JPH0447211B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0447211B2
JPH0447211B2 JP8640484A JP8640484A JPH0447211B2 JP H0447211 B2 JPH0447211 B2 JP H0447211B2 JP 8640484 A JP8640484 A JP 8640484A JP 8640484 A JP8640484 A JP 8640484A JP H0447211 B2 JPH0447211 B2 JP H0447211B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blower
recess
absorbing material
sound
casing
Prior art date
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Expired
Application number
JP8640484A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60228815A (ja
Inventor
Shiro Takeshita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8640484A priority Critical patent/JPS60228815A/ja
Publication of JPS60228815A publication Critical patent/JPS60228815A/ja
Publication of JPH0447211B2 publication Critical patent/JPH0447211B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Air Supply (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、送風機により燃焼用空気を供給する
給湯機等の燃焼機器の騒音防止に関するものであ
る。
従来例の構成とその問題点 従来のこの種の燃焼機器は、第1図、第2図に
示すように羽根車1と羽根車ケーシング2とモー
タ3とから構成される送風機4により燃焼機器の
ケーシング5に設けた空気吸込ギヤラリ6より空
気を機器内に導き、機器内の各送風通路7を通つ
て前記送風機4の吸込口8から燃焼用空気として
バーナ部9へ供給される。供給された空気は燃焼
後、排ガスとして熱交換器10や排気通路11等
を通つて排気ギヤラリ12より機器外へ放出され
る。その際に生じる機器の騒音は、主に送風機4
による送風騒音と燃焼による燃焼音で特に騒音レ
ベルに関係する高い周波数域においては、ほとん
どが送風騒音である。従つて、従来、機器騒音を
低下させるために、吐出例の排気通路11や吸込
例の送風通路7に直接吸音材を貼り付けたりして
いたが、いずれも空気流れが直接、吸音材に触れ
るため、吸音材の微小な飛散物が吐出例では機器
外に放出したり、吸込側ではバーナ内へ入る等あ
まり好ましくなく、しかも一端機器内で拡散され
た音を消音するため、広い吸音面積を必要としコ
スト的にも問題があつた。
発明の目的 本発明はかかる従来の問題を解消するもので、
少ない吸音材で効果的な機器の消音を行い、かつ
吸音材の微小な飛散物が機器外や燃焼機内へ放出
されることを防止する。
発明の構成 この目的を達成するために本発明は、送風機の
吸込口に対向して燃焼機器のケーシングに凹部を
設け、前記凹部に吸音材を充填し、前記凹部の前
記送風機と対向する面を、断面M型とするか、前
記凹部に吸音材を充填し前記吸音材の前記送風機
を対向する面を、断面M型としたものである。こ
の構成によつて送風機吸入口を放射体として放射
される騒音の直接波は、先ず吸込口に対向して設
けた吸音材で吸音されるため、機器のケーシング
内に拡散する騒音成分である二次波エネルギーは
かなり減衰されることとなる。又、送風機による
吸込流れが、吸音材に触れないため吸音材の剥離
等を促進せず、飛散物も機器外や燃焼機内へ放出
されない。
又、吸音材自体の目詰りも生じさせないという
効果を有する。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例を、断面M型構成の第
3図を用いて説明する。第1図、第2図と同一部
材には、同一番号を付している。
第3図において、送風機4、バーナ部9、熱交
換器10、排気通路11、制御回路(図示せず)
要素部品(図示せず)等で構成される給湯機本体
がケーシング13内に納められている。実線矢印
で示す燃焼用空気をケーシング13前面に設けた
吸込ギヤラリ6より機器内へ取入れる送風機4
は、給湯機本体上部に位置し、モータ3、羽根車
1、羽根車ケーシング2より構成され、送風機4
吸込口8に対向したケーシング13に、送風通路
7側に開口し、他を密閉する前記吸込口8と同程
度の面積を有する凹部14を設け、前記凹部14
は中央が突出した断面M型の形状で傾斜させてあ
り、形状に沿つて吸音材15を取付けたもので、
又吸音材15が、ケーシング13内壁より送風機
4側へ突出しない構成としている。
上記構成において前記燃焼用空気は、吸込ギヤ
ラリ6より機器内送風通路7を通つて送風機4の
吸込口8より燃焼機内へ押し込まれるが、その際
空気流れは、吸込口8近辺で強制的に偏向を受け
るため吸音材15を取付けた凹部14は、吸込口
8に対向して送風通路7側のみ開口し他を密閉し
た構成としているため、空気流れの影響を受けな
い領域となり、吸音材15に直接空気流れが触れ
ず、通風による吸音材15自体の目詰りや微小な
吸音材15の飛散物が給湯機内に吸込まれるのを
防ぐことができる。一方、送風機騒音として生じ
る吸込口8からの直接放射音は、吸込口8対向面
に位置する凹部14の断面M型の壁面に沿つて取
付けられた吸音材15に一部吸音され一部反射す
る。しかし、反射音は、断面M型の壁面の傾斜角
によつて周囲を吸音材15から構成される凹部1
4空間16内で反射を繰り返し減衰し、ケーシン
グ13内での拡散が抑制でき、機器騒音として大
巾な騒音の低減効果を発揮する。
次に本発明の他の実施例を第4図〜第6図を用
いて説明する。第4図、第5図において前記実施
例と相違する点は凹部17は、突出部はなく吸音
材18自体を断面M形状として傾斜させてあり、
前記凹部17に挿入したもので、第6図は、ケー
シング13に設けた凹部14の送風通路7側にケ
ーシング13内壁より送風機4側へ突出する偏向
板19を設けたもので偏向板19を吸込口8形状
と同じにすることにより空気流れがスムーズに吸
込口8に導かれ、かつ吸音材15を空気流れから
完全に防ぐことができる。
発明の効果 以上のように本発明の消音装置によれば次の効
果が得られる。
(1) 送風機吸込口より発生する送風騒音の直接波
が進行する凹部の吸込口と対向する面を、断面
M型にするか、凹部に充填した吸音材の吸込口
と対向する面を、断面M型にさせているので、
直接波はもちろんそれ以後の反射波も凹部空間
内で吸音でき、ケーシング内に拡散する騒音を
少ない吸音材で効果的に低減できる。
(2) 吸音材を設定する凹部が送風機吸込口に対向
し、かつ送風通路側に開口する吸音材表面がケ
ーシング内壁より突出しない構成により、空気
流れが吸音材に触れないで送風機に吸込まれる
ため、吸音材の微小な飛散物が機器内へ入り込
んだり機器外へ放出されることがない。又吸音
材自体の目詰まり等による吸音性能の劣化も防
ぐことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の給湯機の正面図、第2図は同側
断面図、第3図は本発明の一実施例を示す消音装
置の要部側断面図、第4図は他の実施例を示す同
要部側断面図、第5図は第4図のA−A′線断面
図、第6図は他の実施例を示す要部側断面図であ
る。 4……送風機、13……ケーシング、7……送
風通路、14……凹部、8……吸込口、15……
吸音材、19……偏向板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 送風機を使つて燃焼を行う燃焼機器のケーシ
    ングに、送風通路側を開口し、他を密閉した凹部
    を前記送風機の吸込口に対向して設け、前記凹部
    に吸音材を充填し、前記凹部の前記送風機と対向
    する面を、断面M型にした燃焼機器の消音装置。 2 送風機を使つて、燃焼を行う燃焼機器のケー
    シングに、送風通路側を開口し、他を密閉した凹
    部を前記送風機の吸込口に対向して設け、前記凹
    部に吸音材を充填し、前記吸音材の前記送風機と
    対向する面を、断面M型にした燃焼機器の消音装
    置。 3 ケーシングに設けた凹部の送風通路側に、ケ
    ーシング内壁より送風機側に突出する偏向板を設
    けた特許請求の範囲第1項または第2項記載の燃
    焼機器の消音装置。
JP8640484A 1984-04-27 1984-04-27 燃焼機器の消音装置 Granted JPS60228815A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8640484A JPS60228815A (ja) 1984-04-27 1984-04-27 燃焼機器の消音装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8640484A JPS60228815A (ja) 1984-04-27 1984-04-27 燃焼機器の消音装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60228815A JPS60228815A (ja) 1985-11-14
JPH0447211B2 true JPH0447211B2 (ja) 1992-08-03

Family

ID=13885924

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JP8640484A Granted JPS60228815A (ja) 1984-04-27 1984-04-27 燃焼機器の消音装置

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JPS60228815A (ja) 1985-11-14

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