JPH0222336Y2 - - Google Patents

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JPH0222336Y2
JPH0222336Y2 JP13607386U JP13607386U JPH0222336Y2 JP H0222336 Y2 JPH0222336 Y2 JP H0222336Y2 JP 13607386 U JP13607386 U JP 13607386U JP 13607386 U JP13607386 U JP 13607386U JP H0222336 Y2 JPH0222336 Y2 JP H0222336Y2
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の効果] (産業上の利用分野) 本考案は、自動車における前照灯及び室内灯の
少なくとも一方の点灯制御を、イグニツシヨンス
イツチの操作及びドアの開閉に応じて自動的に行
なうようにした自動車用照明制御装置に関する。
(従来の技術) 夜間において自動車に乗込む場合或は自動車か
ら降りる場合には、自動車の周囲及び車室内を明
るく照明することが、乗降者の安全上及び防犯上
等において望ましい。このような要望に対処する
ためには、例えばドアの開閉に応じて一定時間だ
けタイマ動作を行なうタイマ回路を設けると共
に、そのタイマ動作が継続されている期間におい
て前照灯及び室内灯を点灯状態に保持する構成と
することが考えられる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のような構成を採用した場
合には、例えば運転者が自動車に乗込むのに応じ
て前照灯が点灯状態に保持されるため、特に夜間
において運転者がライトスイツチを前照灯の点灯
位置に操作することなく自動車を発進させる虞が
ある。従つて、この場合には、タイマ回路に設定
されたタイマ動作期間が経過したときに前照灯が
消灯されることになるため、その消灯タイミング
が自動車走行状態であつたときには極めて危険で
ある。また、自動車を走行させる場合、特に夜間
にあつては室内灯を消灯しておくことが視界確保
の上で望ましい。しかし、上記の構成を採用した
場合には、室内灯も一定時間点灯状態に保持され
たままとなるため、この面からも走行上の安全性
が低下する虞があつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、自動車に乗降する場合に、その
自動車の周囲及び車室内の少なくとも一方を明る
く照明することができて、乗降者の安全確保及び
防犯上において有益になると共に、自動車走行上
の安全性の低下を来たす虞が全くなくなる等の効
果を奏する自動車用照明制御装置を提供するにあ
る。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案の自動車用照明制御装置は、所定時間の
タイマ動作期間中においてスイツチ手段を動作さ
せて前照灯及び室内灯の少なくとも一方を点灯さ
せるタイマ回路を設けると共に、イグニツシヨン
スイツチがオン状態からオフ状態に切換えられた
とき並びにドアスイツチがドアの開放に応じてオ
フ状態らオン状態に切換えられたときに前記タイ
マ回路のタイマ動作を開始させる応動回路を設
け、さらに前記タイマ回路のタイマ動作が実行さ
れた状態で前記イグニツシヨンスイツチがオンさ
れたときにそのタイマ動作を停止させるキヤンセ
ル回路を設ける構成としたものである。
(作用) 自動車から降りるべく、イグニツシヨンスイツ
チがオフされ、或はドアが開放されたときには、
応動回路がタイマ回路のタイマ動作を開始させる
ようになり、これに応じてスイツチ手段が動作さ
れて前照灯及び室内灯の少なくとも一方が点灯さ
れる。また、自動車に乗込むべく、ドアが開放さ
れたときには、上記同様に前照灯及び室内灯の少
なくとも一方が点灯される。そして、このような
点灯状態は、タイマ回路のタイマ動作期間が経過
したときに解除されるものであるが、その点灯状
態で自動車を走行させるべくイグニツシヨンスイ
ツチがオンされたときには、タイマ回路のタイマ
動作がキヤンセル回路により停止されて、上記点
灯状態が直ちに解除される。
(実施例) 第1図において、1は前照灯で、これはバツテ
リのプラス端子+Bに接続された電源ライン2と
アース端子との間に前照灯スイツチ3を介して接
続されている。4は室内灯で、これは電源ライン
2とアース端子との間に室内灯スイツチ5を介し
て接続されている。6はスイツチ手段たる第1の
リレーで、その常開形リレー接点6aが前記前照
灯スイツチ3と並列に接続されている。7はスイ
ツチ手段たる第2のリレーで、その常開形リレー
接点7aが前記室内灯スイツチ5と並列に接続さ
れている。また、上記各リレー6及び7の各励磁
コイル6b及び7bは、電源ライン2とアース端
子との間にトランジスタ8(npn形)のコレクタ
エミツタ間を介して接続されている。
上記トランジスタ8はタイマ回路9の一部をな
すものであり、このタイマ回路9は、電源ライン
2とアース端子との間に、上記トランジスタ8、
シユミツトトリガ回路を構成するトランジスタ1
0,11(pnp形)、ダイオード12,13、抵
抗14〜20、可変抵抗21、コンデンサ22,
23を図示の如く接続することによつて構成され
ている。このように構成されたタイマ回路9は、
コンデンサ22の充電時間ひいては抵抗14,2
0、可変抵抗21及びコンデンサ22のCR回路
の時定数を計数要素としたものであり、大略以下
のように動作する。即ち、トランジスタ10はコ
ンデンサ22の端子電圧が所定電圧以上あるとき
にオンされるものであり、このようにトランジス
タ10がオンされた状態はタイマ回路9のタイマ
動作停止状態に相当する。従つて、タイマ回路9
がタイマ動作を停止した状態では、次段のトラン
ジスタ11,8がオフとなり、前記各リレー6,
7の励磁コイル6b,7bは断電状態に保持され
る。そして、コンデンサ22の充電電荷が放電さ
れたときには、トランジスタ10がオフされてタ
イマ回路9のタイマ動作が開始され、このように
タイマ動作が行なわれている期間(つまりトラン
ジスタ10がオフしている期間)には、トランジ
スタ11,8がオンされて前記励磁コイル6b,
7bに通電された状態となる。このようにタイマ
動作が開始された後、コンデンサ22の充電が進
行してその端子電圧が所定電圧に達すると、トラ
ンジスタ10がオンされてタイマ回路9のタイマ
動作が停止されるようになり、これに応じて励磁
コイル6b,7bが断電される。尚、この場合、
可変抵抗21の抵抗値が抵抗14,20の各抵抗
値に比して十分に大きく設定されており、従つて
上記タイマ動作時間は可変抵抗21によつて決定
される。
一方、24は電源ライン2及び端子IG間に介
在されたイグニツシヨンスイツチ、25はアース
端子及び端子S間に介在されたドアスイツチで、
このドアスイツチ25は、自動車のドアが開放さ
れた状態でのみオンするように構成されている。
26はイグニツシヨンスイツチ24がオン状態か
らオフ状態に切換えられたとき並びにドアスイツ
チ25がオフ状態からオン状態に切換えられたと
きにタイマ回路9のタイマ動作を開始させるため
の応動回路で、この応動回路26は、前記端子
IG,S及びタイマ回路9に対して、トランジス
タ27(pnp形)、ダイオード28〜30、抵抗
31〜35、コンデンサ36を図示の如く接続す
ることによつて構成されている。尚、この場合、
周囲光を検知する光センサを設けて、周囲が暗い
ときのみ応動回路26の機能を有効化させても良
い。
また、37はタイマ回路9のタイマ動作が実行
された状態でイグニツシヨンスイツチ24がオン
されたときにそのタイマ動作を停止させるための
キヤンセル回路で、このキヤンセル回路37は、
端子IG、アース端子及びタイマ回路9に対して、
トランジスタ38(npn形)、ダイオード39、
抵抗40,41を図示の如く接続することによつ
て構成されている。
尚、42,43は過電圧及びサージ電圧から回
路を保護するための定電圧ダイオードで、そのツ
エナー電圧は電源ライン2の出力電圧より高く設
定されている。
次に、上記構成の作用についてついて第2図の
タイミングチヤートも参照しながら説明する。
今、イグニツシヨンスイツチ24がオフされ、且
つドアが閉鎖されてドアスイツチ25もオフされ
た状態にあるときには、応動回路37内のトラン
ジスタ27がオフされ、このオフ状態ではコンデ
ンサ22が最高電圧まで充電されるようになる。
従つて、タイマ回路9内のトランジスタ10がオ
ン状態に保持されて、そのタイマ回路9はタイマ
動作を停止している。この状態から、ドアが開放
されてドアスイツチ25がオンされると(第2図
中時刻t1)、トランジスタ27にドアスイツチ2
5を介したベース電流が流れてこれがオンされ
る。すると、コンデンサ22の充電電荷がトラン
ジスタ27のエミツタコレクタ間及び抵抗32を
介して瞬時に放電され、これに応じてトランジス
タ10がオフされてタイマ回路9がタイマ動作開
始状態(但し、この状態ではトランジスタ27が
オンされたままでコンデンサ22の充電が行なわ
れないため、タイマ動作は進行しない)となる。
この結果、タイマ回路9内のトランジスタ11,
8がオンされて励磁コイル6b,7bに通電され
るため、リレースイツチ6a,7aがオンされて
前照灯1及び室内灯4が点灯されるようになる。
さらに、この状態からドアが閉鎖されたドアス
イツチ24がオフされると(時刻t2)、トランジ
スタ27がオフされてコンデンサ22の充電が開
始されるため、タイマ回路9のタイマ動作が進行
するようになる。このタイマ動作期間中には、ト
ランジスタ11及び8がオン状態に保持されるか
ら、前照灯1及び室内灯4の点灯状態も保持され
る。この後、コンデンサ22の端子電圧が所定電
圧に達すると、トランジスタ10のオンに応じて
タイマ回路9のタイマ動作が停止される(時刻
t3)。すると、トランジスタ11,8がオフされ
て励磁コイル6b,7bが断電されるため、前照
灯1及び室内灯4が消灯される。
しかして、前照灯1及び室内灯4の点灯状態が
タイマ回路9により保持された状態で、イグニツ
シヨンスイツチ24がオンされると、キヤンセル
回路37内のトランジスタ38にイグニツシヨン
スイツチ24を介したベース電流が流れて、その
トランジスタ38がオンされる。すると、コンデ
ンサ22がトランジスタ38のコレクタエミツタ
間及び抵抗20を介して瞬時に放電されるように
なり、これに応じてタイマ回路9のタイマ動作が
停止されて、前照灯1及び室内灯4が消灯される
ようになる。
一方、第2図中時刻t4に示すように、ドアスイ
ツチ25がオフされた状態にて、それまでオン状
態にあつたイグニツシヨンスイツチ24がオフさ
れると、応動回路26内のトランジスタ27に対
してコンデンサ36の充電期間中のみベース電流
が流れて、そのトランジスタ27が短時間だけオ
ンされるため、そのオン期間においてコンデンサ
22の充電電荷が放電されてタイマ回路9のタイ
マ動作が開始される。従つて、この場合も上記タ
イマ動作時間中だけ前照灯1及び室内灯4が点灯
される。勿論、このタイマ動作期間中においてイ
グニツシヨンスイツチ24がオンされたときに
は、そのタイマ動作がキヤンセル回路37により
停止される。
従つて、上記構成によれば、自動車から降りる
べく、イグニツシヨンスイツチ24がオフされ、
或はドアが開放されたときには、前照灯1及び室
内灯4が自動的に点灯されてその点灯状態が所定
時間保持されるものであり、また、自動車に乗込
むべく、ドアが開放されたときには、上記同様に
前照灯1及び室内灯4が所定時間だけ点灯状態に
保持されるものである。従つて、自動車の乗降時
において常に自動車の周囲及び車室内を明るく照
明することができて、乗降者の安全の確保並びに
防犯を図る上で非常に効果がある。また、斯様に
前照灯1及び室内灯4が自動的に点灯された状態
で、自動車を走行させるべくイグニツシヨンスイ
ツチ24がオンされたときには、上記点灯状態が
自動的に解除されるから、従来のように走行上の
安全性が損われてしまうことがなくなるものであ
る。
尚、本考案は上記し且つ図面に示した実施例に
限定されるものではなく、タイマ回路によつて前
照灯及び室内灯のうち必要なものを点灯させる構
成であれば良い等、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施することができるものである。
[考案の効果] 本考案によれば以上の説明によつて明らかなよ
うに、自動車に乗降する場合に、その自動車の周
囲及び車室内の少なくとも一方を明るく照明する
ことができて、乗降者の安全確保及び防犯上にお
いて有益になると共に、斯様に照明する構成を採
用した場合でも自動車走行上の安全性の低下を来
たすことが全くなくなるという実用的な効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は結線図、第2図は作用説明用のタイミングチヤ
ートである。 図中、1は前照灯、4は室内灯、6は第1のリ
レー(スイツチ手段)、7は第2のリレー(スイ
ツチ手段)、9はタイマ回路、24はイグニツシ
ヨンスイツチ、25はドアスイツチ、26は応動
回路、37はキヤンセル回路を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 動作状態で前照灯及び室内灯の少なくとも一方
    を点灯させるスイツチ手段と、所定時間のタイマ
    動作を実行するように設けられそのタイマ動作期
    間中において前記スイツチ手段を動作させるタイ
    マ回路と、イグニツシヨンスイツチがオン状態か
    らオフ状態に切換えられたとき並びにドアスイツ
    チがドアの開放に応じてオフ状態からオン状態に
    切換えられたときに前記タイマ回路のタイマ動作
    を開始させる応動回路と、前記タイマ回路のタイ
    マ動作が実行された状態で前記イグニツシヨンス
    イツチがオンされたときにそのタイマ動作を停止
    させるキヤンセル回路とを具備したことを特徴と
    する自動車用照明制御装置。
JP13607386U 1986-09-04 1986-09-04 Expired JPH0222336Y2 (ja)

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JP4611960B2 (ja) * 2006-11-10 2011-01-12 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 点灯制御装置及び点灯制御方法
JP2020055425A (ja) * 2018-10-02 2020-04-09 市光工業株式会社 照明装置

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