JPH0447196Y2 - - Google Patents

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JPH0447196Y2
JPH0447196Y2 JP3711087U JP3711087U JPH0447196Y2 JP H0447196 Y2 JPH0447196 Y2 JP H0447196Y2 JP 3711087 U JP3711087 U JP 3711087U JP 3711087 U JP3711087 U JP 3711087U JP H0447196 Y2 JPH0447196 Y2 JP H0447196Y2
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JP
Japan
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backrest
elongated ring
finger bar
locking hole
elongated
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JP3711087U
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JPS63144997U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、フインガバーに対してバツクレスト
を脱着自在としたフオークリフトのバツクレスト
取付け構造に関するものである。
従来の技術 第7図に示すようにフオークリフト21は、運
転席部22の前方にマスト23を有し、このマス
ト23に案内されて昇降自在な上下一対のフイン
ガバー24,25を左右方向に有し、そして両フ
インガバー24,25間に亘つて左右一対のフオ
ーク26を係合保持させるとともに、前記フイン
ガバー24,25に対してバツクレスト27を脱
着自在に取付けている。このバツクレスト27の
脱着自在に取付け構造としては、第8図に示すよ
うに、フインガバー24,25の両端間に亘つて
上下方向の連結部材28を設けるとともに、これ
ら連結部材28の上下方向複数箇所にタツプ穴を
形成し、そしてバツクレスト27の縦部材29に
通したボルト30を前記タツプ穴に螺合し、締付
けて固定するボルト固定形式が提供されている。
また別の取付け構造としては、第9図に示すよう
に、フインガバー24,25の両端に上向きのピ
ン31,32を立設し、これらピン31,32に
上方から外嵌する筒部材33,34をバツクレス
ト27の縦部材29に設け、このバツクレスト2
7を下降してピン31,32に筒部材33,34
を外嵌させたのち、縦部材29に取付けたフラン
ジ35をフインガバー24にボルト30で締付け
て固定するボルト固定形式が提供されている。さ
らに別の取付け構造として第10図に示すよう
に、フインガバー24,25の両端間に亘つて上
下方向の大径パイプ36を取付け、この大径パイ
プ36に上方から内嵌自在な小径パイプ37を縦
部材29から垂設し、前記バツクレスト28を下
降して大径パイプ36に小径パイプ37を内嵌さ
せ、そして両パイプ36,37間に亘つてピン3
8を通して固定するピン固定形式が提供されてい
る。
考案が解決しようとする問題点 上記のような従来構造において、ボルト固定形
式では、ボルト30を緩めたり締付けたりする操
作を行わなければならないことから脱着に手間ど
ることになり、またピン固定形式は、脱着は容易
であるが、ピン38を通すための貫通孔を両パイ
プ36,37に正確に形成しなければならないこ
とから加工に手間どることになる。
本考案の目的とするところは、バツクレストの
脱着を容易にかつす早く行え、しかも加工も簡単
なフオークリフトのバツクレスト取付け構造を提
供する点にある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案のフオークリ
フトのバツクレスト取付け構造は、フインガバー
の上部両端とバツクレストとの間に上下方向で係
脱自在な係合部に設け、前記フインガバーの下部
両端に支持ピンを介して長形リングを設け、前記
バツクレストの下部に、前記長形リングが嵌脱自
在な係止孔を外側ほど下位に傾斜して設けてい
る。
作 用 かかる本考案構成によると、フインガバーに対
するバツクレストの取付けは、まずバツクレスト
を下降して係合部を係合させ、そして長形リング
を係止孔に嵌合させることで行え、またバツクレ
ストの取外しは上述とは逆操作で行える。
実施例 以下本考案の一実施例を第1図〜第5図に基づ
いて説明する。
上下一対のフインガバー2,3の両端間は連結
部材4などにより連結され、そして連結部材4の
上端から上向きの係合ピン5が立設される。6は
バツクレストで、その両端の縦部材7の中間に
は、前記係合ピン5に上方から外嵌自在な筒部材
8が設けられる。これら係合ピン5と筒部材8と
により上下方向で係脱自在な係合部9を形成す
る。なお係合ピン5を縦部材7に設け、筒部材8
を連結部材4に設けた逆形式でもよい。下部のフ
インガバー3の両端前面には支持ピン10を介し
て長形リング11を取付けている。前記支持ピン
10は丸円胴部10Aと丸円頭部10Bとからな
り、長形リング11の長孔部11Aに通した丸円
胴部10Aがフインガバー3に固着される。前記
長形リング11の長孔部11Aを形成する面に
は、前記丸円胴部10Aに対する引掛り部11B
が突設してある。前記バツクレスト6における縦
部材7の下部には、前記長形リング11が嵌脱自
在な係止孔12が、外側ほど下位に傾斜して設け
てあり、この係止孔12は縦部材7に取付けたガ
イド材13により形成される。
上記実施例においてはバツクレスト6の取付け
作業を説明する。第1図に示すように、取付け前
に長形リング11は支持ピン10に係止されて吊
れ下がつている。この状態で、まずバツクレスト
6を下降させ、筒部材8を係合ピン5に外嵌させ
る。次いで長形リング11を引き上げ、先端が係
止孔12に向くように傾斜させたのち、その傾斜
方向に押し込んで(下降させて)第2図、第3図
に示すように長形リング11を係止孔12に嵌合
させればよい。この嵌合時には第3図に示すよう
に丸円胴部10Aに対して引掛り部11Bを乗り
越えさせており、この引掛りによつて、振動など
で長形リング11が抜ける(離脱する)ことを阻
止することになる。さらに振動などでバツクレス
ト6が上方へ移動しようとしたときには、第5図
に示すように、長形リング11の先端上面がガイ
ド材13の奥部下向き面に圧接(A)するとともに、
長形リング11の中間下面がガイド材13の入口
部上向き面に圧接(B)するように、この長形リング
11がこじられることにより、この二箇所の摩擦
抵抗によつて長形リング11が上方へ揺動するこ
とが阻止される。なおバツクレスト6の取外し
は、前述した取付け作業の逆操作により可能とな
る。
第6図は別の実施例を示す。すなわち支持ピン
10をだ円胴部10Cとだ円頭部10Dとから形
成しており、これにより長形リング11の嵌脱方
向を、常に係止孔12の傾斜に沿わせることがで
きる。
考案の効果 上記構成の本考案によると、フインガバーに対
するバツクレストの取付けは、このバツクレスト
を下降して係合部を係合させ、そして長形リング
を係止孔に嵌合させることで行うことができると
ともに、バツクレストの取外しは逆操作で行うこ
とができ、これによりバツクレストの脱着は容易
にかつす早く行うことができる。また支持ピンを
介して長尺リングを設けるとともに、係止孔は、
さほど精度を必要とすることなく傾斜させて形成
するだけでよいことから、加工も簡単に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示し、第
1図は取外し時の要部の正面図、第2図は取付け
時の要部の正面図、第3図は第2図における要部
の拡大図、第4図は長形リング取付け部の側面
図、第5図は作用時の要部の拡大正面図、第6図
は別の実施例を示す要部の拡大正面図、第7図〜
第10図は従来例を示し、第7図はフオークリフ
トの斜視図、第8図〜第10図はそれぞれ取付け
時の要部の正面図である。 2,3……フインガバー、4……連結部材、5
……係合ピン、6……バツクレスト、7……縦部
材、8……筒部材、9……係合部、10……支持
ピン、10A……丸円胴部、10B……丸円頭
部、10C……だ円胴部、10D……だ円頭部、
11……長形リング、11A……長孔部、11B
……引掛り部、12……係止孔、13……ガイド
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フインガバーの上部両端とバツクレストとの間
    に上下方向で係脱自在な係合部を設け、前記フイ
    ンガバーの下部両端に支持ピンを介して長形リン
    グを設け、前記バツクレストの下部に、前記長形
    リングが嵌脱自在な係止孔を外側ほど下位に傾斜
    して設けたことを特徴とするフオークリフトのバ
    ツクレスト取付け構造。
JP3711087U 1987-03-13 1987-03-13 Expired JPH0447196Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3711087U JPH0447196Y2 (ja) 1987-03-13 1987-03-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3711087U JPH0447196Y2 (ja) 1987-03-13 1987-03-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63144997U JPS63144997U (ja) 1988-09-26
JPH0447196Y2 true JPH0447196Y2 (ja) 1992-11-06

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ID=30848142

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JP3711087U Expired JPH0447196Y2 (ja) 1987-03-13 1987-03-13

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JPS63144997U (ja) 1988-09-26

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