JPH044951Y2 - - Google Patents

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JPH044951Y2
JPH044951Y2 JP15788686U JP15788686U JPH044951Y2 JP H044951 Y2 JPH044951 Y2 JP H044951Y2 JP 15788686 U JP15788686 U JP 15788686U JP 15788686 U JP15788686 U JP 15788686U JP H044951 Y2 JPH044951 Y2 JP H044951Y2
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JP
Japan
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loading platform
platform floor
tire house
seal plate
panel
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JP15788686U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両のタイヤハウスのシール構造、
特にタイヤハウスの前端部あるいは後端部におけ
るシール構造に関するものである。
(従来の技術) ピツクアツプ型のトラツク等においては、例え
ば実開昭58−39383号に開示されているように、
車体フレームによる荷台フロアの支持がクロスメ
ンバを介してなされる構造となつているため、車
体フレームと荷台フロアとの間には〓間が形成さ
れることとなる。したがつて、荷台フロア両側部
に形成されたタイヤハウス部分においては、上記
〓間を通して荷台フロア下方の内部構造が見えて
しまい、外観品質上好ましくない。このため従
来、荷台フロアとタイヤハウスとの連結部分に沿
つて荷台フロアの下面にシールプレートを垂設す
ることにより上記〓間を遮蔽する工夫がなされて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の車両のタイヤハウスのシ
ール構造にあつては、上記シールプレートの前後
端部は、荷台フロアの両側端、すなわち荷台フロ
アの両側に設けられるサイドパネルのインナパネ
ルが位置する部分までしか延びておらず、このた
め下記の不都合が生じている。すなわち、上記サ
イドパネルはインナパネルとアウタパネルからな
るが、両者は上部のみが結合された閉断面で形成
されており、アウタパネルの下部はインナパネル
から離れた状態となつている。このため、アウタ
パネルを内方から支えてアウタパネルを補強する
ラバーステーがクロスメンバから側方に延設され
るが、このラバーステーは、アウタパネルに対す
る補強を最も必要とするタイヤハウスの前後端部
近傍に設けられることとなる。したがつて、タイ
ヤハウスを斜め側方から見たときには、シールプ
レートの端部とアウタパネルとの間にラバーステ
ーが見えてしまい見苦しく、また、車輪によつて
巻き上げられた雪や泥がラバーステーの上に堆積
するため、錆の発生やよごれの原因となり商品性
の低下を来たす結果となつている。
これに対し、マツドガードを利用して上記不都
合を解消する方法が考えられる。すなわち、マツ
ドガードは、インナパネル下端部から側方にアウ
タパネル近傍にまで延び、かつサイドパネルに沿
つて前後に延びる部材であつて、サイドパネル下
部のインナパネルとアウタパネルとの〓間からサ
イドパネル内に雪、泥等が入らないようにするた
めに設けられるものであるが、このマツドガード
のタイヤハウス前後端部に位置する部分の断面形
状を一部変更することにより、ラバーステーと車
体との〓間を遮蔽する方法が考えられる。
しかしながら、マツドガードは、一般に硬質の
合成樹脂等からなりインナパネル側にのみ固定さ
れた片持構造となつているので組付時における寸
法安定性に欠け、また組付上のバラツキを考慮す
ると所定量のスキを必要とするため、ラバーステ
ーと車体との〓間を十分に遮蔽することができな
い。また、外観上もあまり見栄えの良いものとは
言えない。
本考案は、このような事情に鑑みなされたもの
であつて、タイヤハウス前後端部に形成されるラ
バーステーと車体との〓間を簡単な構成で確実に
遮蔽することのできる車両のタイヤハウスのシー
ル構造を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案による車両のタイヤハウスのシール構造
は、シールプレートをサイドパネルのアウタパネ
ル近傍にまで延長して形成することにより上記目
的達成を図るようにしたものである。すなわち、
荷台フロアとこの荷台フロアから上方に突出して
形成されたタイヤハウスとの連結部分近傍におけ
る前記荷台フロアの下面に、前記連結部分に沿つ
て前後に延びるシールプレートが垂設されている
車両のタイヤハウスのシール構造であつて、前記
シールプレートは、前端部および後端部の少なく
ともいずれか一方が、前記荷台フロアの側方に配
設されたサイドパネルのアウタパネル近傍にまで
延長して形成されていることを特徴とするもので
ある。
(作用) 上記構成により、タイヤハウスの前端部あるい
は後端部に形成されるラバーステーと車両との〓
間は、シールプレートにより遮蔽されることな
る。
(考案の効果) このように本考案によれば、ラバーステーと車
体との〓間を、組付位置精度に優れたシールプレ
ートを延長して形成することによつて遮蔽する構
造となつているので、簡単な構成により上記〓間
の遮蔽を確実に行うことができ、したがつて、雪
や泥がラバーステーの上に堆積して錆の発生やよ
ごれの原因となるのを回避することができ、商品
性を向上させることができる。しかも遮蔽手段が
シールプレートと一体で形成された延長部により
構成されているため、連続感が得られ見栄えの向
上を図ることができる。
(実施例) 以下添付図面を参照しながら本考案の実施例に
ついて詳細する。
第1図は、本考案による車両のタイヤハウスの
シール構造の一実施例を示す斜視図であつて、第
2および3図の部を拡大して示すものである。
第2および3図は、プツクアツプ型のトラツク
の荷台部分を側方および上方から見た図である。
第2および3図に示すように、荷台フロア1
は、前後に所定間隔を置いて設けられた車幅方向
に延びる複数のクロスメンバ2を介して、前後方
向に延びる車体フレーム3に支持されている。荷
台フロア1の側部の後輪4上方位置には、荷台フ
ロア1から上方に突出して形成されたタイヤハウ
ス5が荷台フロア1に連結して設けられ、荷台フ
ロア1の側方に配設されたサイドパネル6には、
後輪4の外形に沿つてアーチ部7が形成されてい
る。また、上記複数のクロスメンバ2のうち、タ
イヤハウス5の前端部および後端部に位置するク
ロスメンバ2の側端部には、車幅方向外方に延び
るラバーステー8の一端が固定され、該ラバース
テー8の他端にはラバー9が固着されている。上
記ラバーステー8に固着されたラバー9を、サイ
ドパネル6のアウタパネル6a(第4図参照)の
内面に押圧せしめることにより、アーチ部7の前
後位置におけるサイドパネル6の補強を図るよう
になつている。
一方、荷台フロア1とタイヤハウス5との連結
部分には、該連結部分に沿つて荷台フロア1の下
面にシールプレート10が垂設されている。この
シールプレート10は、荷台フロア1と車体フレ
ーム3との間に形成される〓間を遮蔽するのに十
分な上下幅を有していて、その前端部および後端
部はサイドパネル6のインナパネル6bの位置ま
で延びてある。そして、さらに、シールプレート
10の後端部には、サイドパネル6のアウタパネ
ル6a近傍にまで延びる延長部10aが延長して
一体で形成されている。
第1図は、シールプレート10の延長部10a
周辺を詳細に示す斜視図である。
シールプレート10は、塩化ビニル等の樹脂製
の板を曲げて形成してなるものであつて、複数箇
所においてクリツプ11により補強部材12,1
3等を介して荷台フロア1に固定されている。シ
ールプレート10の後端部は、上部に段が形成さ
れて上下幅が狭くなつており、延長部10aがイ
ンナパネル6b下端縁すぐ下を通つてアウタパネ
ル6a近傍にまで延びるように形成されている。
シールプレート10は、延長部10aにおいて2
箇所でクリツプ11により、マツドガード14の
タイヤハウス5の後端部近傍の折曲部分に形成さ
れた取付部14aに固定されている。上記マツド
ガード14は、第4図に示すように、左右の一端
が、インナパネル6bの下端部近傍において、荷
台フロア1の側端部に形成されたフランジ部1a
にネジ15により固定されるとともに、他端がア
ウタパネル6a近傍まで延びるようにして設けら
れ、これによりマツドガード14より上方のサイ
ドパネル6の内部に雪、泥等が直接入らないよう
になつている。このマツドガード14は、サイド
パネル6内を該サイドパネル6の前端部から後端
部まで延びている。
次に本実施例の作用について説明する。
第1図に示すように、タイヤハウス5の後部近
傍におけるサイドパネル6のインナパネル6bお
よびアウタパネル6aの間には、シールプレート
10を延長して形成された延長部10aがアウタ
パネル6a近傍まで延びて設けられているので、
マツドガード14とステー部材8との間に形成さ
れる〓間が遮蔽され、後輪4により巻き上げられ
た雪、泥等がステー部材8の上に堆積するのを防
止することができる。この場合において、シール
プレート10の延長部10aの上下幅を適宜設定
することにより、後輪4による巻上げの程度に対
応した遮蔽構造とすることができる。
また、上記の対策を施すに当たり、その遮蔽手
段としてシールプレート10と一体に形成された
延長部10aを用いるので、タイヤハウス5の下
方部分からアウタパネル6aに至るまで連続感の
ある構造とすることができ、しかもステー部材8
その他の構造物を外部からは全く見えないように
遮蔽することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のよる車両のタイヤハウスのシ
ール構造の一例の要部を示す、第2および3図の
部詳細斜視図、第2図は該構造を示す側面図、
第3図は該構造を示す平面図、第4図は第2図の
−線断面図である。 1……荷台フロア、5……タイヤハウス、6…
…サイドパネル、6a……アウタパネル、8……
ラバーステー、10……シールプレート、10a
……延長部、14……マツドガード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 荷台フロアとこの荷台フロアから上方に突出し
    て形成されたタイヤハウスとの連結部分近傍にお
    ける前記荷台フロアの下面に、前記連結部分に沿
    つて前後に延びるシールプレートが垂設されてい
    る車両のタイヤハウスのシール構造であつて、 前記シールプレートは、前端部および後端部の
    少なくともいずれか一方が、前記荷台フロアの側
    方に配設されたサイドパネルのアウタパネル近傍
    にまで延長して形成されていることを特徴とする
    車両のタイヤハウスのシール構造。
JP15788686U 1986-10-15 1986-10-15 Expired JPH044951Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15788686U JPH044951Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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JP15788686U JPH044951Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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Publication Number Publication Date
JPS63114785U JPS63114785U (ja) 1988-07-23
JPH044951Y2 true JPH044951Y2 (ja) 1992-02-13

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