JPS6324033Y2 - - Google Patents

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JPS6324033Y2
JPS6324033Y2 JP19652481U JP19652481U JPS6324033Y2 JP S6324033 Y2 JPS6324033 Y2 JP S6324033Y2 JP 19652481 U JP19652481 U JP 19652481U JP 19652481 U JP19652481 U JP 19652481U JP S6324033 Y2 JPS6324033 Y2 JP S6324033Y2
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JP
Japan
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passing
switch
turn
circuit
time constant
Prior art date
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JP19652481U
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JPS58102344U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はヘツドランプを点滅させて前方の自動
車に警報する自動車のパツシング装置の改良に関
するものである。
従来、自動車のパツシング装置は一般にターン
シグナルレバーの操作によつてヘツドランプのハ
イビームを点灯させるようになつており、手で前
記レバーを押えている間ヘツドランプが点灯し、
手を離すと消灯するレバーオートリターン機構を
備えている。このため、ヘツドランプを点滅させ
て前方の自動車に警告を発する場合は、前記パツ
シング装置のレバー操作を数度繰り返す必要があ
る。
ところが、前記パツシング操作が必要となるの
は、危険な状態がさしせまつた時であり、このよ
うな時にハンドルから手を離してパツシング装置
のレバー操作を数度繰り返すことはハンドル操作
を片手で行なうことになる上、注意力が操作に分
散させらることになり、安全上非常に問題があ
る。
そこでヘツドランプを点灯するスイツチを経由
しないで点灯できるパツシングスイツチを介装
し、該スイツチをターンシグナル用フラツシヤユ
ニツトに接続して前記パツシングスイツチを投入
すると、自動的にヘツドランプが点滅するように
した実公昭51−11334号公報の考案がある。即ち
この先行技術は、パツシングシグナルとしてター
ンシグナルの点滅を使用するものである。ところ
で、ターンシグナル用フラツシヤユニツトとして
好ましい点滅回数、通常毎分60〜120回程度では、
前方を走行する車両の運転者の注意を喚起するた
めに後方から接近した状態で発信するに適する点
滅回数としては不十分てあるという問題があつ
た。
本考案の目的は、以上の問題に着目して成され
たものであり、運転者は単にターンシグナル用レ
バー操作又はパツシングシグナル用レバー操作を
行うだけで、それぞれの目的に合つた点滅信号を
それぞれのランプから発信でき、しかも簡単な構
成によるパツシング装置を提供することを目的と
している。
以上の目的を達成するための本考案の自動車の
パツシング装置の構成は、ターンシグナル用点滅
時定数とそれより速いパツシングシグナル用点滅
時定数とに変更できる発信回路と、前記遅い点滅
時定数の発信回路をターンシグナルランプに接続
する手動ターンシグナル用スイツチと、前記速い
点滅時定数の発信回路をヘツドランプに接続する
手動パツシングシグナル用スイツチとを設けたこ
とを特徴とするものである。
前記構成の2種の点滅時定数を選択できる発信
回路と、前記構成の2つのスイツチとは、ターン
シグナルとパツシングシグナルとをそれぞれのシ
グナルに適した点滅回数によつてそれぞれのラン
プを点滅させるように作用する。
本考案のパツシング装置を実施するに際し、前
記手動パツシングシグナル用スイツチにスイツチ
レバーの自動戻り機構と、前記パツシングシグナ
ル用スイツチに連動して作動するタイマーと、前
記スイツチに並列して接続され、且つ前記タイマ
ーが作動すると回路が閉じ、作動が止ると回路を
開くリレーとを設けて、運転者は、単にパツシン
グレバーを一度操作するだけで一定時間後にはパ
ツシング信号が切れるようにすることもできる。
以下、図面を用いRC発信回路を用いて実施し
た本考案の実施例を説明する。
第1図は従来の自動車のターンシグナルランプ
1を点滅させるフラツシヤユニツトUの一例であ
る。このフラツシヤユニツトUの回路の動作につ
いては既に公知であるから詳細な説明は省略する
が、ターンスイツチ2をオンにすると抵抗R1を
通してコンデンサC1が充放電を繰り返すことに
よりトランジスタQ1がオン、オフし、リレーコ
イルLに電流が断続的に通電されるためにリレー
接点Pがスイツチングを行なつてターンシグナル
ランプ1が点滅動作するようになつているもので
ある。3はバツテリ、4はハザードスイツチであ
る。
第2図は前記従来のフラツシヤユニツトUを利
用してヘツドランプ6を自動的に点滅させるよう
にした本考案の自動車のパツシング装置の一実施
例の回路構成図である。5はパツシングスイツチ
で、51と52の連動する2つの常開接点を有し
ている。この一方の接点51の一端はヘツドラン
プ6と直列に接続し、他端は前記フラツシヤユニ
ツトUのフラツシング出力端子Fに接続する。ま
た他方の接点52はフラツシヤユニツトUの抵抗
R1の両端を短絡できるように接続する。前記連
動スイツチ51,52が本考案の手動パツシング
スイツチを構成する。
また、前記パツシングスイツチ5はターンシグ
ナルレバーによつてオン、オフされるように構成
し、このターンシグナルレバーは本実施例ではパ
ツシング位置にするとそのままパツシング位置を
保持してパツシングスイツチ5をオンのまま保つ
ように構成し、オートリターン機構は設けない。
従つて本実施例では運転者がターンシグナルレバ
ーをパツシング位置から解除しない限り、一度オ
ンになつたパツシングスイツチ5はオフにならな
い。
このように構成された本考案の自動車のパツシ
ング装置では、運転者がパツシングスイツチ5を
オンにすると、接点51と接点52は共にオンと
なり、フラツシヤユニツトUのコンデンサC1の
充放電は抵抗R1を通さず、パツシングスイツチ
5の接点52を通して急速に行なわれる。このた
めリレー接点Pは急速にオン、オフを繰り返し、
フラツシヤユニツトUのフラツシング出力端子F
より接点51を介してヘツドランプ6に断続的に
電流が流れ、ヘツドランプ6は急速に点滅を繰り
返す。
パツシングが必要でなくなつた時は、パツシン
グスイツチ5を手動でオフにすれば接点51,5
2は共にオフとなり、ヘツドランプ6は消灯す
る。パツシングスイツチ5がオフ状態の時は接点
52はオフとなつているので、この時ターンスイ
ツチ2をオンにするとコンデンサC1の充放電は
抵抗R1を通して比較的ゆつくり行なわれ、ター
ンシグナルランプ1はパツシング時のヘツドラン
プよりゆつくり点滅する。
このようにパツシングスイツチ5をオンした時
にフラツシヤユニツトUの点滅動作の時定数をき
めるコンデンサC1の充放電回路の抵抗値が小さ
くなるように切換えることによつて、従来のフラ
ツシヤユニツトUを利用しながら、ターンシグナ
ルランプ1の点滅回数よりも速い点滅回数でヘツ
ドランプ6を点滅させることが可能となる。
なお、第2図の実施例では抵抗R1の両端を短
絡するようにしているが、抵抗値の小さい抵抗を
抵抗R1に並列に挿入したり、その挿入抵抗を可
変にしても点滅回数を調整することができる。も
ちろんコンデンサC1の容量を変えても点滅回数
を変更できることは言うまでもない。
また、フラツシヤユニツトの回路としては第1
図に示したもの以外にも種々の回路が考案され、
公知になつているものもあるが、それらについて
も同様に本考案のパツシング装置は適用できるも
のである。
第3図は本考案の変形実施例でタイマー8によ
り一定時間後にパツシング動作を自動的に解除す
るように構成したものである。この実施例におい
てはパツシングスイツチ5は従来のオートリター
ン機構付のままで良い。
第3図の回路ではパツシングスイツチ5をオン
にすると、フラツシヤユニツトUが作動し、バツ
テリ3→フラツシヤユニツトU→パツシングスイ
ツチ5→ダイオード9→タイマ8のように電流が
流れてタイマ8が作動し、タイマ8の端子Tに電
圧が発生する。するとリレー7のコイル71に電
圧が印加され、接点72,73,74はオンとな
る。パツシングスイツチ5はオートリターンであ
るから運転者がターンシグナルレバーから手を離
すとオフになる。ところが接点72,73,74
はタイマ8によつて電圧が保持されているのでリ
レー71に吸引されたままであり、この間ヘツド
ランプ6には接点73を通して断続的に電流が流
れるので点滅を繰り返す。点滅回数は可変抵抗1
0によりターンシグナルランプ1の点滅回数より
も速くなる。
タイマ8の端子Bへ電圧が印加されて一定時間
が経過するとタイマ8は電圧保持をやめ、端子T
の電圧が0となる。従つてリレー7がオフとな
り、接点72,73,74は全てオフとなつてヘ
ツドランプ6は消灯する。
この実施例ではパツシングスイツチ5を一度瞬
時オンにするだけで必要な時間ヘツドランプ6の
点滅を自動的に保持することができる。
なお、本考案のパツシング装置の追加によるタ
ーンシグナルランプ動作、ヘツドランプのロービ
ームとハイビームとの切換えの影響は全くない。
以上説明したように本考案の自動車のパツシン
グ装置は、ターンシグナル用点滅時定数とそれよ
り速いパツシングシグナル用点滅時定数とに変更
できる発信回路と、前記遅い点滅時定数の発信回
路をターンシグナルランプに接続する手動ターン
シグナル用スイツチと、前記速い点滅時定数の発
信回路をヘツドランプに接続する手動パツシング
シグナル用スイツチとを設ける構成としたので、
簡単な操作と1つの発信回路とによつて、ターン
シグナルとパツシングシグナルとのそれぞれの信
号に適すした点滅回数によつて信号を送出するこ
とができ、点滅による自動車の信号、特に互いの
自動車が高速で接近した状態で発信するパツシン
グ信号を発信する際に運転者の注意の分散を防き
安全運転を確保できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車のターンシグナルランプ
を点滅させるフラツシヤユニツトの回路構成図、
第2図は第1図のフラツシヤユニツトを利用した
本考案の自動車のパツシング装置の一実施例の回
路構成図、第3図は第2図の変形実施例を示す回
路構成図である。 1……ターンシグナルランプ、2……ターンス
イツチ、5……パツシングスイツチ、6……ヘツ
ドランプ、7……リレー、71……コイル、8…
…タイマ、10……可変抵抗。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ターンシグナル用点滅時定数とそれより速い
    パツシングシグナル用点滅時定数とに変更でき
    る発信回路と、前記遅い点滅時定数の発信回路
    をターンシグナルランプに接続する手動ターン
    シグナル用スイツチと、前記速い点滅時定数の
    発信回路をヘツドランプに接続する手動パツシ
    ングシグナル用スイツチとを設けたことを特徴
    とする自動車のパツシング装置。 2 手動パツシングシグナル用スイツチにスイツ
    チレバーの自動戻り機構と、前記スイツチに連
    動して作動するタイマーと、前記スイツチに並
    列して接続され、且つ前記タイマーが作動する
    と回路が閉じ、作動が止ると回路を開くリレー
    とを設けたことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の自動車のパツシング装置。
JP19652481U 1981-12-30 1981-12-30 自動車のパツシング装置 Granted JPS58102344U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19652481U JPS58102344U (ja) 1981-12-30 1981-12-30 自動車のパツシング装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19652481U JPS58102344U (ja) 1981-12-30 1981-12-30 自動車のパツシング装置

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Publication Number Publication Date
JPS58102344U JPS58102344U (ja) 1983-07-12
JPS6324033Y2 true JPS6324033Y2 (ja) 1988-07-01

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ID=30109765

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JP19652481U Granted JPS58102344U (ja) 1981-12-30 1981-12-30 自動車のパツシング装置

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