JPH0449591Y2 - - Google Patents

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JPH0449591Y2
JPH0449591Y2 JP9174585U JP9174585U JPH0449591Y2 JP H0449591 Y2 JPH0449591 Y2 JP H0449591Y2 JP 9174585 U JP9174585 U JP 9174585U JP 9174585 U JP9174585 U JP 9174585U JP H0449591 Y2 JPH0449591 Y2 JP H0449591Y2
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JP
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test
fixed
insulating stand
earth leakage
movable contact
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JP9174585U
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JPS61206880U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 この考案は漏電遮断器などの内部に模擬的な零
相電流回路を形成して零相変流器の1次巻線に零
相電流を流し、漏電遮断器が自動遮断することを
確認するためのテスト装置の構造に関する。
〔従来技術とその問題点〕
漏電遮断器は周知のように、機器の内部におい
て模擬的に地絡電流を発生させて自動遮断するこ
とを確認するためにテスト装着を内蔵している。
そしてこの種のテスト装置としては高い動作信頼
性が必要であるとともに簡単な構造で組立ても容
易でなければならない。従来構造のテスト装置を
第3図の斜視図、第4図の縦断面図にもとづいて
説明する。樹脂製の絶縁台1に設けられた挿入溝
1a,1bにそれぞれ固定接点2および弾性を有
する可動接点3の折曲げられた一端が挿入固定さ
れる。この絶縁台1はねじ4により絶縁紙5を介
して締付け取付金具6と図示しないケース壁面と
によつて挾持されながら取付金具6を先端よりケ
ース7の取付溝7aに挿入することにより固定さ
れる。テスト装置の電気回路を形成するためのリ
ード線8a,8bはそれぞれ固定接点2および可
動接点3の折曲げられた一端に電気的に接続され
る。先端にスリツト9aを有するテストボタン9
および圧縮性のコイルスプリング10をカバー1
1の挿入孔11aに装着した状態でカバー11を
ケース7に取付けることによりカバー11の図示
しない凸部が前記取付金具6のカバー11側先端
部に当接して取付金具6の抜け出るのを防止し、
組立てが終了する。なおテストボタン9の先端に
スリツト9aが設けてあるのは、テストボタン9
をカバー11の挿入孔11aに挿入する際テスト
ボタン9の先端が萎んで入り易くするためであ
る。
このように組立てられたテスト装置の動作につ
いて説明する。漏電遮断器の主回路に適切な電圧
が印加されており、図示しない開閉機構部により
漏電遮断器が閉路状態にある時に、テストボタン
9の頭部を押し、圧縮性のコイルスプリング10
および弾性を有する可動接点3のばね力に抗して
矢印A方向に押し下げることによつて可動接点3
の折曲げられていない他端が可動接点2に接触
し、この閉路により漏電遮断器内部のテスト回路
の図示していない抵抗体を通して模擬的に地絡電
流が流れ、図示しない零相変流器がこの地絡電流
を検出して漏電遮断器は自動遮断される。漏電遮
断器が自動遮断した後にテストボタン9の頭部に
加えていた力を取去れば、テストボタン9はコイ
ルスプリング10および可動接点3の付勢力によ
り元の状態に復帰する。
以上述べた構成および動作によりこのテスト装
置は比較的簡単な構造で高い動作信頼性を得てい
るが、単純な部品形状とはいえ部品点数が多いこ
とから組立工数が意外に多くかかり製造コストが
高価になるという欠点があつた。
〔考案の目的〕
この考案は上述の事情に鑑み部品点数を極力少
なくし、しかもねじ締めなどのごとき組立工数の
多くかかる構成を避けて製造コストの安価なテス
ト装置を提供することを目的とする。
〔考案の要点〕
この考案の要点はテスト装置を構成する各部品
の組立てには工数のかかるねじ締め結合をとり止
めすべて差し込みまたは嵌め込み方式を採用して
組立工数を低減した点にある。すなわち樹脂製の
絶縁台にテスト用可動接点およびテスト回路用抵
抗体のリード線を差し込みにより取付け抵抗体の
リード線を固定接点として用いるとともに前記絶
縁台を加電圧釈放器の継鉄に嵌め込み式によつて
取付けるようにしたものである。
〔考案の実施例〕
第1図および第2図はこの考案の実施例を示す
もので、第1図は分解斜視図、第2図は側面断面
図であり、第3図・第4図と同一構成の部品には
同一の符号を付し説明を省略する。従来構造のテ
スト装置と異なるところは、組立て上ではねじ締
め個所を全然なくしすべて差し込みまたは嵌め込
み式構造としたことである。まず絶縁台1は加電
圧釈放器13の継鉄13aの凸部13bおよび凹
部13cに嵌込孔1aおよび一部しか示されてい
ない2ケ所の係合爪1bにより取付ける。この結
果従来構造(第3図、第4図)における取付金具
6およびねじ4が省略できる。組立に当たつては
まず絶縁台1の嵌込孔1aを継鉄13の凸部13
bに嵌合させて絶縁台1を上方より押し下げるこ
とにより2ケ所の係合爪13cが加電圧釈放器1
3継鉄13aの凹部13cに係合され、絶縁台1
と加電圧釈放器とは一体として組合わせられる。
次に電気回路の構成部品の一つである抵抗体12
のリードワイヤの一方をL形に曲げて折り曲げ部
12aを作る。この折り曲げ部12aは後述のよ
うに固定接点の役目をする。リードワイヤの他方
にはリード線6aを電気的に接続した後に前記折
り曲げ部12aを絶縁台1の2ケ所に設けた貫通
孔1cおよび貫通窓1dに貫通させるとともに抵
抗体12を保持部1gに嵌め込み固定する。折り
曲げ部12aが貫通窓1dの外側に出た先端は図
における上方へさらに折り曲げ、抜け止めとす
る。可動接点3は、弾性のある帯状導体の一端を
コ字状に折り曲げその先端に接続部3cを形成
し、この接続部3cにリード線6bを電気的に接
続した後、コ字状部3aを絶縁台1のU字溝1e
に側面から挿入して固定する。この場合可動接点
3のコ字状部3a底面の2ケ所にある凸部3bが
片持梁1fの底面に当接して取付け状態が安定す
るが、差し込み方向への抜け止めをさらに確実に
するために接続部3cを第2図に示すように外側
に曲げる。このように一体化した絶縁台1、加電
圧釈放器13はケース7の取付溝7aに挿入し、
テストボタン9をカバー11の挿入孔11aに装
置した状態のカバー8をケースに取付けることに
よりカバー8の図示していない凸部が加電圧釈放
器13の継鉄13aに当接して抜け出るのを防止
し、組立てが終了する。なお第2図においてはテ
ストボタン9のカバー8の挿入孔8aへの装置時
にはコイルスプリングを省き、可動接点3の付勢
力によつてのみテストボタンを復帰させているこ
と、および抵抗体12の折り曲げ部12aを固定
接点として利用していることが従来形と異なつて
いる。
〔考案の効果〕
この考案によれば加電圧釈放器の継鉄に絶縁台
をワンタツチで嵌め込み可能としたことによつて
部品点数が少なくなり、かつ工数の多くかかるね
じ締め作業を除去して組立作業を容易としたので
製造コストの安価な漏電遮断器のテスト装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例である漏電遮断器
のテスト装置の分解斜視図、第2図は同上テスト
装置の側面断面図、第3図は従来構造の漏電遮断
器のテスト装置の分解斜図、第4図は同上テスト
装置の側面断面図である。 1……絶縁台、1c……貫通孔、1e……U字
溝、3……可動接点、3a……コ字状部、7……
ケース、7a……取付溝、9……テストボタン、
11……カバー、12……抵抗体、12a……リ
ードワイヤ、13……加電圧釈放器、13a……
継鉄。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケースにテストボタン、絶縁台、可動接
    点、固定接点、抵抗体および加電圧釈放器などに
    て構成されるテスト装置を内蔵する漏電遮断器に
    おいて;絶縁台の一端側に設けた一対の貫通孔に
    抵抗体のリードワイヤの一方を折り曲げて差し込
    んで固定接点とし、この固定接点に対向する可動
    接点は弾性のある帯状導体の端部を折り曲げて形
    成したコ字状部を前記絶縁台の他端側に設けたU
    字溝に挿入して固定し、前記絶縁台を加電圧釈放
    器の継鉄に嵌め込み式により結合し、この継鉄部
    分を本体ケースの取付溝に嵌め込んで固定すると
    ともに、前記絶縁台の上部にテストボタンを装着
    したカバーを被せたことを特徴とする漏電遮断器
    のテスト装置。
JP9174585U 1985-06-18 1985-06-18 Expired JPH0449591Y2 (ja)

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JP9174585U JPH0449591Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

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JP9174585U JPH0449591Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61206880U JPS61206880U (ja) 1986-12-27
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JP9174585U Expired JPH0449591Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

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JPS61206880U (ja) 1986-12-27

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