JPH0448447A - 光磁気ディスク及びその製造方法 - Google Patents
光磁気ディスク及びその製造方法Info
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Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
ディスク及びその製造方法に関するものである。
ミックス等からなる基板上に金属磁性体からなる垂直磁
化膜を形成したものを記録媒体とし、以下のような方法
で記録、再生を行うようになっている。
向を強力な外部磁場等によって一方向に(上向き又は下
向き)に揃え、初期化を行う。その後、記録したい領域
にレーザビームを照射し、記録媒体の温度をキュリー点
近傍以上又は補償点近傍に加熱し、その領域の保磁力を
“0”又はほとんど“0”とした上で初期化の磁化の方
向と逆向きの外部磁場(バイアス磁場)を印加して磁化
の向きを反転させる。そして、レーザビームの照射を停
止すると、記録媒体は常温に戻るので、反転した磁化は
固定され、熱磁気的に情報が記録される。
射した際に、その反射光又は透過光の偏光面の回転方向
が磁化の向きによって異なる現象(磁気カー効果又は磁
気ファラデー効果)を利用して行われる。
磁気ディスク)は、書換え可能な大容量メモリ素子とし
て注目されているが、情報を書き換える方法には、(i
)記録媒体を再度初期化して従前に記録された情報を一
旦消去した後、新たな情報の書込みを行う方法、(ii
)記録媒体又は外部磁場発生装置に工夫を加えてオーバ
ライド、つまり、消去動作を経ずに直接情報の書換えを
行う方法の2通りがある。
化装置が必要になるか、又は記録及び消去用に2個のヘ
ッドが必要になり、部品点数の増加及びコストアップを
招来する。なお、1個のみのヘッドで記録及び消去を行
うこともできるが、その場合は、書換え時に消去のため
の待ち時間が必要となって非効率的である。
、記録媒体の組成、膜厚等のH御が困難なものである。
る方法、具体的には、レーザビームの強度を一定にし、
記録すべき情報に応じて外部磁場の向きを高速スイッチ
ングで反転させる磁界変調方式が最も有力視されている
。
、外部磁場発生装置におけるコイル及びコイル芯は極め
て小さくする必要があり、その場合、磁場の発生領域も
小さくなる。従って、磁気ヘッドと記録媒体を近接させ
る必要があるので、一般には、第6図及び第7図に示す
ように、外部磁場発生装置を図示しない記録媒体上で滑
走可能な浮上型ヘッドlとして構成し、この浮上型ヘッ
ド1におけるスライダ部2に磁気ヘッド3を設けるとと
もに、浮上型ヘッド1を板ばね等からなるサスペンショ
ン4により支持して記録媒体側に付勢し、記録媒体の回
転に伴って浮上型ヘッド1を記録媒体の表面から微小な
浮上量で浮上させるようにしている。
の流れによって生じる第6図中上向きの浮上刃とサスペ
ンション4による図中下向きの付勢力とを均衡させるこ
とにより、一定の浮上量を保つものである。このような
ヘッドは既存のハードディスク装置にも採用されており
、ハードディスク装置における浮上量はとサブミクロン
のオーダである。
クの交換が可能であるために、塵が付着しやす(なり、
又、浮上型ヘッド1が光磁気ディスクに接近しすぎると
、ヘッドクラッシュ等が生じる恐れがあるので、ハード
ディスク装置に比べて浮上量を大きくして、例えば、5
〜15μm程度とする必要がある。
、浮上量が浮上型ヘッド1と記録媒体間の相対速度に大
きく依存するようになる。例えば、記録媒体を角速度一
定制御で回転させるのであれば、上記の相対速度は記録
媒体の外周側に向かうにつれて大きくなるが、その場合
、浮上量は相対速度の大きい外周側に向かうにつれて増
加する。
一定でなく、従って、浮上型ヘッド1の浮上量、つまり
、浮上型ヘッド1と記録媒体間の距離が半径位置等によ
って変化する場合は、それに伴って記録媒体に印加され
る磁場の大きさが変動し、一定の条件で記録、消去を行
うことができなくなるという問題を生じる。
ために、基板と、基板上に積層される記録層及び保護層
を有し、上記保護層上で浮上する浮上型ヘッドを使用し
、角速度一定で回転させながら記録又は消去を行う光磁
気ディスクにおいて、保護層の膜厚をtI、本光磁気デ
ィスク上の半径位置をr、atを正の定数、b、を負で
ない定数(≧0)として、 式t、 =a 、 / r (1/り l) 、
−・■で近似される関係が設定されていることを
特徴とするものである(以下、第1の態様と呼ぶ)。
積層される記録層、保護層及びヘッド吸着防止膜を有し
、上記ヘッド吸着防止膜上で浮上する浮上型ヘッドを使
用し、角速度一定で回転させながら記録又は消去を行う
光磁気ディスクにおいて、保護層の膜厚をL1を、ヘッ
ド吸着防止層の膜厚をt7、本光磁気ディスク上の半径
位置をr、a:を正の定数、btを負でない定数(≧0
)として 式j、 == Ca、 /r (+/l) 11.
) −t、 ・・−■で近似される関係が設定されて
いても良い(以下、第2の態様と呼ぶ)。
板上に記録層を形成した後、光磁気ディスクの内周部で
目が粗く、外周部に向かうにつれて目が細かくなるスク
リーンを介して保護層用の樹脂を盛り、続いて、この樹
脂を硬化させることにより製造することができる。
上に記録層及び保護層を順次形成した後、光磁気ディス
クの内周部で目が粗く、外周部に向かうにつれて目が細
かくなるスクリーンを介してヘッド吸着防止層用の樹脂
を盛り、続いて、この樹脂を硬化させることにより製造
することができる。
と、記録媒体である光磁気ディスクとの間の相対速度に
より変化する。本発明では、浮上型ヘッドの浮上量りが
浮上型ヘッドと光磁気ディスク間の相対速度の平方根、
つまり、(1/2)乗にほぼ比例し、従って、光磁気デ
ィスクを角速度一定制御で回転させるのであれば、浮上
量りが半径位置rの(1/2)乗にほぼ比例することに
着目し、上記第1の態様の如く、記録層上に保護層を有
する場合、保護層の膜厚t1を上記の0式の如く、半径
位置rの(1/2)乗にほぼ反比例させることにより、
半径位置rの変化にかかわらず浮上型ヘッドと記録層と
の間の距離(h+t。
記録又は消去時に記録層に印加される磁場の大きさが半
径位置rにかかわらず、はぼ一定となる。
考え方により、記録層上に保護層及びヘッド吸着防止層
を有する場合、上記の■式の如く、保護層の膜厚t1を
ほぼ一定とするとともに、ヘッド吸着防止層の膜厚L2
を半径位置rの(1/2)乗にほぼ反比例させることに
より、半径位置rの変化にかかわらず浮上型ヘッドと記
録層との間の距離(h+t、+tオ)をほぼ一定に維持
するようにしている。これにより、記録又は消去時に記
録層に印加される磁場の大きさが半径位置rにかかわら
ず、はぼ一定となる。
、保護層の膜厚を外周部に向かうに伴って薄くする必要
があるが、上記のように、外周部に向かうにつれて目が
細かくなるスクリーンを介して保護層用の樹脂を盛るこ
とにより、膜厚に変化を与えることができる。又、第2
の態様の光磁気ディスクにおけるヘッド吸着防止層の膜
厚に変化を与える際にも、同様のスクリーンを使用する
ことができる。
第1図、第2図及び第5図に基づいて説明すれば、以下
の通りである。
又はポリカーボネイト、ポリメチルメタアクリレート、
アモルファスポリオレフィン等の透光性樹脂等からなり
、中央に孔12aが設けられた基板12を備えている。
は消去に際して光ビームを案内する案内溝及びアドレス
を示すビットが必要に応じて設けられる。
果を強調するための誘電体膜、磁性膜及び反射膜等を含
む多層膜からなり、上記の磁性膜等は蒸着もしくはスパ
ッタリング等により基trIi12上に積層される。上
記磁性膜には、MnB1.PtMn5b等の多結晶薄膜
、GdTbFe、TbFeCo、DyFeCo等の希土
類遷移金属のアモルファス薄膜もしくは(P t /
Co )多層膜等の人工格子膜等が使用される。
14は、例えば、1000 (cps:1以上の高粘度
のスクリーン印刷用の紫外線硬化型樹脂からなる。
録再生装置は、保護層14上で滑走可能なスライダ部と
、磁気ヘッドとを有し、サスペンション16により光磁
気ディスク11の保護層14側に付勢される浮上型ヘッ
ド15と、対物レンズ17を有し、基板12を介して記
録層13にレーザビームを照射する光ヘッドとを備えて
いる。
ないが、例えば、第7図のものと同様に構成できる。
うにつれて小さくなるように設定されている。より具体
的には、上記浮上型ヘッド15におけるスライダ部の大
きさを縦10 (mm)X横10(mm)とし、光磁気
ディスク11を3600(rpm)で回転(角速度一定
)させるものとすると、保護層重4の膜厚1+ Cμ
m〕は光磁気ディスク11上の半径位置をr (mm)
として、t+ =80/ r ”” 10
− (1)で表される。ここでは、請求項第1項におけ
る式中の定数a+=80、bl=10とされている。
の大きさのスライダ部を有する浮上型ヘッド15をサス
ペンション16により5(gf)の押圧荷重で保護層1
4側に押圧しつつ、光磁気ディスク11を3600 (
rpm)で回転させた場合の光磁気ディスク11の各半
径位置における浮上型ヘッド15の浮上量を測定した結
果を第5図に曲線Iで示す、この曲線■から明らかなよ
うに、浮上型ヘッド15が光磁気ディスク11の外周側
に移動するに伴って、換言すれば、浮上型ヘッド15と
光磁気ディスク11との間の相対速度が大きくなるに伴
って浮上量は大きくなる。
いて光磁気ディスク11に外周側はど薄くなるように設
定すると、浮上型へノド15と記録層13間の距離を光
磁気ディスク110半径位置にかかわらずほぼ一定に維
持することができる。
曲線■)、(1)式により演算した各半径位置での保護
層14の膜厚t1及び浮上量りと膜厚の和(h十tI)
、つまり、各半径位置での浮上型へノド15と記録層1
3間の距離との関係を示す。同表から分かるように、(
h十t+)は各半径位置で若干の変動はあるものの、(
h + t I)の変動は浮上量り自体の変動よりは遥
かに僅かであり、各半径位置で(h+t+)がほぼ一定
となっている。
。
13を形成する。次に、同図0))に示すように、記録
11813上に保護層14を形成する紫外線硬化型樹脂
14“がスクリーン印刷技術により盛られる。このスク
リーン印刷用の版18は底部に網目状のスクリーン20
を有している。そして、スクリーン20における光磁気
ディスク11の内周部に対応する部位は目が粗くなって
おり、光磁気ディスク11の外周側に向かうにつれてス
クリーン20の目が細かくなっている。これにより、紫
外線硬化型樹脂14′は光磁気ディスク11の内周側で
厚く、外周側に向かうにつれて薄くなるように、具体的
には光磁気ディスク11の半径rと紫外線硬化型樹脂1
4°の厚さt、が上記の(1)式の関係を満たすように
盛られる。
より紫外線が照射されることにより、紫外線硬化型樹脂
14゛が硬化されて保護層14が形成される。なお、こ
の際、保護層14への浮上型ヘッド15の吸着を防止す
るために保護層14の表面に比較的大きな物理的凹凸を
形成したい場合、紫外線硬化型樹脂14”を表面硬化と
内部硬化の2段階で硬化させることにより保護層14を
形成することもできる。
実施例を説明する。
は基板12上に記録層13と、保護層23と、ヘッド吸
着防止層24とを順次積層してなっている。保護層23
は、例えば、ウレタンアクリレート等の紫外線硬化型樹
脂で一定の膜厚t1となるように形成される一方、へ・
ノド吸着防止層24は、1000 (cps)以上程度
の高粘度のスクリーン印刷用の紫外線硬化型樹脂で形成
されヘッド吸着防止層24の膜厚t2は光磁気ディスク
22の内周から外周に向かうにつれて小さくされている
。
大きさが縦5 (mm)X横5 (mm)であり、光磁
気ディスク22が3600 [rpm)で角速度一定で
回転されるものとした時、光磁気ディスク22上の半径
位置r [mm)と、保護層23及びヘッド吸着防止層
24の各膜厚j+、tzとの間に tt = (50/r (1/2)− 0)
t+ −(2)の関係が与えられる。ここでは、請求
項第2項の式中の定数a、=50、b2=0とされてい
る。
)の浮上型ヘッド15を35QO(rpm)で回転する
光磁気ディスク22上にサスペンション16により5(
gf)の押圧荷重で押゛圧した時の光磁気ディスク22
上の半径位置と浮上型ヘッド15の浮上量との関係を測
定した結果を第5図中に曲線■で示す。又、以下の第2
表に各半径位置における浮上型ヘッド15の浮上量h、
保護層23の膜厚j1を、ヘッド吸着防止層24の膜厚
t:及び(h+t、+t、)、つまり、記録層13と浮
上型ヘッド15間の距離を示す。
かなり大きな変動を有するものの、(h+1.+1.)
は半径位置にかかわりなくほぼ一定であり、従って、浮
上型ヘッド15と記録層13間の距離はほぼ不変となり
、光磁気ディスク22の半径位置にかかわらず同一の条
件で記録・消去が行われることになる。
例を説明する。
13が形成され、次に、同図い)の如く、保護層23を
形成する紫外線硬化型樹脂23“が滴下された後、基板
12を回転させることにより紫外線硬化型樹脂23′が
均一に塗布され、続いて、同図(C)のように紫外線ラ
ンプ21により紫外線が照射されて紫外線硬化型樹脂2
3“が硬化され、保護層23が形成される。
ディスク22の外周側に向かうにつれて目が細かくなる
スクリーン20を介してヘッド吸着防止層24を形成す
る紫外線硬化型樹脂24′が盛られた後、紫外線ランプ
21により紫外線が照射(同図(e))されてヘッド吸
着防止層24が形成される。
としてヘッド吸着防止層24の膜厚t2を半径位置rに
応じて変化させたが、逆に、ヘッド吸着防止層24の膜
厚t2を一定として保護層23の膜厚t1を半径位置r
に応じて変化させるようにすることもでき、要は保護層
23及びヘッド吸着防止層24の合計の膜厚(tI+t
2)が外周側で小さくなるように半径位置rに応じて変
化していれば良い。
1又は22を角速度一定制御で回転させ、保護層14又
はヘッド吸着防止層24の膜厚t。
変化させるようにしたが、基本的には、保護層14又は
ヘッド吸着防止層24の膜厚1゜t2が浮上型ヘノド1
5と光磁気ディスク11又は22との間の相対速度の(
1/2)乗にほぼ反比例して変化するようになっていれ
ば良い。
ノド吸着防止層24はそれぞれスクリーン印刷用の紫外
線硬化型樹脂により形成したが、それ以外の樹脂等を使
用しても良い。
上に保護層を有し、浮上型ヘッドを使用するとともに、
角速度一定で回転させながら記録又は再生を行う場合に
、保護層の膜厚をt1を、本光磁気ディスク上の半径位
置をr、alを正の定数、b、を負でない定数(≧0)
として、式t、 −a、 / r (1/i) 1を
、。
態様と呼ぶ)。
/2)乗にほぼ比例するのに対し、保護層の膜厚を半径
位置の(1/2)乗にほぼ反比例させるようにしたので
、半径位置の変化にかかわらず浮上型ヘッドと記録層と
の間の距離がほぼ一定に維持され、その結果、記録又は
消去時に記録層に印加される磁場の大きさが半径位置に
かかわらず、はぼ一定となるので、安定的に記録・消去
を行えるようになる。
及びヘッド吸着防止層を有し、浮上型ヘッドを使用する
とともに、角速度一定で回転させながら記録又は再生を
行う場合に、保護層の膜厚をt1を、ヘッド吸着防止層
の膜厚をtz、本光磁気ディスク上の半径位置をr、a
2を正の定数、b、を負でない定数(≧O)として 弐t2−(a2/r(1″)−b2)−tlで近位され
る関係が設定されている構成でも良い(第2の態様と呼
ぶ)。
づいて、保護層の膜厚をほぼ一定とするとともに、ヘッ
ド吸着防止層の膜厚を半径位置の(1/2)乗にほぼ反
比例させるようにしたので、半径位置の変化にかかわら
ず浮上型ヘッドと記録層との間の距離がほぼ一定に維持
され、従って、記録又は消去時に記録層に印加される磁
場の大きさがほぼ一定となるので、安定的に記録・消去
が行えるようになる。
上に記録層を形成した後、光磁気ディスクの内周部で目
が粗く、外周部に向かうにつれて目が細かくなるスクリ
ーンを介して保護層用の樹脂を盛り、続いて、この樹脂
を硬化させることにより製造することができる。
つれて目が細かくなるスクリーンを介して保護層用の樹
脂を盛ることにより、膜厚に所定の変化を与えることが
できる。
上に記録層及び保護層を順次形成した後、光磁気ディス
クの内周部で目が粗く、外周部に向かうにつれて目が細
かくなるスクリーンを介してヘッド吸着防止層用の樹脂
を盛り、続いて、この樹脂を硬化させることにより製造
することができる。
なるスクリーンを介してヘッド吸着防止層用の樹脂を盛
ることにより、膜厚に所定の変化を与えることができる
。
る。 第1図は光磁気ディスクの概略縦断面図である。 第2図(a)〜(C)はそれぞれ光磁気ディスクの製造
手順を示す概略縦断面図である。 第3図及び第4図は本発明の第2実施例を示すものであ
る。 第3図は光磁気ディスクの概略縦断面図である。 第4図(a)〜(e)はそれぞれ光磁気ディスクの製造
手順を示す概略縦断面図である。 第5図は半径位置と浮上量との関係を示す第1及び第2
実施例に共通のグラフである。 第6図及び第7図は従来例を示すものである。 第6図は浮上型ヘッドを示す斜視図である。 第7図は第6図の部分拡大図である。 12は基板、13は記録層、14・23は保護層、14
′ ・23“ ・24°は紫外線硬化型樹脂(樹脂)、
15は浮上型ヘッド、24はヘッド吸着防止層である。 特許出願人 シャープ 株式会社第 1 図 第 2 図(a) 第 2 図(b) 第 2 図(C) 第 図 第 図(a) 第 1!I(b) 第 i1!!(e)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、基板と、基板上に積層される記録層及び保護層を有
し、上記保護層上で浮上する浮上型ヘッドを使用し、角
速度一定で回転させながら記録又は消去を行う光磁気デ
ィスクにおいて、 保護層の膜厚をt_1を、本光磁気ディスク上の半径位
置をr、a_1を正の定数、b_1を負でない定数とし
て、 式t_1=a_1/r^(^1^/^2^)−b_1で
近似される関係が設定されていることを特徴とする光磁
気ディスク。 2、基板と、基板上に積層される記録層、保護層及びヘ
ッド吸着防止膜を有し、上記ヘッド吸着防止膜上で浮上
する浮上型ヘッドを使用し、角速度一定で回転させなが
ら記録又は消去を行う光磁気ディスクにおいて、 保護層の膜厚をt_1、ヘッド吸着防止層の膜厚をt_
2、本光磁気ディスク上の半径位置をr、a_2を正の
定数、b_2を負でない定数として 式をt_2=(a_2/r^(^1^/^2^)−b_
2)−t_1、で近似される関係が設定されていること
を特徴とする光磁気ディスク。 3、請求項第1項記載の光磁気ディスクの製造方法であ
って、 基板上に記録層が形成された後、光磁気ディスクの内周
部で目が粗く、外周部に向かうにつれて目が細かくなる
スクリーンを介して保護層用の樹脂が盛られ、続いて、
この樹脂が硬化されることを特徴とする光磁気ディスク
の製造方法。 4、請求項第2項記載の光磁気ディスクの製造方法であ
って、 基板上に記録層及び保護層が順次形成された後、光磁気
ディスクの内周部で目が粗く、外周部に向かうにつれて
目が細かくなるスクリーンを介してヘッド吸着防止層用
の樹脂が盛られ、続いて、この樹脂が硬化されることを
特徴とする光磁気ディスクの製造方法。
Priority Applications (6)
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US07/714,933 US5233597A (en) | 1990-06-13 | 1991-06-13 | Magneto-optical disk having a layer of varying thickness |
EP91305382A EP0461911B1 (en) | 1990-06-13 | 1991-06-13 | Magneto-optical disk and manufacturing methods thereof |
DE69117808T DE69117808T2 (de) | 1990-06-13 | 1991-06-13 | Magnetooptische Platte und Verfahren zur Herstellung |
US07/925,370 US5336531A (en) | 1990-02-06 | 1992-08-04 | Magneto-optical disk and manufacturing methods thereof |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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Publications (2)
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---|---|
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Family
ID=15663646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2158070A Expired - Lifetime JP2507824B2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-06-13 | 光磁気ディスク及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2507824B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008140544A (ja) * | 2002-09-05 | 2008-06-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光情報記録媒体及びその製造方法、並びに光情報記録媒体の保持方法 |
-
1990
- 1990-06-13 JP JP2158070A patent/JP2507824B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008140544A (ja) * | 2002-09-05 | 2008-06-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光情報記録媒体及びその製造方法、並びに光情報記録媒体の保持方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2507824B2 (ja) | 1996-06-19 |
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