JPH0448895Y2 - - Google Patents

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JPH0448895Y2
JPH0448895Y2 JP8719586U JP8719586U JPH0448895Y2 JP H0448895 Y2 JPH0448895 Y2 JP H0448895Y2 JP 8719586 U JP8719586 U JP 8719586U JP 8719586 U JP8719586 U JP 8719586U JP H0448895 Y2 JPH0448895 Y2 JP H0448895Y2
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JP
Japan
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ring
workpiece
annular groove
tip
rollers
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JP8719586U
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JPS62198025U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ワークの外周の環状溝にOリングを
嵌込むOリング嵌込み装置に関する。
(従来の技術) 従来、外周に環状溝を有するワークを該ワーク
の軸線方向と直交方向に押送するプツシヤーと、
ワークの押送方向前方にOリングをワークの軸線
方向から供給してOリングの供給方向先端部を該
環状溝の移動軌跡に位置させる供給手段とを設け
ると共に、該供給手段の前方にワークの移動軌跡
内に突出する1対の円筒形のローラをばねに抗し
て該移動軌跡路の両側方に拡開自在に設け、ワー
クの押送により先ず該環状溝の押送方向先端側の
部分にOリングの先端部を引掛けて、該供給手段
からOリングを抜き取り、次いで該両ローラ間へ
のワークの押入により該Oリングを該両ローラか
らの挟圧力で該環状溝に嵌込むようにした装置は
実開昭60−175576号公報で知られる。
(考案が解決しようとする問題点) 上記の従来技術では、ワークを押送して環状溝
の押送方向先端側の部分にOリングの先端部を引
掛けて供給手段からOリングを抜き取る際、Oリ
ングの該環状溝への引掛りが充分でなくてワーク
からOリングが外れたり、又各ローラが円筒形な
ため、ワークが両ローラ間を通過する際、Oリン
グにこれをワークの径方向内方に押圧する押圧力
しか作用せず、結局Oリングの嵌込みが不完全と
なることがある。
本考案は、かかる問題点を解決しOリングを確
実に嵌込み得るようにした装置を提供することを
その目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、かかる目的を達成すべく、外周に環
状溝を有するワークを該ワークの軸線方向と直交
方向に押送するプツシヤーと、ワークの押送方向
前方にOリングをワークの軸線方向から供給して
Oリングの供給方向先端部を該環状溝の移動軌跡
に位置させる供給手段とを設けると共に、該供給
手段の前方にワークの移動軌跡内に突出する1対
のローラをばねに抗して該移動軌跡路の両側方に
拡開自在に設けて成るOリング嵌込み装置におい
て、該両ローラ間に該環状溝に対向する先端の押
え面を有するOリング押えを前後動自在に設ける
と共に、該各ローラをOリングの供給方向先方に
向つて先細のテーパ形状に形成したことを特徴と
する。
(作用) ワークを押送し環状溝の押送方向先端側の部分
にOリングの先端部を引掛けてOリングを供給手
段から抜き取る際、Oリングの先端部がOリング
押えによりワークの押送方向先方から押圧される
ため環状溝にOリングの先端部が確実に押込ま
れ、引掛り不良によるワークからのOリングの脱
落が防止される。
又、各ローラがテーパ形状なため、ワークが両
ローラ間を通過する際、Oリングにこれを供給方
向先方に押圧する押圧分力が両ローラから作用さ
れて、環状溝にOリングが確実に嵌込まれる。
(実施例) 図面で1は外周に環状溝2を有するワーク3の
外径より少許巾広なガイド溝4を刻設した基台を
示し、該基台1の端部にプツシヤーたるエアシリ
ンダ5を縦設して、該エアシリンダ5のピストン
ロツドに取付けた押具5aによりワーク3を該ガ
イド溝4に沿つて前方に押送し得るようにし、又
該基台1の中央部にOリング6をワーク3の軸線
方向から供給してOリングの供給方向先端部を該
環状溝2の移動軌跡に位置させる供給手段7を設
けると共に、該供給手段7の前方にワーク3の移
動軌跡内に突出する1対のローラ8,8を設け
た。
該各ローラ8は上記基台1上のガイド溝4の各
側部に尾端の軸9aにより枢着したアーム9の先
端に吊設され、両アーム9,9間に張設したばね
10に抗して該両ローラ8,8をワーク3の移動
軌跡、従つて該ガイド溝4の両側方に拡開自在と
し、更に該各ローラ8をOリング6の供給方向先
方に向つて先細のテーパ形状に形成した。
又、上記両ローラ8,8間にはワーク3の環状
溝2に対向する先端の押え面11aを有するOリ
ング押え11が設けられ、該Oリング押え11を
基台1の端部に前記エアシリンダ5と対向するよ
うに縦設したシリンダ12のピストンロツドに取
付けて、該Oリング押え11に、該エアシリンダ
5の押送動作により該シリンダ12の図示しない
エア室からエアを徐々に抜くことによる第1図で
左方への後退動と、該シリンダ12のピストンロ
ツドの伸び側への作動による同図で右方への前進
動とが与えられるようにした。
図面で13は上記基台1の側方のワーク払出口
を示す。
尚、前記供給手段7を、Oリング6を挿通する
孔を形成したシユータで構成し、該孔の供給方向
先端部分を巾狭に形成して、Oリング6が該孔か
ら抜落ちることなくOリング6の先端部が環状溝
2の移動軌跡に位置するように保持し得るように
することが考えられるが、図示のものでは該供給
手段7を、Oリング6を挿通する孔14aを形成
したシユータ14と、その下側のOリング6の外
径と同径な湾曲面15aを形成したOリング受け
15とで構成し、該シユータ14から供給される
Oリング6の先端部を該湾曲面15a上に載置し
て先端部を環状溝2の移動軌跡に正確に位置決め
保持し得るようにし、該Oリング受け15に突設
したピン15bを前記Oリング押え12に形成し
た長孔12bに挿入すると共に、該Oリング受け
15を該Oリング押え12に対し1対のばね1
6,16で該Oリング押え12の先端側に付勢す
るようにした。
次いで実施例の作動を説明するに、エアシリン
ダ5の押送側への作動によりワーク3が前方に押
送され、先ずワーク3の押送方向先端部がOリン
グ受け15の先端に当接しばね16,16に抗し
て前進して環状溝2の押送方向先端側の部分にO
リング6の先端部が当接し、Oリング押え11の
先端の押え面11aでOリング押え11からの反
力により押圧されてOリング6の先端部が環状溝
2に押込まれ、この状態でワーク3の前進に伴い
Oリング6が供給手段7のシユータ14から抜取
られ第4図示の状態となり、次いでワーク2が両
ローラ8,8間を通過し、その際のばね10の弾
発力によりワーク3の周面形状に倣つて両ローラ
8,8が動き、Oリング6が環状溝2に嵌込まれ
る。
ここで、該各ローラ8,8はOリング6の供給
方向先方に向つて先細のテーパ形状なため、Oリ
ング6には第5図示の如く各ローラ8を介しての
Oリング6を供給方向先方に押圧する押圧分力F
が作用されて環状溝2にOリング6が確実にスム
ーズに嵌込まれる。
引き続く押送動作により、ワーク3は環状溝2
にOリング6が嵌込まれた状態でワーク払出口1
3から払出される。
尚、実施例の如く、Oリング押え11をプツシ
ヤーたるエアシリンダ5と対向するように設けた
シリンダ12のピストンロツドに取付けて、該エ
アシリンダ5の押送動作で該シリンダ12のエア
室のエアを徐々に抜くことによりOリング押え1
1が後退されるように構成すると、ワーク3の送
り速度のコントロールが簡単に行ない得られて有
利である。
(考案の効果) このように本考案によるときは、ワークの外周
の環状溝にOリングを確実に嵌込むことができ、
而もその構成は比較的簡単で安価に得られる効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一部截断平面図、第2図
及び第3図は夫々第1図の−線及び−線
截断面図、第4図はOリングの先端部を環状溝の
押送方向先端側の部分に引掛けてOリングを供給
手段から抜取つた状態の側面図、第5図は作用を
説明する要部の線図を示す。 2……環状溝、3……ワーク、5……エアシリ
ンダ(プツシヤー)、6……Oリング、7……供
給手段、8,8……ローラ、11……Oリング押
え、11a……押え面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周に環状溝を有するワークを該ワークの軸線
    方向と直交方向に押送するプツシヤーと、ワーク
    の押送方向前方にOリングをワークの軸線方向か
    ら供給してOリングの供給方向先端部を該環状溝
    の移動軌跡に位置させる供給手段とを設けると共
    に、該供給手段の前方にワークの移動軌跡内に突
    出する1対のローラをばねに抗して該移動軌跡路
    の両側方に拡開自在に設けて成るOリング嵌込み
    装置において、該両ローラ間に該環状溝に対向す
    る先端の押え面を有するOリング押えを前後動自
    在に設けると共に、該各ローラをOリングの供給
    方向先方に向つて先細のテーパ形状に形成したこ
    とを特徴とするOリング嵌込み装置。
JP8719586U 1986-06-10 1986-06-10 Expired JPH0448895Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8719586U JPH0448895Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8719586U JPH0448895Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62198025U JPS62198025U (ja) 1987-12-16
JPH0448895Y2 true JPH0448895Y2 (ja) 1992-11-18

Family

ID=30944197

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JP8719586U Expired JPH0448895Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101662554B1 (ko) * 2014-10-31 2016-10-07 주식회사 아마존 오링삽입장치
KR102209496B1 (ko) * 2019-03-21 2021-01-29 한진전자공업주식회사 라디에이터와 열교환용 마개의 오링 자동 조립장치 및 그 조립방법

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JPS62198025U (ja) 1987-12-16

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