JPH0448176Y2 - - Google Patents

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JPH0448176Y2
JPH0448176Y2 JP6829188U JP6829188U JPH0448176Y2 JP H0448176 Y2 JPH0448176 Y2 JP H0448176Y2 JP 6829188 U JP6829188 U JP 6829188U JP 6829188 U JP6829188 U JP 6829188U JP H0448176 Y2 JPH0448176 Y2 JP H0448176Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、主として流体駆動式あるいは電気
駆動式の歯科用ハンドピースを用いて種々の治療
作業を行なう際に、その患部などの作業領域を明
確に視認できるように照明するための小型ランプ
や光フアイバーの発光源等の光源をハンドピース
本体に内蔵するとともに、この光源の熱的な影響
による寿命低下を抑制するために、ハンドピース
本体内に光源冷却用の空気管路を形成してなる照
明用光源内蔵の医療用ハンドピースに関するもの
である。
(従来の技術) 上記のように、患部などの作業領域を照明する
ことができるハンドピースは、特に狭い口腔内の
治療などに便利であり、歯科用はもとより他の医
療分野でも好適である。
ところで、この種のハンドピースにおいて、従
来、特公昭58−35700号公報で開示されているよ
うに、作用媒体の作動に同期して光源を点灯動作
させ、かつ作用媒体の作動停止後の設定時間に亘
り上記光源を点灯動作状態に維持し、設定時間経
過後に消灯指令信号を出力する遅延手段を設けた
ものが知られている。
(考案が解決しようとする課題) 上記した従来の照明用光源内蔵の医療用ハンド
ピースにおいては、作用媒体の作動停止後にも設
定時間に亘り上記光源を点灯動作状態に維持する
遅延動作によつて、治療後の患部を明確に視認す
ることができて、治療の充実化を図り得るといつ
た利点を有する反面、上述のような遅延動作をも
たないものと比べて、光源のトータル点灯動作時
間が長くなるため、もともとハンドピース本体の
内部に籠りやすい熱の影響で短縮される傾向にあ
る光源の使用寿命を一層悪化し、ランプなど光源
の交換頻度が大きくなる欠点があつた。
また、ランプなど光源の使用寿命を長くするた
めに、その光源を空気の流動により冷却するもの
が、例えば実開昭57−176208号公報などで開示さ
れているものの、このものは上記した遅延動作並
びにその遅延動作時の冷却について何等考慮され
ていないものであり、従つて、治療後の患部の視
認による治療の充実化を図り得ないとともに、光
源の使用寿命の増大にも自ずと限界があつた。
この考案は上記実情に鑑みてなされたもので、
遅延動作による治療の充実化の効果を達成しつ
つ、光源の使用寿命を最大限に増大することがで
きる照明用光源内蔵の医療用ハンドピースを提供
することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、この考案に係る
照明用光源内蔵の医療用ハンドピースは、作業領
域を照明するための光源をハンドピース本体に内
蔵するとともに、上記光源を冷却する冷却用空気
管路を上記ハンドピース本体内に形成し、作用媒
体の作動・停止を司る制御手段と、この制御手段
による作用媒体の作動に対応させて上記光源を点
灯動作させ、かつ上記制御手段による作用媒体の
作動停止後に上記光源を点灯動作状態に維持可能
な光源制御手段と、上記光源が点灯動作状態にあ
るとき、上記管路での冷却用空気の流通を保持す
る手段を設けたことを特徴とする。
また、上記制御手段による作用媒体の作動停止
後に上記光源を設定時間に亘り点灯動作状態に維
持するとともに、上記管路での冷却用空気の流通
を保持し、かつ設定時間経過後に消灯指令信号お
よび冷却用空気の流通停止指令信号を出力する遅
延手段が設けられている。
また、作用媒体が空気駆動されるタービンに連
結されたものである場合、上記光源を冷却する冷
却用空気管路がタービン駆動用空気管路とは別個
に独立して形成されている。
さらに、上記光源を冷却する冷却用空気がハン
ドピース先端から作用部に向けて噴出される空気
で兼用されている。
(作用) 上記のように構成された照明用光源内蔵の医療
用ハンドピースによれば、制御手段により作用媒
体を作動させたとき、その作動に対応させて上記
光源を点灯動作させるとともに、ハンドピース本
体内の冷却用空気管路に冷却用空気を流動させ
て、上記光源を冷却状態に保つ。また、上記制御
手段により作用媒体の作動を停止した後において
も上記光源制御手段を介して上記光源を点灯動作
状態に維持することが可能であり、これにより、
治療が施された患部を照出してその状況を明確に
視認することができる。そして、このような作用
媒体の作動停止後における上記光源の点灯動作時
にも上記冷却用空気管路での冷却用空気の流動を
保持することにより、上記光源の冷却状態を保つ
て熱的な影響による光源の寿命低下を抑制するこ
とができる。
また、作用媒体が空気駆動されるタービンに連
結されたものである場合、上記のような光源の冷
却に使用する空気をタービン駆動用空気管路とは
別個の管路に流動させることにより、所期の光源
冷却に適した量の空気を光源が点灯動作状態にあ
るかぎり必ず流動保持して、光源の寿命低下抑制
効果を達成する。
さらに、光源の冷却に使用する空気として、ハ
ンドピースの先端から噴出する、いわゆるチツプ
エアーで兼用することにより、ハンドピース内に
形成する空気管路の数を少なくすることが可能
で、制作面で有利となる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1実施例 第1図乃至第 図はスリーウエイシリンジにお
ける適用例を示すもので、同図において、1はハ
ンドピース本体であり、該ハンドピース本体1
は、グリツプ部11と、該グリツプ11に接続部
12を介して屈折状態に接続されたノズル部13
とから成る。上記グリツプ部11の基端部には
水、空気等の作用媒体の供給チユーブ141,1
42をまとめて収納した可撓チユーブ14が連結
され、かつ上記供給チユーブ141,142はグ
リツプ部11に内蔵された供給管路2,3に夫々
接続されている。上記作用媒体は、その供給管路
2,3及びノズル部13に内蔵された供給管路2
1,31を経てノズル部13の先端から夫々単独
で或いは混合状態で患部に噴射される。
また、上記グリツプ部11の先端接続部12は
雌筒状とされ、該接続部12内の底部にはノズル
部13の軸線と同軸的に円筒状ランプホルダー4
が配設され、該ランプホルダー4にはランプカー
トリツジ6を介して照明光源であるランプ5がそ
の光軸方向に沿つて着脱自在に装着されている。
上記ノズル部13内にはその軸線に沿つて先端
にまで及び導光体(光フアイバー)7が配設さ
れ、このノズル部13をグリツプ部11に接続し
たとき、その入光端71が上記ランプ5の前面に
対面するとともに、先端の出光端72より患部に
ランプ光が照射されるようになされている。上記
ノズル部13は、グリツプ部11に対し操作スリ
ーブ121によつて抜き出し不能で且つその軸心
の周りに回転可能に接続され、接続部12の操作
スリーブ121を圧縮スプリング122の弾力に
抗して操作することにより離脱可能とされてい
る。更に、ノズル部13の先端部131は湾曲さ
れており、上記回転可能な機能と相まつて患部に
合せてその先端を任意の方向に向位させることが
できる。このような機能は、特に狭い口腔内にお
いて上下顎の歯表或いは歯裏を治療する際に非常
に便利である。
上記接続部12においては、グリツプ部11と
ノズル部13とが雌雄の関係で嵌合され、各作用
媒体の供給管路2,21,3,31は、該接続部
12に形成された周溝22,32及び連通孔2
3,33を介して互いに連通する。尚、ノズル部
13内の空気の管路31は、途中からノズル部1
3の管内自体に共軛され、ノズル部13の先端部
で水の管路21の周りから噴射されるようになさ
れている。
上記グリツプ部11の外周にはピン150を介
して2個の操作レバー15A,15Bが第2図で
明示されているように、手指にて同時操作できる
程度の間隔を置いて夫々揺動自在に枢着され、こ
れら操作レバー15A,15Bのいずれか若しく
は両方同時に押動操作することにより、上記作用
媒体の供給管路2,3の途中に配設されたボール
弁20及び/若しくは30が開となり、ノズル部
13に水及び/若しくは空気が供給される。
また、該操作レバー15A,15Bのいずれか
の操作により、これら操作レバー15A,15B
の直下相当位置に配置されたリミツトスイツチ5
0がON,OFFされ、これにともなつて上記ラン
プ5が点灯・消灯制御されるように構成されてい
るが、その制御内容に関しては後述する。
さらに、上記グリツプ部11内には、上記ラン
プカートリツジ6及びランプ5を冷却するための
冷却用空気の給排気用管路16,17が設けら
れ、そのうち、給気管路16には上記操作レバー
15A,15Bの操作にともなうリミツトスイツ
チ50のON−OFFにより開閉する器外の電磁弁
60を経て冷却用空気が供給されるようになされ
ているとともに、この電磁弁60が上記ランプ5
の点灯・消灯動作に応じて開閉制御されるが、そ
の制御内容に関しても後述する。
第4図は、上記ランプ5の点灯・消灯制御及び
上記電磁弁60の開閉制御回路を示すもので、上
記ランプ5には整流回路101、定電流回路(ま
たは定電圧回路)102、電流検出回路(または
電圧検出回路)103を経て直流電流が供給され
るようになされており、また上記電磁弁60には
整流回路101、電磁弁制御回路104を経て直
流電流が供給されるようになされている。
そして、上記リミツトスイツチ50のONから
OFFへの切換え信号をスタート信号にして、設
定時間に亘り遅延動作を行なう遅延回路105を
設け、この遅延回路105の遅延動作終了信号を
上記定電流回路(または定電圧回路)102に入
力することにより、ランプ5への電流供給を停止
して該ランプ5を消灯すると同時に上記電流検出
回路(または電圧検出回路)103の検出信号に
より電磁弁制御回路104を介して電磁弁60を
自動的に閉じるようになしている。
第5図は、第4図で示したランプ5の点灯・消
灯制御及び電磁弁60の開閉制御回路の変形例で
あり、第4図における電流検出回路(または電圧
検出回路)103を省き、上記遅延回路105の
遅延動作終了信号を上記定電流回路(または定電
圧回路)102に入力し、ランプ5への電流供給
を停止して該ランプ5を消灯すると同時に上記遅
延回路105の遅延動作終了信号を上記電磁弁制
御回路104にも入力して電磁弁60を自動的に
閉じるようになしたものである。
次に、この考案の要部であるところの上記第4
図および第5図で示したランプ5の点灯・消灯制
御及び電磁弁60の開閉制御動作について説明す
る。
上記操作レバー15A,15Bのいずれか若し
くは両方同時に押動操作して、上記作用媒体の供
給管路2,3の途中に配設されたボール弁20及
び/若しくは30を開となし、ノズル部13に水
及び/若しくは空気を供給し所定の治療動作を行
う時、上記操作レバー15A,15Bの押動操作
にともなつてリミツトスイツチ50がONとなり
ランプ5が点灯して治療患部を照射する。同時に
電磁弁60が開となり、上記給気管16には冷却
用空気が供給されて上記ランプカートリツジ6及
びランプ5が冷却される。
つぎに、上記操作レバー15A,15Bを元に
もどすと、上記作用媒体の供給管路2,3の途中
に配設されたボール弁20及び/若しくは30が
閉となり、ノズル部13への水及び/若しくは空
気の供給が停止されて所定の治療が終了する。こ
のとき、上記操作レバー15A,15Bによりリ
ミツトスイツチ50がOFFとなり、そのOFF信
号が遅延回路105に入力されて設定時間Tに亘
る遅延動作が行なわれ、この間上記ランプ5が点
灯動作状態に維持されるとともに、上記給気管路
16への冷却用空気の供給も保持されてランプ5
を冷却しつづける。そして、上記の設定時間Tに
亘る遅延動作が終了すると、その終了信号により
上記定電流回路(または定電圧回路)102を介
してランプ5への電流供給が停止されて該ランプ
5が消灯するとともに、上記終了信号により上記
電磁弁制御回路104を介して電磁弁60が自動
的に閉じられ、上記給気管路16への冷却用空気
の供給、つまりランプ5の冷却も停止する。第6
図は上記の制御動作を簡単に説明するタイミング
チヤートである。
以上のように、ランプ5が点灯しているときは
必ず冷却用空気によつてランプカートリツジ6及
びランプ5を冷却することにより、過熱等にとも
なうランプ寿命の低下を抑制することができるの
である。
尚、上記の第1実施例で示したスリーウエイシ
リンジのハンドピースにおいて、上記操作レバー
15A,15Bを軽く押すと、リミツトスイツチ
50がONとなるとともに、電磁弁60が開とな
り、更に強く押すとボール弁20,30が開とな
るような二段操作形式に構成することによつて、
治療開始にあたつて、ランプ5を任意の時間だけ
先行的に点灯させる同時に、その点灯したランプ
5を冷却空気により冷却することができるばかり
でなく、ボール弁20,30を閉じた治療終了後
にも任意の時間に亘つてランプ5の点灯状態を維
持するとともに、その点灯状態が維持されたラン
プ5を冷却用空気による冷却状態に保持すること
ができる。特に、このような二段操作形式の構成
とした場合は、治療の前後で患部を照射すること
が可能であるのみならず、その照射時間を術者の
熟練度合等に応じて自由にコントロールでき、無
駄な点灯を省くことができ、また、ランプ5がど
のような時間長さに亘つて点灯維持されようと
も、その間における冷却用空気による冷却作用状
態を確実に保持することができる。更に、第4図
や第5図で示した遅延回路105等が不要で、電
気回路の構成を簡素化することもできる。
第2実施例 第7図は、歯科用エアータービンハンドピース
への適用例を示すものであり、同図におけるハン
ドピース本体1は、上記の第1実施例と同様に作
用媒体の供給チユーブ141,142等をまとめ
て収納した可撓性チユーブ14の接手11と、該
接手11に接続部12を介して着脱可能に接続さ
れたグリツプ部13とからなり、上記グリツプ部
13の先端は図示しない切削工具を回転駆動する
エアータービンを収納するヘツド部132とされ
ている。上記接手11内には同軸的にランプホル
ダー4及びランプカートリツジ6が配設され、一
方、グリツプ部13内にはヘツド部132にまで
及び導光体7が内設され、その入光端71はラン
プカートリツジ6内のランプ5に体面するととも
に、その先端は上記ヘツド部132より露出した
出光端72とされ、患部に向け照射されるように
なされている。
また、上記接手11及びグリツプ部13内には
上記第1実施例の場合と同様に、途中接続部12
において周溝22,32等を介して互いに連通す
る作用媒体の供給管路2,21,3,31が一連
的に設けられ、そのうち、給気管路31に供給さ
れる空気はヘツド部132に至り、そのヘツド部
132内のタービンを駆動する。一方、給水管路
21に供給される水はヘツド部132に設けられ
た注出口24から患部に向けて噴射される。
また、上記のタービン駆動用空気とは別個にチ
ツプエアーの供給管路161,171が上記接手
11及びグリツプ部13内に形成されており、そ
のうち、グリツプ部13側の供給管路171の先
端は上記注出口24に接続され、もつて、チツプ
エアー、水または両者の混合したミストを選択的
に該注出口24から患部に向けて噴射できるよう
になされている。さらに、両供給管路161,1
71を互いに接続するための連通路163を設
け、その先端に上記ランプホルダー4及びランプ
カートリツジ6を配設することにより上記のチツ
プエアーをもつてランプカートリツジ6及びラン
プ5の冷却用空気に兼用するようになしている。
つまり、上記のチツプエアーは、ランプカート
リツジ6及びランプ5を冷却したのち、供給管路
171内を流動し上記注出口24から患部に向け
噴射されて患部の冷却および歯粉の吹き飛ばしを
行なうのである。
尚、この第2実施例の場合、電磁弁60はチツ
プエアーの供給管路161に設けられているのは
当然のことである。
上記グリツプ部13と接手11とは、第1実施
例の場合と同様に、雌雄の関係で且つ軸心の周り
に相互回転可能に嵌合接続され、操作スリーブ1
21をスプリング122の弾力に抗して操作する
ことにより相互に離脱可能とされている。
その他の構成で上記実施例1と同様なものには
図面上で同一の符号を付してそれらの詳細な説明
は省略する。
また、ランプ5の点灯・消灯制御および電磁弁
60の開閉制御のための回路構成ならびに制御動
作についても、上記実施例1とほぼ同様であるの
で、ここではその説明を省略する。
尚、上記各実施例は、歯科用スリーウエイシリ
ンジ及びエアータービンハンドピースの適用例を
示したが、マイクロモータハンドピースやスケー
ラ等の他の歯科用ハンドピース或いは他の医療用
ハンドピース、例えば耳鼻科用のハンドピースに
適用することも可能である。
(発明の効果) 以上の説明からも既に明らかなように、この考
案に係る照明用光源内蔵の医療用ハンドピースに
よれば、作用媒体の作動停止後にも光源を点灯状
態に維持できるので、治療したばかりの患部の状
況を明確に視認し治療の良否等を即座に知得する
といつた具合に治療の充実化を図り得るものであ
りながら、作用媒体の作動時はもちろん、上記の
ような作用媒体の作動停止後における光源の点灯
時にも冷却用空気を介して、ハンドピース本体に
内蔵された光源の冷却状態を保持できるので、該
光源の熱的な影響による使用寿命の低下を極力抑
制して使用寿命を最大限に増大することができる
といつた効果を奏する。また、それ故に、作用媒
体の作動停止後の光源のみの点灯時間を長くとり
易くなり、該照明機能によりハンドピース自体の
利用範囲の拡大も可能となる。
また、作用媒体が空気駆動されるタービンに連
結されたものである場合、上記のような光源の冷
却に使用する空気をタービン駆動用空気管路とは
別個の管路に流動させることにより、所期の光源
冷却に適した量の空気を供給できるとともに、光
源が点灯動作状態にあるかぎり必ずそれの冷却状
態を保持して、光源の寿命低下抑制効果を所定通
り確実に達成することができる。
さらに、上記のタービン駆動式の場合において
光源冷却用空気として、チツプエアーで兼用する
ようにすれば、ハンドピース本体内に特別に光源
冷却用空気管路を設ける必要がなくなり、ハンド
ピースの小径化、小型化を図り得る。
【図面の簡単な説明】
第1図はハンドピースとしてスリーウエイシリ
ンジに適用した例を示す第1実施例の側面図、第
2図は第1図の正面図、第3図は拡大縦断側面
図、第4図は制御回路の構成を示すブロツク図、
第5図は第4図の変形例を示すブロツク図、第6
図は制御動作を説明するためのタイミングチヤー
ト、第7図はエアータービンハンドピースに適用
した第2実施例の一部切欠き拡大側面図である。 符号の説明、1……ハンドピース本体、2,2
1,3,31……作用媒体の供給管路、5……ラ
ンプ、6……ランプカートリツジ、16,17…
…冷却用空気の給排気用管路、50……リミツト
スイツチ、60……電磁弁、104……電磁弁制
御回路、105……遅延回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 作業領域を照明するための光源をハンドピー
    ス本体に内蔵するとともに、上記光源を冷却す
    る冷却用空気管路を上記ハンドピース本体内に
    形成し、作用媒体の作動・停止を司る制御手段
    と、この制御手段による作用媒体の作動に対応
    させて上記光源を点灯動作させ、かつ上記制御
    手段による作用媒体の作動停止後に上記光源を
    点灯動作状態に維持可能な光源制御手段とを具
    備した照明用光源内蔵の医療用ハンドピースに
    おいて、上記光源が点灯動作状態にあるとき、
    上記管路での冷却用空気の流通を保持する手段
    を設けたことを特徴とする照明用光源内蔵の医
    療用ハンドピース。 (2) 上記光源制御手段が作用媒体の作動停止後の
    設定時間に亘り上記光源を点灯動作状態に維持
    し、設定時間経過後に消灯指令信号並びに冷却
    用空気の流通停止信号を出力する遅延手段を含
    むものである請求項1記載の照明用光源内蔵の
    医療用ハンドピース。 (3) 作用媒体が空気駆動されるタービンに連結さ
    れたものであり、ハンドピース本体に内蔵の光
    源を冷却する冷却用空気管路が作用媒体駆動用
    空気管路とは別個に独立して形成されている請
    求項1又は2記載の照明用光源内蔵の医療用ハ
    ンドピース。 (4) ハンドピース本体に内蔵の光源を冷却する冷
    却用空気がハンドピース本体の先端から作用部
    に向けて噴出される空気で兼用されている請求
    項1,2又は3記載の照明用光源内蔵の医療用
    ハンドピース。
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