JPH0449269Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0449269Y2 JPH0449269Y2 JP1984175730U JP17573084U JPH0449269Y2 JP H0449269 Y2 JPH0449269 Y2 JP H0449269Y2 JP 1984175730 U JP1984175730 U JP 1984175730U JP 17573084 U JP17573084 U JP 17573084U JP H0449269 Y2 JPH0449269 Y2 JP H0449269Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- cylindrical body
- pipe connection
- concrete
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 2
- 241000277269 Oncorhynchus masou Species 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sewage (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本考案は雨水桝、汚水桝、排水桝等に用いて好
適なコンクリート桝に関する。
適なコンクリート桝に関する。
《従来の技術》
従来コンクリート桝と下水管等の管の接続は、
第3図に示すごとく、コンクリート桝8の側壁に
穴9を貫通し、これに管11を挿入し隙間をモル
タル10でうめることにより行なわれている。
第3図に示すごとく、コンクリート桝8の側壁に
穴9を貫通し、これに管11を挿入し隙間をモル
タル10でうめることにより行なわれている。
《考案が解決しようとする問題点》
しかし、この方法による桝と管の接続は、モル
タル10の硬化収縮や地盤沈下その他の外力によ
りモルタル10にひび割れが生じやすく、水漏れ
が起りやすいという問題があつた。
タル10の硬化収縮や地盤沈下その他の外力によ
りモルタル10にひび割れが生じやすく、水漏れ
が起りやすいという問題があつた。
本考案はこの問題点を解消し、水漏れの全く生
じないコンクリート桝の管接続部の構造を提供す
るためになされたものである。
じないコンクリート桝の管接続部の構造を提供す
るためになされたものである。
《問題点を解決するための手段》
本考案は、側壁にゴムまたは軟質プラスチツク
で成る筒体を外方に一部突出させた状態で一体的
に埋め込み該筒体内を空洞として桝内外を連通し
該筒体内に管を挿入し締付バンドで締付けたこと
を特徴とするコンクリート桝の管接続部の構造で
ある。
で成る筒体を外方に一部突出させた状態で一体的
に埋め込み該筒体内を空洞として桝内外を連通し
該筒体内に管を挿入し締付バンドで締付けたこと
を特徴とするコンクリート桝の管接続部の構造で
ある。
《実施例》
以下本考案の1実施例たる図面を参照しつつ本
考案の構成、作用効果等を詳細に説明する。
考案の構成、作用効果等を詳細に説明する。
第1図および第2図は本考案の1実施例たるコ
ンクリート雨水桝1の管接続部の構造に関するも
のである。
ンクリート雨水桝1の管接続部の構造に関するも
のである。
雨水桝1は側壁2と底板3から成るが、その特
徴は側板2に特殊な管接続構造を有することにあ
る。すなわち、第1図・第2図に示すごとく、側
壁2の所定の位置にはゴム製の筒体4が外方に一
部突出した状態で一体的に埋め込まれ、筒体内部
は空洞となつており桝1内外を連通している。筒
体4はその内径が接続される管7の外径よりやや
大きく形成されており、埋め込まれている部分の
外周には、第2図に示すごとく、フランジ部5が
形成され、コンクリートとの付着強度を増強する
とともに止水効果を向上している。
徴は側板2に特殊な管接続構造を有することにあ
る。すなわち、第1図・第2図に示すごとく、側
壁2の所定の位置にはゴム製の筒体4が外方に一
部突出した状態で一体的に埋め込まれ、筒体内部
は空洞となつており桝1内外を連通している。筒
体4はその内径が接続される管7の外径よりやや
大きく形成されており、埋め込まれている部分の
外周には、第2図に示すごとく、フランジ部5が
形成され、コンクリートとの付着強度を増強する
とともに止水効果を向上している。
管の接続は、第2図に示すごとく、管7を筒体
4内に十分に挿入し、金属製締付バンド6で締付
ければ、ゴム製の筒体4は収縮してその内周は管
7の外周に密着し、漏水を完全に防止することが
できるのである。筒体は軟質プラスチツク製であ
つても肉厚を適当に選択すれば同様の効果を得る
ことができる。金属製締付バンドはゴム製締付バ
ンドとすることもでき、接着剤を管外周と筒体内
周の隙間に注入したり、これらの方法を併用する
ことも可能である。
4内に十分に挿入し、金属製締付バンド6で締付
ければ、ゴム製の筒体4は収縮してその内周は管
7の外周に密着し、漏水を完全に防止することが
できるのである。筒体は軟質プラスチツク製であ
つても肉厚を適当に選択すれば同様の効果を得る
ことができる。金属製締付バンドはゴム製締付バ
ンドとすることもでき、接着剤を管外周と筒体内
周の隙間に注入したり、これらの方法を併用する
ことも可能である。
コンクリート桝の形状を円形にするか方形にす
るか、底板の有無、管接続構造を設ける位置、そ
の個数等はもちろん桝の用途により適宜設計され
るべきものであり、また筒体4のフランジ部5は
かならずしも必要なものではなく、例えば、埋め
込まれる部分の外周面を異形鋼棒の表面のごとく
凹凸状に形成したり、複数の突起を設ける等して
もほぼ同様の効果が得られる。
るか、底板の有無、管接続構造を設ける位置、そ
の個数等はもちろん桝の用途により適宜設計され
るべきものであり、また筒体4のフランジ部5は
かならずしも必要なものではなく、例えば、埋め
込まれる部分の外周面を異形鋼棒の表面のごとく
凹凸状に形成したり、複数の突起を設ける等して
もほぼ同様の効果が得られる。
筒体を桝側壁に一体的に埋め込むには、従来か
ら桝側壁に管接続用穴を形成するため型枠に用い
られている円筒型の中子の外周に筒体を嵌着して
型枠に取付け、コンクリートを流し込んで硬化さ
せればよい。
ら桝側壁に管接続用穴を形成するため型枠に用い
られている円筒型の中子の外周に筒体を嵌着して
型枠に取付け、コンクリートを流し込んで硬化さ
せればよい。
《考案の効果》
本考案コンクリート桝の管接続部の構造は、上
記のごとく、管接続部の水漏れを防止し、地盤沈
下その他の外力が加わつても筒体の弾性がひずみ
を吸収して漏水防止効果を持続することができ
る。また、桝の製造も容易であり、管の接続作業
も簡単で作業能率の向上にも貢献するものであ
る。
記のごとく、管接続部の水漏れを防止し、地盤沈
下その他の外力が加わつても筒体の弾性がひずみ
を吸収して漏水防止効果を持続することができ
る。また、桝の製造も容易であり、管の接続作業
も簡単で作業能率の向上にも貢献するものであ
る。
第1図は本考案の実施に用いるコンクリート桝
の斜視図、第2図は本考案の1実施例の接続構造
を示す断面図、第3図は従来のコンクリート桝の
管接続部の構造を示す断面図である。 1……コンクリート桝、2……側壁、3……底
板、4……筒体、5……フランジ部、6……締付
バンド、7……管、8……コンクリート桝、9…
…穴、10……モルタル、11……管。
の斜視図、第2図は本考案の1実施例の接続構造
を示す断面図、第3図は従来のコンクリート桝の
管接続部の構造を示す断面図である。 1……コンクリート桝、2……側壁、3……底
板、4……筒体、5……フランジ部、6……締付
バンド、7……管、8……コンクリート桝、9…
…穴、10……モルタル、11……管。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 側壁にゴムまたは軟質プラスチツクで成る筒
体を外方に一部突出させた状態で一体的に埋め
込み該筒体内を空洞として桝内外を連通し該筒
体内に管を挿入し締付バンドで締付けたことを
特徴とするコンクリート桝の管接続部の構造。 (2) 前記筒体の側壁に埋め込まれる部分の外周に
フランジ部を形成した実用新案登録請求の範囲
第1項のコンクリート桝の管接続部の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984175730U JPH0449269Y2 (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984175730U JPH0449269Y2 (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6193583U JPS6193583U (ja) | 1986-06-17 |
JPH0449269Y2 true JPH0449269Y2 (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=30733333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984175730U Expired JPH0449269Y2 (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0449269Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5034347A (ja) * | 1973-07-30 | 1975-04-02 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59111883U (ja) * | 1983-01-18 | 1984-07-28 | 株式会社高尾コンクリ−ト工業所 | 排水用コンクリ−トブロツク |
-
1984
- 1984-11-21 JP JP1984175730U patent/JPH0449269Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5034347A (ja) * | 1973-07-30 | 1975-04-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6193583U (ja) | 1986-06-17 |
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