JPH0447839Y2 - - Google Patents

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JPH0447839Y2
JPH0447839Y2 JP7108886U JP7108886U JPH0447839Y2 JP H0447839 Y2 JPH0447839 Y2 JP H0447839Y2 JP 7108886 U JP7108886 U JP 7108886U JP 7108886 U JP7108886 U JP 7108886U JP H0447839 Y2 JPH0447839 Y2 JP H0447839Y2
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JP
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cylinder
storage case
bracket
cassette
frame
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JP7108886U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、カセツトデツキにおけるカセツト収
納ケースのダンパー取り付け機構に関するもので
ある。
〈従来の技術〉 一般に、カセツトデツキでは、エジエクトボタ
ンを押すことによりカセツト収納ケースが回動し
てカセツト取り出し位置に飛び出すように構成さ
れており、この飛び出し時の運動を緩衝するダン
パーが前記収納ケースとカセツトデツキの固定フ
レイムとの間に介装されている。このダンパーは
第6図に示すようにカセツトデツキの固定フレイ
ムに形成された馬蹄形をなす金属性のブラケツト
11にダンパーのシリンダー12をはめ込んだ後
ペンチでブラケツト開口部を同図仮想線に示すよ
うに狭めて取り付けたり、又はブラケツトにシリ
ンダーをビス止めするなどして取り付けられてい
た。
〈考案が解決しようとする問題点〉 所で、前記ダンパーはカセツト収納ケースの回
動に伴つて揺動するものであるからその揺動を許
すようにしかもシリンダーとの間にガタツキが生
じないようにペンチでブラケツトを変形させなけ
ればならないが、常に一定の力でブラケツト開口
部を締め付ける作業は非常に困難であり且つ面倒
である。又ビス止めによる手段においても常に一
定の締め付け力でビスを螺合する作業は面倒であ
ると共に使用中にビスが緩んで前記シリンダーと
ブラケツトとの間にガタツキが生じることがあ
る。
そこで本考案は前記のような従来手段の欠点を
解消し、ワンタツチでしかも予め設定した握持力
で確実にダンパーのシリンダーをブラケツトに取
り付けることの出来る機構を提供することを主た
る目的とするものである。
〈問題を解決する為の手段〉 上記の問題を解決するために本考案は、カセツ
トデツキのフレイムBに対してカセツト収納ケー
スAが回動自在に枢支され、且つ該カセツト収納
ケースAの回動時の飛び出し運動を緩衝するダン
パーCを前記収納ケースAとフレイムBとの間に
介装させたカセツトデツキに於いて、前記ダンパ
ーCのシリンダー1の一端部に、その軸芯に対し
て直角に交差する方向に、前記シリンダー1と一
体的に形成された円柱状の軸部材2と、該軸2の
上端面と一側面とを当接して受け止めるように前
記フレイムBに形成された水平受け面3aと垂直
受け面3bと、前記シリンダー1を上下方向から
抱合支持するように前記フレイムBに設けられた
ブラケツト4とから成り、前記ブラケツト4は上
片4cと下片4dからなる馬蹄形の開口部4aを
形成し、且つ該開口部4aの上片4cと下片4d
を押し広げることができるように適当な弾性力性
が付与されて、この開口部4aに前記シリンダー
1を押し込み嵌入することが出来るように形成さ
れており、更に前記ブラケツト4cの下面と前記
受け面3aとの間の寸法が前記軸部材2の直径と
略等しく形成されている構造としたものである。
〈作用〉 そして本考案は前記の手段により、第2図及び
第3図に示すごとくシリンダー1をブラケツト4
の開口部4aに押し込むだけでシリンダー1をブ
ラケツト4に取り付けることができる。この場合
ダンパーCのピストン軸5は従来手段同様にこれ
の一端に連設した取付けアングル6のピン挿入穴
6aにカセツト収納ケースAのピン7を挿入する
ことによつて該カセツト収納ケースAに連接され
る。このようにして取り付けられた状態ではシリ
ンダー1の軸部2はブラケツト4と前記受け面3
bとの間に挟まれて軸方向(スラスト方向)への
移動は阻止され、上下方向(第4図のα方向)の
ガタツキは、ブラケツト4の開口部4aに嵌着さ
れること、フレイムBの水平受け面3aに当接さ
れることにより抑止され、又左右方向(第4図の
β方向)のガタツキは前記ブラケツト4の開口部
4aに嵌着されることと、カセツト収納ケースA
に当接することにより阻止される。
〈実施例〉 以下図面について本考案の実施例を説明する。
図に於いて、符号Aはカセツト収納ケースであ
つて、回動軸8を支点として回動できるようにカ
セツトデツキの固定フレイムBに枢支されてい
る。このカセツト収納ケースAはスプリング9に
よつて常時飛び出し方向に付勢されているが、フ
ツク体10によりロツクされている。そしてカセ
ツトデツキに設けたエジエクトボタン11を押す
ことにより前記フツク体10が外れてカセツト収
納ケースAが前記スプリング9により飛び出すよ
うになつている。尚、これら手段は一般に用いら
れているものであるからその詳細な説明は省略す
る。
而して符号Cは前記カセツト収納ケースAの飛
び出し時の運動を緩衝するダンパーであつて、こ
のダンパーCはシリンダー1とピストン軸5とか
らなり、該シリンダー1の一端に、その軸芯に対
して直角に交差する方向に、前記シリンダー1と
一体的に円柱状の軸部材2が形成されている。該
軸2の上端面と一側面とを当接して受け止めるよ
うに、前記フレイムBに水平受け面3aと垂直受
け面3bとが形成されている。4は前記シリンダ
ー1を上下方向より抱合支持するように前記フレ
イムBに設けられたブラケツトであつて、上片4
cと下片4dとからなる馬蹄型の開口部4aを形
成し、且つその上片4cと下片4dを押し広げる
ことができるように適当な弾性力が付与されて、
この開口部4aに前記シリンダー1を押し込み嵌
入することが出来るように形成されている。
更に前記ブラケツト4cの下面と前記受け面3
aとの間の寸法が前記軸部材2の直径と略等しく
形成されている。6は前記ピストン軸5の一端に
設けられた取り付けアングルであつてピン挿入穴
6aを有し、このピン挿入穴6aに前記カセツト
収納ケースAのピン7が挿入される。
尚、第5図に示すように前記水平、垂直両受け
面3a,3bは、前記軸部材2の周面に沿つた円
弧面で形成しても良い。
又、前記部材2は完全な円柱体でなくてもよ
く、少なくとも前記受け面3a,3bに接する部
分が円弧面であればよい。
〈考案の効果〉 本考案は上記の構成であるから、シリンダー1
をブラケツト4の開口部4aに押し込むだけでシ
リンダー1をブラケツトにワンタツチで取り付け
ることができる。このようにして取り付けられた
状態ではシリンダー1の軸部2はブラケツト4と
前記受け面3bとの間に挟まれて軸方向(スラス
ト方向)への移動は阻止され、上下方向(第4図
のα方向)のガタツキは、ブラケツト4の馬蹄形
開口部4aと水平受け面3aとにより抑止され、
また左右方向(第4図のβ方向)のガタツキは前
記ブラケツト4の馬蹄開口部4aの弾力と収納ケ
ースA(ピン7)とにより阻止され、かくて安定
した状態で、しかも各製品にバラツキのない状態
で確実にしかも容易にダンパーを組み込むことが
できる顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す概略的な側面
図、第2図は要部の分解斜視図、第3図は断面
図、第4図は第3図のa−a線に沿つた断面図、
第5図は受け面の他の実施例を示す側面図、第6
図は従来の取り付け手段を示す説明図である。 Aはカセツト収納ケース、Bはカセツトデツキ
のフレイム、Cはダンパー、1はシリンダー、2
は軸部材、3aは水平受け面、3bは垂直受け
面、4はブラケツト、4aは開口部、4cは上
片、4dは下片、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カセツトデツキのフレイムBに対してカセツト
    収納ケースAが回動自在に枢支され、且つ該カセ
    ツト収納ケースAの回動時の飛び出し運動を緩衝
    するダンパーCを前記収納ケースAとフレイムB
    との間に介装させたカセツトデツキに於いて、前
    記ダンパーCのシリンダー1の一端部に、その軸
    芯に対して直角に交差する方向に、前記シリンダ
    ー1と一体的に形成された円柱状の軸部材2と、
    該軸2の上端面と一側面を当接して受け止めるよ
    うに前記フレイムBに形成された水平受け面3a
    と垂直受け面3bと、前記シリンダー1を上下方
    向から抱合支持するように前記フレイムBに設け
    られたブラケツト4とから成り、前記ブラケツト
    4は上片4cと下片4dからなる馬蹄形の開口部
    4aをなし、且つ該開口部4aの上片4cと下片
    4dを押し広げることができるように適当な弾力
    性が付与されて、この開口部4aに前記シリンダ
    ー1を押し込み嵌入することが出来るように形成
    されており、更に前記ブラケツト4cの下面と前
    記受け面3aとの間の寸法が前記軸部材2の直径
    と略等しく形成されているカセツトデツキにおけ
    るカセツト収納ケースの取付け機構。
JP7108886U 1986-05-12 1986-05-12 Expired JPH0447839Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7108886U JPH0447839Y2 (ja) 1986-05-12 1986-05-12

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JP7108886U JPH0447839Y2 (ja) 1986-05-12 1986-05-12

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Publication Number Publication Date
JPS62186293U JPS62186293U (ja) 1987-11-26
JPH0447839Y2 true JPH0447839Y2 (ja) 1992-11-11

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ID=30913331

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JP7108886U Expired JPH0447839Y2 (ja) 1986-05-12 1986-05-12

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