JPS6310357Y2 - - Google Patents

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JPS6310357Y2
JPS6310357Y2 JP15097483U JP15097483U JPS6310357Y2 JP S6310357 Y2 JPS6310357 Y2 JP S6310357Y2 JP 15097483 U JP15097483 U JP 15097483U JP 15097483 U JP15097483 U JP 15097483U JP S6310357 Y2 JPS6310357 Y2 JP S6310357Y2
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JP
Japan
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circuit
switch
direction indicator
turned
turn signal
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JP15097483U
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JPS5983142U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、二輪車用方向指示灯の動作停止装
置に関するものである。
二輪車の方向指示灯スイツチは、手動動作によ
り投入、解除がなされているのが一般的である。
このため、スイツチの投入操作が正常になされて
も解除忘れをなすことが比較的多い。最近に於い
てこのような方向指示灯の消忘れを防止するため
スイツチ投入後自動的に解除する装置が一部に提
案され普及しつつある。この装置は、方向指示灯
の投入スイツチを投入時にタイマーを駆動させ、
一定時間走行後に解除がなされるようにしたもの
である。
然しながら、方向指示灯の駆動時間は進路変
更、方向変更等が開始される以前から、これらの
操作の終了までの間であるが、この時間は道路事
情等により必らずしも一定にはならない。したが
つて方向指示灯の駆動時間をタイマーによつて設
定しても、常に好ましい条件下で解除操作がなさ
れるとは限らない。
この考案は、進路変更、方向変更等の場合に要
する走行距離が通常の走行時に大きく違わないこ
とに着目し、方向指示灯の動作が開始された後、
一定距離走行後に方向指示灯の動作を停止させる
ようにした装置を提供するものである。したがつ
て、この考案装置によれば、交通事情等を考慮す
る必要がなく、例え一時的に走行の停止動作が有
つたにしても必要な走行操作が終了するまで継続
した方向指示灯の点滅動作が得られることにな
る。
次にこの考案の好ましい実施例について説明す
る。
図において、Eは電源、SWは主スイツチ、
TRはターンシグナルリレーで、後に説明する方
向指示灯の投入スイツチが投入された場合に一定
の周期で電源電流の断続を開始し、方向指示灯を
点滅させるように作用する装置である。
L,L′は方向指示灯、S,S′は方向指示灯の投
入スイツチで、このスイツチのいずれかを投入す
ることにより、方向指示灯L,L′の点滅動作が得
られる。なお、投入スイツチSは方向指示灯Lの
駆動用であり、S′は方向指示灯L′の駆動用である
が、この動作は同一であるので前者の場合につい
て説明する。
1はトランジスタ1a,1bよりなるスイツチ
ング回路で、前記ターンシグナルリレーTRに直
列に接続され、投入スイツチSが投入されるとこ
ろのリレーによつて断続された動作電流は方向指
示灯Lに流れ、方向指示灯を点滅させるべく作用
すると共に、次に説明するホールド回路2によつ
て駆動される。ホールド回路2は投入スイツチS
が投入された際に動作し、このスイツチが開とな
つても動作状態を維持し、前述の回路1を駆動
し、且つ次段の走行距離設定回路3への通電路を
形成するべく作用する。つまり、投入スイツチS
は自己復帰型である。なお、ホールド回路2はト
ランジスタ2a,2bを主要構成部材としてお
り、前記投入スイツチSが投入されると動作し、
スイツチSが開放された後は、動作電流保持回路
を構成するダイオードD1を通じ、さらに方向指
示灯L′を介して接地され動作状態が維持される。
この場合方向指示灯L′にはホールド回路2の保持
電流が流れるが僅かであるので点灯しない。
ホールド回路2はドライブ回路4を構成するト
ランジスタ4aを介して電源に接続されており、
したがつて前記投入スイツチSが投入されると方
向指示灯Lが点滅を開始すると共に、他方に於い
てホールド回路2のトランジスタ2bがオンし、
この動作でトランジスタ2aがオンとなり、その
結果前記ドライブ回路4のトランジスタ4aを通
じてホールド回路2のトランジスタ2bよりダイ
オードD2を通じて走行距離設定回路3と電源E
との閉回路が形成されることになる。このことは
投入スイツチを投入することによつて方向指示灯
の点灯作用を得ると同時に走行距離設定回路の駆
動が開始されることを意味する。
走行距離設定回路3は、車輌の走行時にのみ開
閉し断続電流を発生する開閉スイツチ3aおよび
この断続電流をパルスに変換するコンデンサ3
b、抵抗3c、整流用のダイオード3dと、さら
にパルス電流によつて充填されるコンデンサ3e
から構成されたものである。前記開閉スイツチ3
aは、例えばスピードメータケーブル等の回転に
応動して開閉するスイツチで有り、したがつて走
行速度が速ければ発生するパルス数が多くなり、
コンデンサ3eの端子電圧上昇速度も早く、また
遅ければパルス数が少く端子電圧も徐々に上昇す
ると言つた速度に比例した端子電圧が現われる。
よつてコンデンサ3eの端子電圧を検出すること
によつて走行距離を知ることができ、逆に端子電
圧がある値に達した時点を検出すれば、走行速度
に関係なく一定の走行距離を走行したことが検知
できる。当然ながら回路定数を変えれば走行距離
の設定は自在にできる。なお、この走行距離設定
回路3によつて設定される走行距離は後の説明で
明らかとなるが、方向指示灯が動作している距離
であり、この走行距離は車輌の進路変更、方向変
更等に要する好ましい距離である。
5は電圧比較器で5a,5bは入力端子、5c
は出力端子である。入力端子5aは走行距離設定
回路3に接続されコンデンサ3eの端子電圧を入
力としており、入力端子5bはダイオードD2
通じて得られる電源Eの電圧を抵抗にて分圧した
電源を入力としたものである。この電圧比較器5
は前記二つの入力端子電圧を比較することによつ
て出力端子5cの論理レベルをH″からL″に変え
ドライブ回路4のトランジスタ4bをオフ状態に
導く作用をなすもので、投入スイツチSを投入時
は出力端子5cはH″レベルにあり、一定距離の
走行により上昇した入力端子5aの電圧によつて
反転しL″レベルとなる。トランジスタ4aおよ
び4bより構成されるドライブ回路4は、前記の
説明で明らかなように投入スイツチSを投入した
時点で電圧比較器5の出力端子がH″レベルであ
るためトランジスタ4Bがオンとなり、トランジ
スタ4aもオンとなり、ホールド回路2を駆動さ
せ、また走行距離設定回路3に通じる閉路を形成
するが、電圧比較器5の出力端子5cのレベルが
L″レベルに反転すると、これによりトランジス
タ4bはオフとなり、このオフ動作でトランジス
タ4aもオフとなる結果、ドライブ回路の動作が
停止することになる。この結果、ホールド回路2
への通電が断たれ、方向指示灯の動作は停止す
る。
以上考案の構成および一部の作用について述べ
たが、この装置の動作についてさらに説明すると
次のようになる。即ち、投入スイツチSが投入さ
れるとドライブ回路4の動作と共にホールド回路
2が動作する。一方、この動作によつてスイツチ
ング回路1も動作し、方向指示灯Lはターンシグ
ナルリレーTRによつて断続された一定の周期で
点滅動作を開始する。また走行距離設定回路3に
も通電され、車輌が走行中であれば開閉スイツチ
3aによるパルス電流にてコンデンサ3eが充電
を開始し、予め設定された電圧、即ち一定の走行
距離を走行後に電圧比較器5の出力が反転し、ド
ライブ回路4の動作を停止させ、これによつて方
向指示灯1の点滅動作も停止する。
なお、スイツチ6は手動解除を目的としたもの
で、ドライブ回路4とホールド回路2の間に介在
し方向指示灯の自動停止を待たずに動作を停止さ
せたい場合に使用する自動復帰型のスイツチで、
このスイツチ6を開くことによりホールド回路2
のホールドが解け、方向指示灯の動作は停止す
る。
7は電圧比較器5の入力電圧の安定化を目的と
した定電圧素子である。
なお、方向指示灯L′を点灯させる投入スイツチ
S′およびスイツチング回路1′、ホールド回路
2′の各部の構成および動作については、先の説
明と一致するので省略する。
以上の説明に於いて、走行距離設定回路3の出
力を電圧比較器にて検出し、ドライブ回路4をオ
フ状態に導く例について説明したが、例えば第2
図に示すようにトランジスタ5′を使用し、コン
デンサ3eの端子電圧が上昇した際にオンし、ド
ライブ回路4のトランジスタ4bをオフに導くよ
うにしてもよい。
以上の説明で明らかなように、この考案は投入
スイツチを入れると正常な指示灯の動作が得ら
れ、しかもこの動作は一定の距離を走行すると自
動的に解除がなされる結果、指示灯を動作させた
まま走行する等の難点が解消でき、安全走行上極
めて有利である。特に方向指示灯の投入スイツチ
を投入後の走行距離によつて解除がなされるよう
にしているため、道路の混雑等により走行の停止
等の動作が加わつても無関係に動作し進路変更、
方向変更等の途中に於いて解除されてしまう等の
不都合もない。
さらに、設定された距離の中途に於いて解除し
たい場合でも手動操作でこの解除を行うことが可
能であるから例えば、極めて短い距離での右折、
左折走行等の場合でも十分対処できる。
また、方向指示灯の動作をホールド回路により
保持する構成としたので、方向指示灯を駆動させ
る際の投入スイツチを自己復帰型とすることがで
き、投入スイツチの構成を簡略化できまた操作性
を向上させる効果が有る。つまり、従来装置、例
えば特公昭49−40119号公報記載の装置では投入
スイツチを投入した際にはその投入状態をホール
ドする回路部材が要求されるのに対し、この考案
の装置ではオン、オフのみを可能とする自己復帰
型スイツチで良く、しかも従来装置のように、ス
イツチの投入方向が特定されることもないと言つ
た優れた効果が有る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案装置の一実施例を示す回路
図、第2図は電圧比較器部の他の実施例を示す回
路図である。 1,1′……スイツチング回路、2,2′……ホ
ールド回路、3……走行距離設定回路、4……ド
ライブ回路、5……電圧比較器、6……手動解除
用スイツチ、7……定電圧素子、D1,D1′,D2
D2′……ダイオード、TR……ターンシグナルリレ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源に接続したターンシグナルリレーと方向指
    示灯との直列回路に直列に接続され、その動作時
    に前記方向指示灯を点滅させるべく投入するスイ
    ツチング回路と、自己復帰型投入スイツチを有
    し、この投入スイツチを投入した際に動作し、前
    記投入スイツチ開放後は他方側の方向指示灯を介
    して接地され動作状態を維持して前記スイツチン
    グ回路を駆動状態に保持し、かつ走行距離設定回
    路に通電を図るホールド回路と、前記投入スイツ
    チの投入時に動作し、前記ホールド回路に通電を
    図るドライブ回路と、前記走行距離設定回路の走
    行距離に応じて上昇する電圧にて前記ドライブ回
    路の駆動を断つ回路とを有し、前記走行距離設定
    回路の上昇電圧によるドライブ回路の駆動停止作
    用による前記ホールド回路の駆動停止で、前記ス
    イツチング回路の駆動状態の保持を解除し、方向
    指示灯への通電を停止するようにしたことを特徴
    とする二輪車用方向指示灯の自動動作停止装置。
JP15097483U 1983-09-29 1983-09-29 二輪車用方向指示灯の自動動作停止装置 Granted JPS5983142U (ja)

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JPS5983142U JPS5983142U (ja) 1984-06-05
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