JPH0447010A - ピボツト型式の固定支承 - Google Patents
ピボツト型式の固定支承Info
- Publication number
- JPH0447010A JPH0447010A JP15612390A JP15612390A JPH0447010A JP H0447010 A JPH0447010 A JP H0447010A JP 15612390 A JP15612390 A JP 15612390A JP 15612390 A JP15612390 A JP 15612390A JP H0447010 A JPH0447010 A JP H0447010A
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- JP
- Japan
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- boot
- shoe
- fitted
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- spherical crown
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- Granted
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- 230000008602 contraction Effects 0.000 abstract description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 101000579647 Penaeus vannamei Penaeidin-2a Proteins 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、道路橋等の固定側に使用される、全方向に
回転可能であり、且つ、橋軸直角方向に移動機能を有す
るピボット型式の固定支承に関するものである。
回転可能であり、且つ、橋軸直角方向に移動機能を有す
るピボット型式の固定支承に関するものである。
道路橋等の固定側支承として、全方向回転可能なピボッ
ト型式の固定支承が多く使用されている。第3図は従来
のピボット型式の固定支承の1例を示す一部断面側面図
1、第4図は一部断面正面図である。従来のピボット型
式の固定支承は上沓5および下沓6からなる。下沓6の
上面には半球形凸面形状の球冠6λが形成され、上沓5
の下面には球冠6凰と嵌合自在の半球形凹型形状の溝5
λが形成されている。上沓5は、球冠6aと溝5aとの
間の摺動接触回転によって全方向への回転可能である〔
発明が解決しようとする課題〕 上述した従来のピボット型式の固定支承の場合全方向へ
の回転移動には対応できるものの、平面方向での変移に
は追随できない。従って、幅員の広い橋梁で日光照射量
の多い上部工(桁)と下部工(ビアー)(図示せず)と
の温度伸縮量の差等による変移を橋軸直角方向に逃がす
ことができず、時には大きな温度応力が内部応力として
構造物(上部工、下部工)に悪い影響を与える場合があ
る。
ト型式の固定支承が多く使用されている。第3図は従来
のピボット型式の固定支承の1例を示す一部断面側面図
1、第4図は一部断面正面図である。従来のピボット型
式の固定支承は上沓5および下沓6からなる。下沓6の
上面には半球形凸面形状の球冠6λが形成され、上沓5
の下面には球冠6凰と嵌合自在の半球形凹型形状の溝5
λが形成されている。上沓5は、球冠6aと溝5aとの
間の摺動接触回転によって全方向への回転可能である〔
発明が解決しようとする課題〕 上述した従来のピボット型式の固定支承の場合全方向へ
の回転移動には対応できるものの、平面方向での変移に
は追随できない。従って、幅員の広い橋梁で日光照射量
の多い上部工(桁)と下部工(ビアー)(図示せず)と
の温度伸縮量の差等による変移を橋軸直角方向に逃がす
ことができず、時には大きな温度応力が内部応力として
構造物(上部工、下部工)に悪い影響を与える場合があ
る。
このような場合に対処するため、桁のソールプレート下
面と上沓5の上面との間、もしくは下沓6の下面とピア
ーの上面との間に、低摩擦係数の材料を支承設置現場で
取り付けることが考えられるが、現場での施工性や運搬
時の保護の問題などから適切な処置とはいえない。この
ようなことから、移動機能を支承の中に組み込み、現場
での支承の施工を簡便にする固定支承の開発が望まれて
いるが、かかる技術は未だ提案されていない。
面と上沓5の上面との間、もしくは下沓6の下面とピア
ーの上面との間に、低摩擦係数の材料を支承設置現場で
取り付けることが考えられるが、現場での施工性や運搬
時の保護の問題などから適切な処置とはいえない。この
ようなことから、移動機能を支承の中に組み込み、現場
での支承の施工を簡便にする固定支承の開発が望まれて
いるが、かかる技術は未だ提案されていない。
従って、この発明は上述の課題を解決するためになされ
たものであって、上部工、下部工の温度伸縮の違いに対
応し、全方向に回転可能且つ橋軸直角方向にも移動機能
を有するピボット型式の固定支承を提供することを目的
とする。
たものであって、上部工、下部工の温度伸縮の違いに対
応し、全方向に回転可能且つ橋軸直角方向にも移動機能
を有するピボット型式の固定支承を提供することを目的
とする。
上記目的を達成するために、本発明においては、上面に
半球形凸面形状の球冠が形成された下沓と、下面に前記
球冠と嵌合自在の半球形凹型形状の溝が形成され、前記
溝が前記球冠に嵌合された、上面に滑り面を有する牛舎
と、前記牛舎と嵌合するイが下面に形成され、前記溝に
嵌合された前記牛舎を介して前記下沓上に可動に支持さ
れた上沓と、前記上沓の下端に取り付けられた、前記下
沓と係合し前記上沓の浮き上がりを防止するための止め
板とからなることに特徴を有するものである。
半球形凸面形状の球冠が形成された下沓と、下面に前記
球冠と嵌合自在の半球形凹型形状の溝が形成され、前記
溝が前記球冠に嵌合された、上面に滑り面を有する牛舎
と、前記牛舎と嵌合するイが下面に形成され、前記溝に
嵌合された前記牛舎を介して前記下沓上に可動に支持さ
れた上沓と、前記上沓の下端に取り付けられた、前記下
沓と係合し前記上沓の浮き上がりを防止するための止め
板とからなることに特徴を有するものである。
次に、本発明を図面を参照しながら説明する。
第1図はこの発明の1実施態様を示す一部断面側面図、
第2図は一部断面正面図である。図面に示すように、本
発明の固定支承は上沓1と、牛舎2と、下沓3と、止め
板4とからなっている。下沓3の中央部上面には半球形
凸面形状の球冠3aが形成され、牛舎2の下面には球冠
3aと嵌合自在の半球形凹型形状の溝2aが形成され、
球冠3aは溝2aに嵌合されている。牛舎2の上面2b
および側面2cは平面状に形成され、上沓1の下面には
牛舎2を嵌合するための溝1aが形成され、牛舎2は溝
1aに嵌合されている。溝1aの内側面1b、牛舎2の
上面2bには滑り材からなる滑り面が形成され、上沓1
は第1図および′@2図に示す溝1aの内側面1bと、
牛舎2の側面2cとの間に設けられた間隔の幅内で平面
方向(橋軸直角方向)に摺動自在である。牛舎2の側面
2cにも前記滑り面を設けてもよい。上沓1の下端には
下沓3の下端と係合する浮き上がりを防止するための止
め板4が取り付けられており、上沓lはこの止め板4に
よって浮き上がりが防止され、上揚力に対応している。
第2図は一部断面正面図である。図面に示すように、本
発明の固定支承は上沓1と、牛舎2と、下沓3と、止め
板4とからなっている。下沓3の中央部上面には半球形
凸面形状の球冠3aが形成され、牛舎2の下面には球冠
3aと嵌合自在の半球形凹型形状の溝2aが形成され、
球冠3aは溝2aに嵌合されている。牛舎2の上面2b
および側面2cは平面状に形成され、上沓1の下面には
牛舎2を嵌合するための溝1aが形成され、牛舎2は溝
1aに嵌合されている。溝1aの内側面1b、牛舎2の
上面2bには滑り材からなる滑り面が形成され、上沓1
は第1図および′@2図に示す溝1aの内側面1bと、
牛舎2の側面2cとの間に設けられた間隔の幅内で平面
方向(橋軸直角方向)に摺動自在である。牛舎2の側面
2cにも前記滑り面を設けてもよい。上沓1の下端には
下沓3の下端と係合する浮き上がりを防止するための止
め板4が取り付けられており、上沓lはこの止め板4に
よって浮き上がりが防止され、上揚力に対応している。
このように、上沓lは牛舎2を介して下沓3上に可動に
支持され、牛舎2と下沓1との半球形凹凸面による回転
を介して回転方向に移動自在であり、且つ、牛舎2の上
面および側面との摺動によって橋軸直角方向に移動自在
である。
支持され、牛舎2と下沓1との半球形凹凸面による回転
を介して回転方向に移動自在であり、且つ、牛舎2の上
面および側面との摺動によって橋軸直角方向に移動自在
である。
以上説明したように、この発明のピボット型式の固定支
承は、全方向に回転可能且つ橋軸直角方向にも移動機能
を有するので、上部工と下部工との日光の照射の違い等
による温度伸縮の線膨張係数の違いにより発生する内部
応力に対応することができる産業上有用な効果がもたら
される。
承は、全方向に回転可能且つ橋軸直角方向にも移動機能
を有するので、上部工と下部工との日光の照射の違い等
による温度伸縮の線膨張係数の違いにより発生する内部
応力に対応することができる産業上有用な効果がもたら
される。
第1図はこの発明の1実施態様を示す一部断面側面図、
第2図は一部断面正面図、第3図は従来のピボット型式
の固定支承の1例を示す一部断面側面図、 第4図は一
部断面正面図である。図面において、 l 上沓 l& 溝 Ib 内側面 2 牛舎22& 溝 2b 上面 2c −側面3 下沓
3a 球冠 4− 止め板 5− 上沓 5a−溝 6− 下沓 6a−球冠。 第1図 旦 第2図 第3図 第4図
第2図は一部断面正面図、第3図は従来のピボット型式
の固定支承の1例を示す一部断面側面図、 第4図は一
部断面正面図である。図面において、 l 上沓 l& 溝 Ib 内側面 2 牛舎22& 溝 2b 上面 2c −側面3 下沓
3a 球冠 4− 止め板 5− 上沓 5a−溝 6− 下沓 6a−球冠。 第1図 旦 第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 1 上面に半球形凸面形状の球冠が形成された下沓と、
下面に前記球冠と嵌合自在の半球形凹型形状の溝が形成
され、前記溝が前記球冠に嵌合された、上面に滑り面を
有する中沓と、前記中沓と嵌合する溝が下面に形成され
、前記溝に嵌合された前記中沓を介して前記下沓上に可
動に支持された上沓と、前記上沓の下端に取り付けられ
た、前記下沓と係合し前記上沓の浮き上がりを防止する
ための止め板とからなることを特徴とするピボット型式
の固定支承。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2156123A JP2637263B2 (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | ピボツト型式の固定支承 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2156123A JP2637263B2 (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | ピボツト型式の固定支承 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0447010A true JPH0447010A (ja) | 1992-02-17 |
JP2637263B2 JP2637263B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=15620828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2156123A Expired - Fee Related JP2637263B2 (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | ピボツト型式の固定支承 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2637263B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001065013A3 (en) * | 2000-03-03 | 2002-01-10 | Choi Yong Kuk | Bridge seat construction |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS607371U (ja) * | 1983-06-23 | 1985-01-19 | 三菱電機株式会社 | 圧縮機の吐出弁装置 |
-
1990
- 1990-06-14 JP JP2156123A patent/JP2637263B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS607371U (ja) * | 1983-06-23 | 1985-01-19 | 三菱電機株式会社 | 圧縮機の吐出弁装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001065013A3 (en) * | 2000-03-03 | 2002-01-10 | Choi Yong Kuk | Bridge seat construction |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2637263B2 (ja) | 1997-08-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |