JPH0448095Y2 - - Google Patents

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JPH0448095Y2
JPH0448095Y2 JP5692189U JP5692189U JPH0448095Y2 JP H0448095 Y2 JPH0448095 Y2 JP H0448095Y2 JP 5692189 U JP5692189 U JP 5692189U JP 5692189 U JP5692189 U JP 5692189U JP H0448095 Y2 JPH0448095 Y2 JP H0448095Y2
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JP
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pedestal
keystone plate
stopper
wiring
plate
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JP5692189U
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JPH02146920U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、取付け穴を備えたキーストンプレー
トに配線・配管資材を固定するための台座を取付
けるための構造に関するものである。
〔従来の技術〕
キーストンプレートは、山部と谷部とを備えた
波形の鉄製型枠である。
第7図に示されるように、このキーストンプレ
ートPを利用して、例えば天井面にコンクリート
Cを打設する際に、コンクリートC内にボツク
ス、エンドカバーなどの配線・配管資材Dを埋設
する場合には、この配線・配管資材Dをキースト
ンプレートPに直接固定できないので、木、或い
は発泡材などを削り出した台座21をキーストン
プレートPの谷部Pbに埋め込み、この台座21
に配線・配管資材Dを釘22によつて固定すると
共に、この台座21によつて配線・配管資材Dの
内部にコンクリートCが侵入するのを防いでい
る。
しかし、コンクリートCの硬化後にキーストン
プレートPを取り外す場合に、その谷部Pbに埋
め込んだ台座21が、配線・配管資材Dの側に付
いて残つてしまう場合が多い。この場合には、配
線・配管資材Dに付いてしまつた台座21をいち
いち取り外さねばならず、このキーストンプレー
トPの取り外し後に行う台座21の取り外し作業
が極めて面倒であつた。
一方、キーストンプレートには、その谷部に所
定の間隔をおいて多数の取付け穴が設けられてい
る構造ものが開発され、多用されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、キーストンプレートに設けられた取
付け穴と、止め具とを利用して、キーストンプレ
ートの谷部に埋め込む台座を、簡単迅速で、しか
も確実にキーストンプレートと止め具との間で挟
持固定できるようにすると共に、特に配線・配管
資材をコンクリート内に埋設する場合において、
キーストンプレートの取り外し時に、台座が配
線・配管資材の側に残るのを防止することを課題
としてなされたものである。
〔課題を解決するための手段〕
この課題を解決するための本考案は、取付け穴
を備えたキーストンプレートに、配線・配管資材
固定用の台座を取付けるための構造であつて、キ
ーストンプレートの谷部の形状に合致している台
座と、止め具とから成り、前記台座には、止め具
挿入穴が上下方向に設けられ、前記止め具は、台
座に保持される保持部と、キーストンプレートの
取付け穴に係合される係合部とで形成され、台座
の止め具挿入に挿入穴した止め具と、キーストン
プレートとで台座を挟持固定するようにしたこと
を特徴としている。
〔考案の作用〕
取付け穴を備えたキーストンプレートの谷部に
埋め込まれた台座は、このキーストンプレート
と、台座に挿入された止め具とによつて確実に挟
持固定されるので、特に配線・配管資材をコンク
リート内に埋設する場合において、キーストンプ
レートを取り外す時に、この台座は、このキース
トンプレートと一体となつて取り外され、配線・
配管資材の側に残ることは全くなくなる。このた
め、従来のように、キーストンプレートの取り外
し後において、配線・配管資材の側に残つた台座
をいちいち取り外す必要がなくなる。
〔実施例〕
以下、配線・配管資材がコンクリート内に埋設
される場合の実施例を挙げて、本考案を更に詳細
に説明する。
第1図に示されるように、キーストンプレート
Pは、山部Paと谷部Pbとを備えた波形の鉄製型
枠であつて、谷部Pbには、所定の間隔をおいて
多数の長穴状の取付け穴1が設けられている。こ
の取付け穴1は、山部Pa或いは谷部Pbの長さ方
向に対して傾斜して設けられている。図示の取付
け穴1の傾斜方向は、全く同一方向であるが、こ
の取付け穴1と逆方向に傾斜している取付け穴も
ある。
台座Aは、樹脂成形品であつて、キーストンプ
レートPの谷部Pbに合致した形状になつている
と共に、第5図に示されるように、裏面側には多
数のリブ10が設けられていて、釘打ち、ビスね
じ込みが容易な構造になつている。
第1図ないし第4図に示されるように、台座A
の中央部には、キーストンプレートPに設けられ
た傾斜方向の異なる二種類の取付け穴1に対応す
る長穴状の二つの止め具挿入穴2が互いに交叉し
て上下面に貫通して設けられている。第3図に示
されるように、止め具挿入穴2の上端部であつ
て、しかもその両端部には、後述の止め具Bの保
持板8を挿入して保持するための保持溝3が設け
られている。
各止め具挿入穴2における保持溝3よりも僅か
に内側の部分には、この止め具挿入穴2と直交し
て切断溝4が設けられている。
止め具Bは、板状の本体5の下端部に複数の係
合舌片6が設けられていると共に、その上端部に
切断部7を介して保持板8が一体に設けられた構
成である。複数の係合舌片6の下端部に設けられ
る係合突起6aの方向は、全く同一方向ではな
い。
そして、取付け穴1が設けられたキーストンプ
レートPに台座Aを固定するには、その止め具挿
入穴2とキーストンプレートPに設けられた取付
け穴1とを一致させて、台座Aをキーストンプレ
ートPの谷ブラケツトPbに埋め込み、台座Aに
設けられた止め具挿入穴2に止め具Bを挿入して
強く押し込むと、第2図なしい第4図に示される
ように、止め具Bの下端部に設けられた係合舌片
6がキーストンプレートPの取付け穴1に入り込
んで係合する。これで、キーストンプレートPと
止め具Bとによつて、台座Aが挟持固定される。
第2図及び第5図に示されるように、キースト
ンプレートPの谷部Pbに埋め込まれた台座Aに
釘9を打ち込むことによつて、この台座Aにボツ
クスなどの配線・配管資材Dを固定する。
このようにして、配線・配管資材Dを取付けた
キーストンプレートPを所定位置に固定してコン
クリートCと打設し、第6図に示されるように、
コンクリートCの硬化後にキーストンプレートP
を取り外すと、台座Aが、キーストンプレートP
と止め具Bとで挟持固定されているので、台座A
はキーストンプレートPと一体となつて取り外さ
れ、配線・配管資材Dの側に残ることはない。
この台座Aは、樹脂成形品であるので、従来の
木製、或いは発泡樹脂製のそれのように、作業現
場において、キーストンプレートPの谷部Pbの
形状に合わせて削り出す必要がないと共に、何回
でも使用が可能である。この再使用の場合におい
て、キーストンプレートPに固定されている台座
Aを取り外すには、ペンチなどの切断具を台座A
の切断溝4に挿入して、止め具Bの切断部7の部
分で保持板8を切断すると、台座Aとの保持部分
がなくなつて、キーストンプレートPから台座A
が容易に取り外される。
また、上記実施例は、天井面に打設されるコン
クリート内に配線・配管資材が埋設される例であ
るが、本考案に係わる台座の使用例は、これに限
られず、この配線・配管資材をコンクリート内に
埋設することなく、露出、或いは隠蔽させる場合
において、キーストンプレートの谷部に配線・配
管資材が位置するために、固定できないようなと
きには、キーストンプレートの谷部に本考案に係
わる台座を埋め込んで、この台座にボツクスなど
を固定するという使用例もある。
なお、台座Aに設けられる止め具挿入穴2、並
びに止め具Bに設けられる係合舌片6及び保持板
8の構造は、上記したよなものに限定されず、要
するに、キーストンプレートの谷部に埋め込まれ
た台座の止め具挿入穴に止め具を挿入して、この
止め具とキーストンプレートとで、台座を挟持固
定する構成になつておれば、いかなる構造であつ
ても構わない。
〔考案の効果〕
本考案は、キーストンプレートの谷部に設けら
れた取付け穴を利用して、このキーストンプレー
トと止め具とで台座を簡単迅速に、しかも確実に
挟持固定でき、特に配線・配管資材をコンクリー
ト内に埋設する場合には、キーストンプレートの
取り外し時に、台座は必ずキーストンプレートと
一体となつて取り外され、配線・配管資材の側に
残ることはなくなる。このため、従来のように、
台座が配線・配管資材の側に残り、キーストンプ
レート取り外した後に、配線・配管資材に付いて
いる台座をいちいち取り外すという面倒な後処理
が不要となる。
また、台座が樹脂の成形品である場合には、従
来の木製、或いは発泡樹脂製の台座のように、作
業現場においてキーストンプレートの谷部の形状
となるように削り出す必要がなくなると共に、再
使用が可能となる。
更に、台座の裏面側に多数のひだ状のリブを設
けると、この台座に配線・配管資材を釘打ち、ビ
スねじ込みなどによつて固定する場合に、これら
の作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は、本考案を説明するため
の図であつて、第1図は、取付け前におけるキー
ストンプレートPと、台座Aと、止め具Bとの斜
視図、第2図は、キーストンプレートPに台座A
を取付けた状態の斜視図、第3図ないし第5図
は、それぞれ第2図のX−X線、Y−Y線、及び
Z−Z線拡大断面図、第6図は、キーストンプレ
ートPを取り外した状態の図である。第7図は、
従来の技術を説明するための図である。本考案を
構成している主要部分の符号の説明は以下の通り
である。 A……台座、B……止め具、C……コンクリー
ト、D……配線・配管資材、P……キーストンプ
レート、Pa……キーストンプレートの山部、Pb
……キーストンプレートの谷部、1……取付け
穴、2……止め具挿入穴、6……止め具の係合舌
片(係合部)、8……止め具の保持板(保持部)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 取付け穴を備えたキーストンプレートに、配
    線・配管資材固定用の台座を取付けるための構
    造であつて、 キーストンプレートの谷部の形状に合致して
    いる台座と、止め具とから成り、前記台座に
    は、止め具挿入穴が上下方向に設けられ、前記
    止め具は、台座に保持される保持部と、キース
    トンプレートの取付け穴に係合される係合部と
    で形成され、台座の止め具挿入穴に挿入した止
    め具と、キーストンプレートとで台座を挟持固
    定するようにしたことを特徴とする取付け穴を
    備えたキーストンプレートへの配線・配管資材
    用固定台座の取付け構造。 (2) 台座の裏面側には、多数のひだ状のリブが設
    けられていることを特徴とする請求項1に記載
    の取付け穴を備えたキーストンプレートへの配
    線・配管資材用固定台座の取付け構造。
JP5692189U 1989-05-17 1989-05-17 Expired JPH0448095Y2 (ja)

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JP5692189U JPH0448095Y2 (ja) 1989-05-17 1989-05-17

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JP5692189U JPH0448095Y2 (ja) 1989-05-17 1989-05-17

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Publication Number Publication Date
JPH02146920U JPH02146920U (ja) 1990-12-13
JPH0448095Y2 true JPH0448095Y2 (ja) 1992-11-12

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JP5692189U Expired JPH0448095Y2 (ja) 1989-05-17 1989-05-17

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JPH02146920U (ja) 1990-12-13

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