JPH0450071Y2 - - Google Patents
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- JPH0450071Y2 JPH0450071Y2 JP1985178920U JP17892085U JPH0450071Y2 JP H0450071 Y2 JPH0450071 Y2 JP H0450071Y2 JP 1985178920 U JP1985178920 U JP 1985178920U JP 17892085 U JP17892085 U JP 17892085U JP H0450071 Y2 JPH0450071 Y2 JP H0450071Y2
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- JP
- Japan
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- opening
- ball
- solenoid
- closing
- gutter
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- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 37
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
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- Pinball Game Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案はパチンコ遊技機における残玉の玉抜き
装置に関するものである。
装置に関するものである。
「従来の技術」
従来、パチンコ遊技機の玉抜き装置において、
電気的駆動手段、例えばソレノイドを使用して残
玉の回収を短時間に行つて玉抜き作業の省力化に
寄与せしめると共に、手動操作によつても玉抜き
作業を行うことができる考案は、例えば、実公昭
54−32628号や実開昭53−78181号に開示されてい
る。
電気的駆動手段、例えばソレノイドを使用して残
玉の回収を短時間に行つて玉抜き作業の省力化に
寄与せしめると共に、手動操作によつても玉抜き
作業を行うことができる考案は、例えば、実公昭
54−32628号や実開昭53−78181号に開示されてい
る。
「考案が解決しようとする課題」
ところが、上記考案のうち実公昭54−32628号
は、玉落下口を開閉する開閉板を保持するための
保持板がソレノイド及び手動操作時に回動される
開閉レバーとそれぞれロツドによつて直接的に連
結されている構造のため、例えば、パチンコ遊技
機の製造時において、開閉板や保持板を所定の位
置に組み付け、ソレノイド及び開閉レバーを設置
した後においても玉抜き装置を駆動することはで
きず、更に、保持板とソレノイドとを針金状のロ
ツドで連結する作業、及び保持板と開閉レバーと
を針金状のロツドで連結する作業等が必要であ
り、パチンコ機製造時における玉抜き装置の組付
作業が面倒であるという問題があつた。また、遊
技場においてソレノイドを後から取り付けたいと
いう要望があつた時、又は取り付けてあるソレノ
イドを外したいという要望があつた時において、
ソレノイドと保持板を連結するロツドの着脱作業
が面倒であるという問題があつた。
は、玉落下口を開閉する開閉板を保持するための
保持板がソレノイド及び手動操作時に回動される
開閉レバーとそれぞれロツドによつて直接的に連
結されている構造のため、例えば、パチンコ遊技
機の製造時において、開閉板や保持板を所定の位
置に組み付け、ソレノイド及び開閉レバーを設置
した後においても玉抜き装置を駆動することはで
きず、更に、保持板とソレノイドとを針金状のロ
ツドで連結する作業、及び保持板と開閉レバーと
を針金状のロツドで連結する作業等が必要であ
り、パチンコ機製造時における玉抜き装置の組付
作業が面倒であるという問題があつた。また、遊
技場においてソレノイドを後から取り付けたいと
いう要望があつた時、又は取り付けてあるソレノ
イドを外したいという要望があつた時において、
ソレノイドと保持板を連結するロツドの着脱作業
が面倒であるという問題があつた。
また、上記考案のうち実開昭53−78181号には、
やはり排出口を開閉する排出口開閉用揺動杆を保
持する排球シヤツターがソレノイドと連杆や連結
棒を介して接続されていると共に、ソレノイドを
取着するために電磁石支持台及び位置調整板等を
特別に制作してパチンコ遊技機の裏面に取り付け
なければならないので、例えば、パチンコ機製造
時や遊技場におけるソレノイドの着脱時におい
て、前記したと同じ問題点があることに加えてソ
レノイドを取着するための特別の部品を用意しな
ければならないという問題があつた。
やはり排出口を開閉する排出口開閉用揺動杆を保
持する排球シヤツターがソレノイドと連杆や連結
棒を介して接続されていると共に、ソレノイドを
取着するために電磁石支持台及び位置調整板等を
特別に制作してパチンコ遊技機の裏面に取り付け
なければならないので、例えば、パチンコ機製造
時や遊技場におけるソレノイドの着脱時におい
て、前記したと同じ問題点があることに加えてソ
レノイドを取着するための特別の部品を用意しな
ければならないという問題があつた。
本考案は、上記した問題点に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、ソレノイドと手動
操作とのいずれによつても玉抜き操作可能である
と共に、組付作業やソレノイドの着脱作業の簡単
なパチンコ遊技機の玉抜き装置を提供することに
ある。
で、その目的とするところは、ソレノイドと手動
操作とのいずれによつても玉抜き操作可能である
と共に、組付作業やソレノイドの着脱作業の簡単
なパチンコ遊技機の玉抜き装置を提供することに
ある。
「課題を解決するための手段」
上記した目的を達成するために、本考案におい
ては、 景品玉タンクと景品玉排出装置とを連結する玉
整列樋と、該玉整列樋の途中に形成された玉抜き
口に連通する玉抜き樋と、前記玉抜き口を開閉作
動する開閉部材と、を備えたパチンコ遊技機にお
いて、 前記開閉部材は、その自重により前記玉抜き口
を閉塞する方向に付勢されるように揺動自在に軸
支される開閉蓋部材と、該開閉蓋部材の後端を押
圧して開閉蓋部材が玉抜き口を閉塞した第1位置
と前記開閉蓋部材の後端の押圧を解除して開閉蓋
部材が玉圧により揺動して玉抜き口を開放した第
2位置とでそれぞれ保持する保持部を有する開閉
作動部材と、から成り、 非通電時にその先端が前記開閉作動部材から離
隔した位置となるようにソレノイドを配置すると
共に、パチンコ遊技機の前面側から挿入される操
作ピンによつて回動され且つ非操作時にその先端
が前記開閉作動部材から離隔した位置となるよう
に作動クランクを配置し、 前記玉整列樋内に玉が整列された状態における
前記ソレノイドへの通電又は前記操作ピンの操作
に基づく作動クランクの回動によつて、その各先
端が前記開閉作動部材に当接して前記保持部を第
1位置から第2位置に切り換え、 前記玉整列樋内に玉が整列されない状態におけ
る前記ソレノイドへの通電又は前記操作ピンの操
作に基づく作動クランクの回動によつて、その各
先端が前記開閉作動部材に当接して前記保持部を
第2位置から第1位置に切り換えると共に、 前記ソレノイドを着脱自在に挿入止着し得る窓
部と該窓部に挿入されるソレノイドの側面を挾持
する安定板とからなる取付け部を前記裏機構板に
形成したことを特徴とするパチンコ遊技機の玉抜
き装置。
ては、 景品玉タンクと景品玉排出装置とを連結する玉
整列樋と、該玉整列樋の途中に形成された玉抜き
口に連通する玉抜き樋と、前記玉抜き口を開閉作
動する開閉部材と、を備えたパチンコ遊技機にお
いて、 前記開閉部材は、その自重により前記玉抜き口
を閉塞する方向に付勢されるように揺動自在に軸
支される開閉蓋部材と、該開閉蓋部材の後端を押
圧して開閉蓋部材が玉抜き口を閉塞した第1位置
と前記開閉蓋部材の後端の押圧を解除して開閉蓋
部材が玉圧により揺動して玉抜き口を開放した第
2位置とでそれぞれ保持する保持部を有する開閉
作動部材と、から成り、 非通電時にその先端が前記開閉作動部材から離
隔した位置となるようにソレノイドを配置すると
共に、パチンコ遊技機の前面側から挿入される操
作ピンによつて回動され且つ非操作時にその先端
が前記開閉作動部材から離隔した位置となるよう
に作動クランクを配置し、 前記玉整列樋内に玉が整列された状態における
前記ソレノイドへの通電又は前記操作ピンの操作
に基づく作動クランクの回動によつて、その各先
端が前記開閉作動部材に当接して前記保持部を第
1位置から第2位置に切り換え、 前記玉整列樋内に玉が整列されない状態におけ
る前記ソレノイドへの通電又は前記操作ピンの操
作に基づく作動クランクの回動によつて、その各
先端が前記開閉作動部材に当接して前記保持部を
第2位置から第1位置に切り換えると共に、 前記ソレノイドを着脱自在に挿入止着し得る窓
部と該窓部に挿入されるソレノイドの側面を挾持
する安定板とからなる取付け部を前記裏機構板に
形成したことを特徴とするパチンコ遊技機の玉抜
き装置。
、という構成を採用したものである。
「作用」
玉整列樋内に玉が整列された状態において、ソ
レノイドへの通電に基づいて、非通電時に開閉作
動部材から離隔した位置となつていたソレノイド
の先端が開閉作動部材に当接して開閉作動部材の
保持部を開閉蓋部材が玉抜き口を閉塞した第1位
置から玉抜き口を開放した第2位置に切り換え、
これにより玉抜き動作が行われる。また、パチン
コ遊技機の前面側から操作ピンが挿入されたこと
に基づいて、非操作時に開閉作動部材から離隔し
た位置となつていた作動クランクの先端が開閉作
動部材に当接して開閉作動部材の保持部を開閉蓋
部材が玉抜き口を閉塞した第1位置から玉抜き口
を開放した第2位置に切り換え、これにより玉抜
き動作が行われる。このように、ソレノイドと手
動操作のいずれによつても玉抜き操作が可能であ
ると共に、ソレノイド及び作動クランクと開閉作
動部材とが相互に分離して配置されているので、
ソレノイドと作動クランクとを所定の位置に組み
付けるだけで玉抜き装置を完成させることがで
き、パチンコ遊技機の製造時における玉抜き装置
の組付作業を極めて簡単に行うことができる。ま
た、ソレノイドを着脱自在に挿入止着し得る窓部
と該窓部に挿入されるソレノイドの側面を挾持す
る安定板とからなる取付け部を裏機構板に形成し
たので、ソレノイドの側面を安定板に挾持させる
ように窓部からソレノイドを挿入して止着するだ
けで容易且つ安定的にソレノイドを取付けること
ができる一方、ソレノイドの窓部への止着を外し
て引き抜くことにより容易に取り外すことがで
き、このためソレノイドを取着するための特別の
部品を用意する必要がない。また、ソレノイドが
取り外された窓部をカバー蓋で閉塞すれば、内部
にゴミ等が侵入することがなく、いつまでもソレ
ノイドの取付け場所をきれいに保持でき、ソレノ
イドの取付け作業を何時でも容易に行うことがで
きる。
レノイドへの通電に基づいて、非通電時に開閉作
動部材から離隔した位置となつていたソレノイド
の先端が開閉作動部材に当接して開閉作動部材の
保持部を開閉蓋部材が玉抜き口を閉塞した第1位
置から玉抜き口を開放した第2位置に切り換え、
これにより玉抜き動作が行われる。また、パチン
コ遊技機の前面側から操作ピンが挿入されたこと
に基づいて、非操作時に開閉作動部材から離隔し
た位置となつていた作動クランクの先端が開閉作
動部材に当接して開閉作動部材の保持部を開閉蓋
部材が玉抜き口を閉塞した第1位置から玉抜き口
を開放した第2位置に切り換え、これにより玉抜
き動作が行われる。このように、ソレノイドと手
動操作のいずれによつても玉抜き操作が可能であ
ると共に、ソレノイド及び作動クランクと開閉作
動部材とが相互に分離して配置されているので、
ソレノイドと作動クランクとを所定の位置に組み
付けるだけで玉抜き装置を完成させることがで
き、パチンコ遊技機の製造時における玉抜き装置
の組付作業を極めて簡単に行うことができる。ま
た、ソレノイドを着脱自在に挿入止着し得る窓部
と該窓部に挿入されるソレノイドの側面を挾持す
る安定板とからなる取付け部を裏機構板に形成し
たので、ソレノイドの側面を安定板に挾持させる
ように窓部からソレノイドを挿入して止着するだ
けで容易且つ安定的にソレノイドを取付けること
ができる一方、ソレノイドの窓部への止着を外し
て引き抜くことにより容易に取り外すことがで
き、このためソレノイドを取着するための特別の
部品を用意する必要がない。また、ソレノイドが
取り外された窓部をカバー蓋で閉塞すれば、内部
にゴミ等が侵入することがなく、いつまでもソレ
ノイドの取付け場所をきれいに保持でき、ソレノ
イドの取付け作業を何時でも容易に行うことがで
きる。
「実施例」
以下本考案の一つの実施例を図面に基づいて説
明する。第9図は本考案に係る実施例が適用され
るパチンコ遊技機の背面概略図を示し、第10図
はその一部を拡大して示す拡大図である。図にお
いて、パチンコ遊技機1の背面上部には景品玉を
貯溜する景品玉タンク2が配置され、該景品玉タ
ンク2の一側下方に形成される開口(図示しな
い)に連接されて景品玉を二列に整列させる玉整
列樋3が配置される。玉整列樋3は前記景品玉タ
ンク2から排出される多量の景品玉を重合するこ
となく二列に整列させる長尺状の傾斜誘導樋部4
と景品玉の圧力を弱めるための屈曲部6を有する
略U字状の屈曲樋部5及び該屈曲樋部5から連続
する短尺状の誘導樋部7とからなる。屈曲部6の
外側面には玉抜き口8が形成されており、該玉抜
き口8には後述する開閉部材の一部を構成する開
閉蓋部材24が開閉自在に軸支されている。ま
た、前記玉抜き口8に連通して玉抜き樋9が縦方
向に配置され、前記開閉蓋部材24が開状態のと
きに排出される景品玉をパチンコ遊技機1外に排
出している。玉整列樋3の誘導樋部7の末端には
所定数の景品玉を払い出す景品玉排出装置10が
配置される。景品玉排出装置10は周知のように
所定数の景品玉(例えば15個)を収容する景品玉
ケース11と該景品玉ケース11内に交互に出没
して景品玉を所定数に区切る蓋部材12と該蓋部
材12を作動せしめるリンク部材13a〜13c
とからなつている。更に景品玉排出装置10に連
続してパチンコ遊技機の表側に設けられる玉受皿
(図示しない)に景品玉を導く景品玉排出通路1
4や該玉受皿に入りきらない景品玉を同じく表側
に設けられる玉予備受皿(図示しない)に導く景
品玉排出予備通路15及びその他の公知の部品等
が配置されている。なお、前記景品玉タンク2、
玉整列樋3、玉抜き樋9、景品玉排出装置10、
景品玉排出通路14、景品玉排出予備通路15等
は合成樹脂製の裏機構板16上にすべて配置され
ている。
明する。第9図は本考案に係る実施例が適用され
るパチンコ遊技機の背面概略図を示し、第10図
はその一部を拡大して示す拡大図である。図にお
いて、パチンコ遊技機1の背面上部には景品玉を
貯溜する景品玉タンク2が配置され、該景品玉タ
ンク2の一側下方に形成される開口(図示しな
い)に連接されて景品玉を二列に整列させる玉整
列樋3が配置される。玉整列樋3は前記景品玉タ
ンク2から排出される多量の景品玉を重合するこ
となく二列に整列させる長尺状の傾斜誘導樋部4
と景品玉の圧力を弱めるための屈曲部6を有する
略U字状の屈曲樋部5及び該屈曲樋部5から連続
する短尺状の誘導樋部7とからなる。屈曲部6の
外側面には玉抜き口8が形成されており、該玉抜
き口8には後述する開閉部材の一部を構成する開
閉蓋部材24が開閉自在に軸支されている。ま
た、前記玉抜き口8に連通して玉抜き樋9が縦方
向に配置され、前記開閉蓋部材24が開状態のと
きに排出される景品玉をパチンコ遊技機1外に排
出している。玉整列樋3の誘導樋部7の末端には
所定数の景品玉を払い出す景品玉排出装置10が
配置される。景品玉排出装置10は周知のように
所定数の景品玉(例えば15個)を収容する景品玉
ケース11と該景品玉ケース11内に交互に出没
して景品玉を所定数に区切る蓋部材12と該蓋部
材12を作動せしめるリンク部材13a〜13c
とからなつている。更に景品玉排出装置10に連
続してパチンコ遊技機の表側に設けられる玉受皿
(図示しない)に景品玉を導く景品玉排出通路1
4や該玉受皿に入りきらない景品玉を同じく表側
に設けられる玉予備受皿(図示しない)に導く景
品玉排出予備通路15及びその他の公知の部品等
が配置されている。なお、前記景品玉タンク2、
玉整列樋3、玉抜き樋9、景品玉排出装置10、
景品玉排出通路14、景品玉排出予備通路15等
は合成樹脂製の裏機構板16上にすべて配置され
ている。
次に第1図及び第2図に基づいて本考案の要旨
である玉抜き装置部分について更に詳しく説明す
る。第1図は実施例の玉抜き装置部分の斜視図、
第2図はその分解斜視図である。図において、前
記屈曲樋部5の屈曲部6上方の上面中央には取付
片20が形成されている。取付片20が裏機構板
16に突設された取付ボス21にビス22によつ
て取着されることによつて屈曲樋部5が裏機構板
16に固定配置される。前記玉抜き口8の上端中
央よりの屈曲樋部5の上面に軸取付片23が形成
される。軸取付片23には前記玉抜き口8を開閉
する開閉蓋部材24が支軸ピン28によつて揺動
自在に軸支されている。開閉蓋部材24にはその
前面に前記屈曲部6の曲率と一致する曲面を有す
る曲面部25が形成され、閉じているときは景品
玉を誘導樋部7へ導く。また開閉蓋部材24の後
方上部にはロツクピン26が、後方下部には重錘
27がそれぞれ形成され、この重錘27により開
閉蓋部材24は常に玉抜き口8を閉じるように付
勢されている。開閉蓋部材24の斜め上方には開
閉作動部材29が裏機構板16に突設された回転
支軸ピン34に回動自在に遊嵌されている。開閉
作動部材29はその支軸ボス部30は中心にして
横方向に傾斜してその傾斜下方に押し上げ片部3
1及び傾斜上方に押し下げ片部32が形成され、
また縦方向にフツク部33が形成されている。そ
して開閉作動部材29が回転支軸ピン34に遊嵌
される際には復帰スプリング35が同時に介挿さ
れ、その復帰スプリング35の一端36は裏機構
板16に穿設した保持穴38に係止され、他端3
7は押し下げ片部32の下に係合される。そのた
め、開閉作動部材29は常に時計回転方向に付勢
される。なお、フツク部33は、前記開閉蓋部材
24のロツクピン26の上縁と係合して開閉蓋部
材24の後端を押圧して開閉蓋部材24が玉抜き
口8を閉塞した第1位置と、開閉蓋部材24のロ
ツクピン26の下縁と係合して開閉蓋部材24の
後端の押圧を解除して開閉蓋部材24が玉圧によ
り揺動した玉抜き口8を開放した第2位置とでそ
れぞれ保持する保持部を構成するものである。前
記押し上げ片部31の下方にはZ字状のスライド
片39が配置される。スライド片39はその上端
に前記押し上げ片部31に常時接する上部係合片
部40が、その下端に下部係合片部41がそれぞ
れ形成され、更に下部係合片部41寄りにストツ
パー段部42a,42bが形成されている。スラ
イド片39は玉抜き樋9を構成する一方の側壁9
bの上端に連続して設けられた内ガイド壁43と
後述する玉抜き樋カバー62に形成された外ガイ
ド壁64に挾持案内されるとともに内ガイド壁4
3に突設されたストツパー片44と前記ストツパ
ー段部42aとが係合して下限位置が決められ、
前記外ガイド壁64の下縁と前記ストツパー段部
42bとが係合して上限位置が決められる。な
お、押し上げ片部31と上部係合片部40とは前
記復帰スプリング35の付勢力により常に接触し
た状態となつている。前記下部係合片部41に係
合してスライド片39を上下方向に摺動せしめる
べく作動クランク45が設けられる。作動クラン
ク45は略L字状に形成されており、その短辺側
には押圧面46が、その長辺側には前記下部係合
片部41と係合する係合突片47がそれぞれ形成
され、その直角点に軸穴48が穿設されている。
そして作動クランク45はパチンコ遊技機1の前
面枠17(第2図では省略)にビス着固定される
取付け板49に突設される取付け片50a,50
bに前記軸穴48を重合して支軸ピン52によつ
て回転自在に取り付けられる。取付け板49はそ
の下方に前面枠17に穿設されたピン挿通孔54
に対応する貫通穴51が形成されている。また作
動クランク45は常にはバネ53によつて反時計
方向に付勢されている。したがつてパチンコ遊技
機1の前面側から玉抜きピン55をピン挿通孔5
4に挿入すると玉抜きピン55の先端は作動クラ
ンク45の押圧面46に当接してバネ53の付勢
力に抗して時計方向に回動され、そのためスライ
ド片39が作動クランク45の係合突片47によ
つて上昇せしめられ、更に開閉作動部材29を反
時計方向に回転せしめることとなる。なお、スラ
イド片39及び作動クランク45はリンク装置を
構成している。
である玉抜き装置部分について更に詳しく説明す
る。第1図は実施例の玉抜き装置部分の斜視図、
第2図はその分解斜視図である。図において、前
記屈曲樋部5の屈曲部6上方の上面中央には取付
片20が形成されている。取付片20が裏機構板
16に突設された取付ボス21にビス22によつ
て取着されることによつて屈曲樋部5が裏機構板
16に固定配置される。前記玉抜き口8の上端中
央よりの屈曲樋部5の上面に軸取付片23が形成
される。軸取付片23には前記玉抜き口8を開閉
する開閉蓋部材24が支軸ピン28によつて揺動
自在に軸支されている。開閉蓋部材24にはその
前面に前記屈曲部6の曲率と一致する曲面を有す
る曲面部25が形成され、閉じているときは景品
玉を誘導樋部7へ導く。また開閉蓋部材24の後
方上部にはロツクピン26が、後方下部には重錘
27がそれぞれ形成され、この重錘27により開
閉蓋部材24は常に玉抜き口8を閉じるように付
勢されている。開閉蓋部材24の斜め上方には開
閉作動部材29が裏機構板16に突設された回転
支軸ピン34に回動自在に遊嵌されている。開閉
作動部材29はその支軸ボス部30は中心にして
横方向に傾斜してその傾斜下方に押し上げ片部3
1及び傾斜上方に押し下げ片部32が形成され、
また縦方向にフツク部33が形成されている。そ
して開閉作動部材29が回転支軸ピン34に遊嵌
される際には復帰スプリング35が同時に介挿さ
れ、その復帰スプリング35の一端36は裏機構
板16に穿設した保持穴38に係止され、他端3
7は押し下げ片部32の下に係合される。そのた
め、開閉作動部材29は常に時計回転方向に付勢
される。なお、フツク部33は、前記開閉蓋部材
24のロツクピン26の上縁と係合して開閉蓋部
材24の後端を押圧して開閉蓋部材24が玉抜き
口8を閉塞した第1位置と、開閉蓋部材24のロ
ツクピン26の下縁と係合して開閉蓋部材24の
後端の押圧を解除して開閉蓋部材24が玉圧によ
り揺動した玉抜き口8を開放した第2位置とでそ
れぞれ保持する保持部を構成するものである。前
記押し上げ片部31の下方にはZ字状のスライド
片39が配置される。スライド片39はその上端
に前記押し上げ片部31に常時接する上部係合片
部40が、その下端に下部係合片部41がそれぞ
れ形成され、更に下部係合片部41寄りにストツ
パー段部42a,42bが形成されている。スラ
イド片39は玉抜き樋9を構成する一方の側壁9
bの上端に連続して設けられた内ガイド壁43と
後述する玉抜き樋カバー62に形成された外ガイ
ド壁64に挾持案内されるとともに内ガイド壁4
3に突設されたストツパー片44と前記ストツパ
ー段部42aとが係合して下限位置が決められ、
前記外ガイド壁64の下縁と前記ストツパー段部
42bとが係合して上限位置が決められる。な
お、押し上げ片部31と上部係合片部40とは前
記復帰スプリング35の付勢力により常に接触し
た状態となつている。前記下部係合片部41に係
合してスライド片39を上下方向に摺動せしめる
べく作動クランク45が設けられる。作動クラン
ク45は略L字状に形成されており、その短辺側
には押圧面46が、その長辺側には前記下部係合
片部41と係合する係合突片47がそれぞれ形成
され、その直角点に軸穴48が穿設されている。
そして作動クランク45はパチンコ遊技機1の前
面枠17(第2図では省略)にビス着固定される
取付け板49に突設される取付け片50a,50
bに前記軸穴48を重合して支軸ピン52によつ
て回転自在に取り付けられる。取付け板49はそ
の下方に前面枠17に穿設されたピン挿通孔54
に対応する貫通穴51が形成されている。また作
動クランク45は常にはバネ53によつて反時計
方向に付勢されている。したがつてパチンコ遊技
機1の前面側から玉抜きピン55をピン挿通孔5
4に挿入すると玉抜きピン55の先端は作動クラ
ンク45の押圧面46に当接してバネ53の付勢
力に抗して時計方向に回動され、そのためスライ
ド片39が作動クランク45の係合突片47によ
つて上昇せしめられ、更に開閉作動部材29を反
時計方向に回転せしめることとなる。なお、スラ
イド片39及び作動クランク45はリンク装置を
構成している。
一方、前記押し下げ片部32の上方わずかに離
間した位置にはソレノイド56のプランジヤー5
7先端に設けられた作動円盤58が配置される。
ソレノイド56は励磁されるとプランジヤー57
は下方に下げて押し下げ片部32を押圧して開閉
作動部材29を反時計方向に回動せしめ、励磁状
態が解かれるとコイルスプリング59の付勢力に
より上方に上昇する。またソレノイド56はソレ
ノイド取付板60にビス61にて固着された後、
該ソレノイド取付板60を裏機構板16に玉抜き
樋9の側壁9a,9bを介して固定されている玉
抜き樋カバー62の上方に設けられた方形状の窓
63から侵入させて、前記裏機構板16に突設さ
れたソレノイド安定板65a,65bに挾持され
るように取り付けられる。上記窓63及びソレノ
イド安定板65a,65bはソレノイド56の取
付け部を構成する。なお、ソレノイド取付板60
は前記窓63に対して着脱自在に設けられる。し
たがつてソレノイド56を装着しない場合には窓
63にカバー蓋(図示しない)等で塞いでおけば
良い。
間した位置にはソレノイド56のプランジヤー5
7先端に設けられた作動円盤58が配置される。
ソレノイド56は励磁されるとプランジヤー57
は下方に下げて押し下げ片部32を押圧して開閉
作動部材29を反時計方向に回動せしめ、励磁状
態が解かれるとコイルスプリング59の付勢力に
より上方に上昇する。またソレノイド56はソレ
ノイド取付板60にビス61にて固着された後、
該ソレノイド取付板60を裏機構板16に玉抜き
樋9の側壁9a,9bを介して固定されている玉
抜き樋カバー62の上方に設けられた方形状の窓
63から侵入させて、前記裏機構板16に突設さ
れたソレノイド安定板65a,65bに挾持され
るように取り付けられる。上記窓63及びソレノ
イド安定板65a,65bはソレノイド56の取
付け部を構成する。なお、ソレノイド取付板60
は前記窓63に対して着脱自在に設けられる。し
たがつてソレノイド56を装着しない場合には窓
63にカバー蓋(図示しない)等で塞いでおけば
良い。
また上記実施例ではソレノイド56を装着する
取付け部としてソレノイド取付板60を裏機構板
16に固定された玉抜き樋カバー62の上方に形
成された窓63を介して間接的に裏機構板16に
着脱自在に装着しているが、ソレノイド56を直
接裏機構板16に着脱自在に装着できるような取
付け部の構造であつても良い。
取付け部としてソレノイド取付板60を裏機構板
16に固定された玉抜き樋カバー62の上方に形
成された窓63を介して間接的に裏機構板16に
着脱自在に装着しているが、ソレノイド56を直
接裏機構板16に着脱自在に装着できるような取
付け部の構造であつても良い。
以上のように構成された玉抜き装置の作用につ
いて第3図ないし第8図に基づいて説明する。第
3図ないし第5図はソレノイドを装着した場合で
あつて、第3図は玉抜き装置の作動前の状態を示
す断面図であり、第4図及び第5図はソレノイド
が働いて玉抜き装置が作動した状態を示す断面
図。第6図ないし第8図はソレノイドを装着しな
い場合であつて、第6図は玉抜き装置の作動前の
状態を示す断面図であり、第7図及び第8図はリ
ンク装置が働いて玉抜き装置が作動した状態を示
す断面図。先ず、ソレノイドが装着されている場
合について説明すると、玉抜き装置が作動しない
状態においては第3図に示されるように、開閉蓋
部材24はそのロツクピン26の上縁を開閉作動
部材29のフツク部33の下縁に押し付けられて
いるため閉じた状態を保持し、したがつて景品玉
を玉抜き樋9に放出することなく誘導樋部7へ流
下せしめている。このような状態においてソレノ
イド56を励磁させると、そのプランジヤー57
は下方へ押し下げられ作動円盤58が押し下げ片
部32を押圧するので開閉作動部材29を反時計
方向に回動してフツク部33がロツクピン26か
ら外れる。すると開閉蓋部材24は景品玉の圧力
により反時計方向に回動して玉抜き口8を開放
し、景品玉を玉抜き樋9に導く(第4図参照)。
そしてソレノイド56を励磁した後、直ちに消磁
されても開閉作動部材29のフツク部33がロツ
クピン26の下縁と係合して開閉蓋部材24の開
放状態を保持するので玉抜き口8より上流側の景
品玉はすべて確実に玉抜き樋9に導かれる(第5
図参照)。しかしてすべての景品玉が排出された
後に再度ソレノイド56を励磁するとフツク部3
3とロツクピン26との係合が解除されて開閉蓋
部材24は自重と重錘27とにより時計方向に回
動して玉抜き口8を閉じる。そしてソレノイド5
6を消磁することにより再度第3図に示されるよ
うにロツクピン26の上縁とフツク部33の下縁
が係合して開閉蓋部材24の閉止状態が保持され
る。
いて第3図ないし第8図に基づいて説明する。第
3図ないし第5図はソレノイドを装着した場合で
あつて、第3図は玉抜き装置の作動前の状態を示
す断面図であり、第4図及び第5図はソレノイド
が働いて玉抜き装置が作動した状態を示す断面
図。第6図ないし第8図はソレノイドを装着しな
い場合であつて、第6図は玉抜き装置の作動前の
状態を示す断面図であり、第7図及び第8図はリ
ンク装置が働いて玉抜き装置が作動した状態を示
す断面図。先ず、ソレノイドが装着されている場
合について説明すると、玉抜き装置が作動しない
状態においては第3図に示されるように、開閉蓋
部材24はそのロツクピン26の上縁を開閉作動
部材29のフツク部33の下縁に押し付けられて
いるため閉じた状態を保持し、したがつて景品玉
を玉抜き樋9に放出することなく誘導樋部7へ流
下せしめている。このような状態においてソレノ
イド56を励磁させると、そのプランジヤー57
は下方へ押し下げられ作動円盤58が押し下げ片
部32を押圧するので開閉作動部材29を反時計
方向に回動してフツク部33がロツクピン26か
ら外れる。すると開閉蓋部材24は景品玉の圧力
により反時計方向に回動して玉抜き口8を開放
し、景品玉を玉抜き樋9に導く(第4図参照)。
そしてソレノイド56を励磁した後、直ちに消磁
されても開閉作動部材29のフツク部33がロツ
クピン26の下縁と係合して開閉蓋部材24の開
放状態を保持するので玉抜き口8より上流側の景
品玉はすべて確実に玉抜き樋9に導かれる(第5
図参照)。しかしてすべての景品玉が排出された
後に再度ソレノイド56を励磁するとフツク部3
3とロツクピン26との係合が解除されて開閉蓋
部材24は自重と重錘27とにより時計方向に回
動して玉抜き口8を閉じる。そしてソレノイド5
6を消磁することにより再度第3図に示されるよ
うにロツクピン26の上縁とフツク部33の下縁
が係合して開閉蓋部材24の閉止状態が保持され
る。
次にソレノイドが装着されていない場合、ある
いはソレノイドが作動しない場合について第6図
ないし第8図に基づいて説明すると、玉抜き装置
が作動しない状態においては第3図と同じく第6
図に示されるように、開閉蓋部材24はそのロツ
クピン26の上縁を開閉作動部材29のフツク部
33の下縁に押し付けられているため閉じた状態
を保持し、したがつて景品玉を玉抜き樋9に放出
することなく誘導樋部7へ流下せしめている。そ
してこのような状態でパチンコ遊技機1の前面側
より玉抜きピン55を挿入すると、玉抜きピン5
5の先端は作動クランク45の押圧面46に当接
して作動クランク45をバネ53の付勢力に抗し
て時計方向に回動し、そのためスライド片39が
作動クランク45の係合突片47によつて上昇せ
しめられて開閉作動部材29を反時計方向に回動
せしめ、フツク部33がロツクピン26から外れ
る。そして第4図と同じく開閉蓋部材24は景品
玉の圧力により反時計方向に回動して玉抜き口8
を開放し、景品玉を玉抜き樋9に導く(第7図参
照)。更に玉抜きピン55で押圧するのを止めて
作動クランク45がバネ53の付勢力により反時
計方向に回動しスライド片39が下降して元の状
態に戻つても、開閉作動部材29のフツク部33
がロツクピン26の下縁と係合して開閉蓋部材2
4の開放状態を保持するので玉抜き口8より上流
側の景品玉はすべて確実に玉抜き樋9に導かれる
(第8図参照)。景品玉が排出された後に再度玉抜
きピン55で押圧面46を押すとフツク部33と
ロツクピン26との係合が解除されて開閉蓋部材
24は自重と重錘27とにより時計方向に回動し
て玉抜き口8を閉じる。そして玉抜きピン55で
の押圧を止めることにより再度第6図に示される
ようにロツクピン26の上縁とフツク部33の下
縁が係合して開閉蓋部材24の閉止状態が保持さ
れる。
いはソレノイドが作動しない場合について第6図
ないし第8図に基づいて説明すると、玉抜き装置
が作動しない状態においては第3図と同じく第6
図に示されるように、開閉蓋部材24はそのロツ
クピン26の上縁を開閉作動部材29のフツク部
33の下縁に押し付けられているため閉じた状態
を保持し、したがつて景品玉を玉抜き樋9に放出
することなく誘導樋部7へ流下せしめている。そ
してこのような状態でパチンコ遊技機1の前面側
より玉抜きピン55を挿入すると、玉抜きピン5
5の先端は作動クランク45の押圧面46に当接
して作動クランク45をバネ53の付勢力に抗し
て時計方向に回動し、そのためスライド片39が
作動クランク45の係合突片47によつて上昇せ
しめられて開閉作動部材29を反時計方向に回動
せしめ、フツク部33がロツクピン26から外れ
る。そして第4図と同じく開閉蓋部材24は景品
玉の圧力により反時計方向に回動して玉抜き口8
を開放し、景品玉を玉抜き樋9に導く(第7図参
照)。更に玉抜きピン55で押圧するのを止めて
作動クランク45がバネ53の付勢力により反時
計方向に回動しスライド片39が下降して元の状
態に戻つても、開閉作動部材29のフツク部33
がロツクピン26の下縁と係合して開閉蓋部材2
4の開放状態を保持するので玉抜き口8より上流
側の景品玉はすべて確実に玉抜き樋9に導かれる
(第8図参照)。景品玉が排出された後に再度玉抜
きピン55で押圧面46を押すとフツク部33と
ロツクピン26との係合が解除されて開閉蓋部材
24は自重と重錘27とにより時計方向に回動し
て玉抜き口8を閉じる。そして玉抜きピン55で
の押圧を止めることにより再度第6図に示される
ようにロツクピン26の上縁とフツク部33の下
縁が係合して開閉蓋部材24の閉止状態が保持さ
れる。
「考案の効果」
本考案は、以上説明したところから明らかなよ
うに、玉抜き口を開閉する開閉蓋部材を開閉作動
部材によつて作動し、その開閉作動部材をソレノ
イドと手動操作によつて作動する作動クランクの
各先端からり離隔した位置であつて、作動時に当
接する位置となるように配置したので、ソレノイ
ドと手動操作のいずれによつても玉抜き操作が可
能であると共に、ソレノイドと作動クランクを所
定の位置に組み付けるだけで玉抜き装置を完成さ
せることができ、パチンコ遊技機の製造時におけ
る玉抜き装置の組付作業を極めて簡単に行うこと
ができる。また、ソレノイドを着脱自在に挿入止
着し得る窓部と該窓部に挿入されるソレノイドの
側面を挾持する安定板とからなる取付け部を裏機
構板に形成したので、ソレノイドを取着するため
の特別の部品を用意することなくソレノイドの着
脱作業を極めて容易に行うことができると共に、
ソレノイドが取り外された窓部をカバー蓋で閉塞
すれば、内部にゴミ等が侵入することがなく、い
つまでもソレノイドの取付け場所をきれいに保持
でき、ソレノイドの取付け作業を何時でも容易に
行うことができる。
うに、玉抜き口を開閉する開閉蓋部材を開閉作動
部材によつて作動し、その開閉作動部材をソレノ
イドと手動操作によつて作動する作動クランクの
各先端からり離隔した位置であつて、作動時に当
接する位置となるように配置したので、ソレノイ
ドと手動操作のいずれによつても玉抜き操作が可
能であると共に、ソレノイドと作動クランクを所
定の位置に組み付けるだけで玉抜き装置を完成さ
せることができ、パチンコ遊技機の製造時におけ
る玉抜き装置の組付作業を極めて簡単に行うこと
ができる。また、ソレノイドを着脱自在に挿入止
着し得る窓部と該窓部に挿入されるソレノイドの
側面を挾持する安定板とからなる取付け部を裏機
構板に形成したので、ソレノイドを取着するため
の特別の部品を用意することなくソレノイドの着
脱作業を極めて容易に行うことができると共に、
ソレノイドが取り外された窓部をカバー蓋で閉塞
すれば、内部にゴミ等が侵入することがなく、い
つまでもソレノイドの取付け場所をきれいに保持
でき、ソレノイドの取付け作業を何時でも容易に
行うことができる。
第1図は本考案に係る実施例の玉抜き装置部分
の斜視図。第2図はその分解斜視図。第3図ない
し第5図はソレノイドを装着した場合であつて、
第3図は玉抜き装置の作動前の状態を示す断面図
であり、第4図及び第5図はソレノイドが働いて
玉抜き装置が作動した状態を示す断面図。第6図
ないし第8図はソレノイドを装着しない場合であ
つて、第6図は玉抜き装置の作動前の状態を示す
断面図であり、第7図及び第8図はリンク装置が
働いて玉抜き装置が作動した状態を示す断面図。
第9図は本考案に係る実施例が適用されるパチン
コ遊技機の背面概略図。第10図はその一部を拡
大して示す拡大図。 1……パチンコ遊技機、2……景品玉タンク、
3……玉整列樋、6……屈曲部、8……玉抜き
口、9……玉抜き樋、10……景品玉排出装置、
16……裏機構板、24……開閉蓋部材(開閉部
材)、29……開閉作動部材(開閉部材)、39…
…スライド片(リンク装置)、45……作動クラ
ンク(リンク装置)、56……ソレノイド(電気
的駆動手段)、63……窓(取付け部)、65a,
65b……ソレノイド安定板(取付け部)。
の斜視図。第2図はその分解斜視図。第3図ない
し第5図はソレノイドを装着した場合であつて、
第3図は玉抜き装置の作動前の状態を示す断面図
であり、第4図及び第5図はソレノイドが働いて
玉抜き装置が作動した状態を示す断面図。第6図
ないし第8図はソレノイドを装着しない場合であ
つて、第6図は玉抜き装置の作動前の状態を示す
断面図であり、第7図及び第8図はリンク装置が
働いて玉抜き装置が作動した状態を示す断面図。
第9図は本考案に係る実施例が適用されるパチン
コ遊技機の背面概略図。第10図はその一部を拡
大して示す拡大図。 1……パチンコ遊技機、2……景品玉タンク、
3……玉整列樋、6……屈曲部、8……玉抜き
口、9……玉抜き樋、10……景品玉排出装置、
16……裏機構板、24……開閉蓋部材(開閉部
材)、29……開閉作動部材(開閉部材)、39…
…スライド片(リンク装置)、45……作動クラ
ンク(リンク装置)、56……ソレノイド(電気
的駆動手段)、63……窓(取付け部)、65a,
65b……ソレノイド安定板(取付け部)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 景品玉タンクと景品玉排出装置とを連絡する
玉整列樋と、該玉整列樋の途中に形成された玉
抜き口に連通する玉抜き樋と、前記玉抜き口を
開閉作動する開閉部材と、を備えたパチンコ遊
技機において、 前記開閉部材は、その自重により前記玉抜き
口を閉塞する方向に付勢されるように揺動自在
に軸支される開閉蓋部材と、該開閉蓋部材の後
端を押圧して開閉蓋部材が玉抜き口を閉塞した
第1位置と前記開閉蓋部材の後端の押圧を解除
して開閉蓋部材が玉圧により揺動して玉抜き口
を開放した第2位置とでそれぞれ保持する保持
部を有する開閉作動部材と、から成り、 非通電時にその先端が前記開閉作動部材から
離隔した位置となるようにソレノイドを配置す
ると共に、パチンコ遊技機の前面側から挿入さ
れる操作ピンによつて回動され且つ非操作時に
その先端が前記開閉作動部材から離隔した位置
となるように作動クランクを配置し、 前記玉整列樋内に玉が整列された状態におけ
る前記ソレノイドへの通電又は前記操作ピンの
操作に基づく作動クランクの回動によつて、そ
の各先端が前記開閉作動部材に当接して前記保
持部を第1位置から第2位置に切り換え、 前記玉整列樋内に玉が整列されない状態にお
ける前記ソレノイドへの通電又は前記操作ピン
の操作に基づく作動クランクの回動によつて、
その各先端が前記開閉作動部材に当接して前記
保持部を第2位置から第1位置に切り換えると
共に、 前記ソレノイドを着脱自在に挿入止着し得る
窓部と該窓部に挿入されるソレノイドの側面を
挾持する安定板とからなる取付け部を前記裏機
構板に形成したことを特徴とするパチンコ遊技
機の玉抜き装置。 (2) 前記玉整列樋は、その途中において屈曲部を
含み、前記玉抜き口は、該屈曲部の外側面に形
成されている、実用新案登録請求の範囲第1項
記載のパチンコ遊技機の玉抜き装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985178920U JPH0450071Y2 (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985178920U JPH0450071Y2 (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6287678U JPS6287678U (ja) | 1987-06-04 |
JPH0450071Y2 true JPH0450071Y2 (ja) | 1992-11-25 |
Family
ID=31121505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985178920U Expired JPH0450071Y2 (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0450071Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2502743Y2 (ja) * | 1989-08-07 | 1996-06-26 | 有限会社イールドキノシタ | パチンコ機の盤面操作具 |
JP2502744Y2 (ja) * | 1989-08-07 | 1996-06-26 | 有限会社イールドキノシタ | パチンコ機の盤面操作具 |
JP2001252438A (ja) * | 2000-03-13 | 2001-09-18 | Mashiro:Kk | パチンコ機の球抜き装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5378181U (ja) * | 1976-12-02 | 1978-06-29 | ||
JPS5432628U (ja) * | 1977-08-08 | 1979-03-03 |
-
1985
- 1985-11-20 JP JP1985178920U patent/JPH0450071Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5378181U (ja) * | 1976-12-02 | 1978-06-29 | ||
JPS5432628U (ja) * | 1977-08-08 | 1979-03-03 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6287678U (ja) | 1987-06-04 |
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