をデツキ、即ち枠から取り外すようにする。

図面の簡単な説明 第１図は本発明に従って構成されたプラスチックパレットの斜視図である。

第２図はパレットを一部組立てた状態で示す部分斜視図である。

第３図はコネクタをデツキから分離するために使用される分離工具を示す部分斜 視図である。

第４図は第１図の４−４線に沿って見た時の断面図である。

第５図はコネクタの上部の斜視図である。

第６図はコネクタの平面図である。

第７図はコネクタの側面図である。

第８図はコネクタの断面図である。

第９図は新規なデツキ構造を有するプラスチックパレットの部分斜視図である。

第１０図は第９図の１０−１０線に沿ってとった部分断面図である。

第１１図は第１０図の１１−１１線に沿ってとった部分断面図である。

第１２図は第１０図の１２−１２線に沿ってとった部分平面図である。

第１３図は第９図の１３−１３線に沿ってとった断面図である。

詳細な説明 本発明は多くの異なる形で実施例を示しているけれども、ここに図示し詳細に説 明しているのは本発明の好ましい実施例であって、この内容は本発明の原理の例 示と考えるべきであり、本発明の広い側面を図示の実施例にｉｌｌ限するのもの ではない。

第１図は符号１０で全体を示すプラスチックパレットであって、複数のコネクタ １４により相互に接続される一対の同じ矩形デツキ、即ち枠部材１２を有する。

図示の実施例においてコネクタは９個示されており、これらのコネクタは枠部材 の４つのコーナと、各コーナ間と、枠部材の中心とに位置する。コネクタ１４と デツキ１２どの間には、フォークリフトの爪や差込み０１６が形成されるように コネクタを位置づける。

コネクタの詳細を第４〜８図に示す。図示のように各コネクタ１４は中空の中心 円形コア２０を有し、このコア２０は、その両端から伸長して周囲方向へ間隔を おいて位置するスロット２２を有し、それによって第１及び第２組の舌片２４， ２６を形成する。各舌片２８は構造が等しく、その自由端近くにかかり３０（第 ８図）を有する。各かかり３０は平坦な下面３２を有し、この下面３２はコアの 軸に対して垂直に伸長し、さらに外側縁から伸長するテーバ表面３４を有しそこ に斜面を形成する。

図示の実施例において、コアの各端部には４つの舌片が示され、各舌片は約９０ °間隔をおいて位置する。−組の舌片を形成するスロットが対向の組の舌片の中 心と軸方向へ一線に並ぶように、コアの両端にあるそれぞれの組の舌片が周囲方 向へ片寄って位置することに留意すべきである。

中心コアは又、その中心に位置する力吸収フランジ３６を有し、このフランジは 両端から等距離の所に位置する。ざらに各舌片は一体的に形成された内側補強リ ブ３８を有し、このリブはフランジから自由端まで伸長しかかり３０と一線に並 ぶ。こうして、舌片にかかる力はり７３８によってフランジ３６に伝達されそこ で分散される。

各コネクタは又、コアを包囲する大型円形スリーブ４４を有し、このスリーブは 半径方向へ伸長するスポーク４６によりコアに接続されている。スポークと、ス リーブの上縁及び下縁とは後述の目的でコアの軸に垂直に伸長する面Ｐを形成す る。

本発明の１つの態様によれば、スリーブは破壊されないで大きい力を吸収するよ うに構成される。かくしてスリーブは、交互に対をなすスポーク間にそれぞれ位 置する部分４４ａ、　４４ｂを有する。それらのスリーブ部分４４ａ、　４４ｂ は片方の辺縁から他方の辺縁にかけてテーパーをなす。しかしながらスリーブ部 分４４ａぼ第８図に示すように、スリーブの上縁近くに最も肉厚の部分を有し、 一方でスリーブ部分４４ｂはスリーブの下縁近くが最も肉厚となっている。換言 すればこれらのスリーブ部分はその強度を増強するために交互に逆向きのテーパ を有する。

第４図にはっきりと示すように各デツキ、即ち枠部材１２は、舌片２８を受入れ る開口６０を有し、それらの開口６０はデツキ手段の隣接面６６よりも下方に位 置する当接部材６２により囲まれている。その当接部材６２は、スリーブ６３に より形成されスリーブはスポーク６４により周囲部材６５に接続される。当接部 材は、面Ｐとかかり３０の表面３２どの間のスペースに等しい寸法だけ反対面６ ８から間隔をおいて位置する。従って後述するようにかかりは適所に係止され、 そして面Ｐの内側に完全に位置することになる。

プラスチックパレットを組立てるためには、−組の舌片２４、又２６は開口６０ に一線に並べ、それから軸方向の力をかけるとかかりの傾斜面３４のために舌片 が内方へ撓み、その組の舌片が開口を通過できるようになる。かかり３０が当接 部材６２の面を通過した後は、プラスチックの弾性メモリ特性は舌片をそれらの 最初の状態に戻すように係合し、コネクタを枠部材１２に固定させ、まずコネク タと片方のデツキを組立てる。

全てのコネクタが片方のデツキに組立てられた後、第２のデツキを第２図に示す ように位置づけ、その上面に力をかけてプラスチックパレットの組立てを完了す る。

第１図に示すような組立て状態において、隣接コネクタは、フォークリフトトラ ック（図示せず）の爪を受入れるために開放スペース１６を形成し、コネクタス リーブ４４の丸味表面は爪をスペース１６内へ案内する。

本発明のもう１つの態様によれば、コネクタをデツキから分離させるために使用 される簡単な工具を開発した。第３図に示すように、工具８０はその一端から反 対端へ向って次第にテーバが大きくなるような本体から成る。

本体の先端からスロット８２が伸長する。そのスロットの幅はコア２０の直径よ り大きく作られている。本体は又、ユーザーの手で握るための開口８４を有する 。

使用時、工具は第３図に示すように置かれ、コネクタの面Ｐとデツキの隣接面と の間に工具を楔に入れるためにその端部に力をかける。力が十分に加えられた時 、舌片は当接部材の辺縁を越えて十分に内側に変形し、コネクタをデツキから分 離させることができる。

この工具の効果は明らかである。この工具は最低費用で容易にＩｎでき、最低の 追加費用で各パレットの注文に添付することができる。その後オーナーはパレッ トの有用な構成部材を捨てることなしに、欠陥のあるコネクタを容易に取り換え ることができる。

第９〜１３図は、最少量のプラスチック材料を使用しながら剛性を著しく高めた 新規なデツキ組立て体を有する改良されたパレット組立て体を示す。特に第９図 に示す実施例において、コネクタ１４はその構造が前述のコネクタに等しく、上 部及び下部各デツキ１２０はほぼ矩形をなし、第１図にもっと詳しく示すように 、その各コーナの位置とそれぞれのコーナ間の中間部とに、コネクタ支持部材１ ２２を有する。各デツキ１２０は、一対のほぼ矩形の開放端部シェル１３２，１ ３４で成る複数の事実上等しいセグメント１３０（第１０図）を有する。この目 的のために、各セグメント１３０は、中間のほぼ垂直な１１１３６と、側壁１４ ０で相互に接続された一対の端部壁１３８とを有する。

図示の実施例においてシェル１３２は、中間壁１３６と一端部壁１３８との間を 伸長する壁１４４と、側壁１４０とを有する。！！！１４４は複数の開口１４６ を有し、それらは好ましくは矩形であって数は４つである。端部壁１４４は一対 の一体的に形成されたフランジ１５０により補強される。このフランジはそれぞ れ開口１４６間に橋渡しを形成し、その両端は、中間壁１３６と端部壁１３８と 側壁１４０とで一体的に形成される。

同様にシェル１３４は、はぼ矩形の開口１５４を有する一体化した壁１５２を有 する。開口１４６と１５４とはデツキ全体の排水部を形成するばかりでなく、デ ツキを形成するのに必要なプラスチック材料の量を減少させる。補強用フランジ １５０は好ましくはデツキの露出面１６０に沿って位置し、壁１５２はデツキの 非露出面である反対面１６２に沿って位置する。

デツキ全体１２０を形成するため事実上同一のセグメント１３０を利用すると、 各セグメント１３Ｇの形成のために別個の等しい成形挿入体を利用することによ ってデツキの全形態に著しく多様性を与える。好ましくは、必ずしも必須ではな いけれどもそれぞれのデツキセグメント１３０はほぼ矩形をなし、幅が約２イン チ、長さが約４インチであるので、シェル１３２，１３４の各々は横断面が四角 形となる。デツキ１２０を形成する方法と装置は、参考文献としてここに引用し た［パレットデツキを形成する方法と装置」（代理人のドケットＮ　Ｏ，４３２ ＰＯＯ６）という名称で日出願の出願第　号に開示されている。

本発明のもう１つの態様によれば、本発明のデツキ１２０は、特に輸送のため製 品をデツキに締めつける時、そのデツキの剛性を事実上強化する新規な補強手段 をその周囲に有する。

前記周囲補強手段は全体を第９図に符号１８０で示され、それは互いに一体的に 形成され且つそれぞれの隣接するコネクタ支持部材１２２問に位置する複数の事 実上等しいセグメント１８２でおり、それは一対の端部壁１８４，１８６と、一 対の側壁１８８とを有する。片方の側壁１８８は２つの隣接補強セグメント１８ ２に対して共通の壁を形成する。

端部１１８４と１８６は、好ましくは約２７°の角度Ａだけデツキ表面１６２に 対して好ましく傾斜した傾斜壁１９０により接合されるが、この角度は最終購入 者の好みに合わせて変更することができる。

セグメント１８２の各々は、側壁１８８と傾斜壁１９０とに一体的に形成された 一対の三角形のガセット１９２，１９４の形をした一体的に形成された補強手段 を有する。第１２図に示すように、それぞれのガセット１９２，１９４は対向壁 １８８に届かない所で終わっていて、開放シェル内へ受け取られる液体の流路を 形成する。セグメント、即ちシェル１８２にたまった水がそこから排水されるよ うに、傾斜壁１９０の下縁部近くに、排水開口１９８を形成する。

デツキ１２０の本体を形成する隣接セグメント１３０のうちの１つのセグメント の端部壁１３８は第１０図により明瞭に示すように、補強セグメント１８２に対 する片方の端部壁１８６に対しても共通の壁となることに留意すべきである。再 びそれぞれのセグメント１８２は、前述の方法及び装置の出願に開示されている ような前述の成形挿入体に類似した一対の協働成形挿入体により個別に形成され る。

また傾斜壁１９０は、第９図に示すようにデツキがコネクタと組立られる時、フ ォークリフトの爪のための案内面となることに留意すべきである。

本発明のもう１つの態様によれば、コネクタ支持部材１２２は単一段階の成型工 程で容易に成形されるように形造られ、なお必要な補強を行う。かくして第１３ 図に示すように各支持部材１２２は、その片方の辺縁に沿って形成される内向き 環状フランジ２０２を有するほぼ円形の外側環状フランジ２００で成る。事実上 Ｕ字形環状部材２０４は、フランジ２０２の内縁と一体的に形成され、Ｕ字形セ グメント２１０により相互に接続される外側脚２０６と内側脚２０８とを有する 。内側脚２０８は開口２１４を包囲する辺縁２１２を有し、開口はフランジ２０ ２より下方に位置し、コネクタ１４の肩部３２と係合するため当接部材６２（第 ４図）に似た当接部を形成する。

前述のように、２つのパレット構成部材は、好ましくは例えばポリプロピレンや 同様の熱可塑性材料のような再生材で射出成形されている。さらに消費者の要求 に合わせて、カラー結合体にするように顔料を加えることもできる。

勿論、コネクタのサイズや形や数は、発明の本旨から逸脱することなしに変化さ せることができる。また同一デツキについて図示かつ説明してきたけれども、そ れらのデツキは形や形態が異なるものであってもよい。

プラスチックパレットを簡単にすると、構成部材がほんの２つですむので在庫を 事実上軽減できることも明らかである。また枠部材又はデツキは井戸形に形成さ れた凹み肩部しか必要としないので、大型デツキを作るための型も非常に簡単な ものですむので製造費が安価となる。

コネクタの設計が複雑なことは幾つかの著しい効果を有する。

この設計はコアの中心に全ての外力が伝達されるようになっており、これは最大 の力に耐え、破壊されることもない。さらにコネクタは、それらが費用を軽減す るように単一段階のモールドにおいて一体物として形成されるように形成される 。コネクタとデツキは好ましくは、再生プラスチックで射出成形されるので、そ の費用はさらに安くなる。

このプラスチックパレットのもう１つの重要な効果は、コネクタの１つが損傷し た壊れた場合、それらのコネクタを容易に分離できることである。これはパレッ ト組立て体を製造社に戻さないでオーナーが行うことができる。

種々の実施例についてこれまで図示且つ説明してきたが、本発明の主旨から大き く逸脱することなしに多くの改良をなすことができ、その保護範囲はクレームの 範囲によってのみ制限される。

補正音の写しく翻訳文）提出書（特許法第１８４条の８）平成２年３月３０日 特許庁長官　吉　１）文　毅　殿 １、特許出願の表示　ＰＣＴ／ＵＳ　８９１０３３１４２、発明の名称　デツキ 組立て体をもつプラスチックパレット３、特許出願人 住　所　〒髪ＯＯ日本国東京都千代田区丸の内二丁目５番２号名　称　三菱化成 株式会社 ５、補正音の提出年月日　１９９０年１０月３１日６、添附書類の目録 （１）補正音の翻訳文　１通 鼠ｊＪと１１ １、複数のコネクタ（１４）を介して、このコネクタ受取り用のデツキの少くと も各コーナにある開口手段（２１４）に相互に接続されている一対の対向デツキ （１２０）を有し、少なくとも１つのデツキが一体成形されたほぼ矩形の構造を 有し、この構造が周囲補強手段（１８０）により包囲される間隔をおいて位置し たほぼ平行な表面（１６０，１６２）を有し、前記周囲補強手段が、対向端部壁 （１８４，１８６）と、対向側壁（１８８）と、前記端部壁及び側壁の各々の１ つの辺縁を接合させる接続壁（１９０）と、前記接続壁及び前記対向側壁のそれ ぞれと一体的に形成された補強ガセット（１９２，１９４）とによって形成され る複数の事実上等しい中空矩形セグメント（１８２）を有することを特徴とする プラスチックパレット。

２、前記デツキの少なくとも１つが事実上等しい複数の中、空セグメント（１３ ０）を有し、各中空セグメントがそれぞれの平行表面の近くでそれぞれ開口して いる一対の中空シェル（１３２，１３４）を含むことを特徴とする請求項１に記 載のプラスチックパレット。

３、各セグメントが、一対の側壁（１４０）と一体的に形成された間隔をおいて 位置する３つの壁（１３６，１３８）から成り、第一対の間隔をおいて位置する 壁と前記側壁とが１番目の前記表面に隣接する端部壁（１４４）を有し、第２対 の間隔をおいて位置する壁と前記側壁とが、２番目の前記表面に隣接する端部壁 （１５２）を有することを特徴とする請求項２に記載のプラスチックパレット。

４、前記開口手段（２１４）が前記コネクタを受取る開口（２１４）を包囲する 当接部（２１２）と、環状セグメント（２０４）を前記表面（１６０，１６２） の１つに沿って接続させる接続手段（２０２）とを形成するほぼＵ字形環状セグ メント（２０４）を含むことを特徴とする請求項１から３のいずれか一項に記載 のプラスチックパレット。

５８垂直方向に一線に並ぶように配置された間隔をおいて位置する複数の開口（ ６０，２１４）を有する一対のデツキ（１２，１２０）と、枠部材を相互に接続 するため前記開口内へ受取られるコネクタ部材（１４）とで成り、前記コネクタ 部材の各々が中空の中間コア（２０）を有し、このコアが軸線方向へ伸長するス ロット（２２）を有しておってその両端近くに複数の可撓性舌片（２８）が形成 され、その舌片（２８）が前記開口内に受取られることにより前記枠部材が取外 し自在に相互に接続されることを特徴とする荷重支持パレット。

６、各コネクタが、可撓性舌片（２８）間でコア（２０）から伸長する一体的に 形成された複数のスポーク（４６）を有し、スリーブ（４４）が前記スポークの 自由端と一体的に形成され、前記スポークとスリーブはそれぞれの枠部材の隣接 面と係合する面（Ｐ）を形成することを特徴とする請求項１から５のいずれか一 項に記載の荷重支持パレット。

７、前記スリーブが、隣接する対のスポーク間にテーパ部分（４４ａ、４４ｂ） を有し、交互に並んだテーパ部分は逆方向にテーパをなすことを特徴とする請求 項５又は６に記載の荷重支持パレット。

８、各コアが、その両端からみて中間部に内向きの力吸収フランジ（３６）を有 することを特徴とする請求項５から７のいずれか一項に記載の荷重支持パレット 。

９、前記コアが円形であり、前記フランジから前記各舌片の自由端まで伸長する 内側縦リブ（３８）を有することを特徴とする請求項５から８のいずれか一項に 記載の荷重支持パレット。

１０、前記コアのそれぞれの端部にある前記舌片が互いから周囲方向へ片寄って おり、各舌片が内側リブと〜線に並んだ外面にテーパ形かかり（３０）を有する ことを特徴とする請求項５から９のいずれか一項に記載の荷重支持パレット。

１１、前記各デツキが事実１互いに等しく、且つ事実上等しい複数の中空セグメ ント（１３０）を有することを特徴とする請求項５から１０のいずれか一項に記 載の荷重支持パレット。

１２、各デツキの周囲に補強手段（１８０）を有することを特徴とする請求項１ １に記載の荷重支持パレット。

１３、前記各セグメントが間隔をおいて位置した対向する平行表面を有し、前記 各セグメントがそれぞれの表面へ向ってそれぞれ開口する一対の開放中空シェル （１３２，１３４）を有することを特徴とする請求項１１又は１２に記載の荷重 支持パレット。

１４、前記補強手段が事実上等しい複数の中空シェル（１８２）を有することを 特徴とする請求項１２又は１３に記載の荷重支持パレット。

１５、前記コネクタを前記枠部材から分離する分離工具（８０）をさらに有し、 前記工具が一端部の事実上先端からテーパをなす本体から成り、前記１端部から スロット（８２）が伸長しており、そのスロットの幅は前記コアの直径より大き く、従って前記工具は、前記表面と前記枠部材の隣接面との間に差込まれて前記 舌片を撓ませ、外すのに前記コネクタを前記枠部材から外すのに十分な力をかけ ることを特徴とする請求項１から１４のいずれか一項に記載の荷重支持パレット 。

１６、はぼ平行な表面間に複数の中空セグメント（１３０）を有すると共に、間 隔をおいて位置するほぼ平行な前記表面（１６０，１６２）を有する一部材で成 形されたほぼ多角形構造を有し、前記中空セグメントの各々が、それぞれの表面 へ向ってそれぞれ開口し且つ共通の中間壁（１３６）をもつ少なくとも第１及び 第２の開放シェル（１３２，１３４）を有することを特徴とする成形プラスチッ クパレットデツキ。

１７、前記第１の開放シェルが片方の前記平行表面の一部を形成する壁（１４４ ）を有し、前記第２の開放シェルがもう一方の前記平行表面の一部を形成する壁 （１５２）を有することを特徴とする請求項１６に記載の成形プラスチックパレ ットデツキ。

１８、前記シェルの前記壁（１４４，１５２）が開口（１４６，１５４）を有し 、前記壁の少くとも１つがそれと一体的に形成された補強手段（１５０）を有す ることを特徴とする請求項１７に記載の成形プラスチックパレットデツキ。

１９、前記中空セグメントの各々が一対の側壁（１４０）と一対の端部壁（１３ ８）とを有し、各隣接する対の中空セグメントが共通の側壁を有し、各端部と端 部が隣接する対の中空セグメントが共通の端部壁を有することを特徴とする請求 項１６から１８のいずれか一項に記載の成形プラスチックパレットデツキ。

２０４周囲補強手段（１８０）を更に有し、前記周囲補強手段が事実上等しい複 数の中空矩形セグメント（１８２）を有し、このセグメントが、対向する端部壁 （１８４，１８６）と、対向側壁（１８８）と、前記各端部壁及び側壁の１つの 辺縁を接合させる接続壁（１９０）と、前記接続壁及び前記対向側壁のそれぞれ １つと一体的に形成された補強ガセット（１９２，１９４）とによって形成され ることを特徴とする請求項１６から１９のいずれか一項に記載の成形プラスチッ クパレットデツキ。

２１、前記デツキがコネクタを受取る開口手段（２１４）を有し、前記開口手段 の各々がほぼＵ字形環状セグメント（２０４）を有し、このセグメントが、前記 コネクタを受取る開口（２１４）を包囲する当接部（２１２）と、前記表面（１ ６０，１６２）の１つに沿って前記環状セグメント（２０４）を接続させる接続 手段（２０２）とを形成することを特徴とする請求項１６から２０のいずれか一 項に記載の成形プラスチックパレットデツキ。

国際調査報告 １＋ｎｅ□Ｉム−−”ｌ１崗　ＰＣＴＩυＳ　８９１０３３１４国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．垂直方向に一線に並ぶように配置された間隔をおいて位置する複数の開口（ ６０，２１４）を有する一対の事実上等しいデッキ（１２，１２０）と、枠部材 を相互に接続するための前記開口内に受取られるコネクタ部材（１４）とで成り 、前記コネクタ部材の各々が、事実上円形で中空の中間コア（２０）を有し、こ のコアは、周囲方向へ間隔をおいて軸線方向へ伸長するスロット（２２）を有し ておってその両端近くに複数の可撓性舌片（２８）が形成され、その舌片が前記 開口内に受取られることにより前記枠部材が取外し自在に相互に接続されること を特徴とする荷重支持パレット。 ２．各コネクタが、前記舌片間でコア（２０）から伸長する一体的に形成された 複数のスポーク（４６）を有し、スリーブ（４４）が前記スポークの自由端と一 体的に形成され、前記スポークとスリーブはそれぞれの枠部材の隣接面と係合す る面（Ｐ）を形成することを特徴とする請求項１に記載の荷重支持パレット。 ３．訂記スリーブが隣接する対のスポーク間にテーパ部分（４４ａ，４４ｂ）を 有し、交互に並んだテーパ部分は互いに逆方向へテーパをなすことを特徴とする 請求項２に記載の荷重支持パレット。 ４．各コアが、その両端からみて中間部に内向きの力吸収フランジ（３６）を有 することを特徴とする請求項１から３のいずれか一項に記載の荷重支持パレット 。 ５．前記コアが、前記フランジから前記各舌片の自由端まで伸長する縦方向の内 側リブ（３８）を有することを特徴とする請求項１から４のいずれか一項に記載 の荷重支持パレット。 ６．前記コアのそれぞれの端部にある前記舌片が、互いから周囲方向へ片奇って おり、各舌片が内側リブと一線に並んだ外面にテーパ形かかり（３０）を有する ことを特徴とする請求項１から５のいずれか一項に記載の荷重支持パレット。 ７．前記各デッキが複数の事実上等しい中空セグメント（１３０）を有すること を特徴とする請求項１から６のいずれか一項に記載の荷重支持パレット。 ８．各デッキの周囲に補強手段（１８０）を有することを特徴とする請求項７に 記載の荷重支持パレット。 ９．前記各セグメントが間隔をおいて位置した対向する平行表面を有し、前記各 セグメントがそれぞれの表面へ向ってそれぞれ開口する一対の開放中空シェル（ １３２，１３４）を有することを特徴とする請求項７又は８に記載の荷重支持パ レット。 １０．前記補強手段が事実上等しい複数の中空シェル（１８２）を有することを 特徴とする請求項８又は９に記載の荷重支持パレット。 １１．前記コネクタを前記枠部材から分離させる分離工具（８０）をさらに有し 、前記分離工具が一端部の事実上先端からテーパをなす本体から成り、前記一端 部からスロット（８２）が伸長し、前記スロットの幅は前記ユアの直径より大き く、従って前記工具は、前記表面と前記枠部材の隣接面との間に差込まれて前記 舌片を撓ませ、且つ前記コネクタを前記枠部材から外すのに十分な力をかけるこ とを特徴とする請求項１から１０のいずれか一項に記載の荷重支持パレット。 １２．複数のコネクタを介して、前記コネクタを受取る前記デッキの少くとも各 コーナにある開口（２１４）で相互に接続される一対の事実上同一のデッキ（１ ２０）を有し、各デッキが一体に成形されたほぼ矩形の構造を有し、この構造が 周囲補強手段により包囲される間隔をおいて位置するほぼ平行な表面（１６０， １６２）を有し、前記周囲補強手段が、事実上等しい複数の中空矩形セグメント （１８２）を有しこのセグメントが、対向端部壁（１８４，１８６）と、対向側 壁（１８８）と、前記端部壁及び側壁の各々の１つの辺縁を接合させる接続壁（ １９０）と、前記接続壁及び前記対向側壁のそれぞれ１つと一体的に形成された 補強ガセット（１９２，１９４）とによって形成されることを特徴とするプラス チックパレット。 １３．前記各デッキが事実上等しい複数の中空セグメント（１３０）を有し、各 中空セグメントがそれぞれの平行表面の近くでそれぞれ開口する一対の中空シェ ル（１３２，１３４）を有することを特徴とする請求項１２に記載のプラスチッ クパレット。 １４．各セグメントが一対の側壁（１４０）と一体的に形成された３つの間隔を おいて位置する壁（１３６，１３８）から成り、第一対の間隔をむいて位置する 壁と前記側壁が１番目の前記表面に隣接する端部壁（１４４）を有し、第２対の 間隔をおいて位置する壁と前記側壁とが、第２番目の前記表面に隣接する端部壁 （１５２）を有することを特徴とする請求項１３に記載のプラスチックパレット 。