JPH1170433A - ワーク支持装置 - Google Patents
ワーク支持装置Info
- Publication number
- JPH1170433A JPH1170433A JP24991097A JP24991097A JPH1170433A JP H1170433 A JPH1170433 A JP H1170433A JP 24991097 A JP24991097 A JP 24991097A JP 24991097 A JP24991097 A JP 24991097A JP H1170433 A JPH1170433 A JP H1170433A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- base
- collet
- hollow chamber
- collet chuck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
Abstract
ワーク支持装置を提供することにある。 【解決手段】 工作機械のスピンドル1と共に回転する
基体2内に第1ピストン4の内蔵第1中空室3及び第2
ピストン15の内蔵第2中空室14を設けると共に、こ
の第1中空室のピストンの片側に流体の供給通路5を、
第2中空室の第2ピストンの前後に連通する流体の供給
通路16を設け、また基体の前面に流体の供給による第
1ピストンのスライドにともない復元力に抗して作用す
る伝達機構6を介しつかみ位置から退避する把持爪7を
設け、さらに基体の軸芯にコレットチャック13を設け
ると共に、このコレットチャックのコレット19に第2
ピストンを連結し、品物の基準部外径(加工部)を把持
爪により芯出しを行なってソフトにつかみ品物の突出部
をコレットにより強力につかむ。
Description
ークの支持装置であって、適切に保持してワークの歪み
を最小限にしたワーク支持装置に関する。
しては、特開平5−104312号公報に示すように、
スピンドルの軸心に挿通してあるチューブから供給する
流体を、スピンドルと共に回転する基体の枝状通路をへ
て、基体内の中空室のピストンの前側或いは後側に切替
えにより送り込んでピストンを移動させ、ピストンの移
動にともないダイヤフラムの前面に配置してある複数の
ワーク把持爪を拡開或いは縮閉(縮小)させるようにな
っている。
ーク支持装置によると、ワークの加工部位に近い部分を
把持(つかむ)するようになり、しかも加工時のワーク
の安定をはかるためにワークを強く把持するので、ワー
クに変形が生じる。
とになり、加工後取り外したワークに加工精度の狂い
(ワークの変形復帰にともない)が起生する。
トに把持すると、ワークの機械加工ができない。
した把持力を保障すると共に、ワークの加工部分に変形
が生じないようにしたワークの支持装置を提供すること
にある。
めに、この発明は、工作機械のスピンドルと共に回転す
る基体と、この基体内に設けてある第1中空室に内蔵し
た第1ピストンと、この第1中空室の上記第1ピストン
の前後いずれか片方に連通するように設けてある通路
と、この道路からの供給流体による上記第1ピストンの
スライドにともない上記基体の前面で適宜の復帰力を有
する伝達機構を介しつかみ位置から退避するように設け
た複数の把持爪と、上記基体の前面軸芯から内方に向く
凹入部に組み込んだコレットチャックと、上記基体内に
設けてある第2中空室に内蔵した第2ピストンと、この
第2中空室の第2ピストンの前後に連通するように設け
てある流体供給通路と、上記第2ピストンのスライドに
ともない上記コレットチャックのコレットを進退させる
ように設けた適宜の連結機構とから成るワーク支持装置
を採用する。
との間に所定の間隙を設けると共に、適宜の押圧部材に
より上記ケースに求芯力を付与し、またコレットと第2
ピストンとの連結機構に自在継手を用いた構成を採用す
ることもある。
付図面に基づいて説明する。
図2に示すように、工作機械のスピンドル1と共に回転
する基体2内に第1中空室3を設けると共に、この第1
中空室3内には、第1ピストン4が組み込まれている。
ストン4の後側に連通する第1通路5が設けられてお
り、第1通路5から流体(エア)を圧送すると、第1ピ
ストン4が前進するようになっている。
4の前進にともない復帰力を有する適宜の伝達機構6を
介し拡開する複数の把持爪7が設けてある。
は、図示の場合側面U字状のバネ鋼8の各一端側を基体
2の前面に固着すると共に、バネ鋼8の他端側に把持爪
7を固定(ボルト止めにより)し、基体2の前面壁中心
の透孔9に第1ピストン4のピストン軸10を貫通させ
て、ピストン軸10の先端外周の段部11とバネ鋼8の
他端側の先端とが係合してある。
体を圧送して第1ピストン4を前進させると、共に前進
するピストン軸10に係合関係のバネ鋼8の他端側を復
帰力に抗して押し戻すので、把持爪7が拡開する。
すると、ピストン軸10によるバネ鋼8の他端側の押し
戻し力が作用しなくなるので、バネ鋼8の他端側が復帰
すると共に、復帰にともない把持爪7が縮閉する。
縁に例えば析出硬化合金を素材として固溶化処理状態で
機械加工し、かつ熱処理して時効硬化させ、適度な硬度
とした切欠引張り強さのダイヤフラムの周縁を固定し、
このダイヤフラムの前面には、複数の把持爪が固定さ
れ、ダイヤフラムの中心にピストン軸を固定した方式
(周知につき図示省略)を採用することもある。
入部12を設けると共に、この凹入部12には、コレッ
トチャック13が組み込んである。
の後方に第2中空室14を設けると共に、この第2中空
室14に組み込んである第2ピストン15は、第2中空
室14の第2ピストン15の後側に連通する第1通路5
からの流体の圧送により前進し、第2中空室14の第2
ピストン15の前側に連通する第2通路16からの流体
の圧送により後退するようになっている。
には、連結機構18を介しコレットチャック13のコレ
ット19が連結され、第2ピストン15の前進にともな
いコレット19を押し出して、コレット19の外周とコ
レットチャック13のコレットケース20の内周とに設
けてあるテーパー面部21による縮径解除にともないコ
レット19を拡開し、第2ピストン15の後退にともな
いコレット19を引き戻して接触するテーパー面部21
によりコレット19を縮閉する。
を供給する手段としては、スピンドル1の軸芯の透孔に
挿入したチューブをロータリジョイントを介し接続する
方式(図示省略)などがある。
流体を圧送して、第1ピストン4及び第2ピストン15
を前進させる。
トン軸10に係合しているバネ鋼8の把持爪7取付け側
が押し戻されて把持爪7を拡開する。
ピストン軸17に連結機構18を介し連結してあるコレ
ット19を押し戻すので、テーパ−面部21による縮径
の解除されたコレット19が拡開する。
に、、拡開把持爪7間に品物Aの大径加工部aを、拡開
コレット19内に加工部aの裏面中心の小径突出部a′
を嵌入する。
解除し、また第2通路16から流体を圧送する。
押し戻しが解かれるので、バネ鋼8の把持爪7取付け側
が復帰する。
の加工部aをつかむ。
鋼8の復元力のみである。すなわち、加工部aに変形が
生じないソフトな力で支持し、加工部aの歪みを最小限
にして把持する。
結機構18を介しコレット19を引き戻すので、テーパ
ー面部21により除々にコレット19を縮径し、コレッ
ト19の縮閉にともないコレット19により突出部a′
を強力につかむ。
径(加工部a)で芯出しを行なうと共に、歪なくソフト
に把持し、コレットチャック13によって強力に突出部
を把持する。
図3に示すように、コレットチャック13のケース20
の外周と凹入部12の内周との間に所定の間隙を設ける
と共に、適宜の押圧部材31によりケース20に(コレ
ットチャック13に)求芯力を付与する。
に、外周にネジ部32を有する有底状の筒状体33と、
この筒状体33の底壁中央に設けた透孔34と、この透
孔34に貫通させた未端抜止め鍔35付のピン36と、
筒状体33内に嵌入したコイルスプリング37と、この
コイルスプリング37を圧縮するように筒状体33にね
じ込んだ栓38とで構成し、図1から図3に示すよう
に、凹入部12の周面等間隔位置に設けてあるネジ孔3
9に栓38側端を先行させて筒状体33をそれぞれねじ
込み、凹入部12に挿入したコレットチャック13のケ
ース20の外周面にピン36の先端を圧接して、コレッ
トチャック13に求芯力を付与したが、上記以外の方
法、例えばゴムなどの弾力性を有するOリングを複数条
並べる方式などを採用すればよい。
連結する連結機構18には、自在継手40(図2に示す
場合、ピストン軸17にピンを介し連結金具の未端を、
連結金具の先端にピストン軸17のピンに対し軸線が直
角に交差するピンを介しコレット19の未端をそれぞれ
回動自在に連結したが、この構成に限定されず他の構成
の自在継手を使用することもある)が用いられている。
aを把持爪7により、突出部a′をコレットチャック1
3に支持した際、加工部aに対して突出部a′が若干偏
心していても、自在継手18によりコレットチャック1
3が揺動しかつ揺動方向側の押圧部材31を押し逃がし
てコレットチャック13に自動的に求芯力が働く。
ピストン4の前側室に別の第3通路51から流体を供給
すると、第1ピストン4を後退させて把持爪7による強
力な支持が可能になる。
うに構成してあるので把持爪により品物の基準部外径
(加工部)で芯出しを行なうと共に、歪なくソフトに把
持し、コレットチャックにより強力に突出部が把持され
る。
工精度に狂いがない。また、コレットチャックに求芯機
能があるので、品物の基準部外径(加工部)を把持爪に
より芯出しを行なってソフトに把持し、突出部のずれを
自動的に求芯して強力に把持する機能を損うことがな
い。
Claims (2)
- 【請求項1】 工作機械のスピンドルと共に回転する基
体と、この基体内に設けてある第1中空室に内蔵した第
1ピストンと、この第1中空室の上記第1ピストンの前
後いずれか片方に連通するように設けてある通路と、こ
の道路からの供給流体による上記第1ピストンのスライ
ドにともない上記基体の前面で適宜の復帰力を有する伝
達機構を介しつかみ位置から退避するように設けた複数
の把持爪と、上記基体の前面軸芯から内方に向く凹入部
に組み込んだコレットチャックと、上記基体内に設けて
ある第2中空室に内蔵した第2ピストンと、この第2中
空室の第2ピストンの前後に連通するように設けてある
流体供給通路と、上記第2ピストンのスライドにともな
い上記コレットチャックのコレットを進退させるように
設けた適宜の連結機構とから成るワーク支持装置。 - 【請求項2】 上記コレットチャックのケースと凹入部
との間に所定の間隙を設けると共に、適宜の押圧部材に
より上記ケースに求芯力を付与し、またコレットと第2
ピストンとの連結機構に自在継手を用いたことを特徴と
する請求項1記載のワーク支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24991097A JP2955542B2 (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | ワーク支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24991097A JP2955542B2 (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | ワーク支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1170433A true JPH1170433A (ja) | 1999-03-16 |
JP2955542B2 JP2955542B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=17200023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24991097A Expired - Lifetime JP2955542B2 (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | ワーク支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2955542B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG80683A1 (en) * | 1999-07-14 | 2001-05-22 | Erowa Ag | An apparatus for clamping a work piece |
JP2008188728A (ja) * | 2007-02-06 | 2008-08-21 | Seiko Instruments Inc | チャック装置 |
JP2015100857A (ja) * | 2013-11-21 | 2015-06-04 | ミネベア株式会社 | コレットチャック装置 |
JP2016043474A (ja) * | 2014-08-27 | 2016-04-04 | トーヨーエイテック株式会社 | チャック装置 |
JP2018020420A (ja) * | 2016-08-05 | 2018-02-08 | 株式会社ナノテック | コレットチャック |
-
1997
- 1997-08-28 JP JP24991097A patent/JP2955542B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG80683A1 (en) * | 1999-07-14 | 2001-05-22 | Erowa Ag | An apparatus for clamping a work piece |
JP2008188728A (ja) * | 2007-02-06 | 2008-08-21 | Seiko Instruments Inc | チャック装置 |
JP2015100857A (ja) * | 2013-11-21 | 2015-06-04 | ミネベア株式会社 | コレットチャック装置 |
JP2016043474A (ja) * | 2014-08-27 | 2016-04-04 | トーヨーエイテック株式会社 | チャック装置 |
JP2018020420A (ja) * | 2016-08-05 | 2018-02-08 | 株式会社ナノテック | コレットチャック |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2955542B2 (ja) | 1999-10-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3318732B2 (ja) | スピンドルの部品クランプ装置 | |
JPH1170433A (ja) | ワーク支持装置 | |
US3927583A (en) | Apparatus for loading a workpiece into a rotating collet or chuck | |
JP2002046005A (ja) | 薄肉円筒状被加工物の把持装置 | |
US5690010A (en) | Apparatus in forging machine to cut material | |
JP2806894B2 (ja) | ワーク支持装置 | |
US11364548B2 (en) | Gripper module | |
JPH10277854A (ja) | スプリング挿着装置 | |
JP3330043B2 (ja) | スピンドルの部品クランプ装置 | |
JP2916936B2 (ja) | スピンドル内の工具の倍力把持装置 | |
KR0177625B1 (ko) | Cnc 선반의 서브 스핀들에 설치된 공작물 배출장치 | |
JP2000246573A (ja) | 主軸工具のクランプ装置 | |
JP2004322282A (ja) | ワーク払出装置 | |
JPH0818166B2 (ja) | コンペンセーティングチャック | |
JP2011056633A (ja) | 旋盤でのワーク把持方法及びワーク把持装置 | |
JP3875176B2 (ja) | ホイール加工用チャック | |
JP3390486B2 (ja) | 曲げ機構用パイプ送給装置 | |
JP2005144623A (ja) | 加工物把持装置 | |
JPH0659562B2 (ja) | 両端加工機の棒材ロ−デイング方法 | |
US6637307B2 (en) | Method for machining a workpiece and chuck with a center pin for implementing it | |
JP2002346805A (ja) | 旋盤のストッパ兼用ワーク送り装置及びワーク送り装置を備えた2主軸対向旋盤 | |
JPH07314202A (ja) | 棒材加工機のフィードフィンガ装置 | |
JP4524875B2 (ja) | チャック | |
JPS5981004A (ja) | ダイヤフラムチヤツク装置 | |
GB2362345A (en) | Collet chuck |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090716 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100716 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100716 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110716 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120716 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716 Year of fee payment: 14 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |