JPH0615065Y2 - 吊下げ具 - Google Patents

吊下げ具

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JPH0615065Y2
JPH0615065Y2 JP4716188U JP4716188U JPH0615065Y2 JP H0615065 Y2 JPH0615065 Y2 JP H0615065Y2 JP 4716188 U JP4716188 U JP 4716188U JP 4716188 U JP4716188 U JP 4716188U JP H0615065 Y2 JPH0615065 Y2 JP H0615065Y2
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suspending
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JP4716188U
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JPH01150816U (ja
Inventor
康雄 松田
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康雄 松田
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は,店内の天井等に照明器具,各種ディスプレ
イ用ボード,案内ボード等を吊下げるのに用いる吊下げ
具に関する。
〔従来の技術〕 天井等に各種の物品を取外し可能に吊下げ支持する手段
としては,一般に天井から垂下したワイヤやチェーンの
下端にフックを取付け,このフックを被吊持物側の孔に
係止するとか,被吊持物に取付けたフックをワイヤ下端
に設けた連結金具の孔やチェーンのループに係止する,
等の手段が採られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
フックを用いた従来の吊下げ手段は,簡単に取付け取外
しができる利点を有する反面,フックが外れやすいとい
う欠点を本来的に備えている。例えば被吊持物を複数箇
所で吊下げ支持する場合,一箇所のフックを係止して他
の箇所でのフックを操作しているときに,被吊持物を姿
勢変更のために持ち上げたりすると,先に係止しておい
たフックが外れやすい。地震などに対しても外れる危険
があった。
本考案の目的は,取付け取外し操作が容易でありながら
一旦係止すると勝手には外れることがない,安全性に優
れた吊下げ具を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案では,横向きの小幅の開口5a・5bを有する一
対のC字形フック部6a・6bを,各開口5a・5bが
互いに反対向きになるよう前後に所定の間隔をもって背
中合わせに配置し,両フック部6a・6bの上端を連結
部7で連結し,この連結部7に吊下げ用ワイヤ4が連結
できるようにしたものである。
〔作用〕
第5図に示すように,被吊持物Wに例えばループ状の連
結具11を有する場合,この連結具11を本吊下げ具1
の両フック部6a・6bの間に下方より挿入し,吊下げ
具1と連結具11とを相対的にひねり回動して連結具1
1を両フック部6a・6bの開口5a・5bに係入し,
両フック部6a・6bにわたって連結具11を係止支持
する。
このように係止した状態では,見掛け上はループ状の吊
下げ具1とループ状の連結具11とを係合した状態とな
っているため,人為的に被吊持物Wを少し持ち上げて吊
下げ具1と連結具11とを相対的にひねり回動しない限
り両者の係合が外れることはない。
〔考案の効果〕
従って,本考案の吊下げ具によれば,被吊持物Wを一旦
係合連結すれば被吊持物Wの無造作な動きに対して係合
が外れることはなく,複数箇所の連結時に先に係合した
箇所を誤って外してしまうようなことがなく安全に吊下
げ連結操作が行える。また地震などに対する安全性も高
い。にもかかわらず,人為的なひねり回動によって,簡
単に係合を外すことができ,取付け・取外しに手間を要
することがなく使い勝手が良い。
〔実施例〕
第1図および第2図は本考案に係る吊下げ具1を店内等
の天井パネル2に吊持具3およびワイヤ4を介して吊下
げ装着した実施例を示す。
本案吊下げ具1は,横に向かう小幅の開口5a・5bを
有する一対のC字形フック部6a・6bを各開口5a・
5bが互いに反対向きになるよう前後に所定の適当間隔
をもって背中合わせに配置し,両フック部6a・6bの
上端を連結部7で連結したものであり,第4図に示すよ
うに両フック部6a・6bおよび連結部7を一連に打ち
抜き形成した素材を屈曲加工して構成される。この際,
連結部7の両側には両フック部6a・6bの間隔を規制
するスペーサ部8・8も一連に形成されていて,打ち込
んだスペーサ部8・8を挟持するようにフック部6a・
6bが屈曲される。
連結部7の中心にワイヤ4の挿通孔9を形成してあり,
下端にストツパー10をカシメ固定したワイヤ4が該挿
通孔9に下方より挿通される。
上記構成の吊下げ具1は,前後方向からは見掛け上,ル
ープ状に形成されていて,被吊持物Wの吊下げ連結に際
しては,先ず第5図(a)に示すように,被吊持物Wの上
面に固定したループ状の連結具11を吊下げ具1の両フ
ック部6a・6bの間に下方より挿入し,該連結具11
を吊下げ具1に対して相対的にひねり回動して(実際に
は吊下げ具1を回動する),第5図(b)に示すように連
結具11を両開口5a・5bに挿入したのち,第5図
(c)に示すように連結具11を両フック部6a・6bに
係合支持する。この連結状態を外す場合は,上記操作を
逆に行うことになる。
次に,吊下げ具1を支持するワイヤ4を吊持具3を用い
て天井パネル2に取付ける例を第6図ないし第8図に基
づいて説明する。
吊持具3は吊持具本体14と,吊持具本体14を回転自
在に保持するスラスト軸受15と,吊持具本体14を天
井パネル2に締結固定する盲ファスナー16にて構成さ
れる。
吊持具本体14は,その外周に雄ねじ17を設けた径小
筒部18の下部にそれより筒径を大にする径大筒部19
を段付き座面20を介して一体に連設して回転軸筒21
を形成し,前記径大筒部19の内部にクランプ手段22
を組み込んでなる。
クランプ手段22としては,径大筒部19の内部に固着
されて上拡がり状のテーパ孔23を有するテーパ内筒2
4と,テーパ孔23に内接する3個の鋼球からなるクラ
ンプ子25と,クランプ子25を保持するクランプ筒2
6とからなる。クランプ筒26はワイヤ4を挿通自在と
する挿通孔27を上下方向に貫通して形成するととも
に,その外周に前記テーパ孔23に内接する逆円錐部2
8を形成し,この逆円錐部28に前記クランプ子25を
それぞれ径方向に出没自在に保持する3個のクランプ子
孔29を径方向に貫通形成してある。径大筒部19の内
部上面とクランプ筒26の上端との間にはバネ30を介
装して,そのバネ作用によりクランプ筒26が常にテー
パ孔23の内面に対して押し下げ付勢されている。
回転軸筒21に一体に固着されている前記テーパ内筒2
4の下端面には,ドライバー等の工具差し込み用の操作
溝31が径方向に形成されている。また,クランプ筒2
6の逆円錐部28の下部に一体に形成したクランプ解除
操作用の下端部26aはテーパ内筒24の下端面より下
方へ突出させてなる。
上記スラスト軸受15は,回転軸筒21の径大筒部19
の外周を囲む形の筒部32を形成し,該筒部32の上端
に径大筒部19の段付き座面20を受け止める上底33
を形成し,上底33の中央に径小筒部18を上方へ突出
させる孔34を形成し,筒部32の外周の上下方向中途
部からフランジ35を一体に張り出し状に形成してな
り,上底33およびフランジ35の各上面にはそれぞれ
鋭利な突起36・37を複数個突設してある。
盲ファスナー16はクロロプレンゴム(商品名ネオプレ
ンゴム)製のゴム筒38の内部の上端寄りにナット39
を一体にインサート成形してなる。この盲ファスナー1
6はゴム筒38を回転軸筒21の径小筒部18に挿通し
てナット39を雄ねじ17に螺合し,ゴム筒38の下端
座面38aをスラスト軸受15の上底33の鋭利な突起
36に突き刺すことにより,ゴム筒38がスラスト軸受
15の上端面上に対し回り止め状に結合される。
次に,このように構成された吊持具3を天井パネル2に
取りつける要領を説明すると,予め天井パネル2の所望
箇所に上下貫通状の取付孔40を明ける。まず吊持具3
のゴム筒38を前記取付孔40にこの下方から挿入す
る。このときスラスト軸受15のフランジ35が天井パ
ネル2の外面に接当して鋭利な突起37が天井パネル2
の突き刺されるまで挿入すると,ゴム筒38が取付孔4
0を完全に通り抜けて天井パネル2の裏面側に突き出る
とともに,スラスト軸受15のフランジ25より上部が
取付孔40に挿入する状態が得られる。(第7図参
照)。次いで,ドライバー等を操作溝31に差し込んで
回転軸筒21を締付け方向に回すと,回転軸筒21に作
用する上向きスラスト荷重はスラスト軸受15の上底3
3の内面上で受け止められ,回転軸筒21は当該位置で
回転し,ナット39は回転しないで雄ねじ17上を下方
に移動する。そのナット17の下方移動に伴いゴム筒3
8は圧縮荷重を受けて外方へ張り出す形に曲げられて天
井パネル2の裏面上に座屈する状態となる(第6図参
照)。したがって,吊持具3はそのように座屈したゴム
筒38の張り出した部分F(第6図参照)によって取付
孔40から下方へ抜け出ることがなく,また該張り出し
部分Fとフランジ35との間で天井パネル2を挟持する
締結固定状態が得られる。
このように取りつけた吊持具3にワイヤ4を取付けるに
は,クランプ筒26の下端部26aにワイヤ4の上端部
を挿入すると,その上端部がクランプ子25に当たって
バネ30に抗してクランプ筒26を押し上げることにな
り,クランプ子25・25間の間隔はテーパ孔23の内
面に沿って拡げられ,ワイヤ4はクランプ子25・25
間を上方に所定高さまで押し込むことができる。ワイヤ
4の押し込みを止めると,クランプ筒26はバネ30の
力でテーパ孔23の狭い間隔内に楔状に押し下げられて
クランプ子25・25間の間隔は狭められ,このクラン
プ子25・25間でワイヤ4が挟持される。この状態下
でワイヤ4の下端部に吊下げ具1を介して前述のように
被吊持物Wを止めつれると,ワイヤ4に引き出し荷重が
加えられ,クランプ子25がワイヤ4の周面一部を更に
強く挟持することになる。
被吊持物Wの吊下げ高さを調整する場合は,クランプ筒
26の下端部26aを握ってクランプ筒26をバネ30
に抗して上方へ押し込むと,クランプ子25・25間の
間隔が拡がり,その間でのワイヤ4の上下移動を自在と
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る吊下げ具を天井パネルに取付けた
状態の斜視図, 第2図はその正面図, 第3図は第2図におけるIII−III線断面図, 第4図は吊下げ具の構成素材を示す斜視図, 第5図(a)・(b)・(c)は吊下げ具の使用要領を説明する斜
視図, 第6図はワイヤを支持する吊持具の縦断面図, 第7図はその組付途中の断面図, 第8図は第7図におけるVIII−VIII線断面図である。 1……吊下げ具, 2……天井パネル, 3……吊持具, 4……ワイヤ, 5a・5b……開口, 6a・6b……フック部, 7……連結部, 8……スペーサ部, 9……挿通孔, 10……ワイヤのストツパー, W……被吊持物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】横向きの小幅の開口5a・5bを有する一
    対のC字形フック部6a・6bを,各開口5a・5bが
    互いに反対向きになるよう前後に所定の間隔をもって背
    中合わせに配置してあり, 両フック部6a・6bの上端を連結部7で連結してあ
    り, この連結部7に吊下げ用ワイヤ4が連結されることを特
    徴とする吊下げ具。
JP4716188U 1988-04-06 1988-04-06 吊下げ具 Expired - Lifetime JPH0615065Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4716188U JPH0615065Y2 (ja) 1988-04-06 1988-04-06 吊下げ具

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JP4716188U JPH0615065Y2 (ja) 1988-04-06 1988-04-06 吊下げ具

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JPH01150816U JPH01150816U (ja) 1989-10-18
JPH0615065Y2 true JPH0615065Y2 (ja) 1994-04-20

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JP4716188U Expired - Lifetime JPH0615065Y2 (ja) 1988-04-06 1988-04-06 吊下げ具

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JP2005265117A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Osaka Coat Rope Kk 抜き通し型ワイヤチャック

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JPH01150816U (ja) 1989-10-18

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