JPH0432140Y2 - - Google Patents

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JPH0432140Y2
JPH0432140Y2 JP1985130451U JP13045185U JPH0432140Y2 JP H0432140 Y2 JPH0432140 Y2 JP H0432140Y2 JP 1985130451 U JP1985130451 U JP 1985130451U JP 13045185 U JP13045185 U JP 13045185U JP H0432140 Y2 JPH0432140 Y2 JP H0432140Y2
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JP
Japan
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game board
locking
operating lever
tightening
attached
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JP1985130451U
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JPS6239775U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はパチンコ機の遊技盤固定装置に関する
ものである。
[従来の技術] 従来、パチンコ機の遊技盤固定装置は例えば実
開昭57−29281号公報および実公昭58−8292号公
報等に示されているように係合溝を有する止杆を
遊技盤取付枠に固定し、遊技盤の背面に装着され
る裏基板に操作片と弧状のカム面を有するクレセ
ントを取付け、該クレセントのカム面を止杆の係
合溝に係合させて遊技盤を裏基板と一体に遊技盤
取付枠に押圧固定するようにしたものが知られて
いる。
[考案が解決しようとする課題] 上記した従来の遊技盤固定装置は、クレセント
の回動による締付力によつて遊技盤を裏基板と一
体に遊技盤取付枠に押圧固定するだけのものであ
るから、その締め加減は勘に頼らざるを得ず、こ
のためややもすると締め過ぎて裏基板が歪んだり
破損する等の事故を起こし易く、また反対に締め
過ぎを避けるために締め付けが弱くなつて打球発
射時等の振動により押圧固定状態に緩みを生じさ
せるという問題点があつた。さらに、クレセント
の回動位置を確固と仮止め保持する機能がないた
め、上記問題点を助長する結果となつている。
[課題を解決するための手段] 本考案は、前枠の裏面に固定された遊技盤取付
枠の後面複数個所に係止具を固定すると共に、遊
技盤の背面に装着される裏基板の後面に前記係止
具に対応させて締付部材を取付け、前記係止具
は、裏基板に透設した挿入孔から後面側へ突出す
る腕片の先端位置に係止溝を形成し、前記締付部
材は、裏基板に固着される支持体と、該支持体に
回動可能に装着される操作レバーと、前記係止具
の係止溝に係合する横杆部を有し、かつ操作レバ
ーの回動によつて遊技盤を裏基板と一体に遊技盤
取付枠に押圧固定するばね杆とからなり、前記ば
ね杆は弾力性のある針金状のものをほぼコ字形と
なるように折曲げて係止具の腕片が臨む挿入空間
を形成すると共に、その両折曲端を操作レバーの
側面に回動可能に枢着し、さらに前記ばね杆は、
操作レバーの締付け方向への回動により該操作レ
バーの回動支点とばね杆の枢着部および係止具の
係止溝に係合する横杆部の3点が直線状に位置し
たとき締付力が最大となり、かつ前記枢着部がそ
の直線位置から操作レバーの締付け回動方向に越
えると復帰弾力により締付力を緩和することがで
きるような形状に折曲形成されており、その締付
力の緩和によつて操作レバーの締付け解除方向へ
の回動を阻止することが可能なようにしたもので
ある。
[作用] 係止具の係止溝にばね杆の横杆部を係合させて
操作レバーを締付け方向へ回動すると、ばね杆に
よつて係止具が引き寄せられると同時にその反作
用によつて裏基板が遊技盤の背面に圧接され、こ
れによつて遊技盤が裏基板と一体に遊技盤取付枠
に押圧固定される。そして、操作レバーを押圧力
が最大の位置を越えるまで回動すると、ばね杆の
復帰弾力による締付力の緩和作用が働きその作用
力によつて操作レバーの締付け解除方向への回動
を確実に阻止する。
[実施例] 以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。第1図はパチンコ機の裏面図、第2図は遊技
盤の固定状態を示す要部の斜視図、第3図はその
分解斜視図であり、1はパチンコ機の外枠、2は
外枠1の前面に取付けられた前枠、3は前枠2の
後面に固定された合成樹脂製の遊技盤取付枠で、
これの後面段差部4に遊技盤5が取付けられ、遊
技盤5の背面には景品玉放出装置等の裏部品を組
付けた裏基板6が装着される。前記遊技盤取付枠
3の後面左右上下位置にはそれぞれ係止具7が固
定され裏基板6の後面には各係止具7に対応させ
て締付部材8が取付けられる。
係止具7はねじ挿入溝7aを有する取付台板7
b上に裏基板6に透設した挿入孔9から後方へ突
出する長さの腕片7cを突設し、その突出位置に
上側開口の係止溝7dを後方へ傾斜状に形成して
ねじ10により遊技盤取付枠3に固定する。
締付部材8は、ねじ11により裏基板6に固定
される支持体8aと、該支持体8aに回動可能に
装着される操作レバー8cと、前記係止具7の係
止溝7dに係合するばね杆8dとによつて構成さ
れる。支持体8aは中央部に前記挿入孔9に対応
して係止具7の腕片7cが臨む空間12と操作レ
バー8cの回動支点となる軸部8bを形成し、そ
の軸部8bに操作レバー8cを回動可能に設けて
いる。前記ばね杆8dは、弾力性のある針金状の
ものをほぼコ字形となるように折曲げて係止具7
の腕片7cが臨む挿入空間13が形成される。そ
して、その両折曲端が操作レバー8cの側面に回
動可能に枢着81dされ、横杆部82dが係止具
7の係止溝7dに係合可能に位置される。
またばね杆8dは、第5図鎖線で示すように枢
着部81dと横杆部82d及び操作レバー8cの
軸部(回動支点)8bの3点が直線状に位置した
ときその締付力が最大となるようにその全体形状
が選ばれる。
本実施例において、遊技盤5を固定するには操
作レバー8cを第4図実線で示す略中央位置まで
回動させておいて裏基板6を遊技盤5の背面に密
着させる。そして、係止具7の腕片7cをばね杆
8dの挿入空間13内に突入位置させた後操作レ
バー8cを第4図鎖線のように締付け方向へ回動
させるとそのばね杆8dの横杆部82dが係止具
7の係止溝7dに案内されてその下端部へ移動
し、さらに操作レバー8cを第5図のように回動
すればばね杆8dが係止具7の腕片7cを引寄
せ、その反作用によつて裏基板6が遊技盤5の背
面に強く圧接されるため該遊技盤5を遊技盤取付
枠3に強固に固定する。
なお、前記ばね杆8dは第5図鎖線のように操
作レバー8cの軸部(回動支点)8bとばね杆8
dの枢着部81dおよび横杆部82dの3点が直
線状に位置して締付力が最大となつた状態でさら
に操作レバー8cを第5図実線で示す締付け方向
に回動させると、その復帰弾力により締付力を若
干緩和するように働く。このため、締付力の緩和
時の感触によつて適格な締付状態を容易に判断で
きる上、ばね杆8dの復帰弾力が操作レバー8c
の締付け解除方向への回動を阻止するように働く
ことになり、その押圧固定状態に緩るみを生じさ
せるような事態を完全に回避させることが可能と
なる。
[考案の効果] 本考案は、以上説明したように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。
締付部材に復帰弾力を有するばね杆を使用する
ことにより、操作レバーの回動操作時の抵抗力お
よび締付力を適度に緩和することができるから、
遊技盤の固定操作を無理なく行なうことができる
と共に、締め過ぎによる裏基板の破損などの事故
を皆無にすることができる。
またばね杆の復帰弾力によつて操作レバーの締
付け解除方向への回動が阻止されることになるた
め、操作レバーが打玉発射等の振動により回動し
て遊技盤の押圧固定状態に緩るみを生じさせるが
如き従来問題点を完全に解消することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例に係わるもので、第1図
はパチンコ機の裏面図、第2図は遊技盤の固定状
態を示す要部の斜視図、第3図はその分解斜視
図、第4図および第5図は一部断面して作用を説
明する要部の側面図、第6図は一部断面で示す要
部の平面図である。 2……前枠、3……遊技盤取付枠、5……遊技
盤、6……裏基板、7……係止具、7c……腕
片、7d……係止溝、8……締付部材、8a……
支持体、8d……軸部、8c……操作レバー、8
d……ばね杆、9……挿入孔、12……空間部、
13……挿入空間、81d……枢着部、82d…
…横杆部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前枠の裏面に固定された遊技盤取付枠の後面複
    数個所に係止具を固定すると共に、遊技盤の背面
    に装着される裏基板の後面に前記係止具に対応さ
    せて締付部材を取付け、 前記係止具は、裏基板に透設した挿入孔から後
    面側へ突出する腕片の先端位置に係止溝を形成
    し、 前記締付部材は、裏基板に固着される支持体
    と、該支持体に回動可能に装着される操作レバー
    と、前記係止具の係止溝に係合する横杆部を有
    し、かつ操作レバーの回動によつて遊技盤を裏基
    板と一体に遊技盤取付枠に押圧固定するばね杆と
    からなり、 前記ばね杆は弾力性のある針金状のものをほぼ
    コ字形となるように折曲げて係止具の腕片が臨む
    挿入空間を形成すると共に、その両折曲端を操作
    レバーの側面に回動可能に枢着し、 さらに前記ばね杆は、操作レバーの締付け方向
    への回動により該操作レバーの回動支点とばね杆
    の枢着部および係止具の係止溝に係合する横杆部
    の3点が直線状に位置したとき締付力が最大とな
    り、かつ前記枢着部がその直線位置から操作レバ
    ーの締付け回動方向に越えると復帰弾力により締
    付力を緩和することができるような形状に折曲形
    成されており、その締付力の緩和によつて操作レ
    バーの締付け解除方向への回動を阻止することが
    可能なように構成されているパチンコ機の遊技盤
    固定装置。
JP1985130451U 1985-08-26 1985-08-26 Expired JPH0432140Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985130451U JPH0432140Y2 (ja) 1985-08-26 1985-08-26

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JP1985130451U JPH0432140Y2 (ja) 1985-08-26 1985-08-26

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Publication Number Publication Date
JPS6239775U JPS6239775U (ja) 1987-03-10
JPH0432140Y2 true JPH0432140Y2 (ja) 1992-07-31

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ID=31027961

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JP1985130451U Expired JPH0432140Y2 (ja) 1985-08-26 1985-08-26

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5227740B2 (ja) * 2008-10-24 2013-07-03 株式会社足立ライト工業所 遊技機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5729281B2 (ja) * 1977-06-17 1982-06-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588292Y2 (ja) * 1980-07-24 1983-02-15 株式会社 三洋物産 パチンコ機における遊技盤取付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5729281B2 (ja) * 1977-06-17 1982-06-22

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JPS6239775U (ja) 1987-03-10

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