JPH0448469B2 - - Google Patents

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JPH0448469B2
JPH0448469B2 JP13420588A JP13420588A JPH0448469B2 JP H0448469 B2 JPH0448469 B2 JP H0448469B2 JP 13420588 A JP13420588 A JP 13420588A JP 13420588 A JP13420588 A JP 13420588A JP H0448469 B2 JPH0448469 B2 JP H0448469B2
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JP
Japan
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pressure
valve
test
flow rate
predetermined
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JP13420588A
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JPH01303165A (ja
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Tsutomu Nakanishi
Hiroshi Umehara
Koji Akiba
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Hochiki Corp
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Hochiki Corp
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、スプリンクラー消化設備等における
アラーム弁二次側の管内圧力の異常上昇を防止す
る消火設備の圧力逃し装置に関する。
[従来の技術] 従来、例えばスプリンクラー消火設備にあつて
は、地階等に設置した消火ポンプからの給水本管
を建物の垂直方向に立ち上げ、この給水本管には
各階毎に流水を検知して火災検出出力を生ずるア
ラーム弁(自動警報弁)を介して分岐管を接続
し、分岐管に複数の閉鎖型スプリンクラーヘツド
を装着している。
また建物の低層階については、消火ポンプの吐
出側に近いためにポンプ吐出圧力に近い高い圧力
を受けるので、アラーム弁の手前に減圧装置、例
えば二次圧制御弁を設け、例えばポンプ吐出圧力
が12Kgf/cm2であつても、分岐管を規定圧力、例
えば10Kgf/cm2に保つようにしている。
更に、各分岐管の管末は、末端試験用の電動弁
を介して排水管に接続されており、自動点検シス
テムによる試験時に試験用電動弁を開いてオリフ
イスで規制されたスプリンクラーヘツド1個分の
作動流量に相当する水流を分岐管に流し、この水
流によりアラーム弁を作動して消火ポンプを起動
し、このポンプ起動により圧力センサ等の各種セ
ンサからのデータにより設備の良否を判断するよ
うにしている。
しかし、このようなスプリンクラー消火設備に
あつては、減圧装置を設けている低層階の分岐管
の末端に設けた試験用電動弁を開いて設備試験を
行なつた際、試験終了で電動弁を閉鎖する時に減
圧装置の閉鎖動作に時間遅れがあり、そのため試
験終了後の分岐管の管内圧力がポンプ吐出圧力に
相当する高目の圧力となつてしまい、点検終了後
に分岐管の末端に設けている主動弁を開いて分岐
管圧力を規定圧力範囲内に下げなければならなか
つた。また、泡消火設備にあつても気温上昇によ
り圧力上昇が起きてしまうという問題があつた。
そこで、このような消火設備における管内圧力
の異常上昇を防止するため、例えば特開昭63−
84571号に示すように、管内の圧力異常を検出す
る圧力センサと、圧力センサの検出出力により開
放駆動される電磁弁と電磁弁開放時の逃し流量を
アラーム弁作動流量以下に押えるオリフイスとを
管末に設け、配管内の異常圧力を逃すようにして
いる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の圧力逃し装置
にあつては、設備試験用の電動弁及びオリフイス
を備えた末端試験装置に加えて電磁弁及びオリフ
イスを備えた圧力逃し装置を各階毎の分岐管管末
に設けなければならないため、設備構成が複雑化
し、設備コストが高くなるという問題があつた。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてな
されたもので、自動点検システムの末端試験装置
を有効に利用して配管内の異常圧力を逃すように
した消火設備の圧力逃し装置を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため本発明にあつては、各
階の配管に末端試験用弁と、圧力センサと、スプ
リンクラー1個分の流量に絞るオリフイスとから
なる末端試験装置を設け、試験時に前記末端試験
用弁の全開駆動により疑似火災状態を作り出して
ポンプを起動させ、該ポンプ起動時の圧力センサ
等の各種センサからのデータにより設備の良否を
判断する自動点検システムを備えた消火設備に於
いて、前記配管末端に設けた圧力センサの検出圧
力が所定圧力以上となつた時に前記末端試験用弁
をアラーム弁作動流量以下の所定流量を流す開度
に開放駆動し、その後に前記検出圧力が所定圧力
範囲内となつた時に前記末端試験用弁を閉鎖駆動
する制御手段を設けるようにしたものである。
[作用] このような構成を備えた本発明の消火設備の圧
力逃し装置にあつては、自動点検システムの末端
試験装置を利用して配管内の異常圧力を逃すこと
ができるため、従来のように末端試験装置の他に
圧力逃し装置を別途設ける必要がなく、設備構成
及び設置工事を簡略化して設備コストを下げるこ
とができる。
[実施例] 第1図はスプリンクラー消火設備を例にとつて
本発明の一実施例を示した説明図である。
第1図において、1は消火ポンプであり、消火
ポンプ1は例えば建物の地階に設置され、ポンプ
制御盤(不図示)によるモータ(不図示)の起動
運転により地下水槽2から吸込管3により汲み上
げた消火用水を加圧し、仕切弁4を介して給水本
管5に加圧消火用水を供給する。勿論、消火ポン
プ1に対しては図示はしないが付帯設備として呼
水槽が設けられ、呼水槽からの呼水は逆止弁を介
して消火ポンプ1に呼水を供給し、常時ポンプ内
を満水状態としている。
給水本管5は建物を垂直方向に立ち上げられて
おり、建物の下層階については図示のように二次
圧制御弁6及びアラーム弁7を介して分岐管8が
接続され、分岐管8には複数のスプリンクラーヘ
ツド9が装着されている。
尚、消火ポンプ1から遠くなる建物の上層階に
ついては二次圧制御弁6を設けず、直接アラーム
弁7を介して分岐管8が接続されている。
分岐管8の末端には自動点検システムの末端試
験装置10が設けられる。
末端試験装置10には分岐管8の管末が引き込
まれ、仕切弁11に続いて試験用電動弁12が設
けられ、更にオリフイス13を設け、オリフイス
13の二次側は排水管(不図示)に接続される。
ここでオリフイス13は試験用電動弁12を全開
駆動した際にスプリンクラー9の1個分の流量に
絞る機能を有し、このオリフイス13で規制され
るスプリンクラー1個分の流量を分岐管8に流す
ことでアラーム弁7を疑似的に作動状態にできる
ようにしている。
更に、末端試験装置10に設けた手動弁11と
試験用電動弁12との間にコツク弁14を介して
圧力計15及び圧力センサ16が分岐接続され
る。
また、末端試験装置10にはローカル中継盤1
8が設けられ、ローカル中継器18は自動点検シ
ステムの中継盤(不図示)に信号線接続され、中
継盤からの自動点検指令を受けて試験用電動弁1
2を開閉制御する。また、ローカル中継器18に
は圧力センサ16の検出出力が与えらえている。
第2図は第1図に示した末端試験装置10の一
実施例を示した説明図である。
第2図において、ローカル中継器18は制御手
段としてCPU20を有し、CPU20はインタフ
エース21を介して自動点検システムの中継盤か
らの伝送路25に接続される。
CPU20の出力は電動弁制御回路22に与え
られ、インタフエース23を介して試験用電動弁
12を開閉制御できるようにしている。また、圧
力センサ16の検出出力はA/Dコンバータ24
でデジタル信号に変換されてCPU20に取り込
まれる。
ローカル中継器18に設けたCPU20は自動
点検システムにおける末端試験制御の制御機能に
加え、本発明の圧力逃し装置の制御手段としての
制御機能を有する。
即ち、CPU20における自動点検のための末
端試験制御機能は、伝送路25及びインタフエー
ス21を介して自動点検システムの中継盤(不図
示)から末端試験指令を受けると、電動弁制御回
路22及びインタフエース23を介して試験用電
動弁12に開制御信号を出力して試験用電動弁1
2を全開駆動し、試験用電動弁12の全開駆動に
より分岐管8にオリフイス13で規制されたスプ
リンクラー1個分に相当する水流を流し、この分
岐管8に流れる水流により第1図に示すアラーム
弁7を作動し、アラーム弁7の作動により出力さ
れる検出信号に基づいて消火ポンプ1を起動す
る。このような末端試験制御に基づく消火ポンプ
1の起動運転状態で圧力センサ16、ポンプ吐出
出力、吸込圧力駆動電流、駆動電圧等を各種セン
サで検出し、各種センサの検出データに基づいて
設備の良否を判断する自動点検を行なうようにな
る。
一方、ローカル中継器18のCPU20に設け
られた圧力逃し制御機能としては、A/Dコンバ
ータ24を介して得られる圧力センサ16の検出
圧力をCPU2が常時監視しており、この圧力セ
ンサ16の検出圧力が予め定めた所定圧力以上と
なつたときに電動弁制御回路22及びインタフエ
ース23を介して試験用電動弁12にアラーム弁
7の作動流量以下の所定流量を流る一定開度に開
放駆動する開制御信号を出力する。
このような圧力異常を検知したときの試験用電
動弁12のアラーム弁作動流量以下となる所定流
量を流す開放駆動により、分岐管8の異常圧力を
逃すことができる。圧力逃しのために試験用電動
弁12が開放駆動された後、CPU20は圧力セ
ンサ16の検出圧力が予め定めた所定圧力範囲内
となつたときに電動弁制御回路22及びインタフ
エース23を介して試験用電動弁12に閉鎖駆動
の閉制御信号を出力するようになる。
次に、上記の実施例の動作を説明する。
まず、定常監視状態にあつてはローカル中継器
18に設けたCPU20は末端試験装置10に設
けた圧力センサ16の検出圧力を常時監視してい
る。圧力センサ16の検出圧力が所定圧力以上の
異常圧力に上昇すると、この圧力上昇をCPU2
0が判断して電動弁制御回路22及びインタフエ
ース23を介して試験用電動弁12をアラーム弁
7の作動流量以下となる所定流量を流す所定開度
に開放駆動する。試験用電動弁12の開放駆動に
より分岐管8の異常圧力が排出され、圧力センサ
16の検出圧力が所定圧力範囲に下がると、
CPU20は試験用電動弁12を閉鎖駆動する。
その結果、分岐管8の管内圧力は異常圧力に上
昇しても常に所定圧力範囲内に維持することがで
きる。
また、本発明の圧力逃し装置は自動点検システ
ムのローカル中継器18に設けた試験用電動弁1
2、圧力スイツチ16及びローカル中継器18の
制御手段としてのCPU20のハードウエア構成
をそのまま使用し、CPU20に圧力逃し制御を
行なう制御機能を付加するだけで済み、従来のよ
うに末端試験装置10の他に専用の圧力逃し装置
を設けた場合に比べ設備構成及び設置工事を大幅
に簡略化して設備コストを下げることができる。
尚、上記の実施例にあつてはローカル中継器1
8に設けたCPU20により圧力逃し制御を行な
つているが、この圧力逃しの制御機能は各階毎に
設けたローカル中継器18を集中制御する自動点
検システムの中継盤、あるいは中継盤に対し指示
を行なう監視センタ等に設置された自動点検シス
テムの管理盤に設けたCPUで圧力逃し制御を行
なうようにしても良いことは勿論である。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明によれば、各
階の配管末端に設けた末端試験用弁、圧力センサ
及びスプリンクラー1個分の流量に絞るオリフイ
スからなる自動点検システムの末端試験装置で圧
力センサの検出圧力が所定圧力以上となつたとき
に末端試験用弁をアラーム弁作動流量以下の所定
流量を流す所定開度に開放駆動し、その後に検出
圧力が所定範囲内に下つたときに末端試験用弁を
閉鎖駆動する制御機能を持たせることで、別途専
用の圧力逃し装置を設けることなく配管内の圧力
異常上昇を防いで所定の圧力範囲内に維持するこ
とができ、設備構成及び設置工事を簡略化して設
備コストを大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した説明図:第
2図は第1図の末端試験装置の実施例を示した説
明図である。 1:消火ポンプ、2:地下水槽、3:吸込管、
4:仕切弁、5:給水本管、6:二次圧制御弁、
7:アラーム弁、8:分岐管、9:スプリンクラ
ーヘツド、10:末端試験装置、11:仕切弁、
12:試験用電動弁、13:オリフイス、15:
圧力計、16:圧力センサ、18:ローカル中継
器、20:CPU、21,23:インタフエース、
22:電動弁制御回路、24:A/Dコンバー
タ、25:伝送路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各階の配管末端に末端試験用弁と、圧力セン
    サと、スプリンクラー1個分の流量に絞るオリフ
    イスとから成る末端試験装置を設け、試験時に前
    記末端試験用弁の全開駆動により疑似火災状態を
    作り出してポンプを起動させ、該ポンプ起動時の
    圧力センサ等の各種センサからのデータにより設
    備の良否を判断する自動点検システムを備えた消
    火設備に於いて、 前記配管末端に設けた圧力センサの検出圧力が
    所定圧力以上となつた時に前記末端試験用弁をア
    ラーム弁作動流量以下の所定流量を流す所定開度
    に開放駆動し、その後に前記検出圧力が所定圧力
    範囲内になつた時に前記末端試験用弁を閉鎖駆動
    する制御手段を設けたことを特徴とする消火設備
    の圧力逃し装置。
JP13420588A 1988-05-31 1988-05-31 消火設備の圧力逃し装置 Granted JPH01303165A (ja)

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JP4334439B2 (ja) * 2004-08-20 2009-09-30 能美防災株式会社 消火設備
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