JPH0450208Y2 - - Google Patents

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JPH0450208Y2
JPH0450208Y2 JP1986201471U JP20147186U JPH0450208Y2 JP H0450208 Y2 JPH0450208 Y2 JP H0450208Y2 JP 1986201471 U JP1986201471 U JP 1986201471U JP 20147186 U JP20147186 U JP 20147186U JP H0450208 Y2 JPH0450208 Y2 JP H0450208Y2
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rear wiper
signal
output signal
switch
wiper
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は車両のリアウインドウの雨滴を除去す
るリアワイパの制御装置に関する。
従来の技術 リアウインドウの雨滴除去のためにリアワイパ
を設けた車両がある。従来これらのリアワイパの
操作としてはフロントワイパを作動させるための
スイツチとは別にリアワイパ用のスイツチを設け
て該スイツチのオン、オフにより操作するもの、
又は実開昭57−45462号公報に示されるようにフ
ロントワイパ作動時にバツクギヤにシフトすると
リアワイパが自動的に作動するものがある。
本考案が解決しようとする問題点 しかし、上述したリアワイパ用のスイツチによ
るものは、バツクするたびにスイツチ操作をする
必要があり、操作が煩雑になる。
また、上記実開昭57−45462号公報に開示され
た考案によれば車両が後退する期間中は、降雨量
が少ない場合でもリアワイパが連続作動するた
め、特に降雨量が少ない時には後方視界の邪魔に
なり、かえつて後方視界を妨げることになる欠点
があつた。そこで、リアワイパをフロントワイパ
と同期させて間欠作動を可能とすることにより、
降雨量が少ない時の頻繁なリアワイパの作動を防
止できるが、この場合バツクギヤにシフトした後
しばらくして、フロントワイパとリアワイパが作
動することがあり、少なくとも一回リアワイパが
作動するまではリアウインドウへの雨滴の付着に
より後方視界が防げられ、ギヤをバツクにシフト
した後、直ちに後退作動が行えないという欠点が
あつた。さらに、前進走行中に雨がやみ、フロン
トワイパを停止させた場合には、しばらくの間リ
アウインドウに雨滴が付着した状態が続く。従つ
て、この状態で車両を後退させるには、後方確認
のために一度リアワイパを作動させて雨滴を除去
する必要があり、手動により一度ワイパを作動さ
せねばならず、操作が煩わしいという欠点があつ
た。本考案はこのような問題点を解決するもので
ある。
問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点を解決するために、降雨状
態に応じた周期で信号を出力する降雨検出手段
と、該降雨検出手段の出力信号を所定時間持続さ
せ、リアワイパが作動することによつて前記降雨
検出手段の出力信号の保持を解除する保持手段
と、トランスミツシヨンがバツク状態であること
を検出するバツク検出手段とを備え、トランスミ
ツシヨンがバツク状態で且つ前記降雨検出手段の
出力信号又は前記保持手段の出力信号が発生して
いる時にリアワイパーを作動させるようにしたこ
とを特徴とするものである。
作 用 上記構成によれば、降雨検出手段は降雨状態に
応じた周期で信号を出力するため、該信号が周期
的に発生している時にトランスミツシヨンをバツ
ク状態にすると、その時点では保持手段により所
定時間出力信号が発生しているので、バツク状態
になると同時にリアワイパは作動する。リアワイ
パが少なくとも一度作動すると保持手段は出力信
号の保持を解除するので、リアワイパは降雨検出
手段の出力信号に同期して作動する。又、停車も
しくは前進中に雨がやんでも一定時間内にバツク
状態にすると、保持手段の出力信号によりリアワ
イパが作動して雨滴が除去される。
本考案の実施例 以下、図面を用いて本考案の実施例を説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示す回路図であ
る。1は降雨状態に応じた周期で信号を出力する
降雨検出手段であり、雨滴センサ11、積分器1
2、比較器13で構成される。
雨滴センサ11は光源と受光素子間を雨滴が通
過する毎にその雨滴の大きさに対応する大きさの
パルス信号を積分器12へ出力する。積分器12
はそのパルス信号を積分し、出力電圧をステツプ
状に増加させる。従つて、積分器12の出力電圧
は降雨が激しい程、急激に増加する。そして、比
較器13は積分器12の出力電圧と基準値Vref1
とを比較し、積分器12の出力電圧の方が大きい
時は“H”を、小さい時は“L”を出力する。フ
ロントワイパ駆動装置4は比較器13の出力信号
aが“H”になると起動してフロントワイパモー
タ5を駆動し、図示せぬフロントワイパを作動さ
せる。そして、フロントワイパが作動するとフロ
ントワイパ駆動装置4からリセツト信号が出力さ
れ、積分器12はリセツトされる。従つて、信号
aは積分器12の出力電圧が基準値Vref1以上に
なつてからフロントワイパが作動してフロントワ
イパ駆動装置4からリセツト信号が出力されるま
での短い時間だけ“H”となる。一方、信号aは
保持回路10とオアゲート6にも入力される。
保持回路10は充放電部を形成するトランジス
タTr1,Tr2,抵抗R1,コンデンサC1と比較部を
形成する比較器15、抵抗R2,R3とから構成さ
れる。比較器13の出力信号aが“H”の状態で
はトランジスタTr1,Tr2がオンし、コンデンサ
C1の急速に充電される。そして、コンデンサC1
の充電電圧が比較器15の基準値Vref1を越える
と比較器15から“H”の信号が出力される。比
較器13の出力信号が“L”となると、トランジ
スタTr1,Tr2がオフし、コンデンサC1に充電さ
れた電荷は抵抗R1を介して徐々に放電される。
この放電時間を規定するコンデンサC1及び抵抗
R1の値は、信号aが“H”から“L”になつた
時刻以後も所定時間(例えば数十分間)出力信号
Cを持続するように選ばれる。そして保持回路の
出力信号Cはオアゲート6へ入力される。スイツ
チSBはトランスミツシヨンをバツクギヤにシフト
するとオンになるバツク検出スイツチである。バ
ツフア7の出力信号dはスイツチSBがオンの時
“H”となり、スイツチSBがオフの時“L”とな
る。尚、スイツチSBはバツクランプ用スイツチと
兼用してもよい。
そして、オアゲート6の出力である信号eとバ
ツフア7の出力である信号dは共にアンドゲート
8に入力される。アンドゲート8の出力信号fが
“H”になるとトランジスタTr3がオンし、リレ
ーが励磁されてリレースイツチ9がX側からW側
へ切換わるため、リアワイパモータMに給電され
て図示せぬリアワイパーが作動される。リアワイ
パが作動するとそれに連動したカム(図示せぬ)
によつてスイツチScがZ側からY側へ切換わる。
スイツチScはリアワイパが元の位置に戻ると再び
Y側からZ側へ切換わる。これによつてリアワイ
パモータMの起動後に、比較器13の出力信号a
及び保持回路10の出力信号Cが共に“L”にな
り、リレーが消磁されてリレースイツチ9がW側
からX側に切換わつた場合でもリアワイパモータ
MはスイツチSc、リレースイツチ9を介して給電
され続けるため、リアワイパは一度作動すると元
の位置以外で停止することはない。
ここで、スイツチScがY側に切換わると電源IG
がトランジスタTr4へ給電され、トランジスタ
Tr4がオンするため、コンデンサC1に充電された
電荷は抵抗R4、トランジスタTr4を介して急速に
放電され、保持回路10は出力信号Cの“H”状
態の保持を解除する。尚、抵抗R1とR4の関係は
R1>>R4とする。スイツチSMはリアワイパ用の
マニユアルスイツチであり、スイツチSMがオン
になるとリアワイパは連続的に作動を始める。
次に第2図を用いて本実施例の動作を説明す
る。第2図a〜hはそれぞれ第1図のa〜hの電
位を表している。時刻t1において信号aが“H”
になると保持回路10内のトランジスタTr1
Tr2がオンになるためコンデンサC1が急速に充電
され、b点の電位がVCCとなる。従つて、比較器
15の出力信号Cは直ちに“H”となり、オアゲ
ート6の出力信号も“H”となる。しかし、この
状態ではスイツチSBがオフであり、信号dが
“L”であるため、アンドゲート8の出力は“L”
のままで、リアワイパモータMは作動されない。
そして、時刻t2において信号aが“L”になると
トランジスタTr1,Tr2はオフしてコンデンサC1
が抵抗R1を介して放電を開始し、b点の電位が
徐々に低下する。
時刻t3においてスイツチSBがオンされることによ
つて信号dが“H”になると、信号eと信号dが
共に“H”となるため直ちに信号fが“H”にな
る。
従つて、リレーが励磁されてリレースイツチ9
がW側に切り換わり、リアワイパが作動を始め
る。そして、時刻t4にはリアワイパに連動したカ
ムスイツチSCがY側に切換わり、これによつて、
トランジスタTr4がオンしてb点の電位が急速に
低下して比較器15の出力信号Cは“L”とな
る。この時、信号Cが“L”となることによつて
信号e及びfが“L”になり、リレーが消磁され
てリレースイツチ9がW側からX側に切換わる。
従つて、以後はカムスイツチSC、リレースイツチ
9を介してリアワイパモータMに給電される。そ
して、時刻t5においてリアワイパが元の位置に戻
ると、カムスイツチSCがZ側に切換わり、リアワ
イパモータMの給電が断たれて、リアワイパは停
止する。尚、時刻t3において、スイツチSBがオン
されなかつた場合、すなわちトランスミツシヨン
がバツク状態に設定されなかつた場合には、点線
で示すようにb点の電位はさらに徐々に低下し、
時刻t′2において、基準値Vref2以下となる。従つ
て、時刻t2からt′2までの期間T内にスイツチSB
オンされれば、比較器15の出力信号Cが“H”
状態であるためリアワイパは駆動されるが、時刻
t'2以降にスイツチSBがオンされてもリアワイパ
は駆動されない。この期間Tはリアウインドウに
付着した雨滴が乾く時間に応じて例えば数十分持
続するよう構成されている。その後、バツクギヤ
状態のままで、時刻t6又はt9において信号aが
“H”となると、そのたびにリアワイパは作動す
る。さらに、時刻t12にトランスミツシヨンのバ
ツク状態が解除されると、信号dが“L”になる
ため、時刻t13に再び信号aが“H”となつても
信号fは“L”のままであり、リアワイパは作動
しない。
上記構成によれば、雨が降つている場合にはバ
ツクギヤにシフトすると直ちに、リアワイパが少
なくとも一度作動してリアウインドウに付着した
雨滴が除去され、その後バツクギヤから他のギヤ
(ニユートラルも含む)にシフトするまで降雨検
出手段1の出力信号aに応じてリアワイパは動作
される。また、降雨検出手段1の出力信号aが
“L”になつてから時間Tが経過していない場合
は、バツクギヤにシフトするだけで少なくとも一
度だけリアワイパが作動し、リアウインドウに付
着した雨滴が除去される。
本実施例では、コスト面での配慮によりフロン
トワイパ制御用の降雨検出手段を利用してリアワ
イパ制御を行つているが、リアワイパ制御専用に
降雨検出手段を設けてもよいことは無論のことで
ある。
効 果 以上、詳細に説明したように本考案によれば降
雨中にバツクギヤに入れると直ちにリアワイパが
作動し、後方視界が確保されるので直ちにバツク
動作を開始できる。又、リアワイパは降雨状態に
応じた作動をするので、降雨量が少ない場合でも
後方確認の邪魔になることはない。さらに雨がや
んだ後フロントワイパの駆動を停止している状態
であつても、所定時間内はバツクギヤにシフトす
るだけでリアワイパが作動するのでリアウインド
ウに残つた雨滴を直ちに除去することができ操作
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す回路図であり、
第2図は第1図の各部の電位を示す波形図であ
る。 図中、1……降雨検出手段、11……雨滴検知
器、12……積分器、13……比較器、6……オ
アゲート、7……バツフア、8……アンドゲー
ト、9……リレースイツチ、10……保持回路、
SB,SM,SC……スイツチ、Tr1,Tr2,Tr3,Tr4
……トランジスタ、M……リアワイパモータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 降雨状態に応じた周期で信号を出力する降雨検
    出手段と、該降雨検出手段の出力信号を所定時間
    持続させ、リアワイパが作動することによつて前
    記降雨検出手段の出力信号の保持を解除する保持
    手段と、トランスミツシヨンがバツク状態である
    ことを検出するバツク検出手段とを備え、トラン
    スミツシヨンがバツク状態で且つ前記降雨検出手
    段の出力信号又は前記保持手段の出力信号が発生
    している時にリアワイパーを作動させるようにし
    たことを特徴とする車両用リアワイパ制御装置。
JP1986201471U 1986-12-27 1986-12-27 Expired JPH0450208Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986201471U JPH0450208Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986201471U JPH0450208Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63182961U JPS63182961U (ja) 1988-11-25
JPH0450208Y2 true JPH0450208Y2 (ja) 1992-11-26

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ID=31164955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986201471U Expired JPH0450208Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61122953U (ja) * 1985-01-23 1986-08-02

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Publication number Publication date
JPS63182961U (ja) 1988-11-25

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