JPS5914484Y2 - 連絡橋の接続部構造 - Google Patents

連絡橋の接続部構造

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JPS5914484Y2
JPS5914484Y2 JP12063878U JP12063878U JPS5914484Y2 JP S5914484 Y2 JPS5914484 Y2 JP S5914484Y2 JP 12063878 U JP12063878 U JP 12063878U JP 12063878 U JP12063878 U JP 12063878U JP S5914484 Y2 JPS5914484 Y2 JP S5914484Y2
Authority
JP
Japan
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movable
connecting bridge
movable body
bodies
notch
Prior art date
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Expired
Application number
JP12063878U
Other languages
English (en)
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JPS5540013U (ja
Inventor
正克 松石
淳 近藤
雅宏 豊貞
博章 加道
正弘 植田
節雄 岩田
英幸 修理
Original Assignee
日立造船株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば一対の浮体間、浮体と固定物(岸壁な
ど)との間など、少なくとも片方が浮遊する一対の構造
物間に設けられる連絡橋の接続部構造に関するものであ
る。
例えば浮き空港の場合、夫々滑走路を有する一対の浮き
構造物の間や、陸地または陸地側がらの固定連絡橋と浮
き構造物との間に、浮き構造物の浮遊変動を吸収する連
絡橋を設ける必要がある。
この浮遊変動は、上下方向ならびに水平面内にある範囲
内で起こり、特にその除土じる接続部の伸縮に対する吸
収構造が問題となる。
そこで本考案は前述した浮遊変動に伴う接続部の伸縮を
確実に吸収し得、しかもいがなる姿勢においても一対の
構造物間における人、車の交通を安全、確実に行なえる
連絡橋の接続部構造を提案するもので、以下その一実施
例を図面に基づいて説明する。
実、施例では構造物として一対の浮体1,2を示してい
るが、これはいずれかが高速道路橋など固定構造物であ
ってもよい。
一方の浮体1の側部には上面および側面が開放する切欠
部3が形成され、この切欠部3内に他方の浮体2の方向
Aに移動可能な複数の第一可動体4A、4B、4C,4
Dと、これら第一可動体4A、4B、4C,4B間にお
いて昇降B可能な複数の第二可動体5A、5B、5Cと
を設けている。
すなわち切欠部3の中央に切欠部底面3aよりも上位と
なる梠部面3bが形成され、この段部面3b上にピンロ
ーラ6を介して前記第一可動体4A、4B、4C,4D
を載置することにより前記方向Aに移動可能となる。
前記両回動体4A、4B、4C,4D、5A、5B、5
Cの相対向する側面を上下方向において傾斜面7,8、
に形成している。
ここで第一可動体4A、4B、4C,4Dの傾斜面7は
下挟まりとし、また第二可動体5A、5B、5Cの傾斜
面8は下床がりとし、以って第二可動体5A、5B、5
Cをくさび形状としている。
9は左右一対の第三可動体で、ピンローラ10を介して
切欠部底面3a上に載置してあり、前記移動方向Aに沿
って移動C可能である。
この第三可動体9の上面は他方の浮体2側が下位となる
傾斜面11に形成してあり、この傾斜面11上にピンロ
ーラ12を介して前記第二可動体5A、5B、5Cを載
置して、この第三可動体9の移動Cにより第二可動体5
A、5B、5Cを昇降すべく構威しである。
13は連絡橋で、その一端13aが切欠部底面3a上に
、左右一対の支持具14を介して水平移動ならびに上下
揺動可能に載置しである。
この支持具14は、連絡橋一端13aの下面に取付けら
れる板部材15と、この板部材15の下方にボール16
を介して配設される枠体17と、この枠体17に取付け
られ且つ多数の貫通孔18を有する多孔板19と、各貫
通孔18内に位置し且つ床面3a上で転勤可能なボール
20とから構成される。
前記第三可動体9に対して連絡橋一端13aを連結装置
21を介して水平移動ならびに上下揺動可能に連結して
いる。
すなわち連絡橋一端13aの端面に、中央が開口22す
るガイド溝23が巾方向に形成され、このガイド溝23
内に複数のローラ24を介してガイド部材25が配設さ
れる。
そして第三可動体9の前面から連設した連結杆26の先
端と前記ガイド部材25とを球継手27を介して連結し
ている。
したがって連絡橋13は第三可動体9に対して、水平移
動り可能ならびに球継手27の周りに上下揺動E可能に
連結される。
ここで連絡橋一端13 aと両回動体4A、4B、4C
,4D、5A、5B、5Cと一方浮体1の上面は面一に
形成され、これらに亙っての交通を可能としている。
他方の浮体2の縁部にも上面および側面が開放する切欠
部28が形成される。
この切欠部28には、縦軸29とボールベアリング30
を介して、縦軸芯29Aの周りに回転可能なピン支承具
31が取付けられる。
そしてこのピン支承具・31の上端に連絡橋他端13b
が連結される。
したがって連結橋13は他方の浮体2に対して、縦軸芯
29Aの周りに水平揺動り可能ならびに水平軸芯31
Aの周りに上下揺動E可能に連結される。
ここで連絡橋他端13bと他方の浮体2上面は面一に形
成され、これらに亙っての交通を可能としている。
32はカバーを示す。浮体1,2の浮遊変動は次のよう
にして吸収される。
すなわち上下方向の変動は、浮体2と連絡橋13との間
において生じる水平軸芯31 Aの周りでの相対上下揺
動Eと、浮体1と連絡橋13との間において生じるボー
ル16を介しての相対上下揺動りとにより吸収し得る。
このとき球継手27に回動作用が生じることから、連結
装置21による両者9.13の連結は負担をかけること
なく維持される。
また両浮体1,2間での水平変動は、ガイド部材25と
連絡橋一端13 aとがローラ24を介して水平方向り
に相対移動することから吸収される。
この場合、連絡橋13の長さに比べて水平移動り量が小
さいので水平揺動の角度は小さい。
したがって支持具14によって自由に回転できる。
上述したような変動の際に生じる両浮体1,2の接近離
間動(伸縮作用)Fは次のようにして吸収し得る。
すなわち接近離間動Fは連結装置21を介して第三可動
体9に伝達され、該第三可動体9を移動Cさせる。
これにより傾斜面11とピンローラ12とを介して第二
可動体5A、5B、5Cが昇降する。
ここで第三可動体9の移動Cが浮体2側であったとした
ら第二可動体5A、5B、5Cは上昇し、そして傾斜面
7,8を介して第一可動体4A、4B、4C,4Dを、
隣接するもの同士が互いに離間すべく移動Aする。
このとき第二可動体5A、5B、5Cもそれに伴って移
動することから、前述した離間は円滑に且つ各部におい
て同量だけ行なわれる。
逆に第三可動体9の移動Cが浮体1内に入る側であった
としたら第二可動体5A、5B、5Cは下降し、第一可
動体4A、4B、4C,4Dを隣接するもの同士が互い
に同量接近すべく移動Aさせる。
ここで第一可動体4A、4B、4C,4Dの数をN、各
第一可動体4A、4B、4C,4Dの間隙をG、接近離
間動Fの移動量をl、とした場合、N の関係になる。
連絡橋13の場合、普通、移動量Jの最大値は約1mで
あるため、Nを10個程度にすればGは10cm程度と
なり、カバー32を介しての通行は障害なく行なわれる
移動量が大であって第二可動体5A、5B、5Cが交通
面より突出したとしても、その配設位置が両側であるこ
とから問題ない。
また各傾斜面7,8゜11の傾斜方向を逆にしても実施
可能である。
なお実施例においては可動体を使用した伸縮構成を一方
の浮体1のみに設けたが、これは両方の浮体1,2に設
けてもよい。
以上述べたように本考案によると、構造物の浮遊変動に
よる面構造物と連絡橋との相対変化は、一方構造物に対
する連絡橋一端の水平移動ならびに上下揺動移動により
吸収でき、さらに連絡橋一端を第三可動体に対して水平
移動ならびに上下揺動可能に連結することにより、連絡
橋に追従して第三可動体を移動させ得、これにより両構
造物間の距離変化、すなわち伸縮作用は第三可動体の移
動に変えることができる。
そしてこの第三可動体の移動に連動して複数の第二可動
体が昇降移動すると共に、この第二可動体の昇降移動に
連動して複数の第一可動体が、隣接するもの同士が互い
に同量づつ接近離間移動することから、前述した距離変
化により連絡橋と構造物との間に生じるギャップは、各
第一可動体間に等分配された間隙により吸収でき、以っ
て距離変化が大きくても、またいかなる態勢においても
交通を安全、確実に行なうことができる。
さらに上述したような伸縮機構は、第一可動体間に等量
の間隙を生せしめるだけでよいことから簡単である。
しがも連絡橋自体は従来の設計法を適用できるので、強
度、剛性および耐風安定性に問題は生じない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は平面図、第2
図は第1図におけるX−X断面図、第3図は同Y−Y断
面図、第4図は連結装置の拡大図、第5図は支持具の縦
断面図、第6図は第5図におけるZ−Z断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも片方が浮遊する一対の構造物間に設けられる
    連絡橋の接続部構造であって、他方の構造物に、縦軸芯
    の周りに回転可能なピン支承具を介して連絡橋の他端を
    載置して、これら他方の構造物と連絡橋の他端とを、縦
    軸芯の周りに相対的に水平揺動可能ならびにピンによる
    水平軸芯の周りに相対的に上下揺動可能に連結し、一方
    の構造物に、上面および側面が開放する切欠部を形成し
    、この切欠部の底面に連絡橋の一端を、支持具を介して
    相対的に水平移動ならびに上下揺動可能に載置し、前記
    切欠部内に、前記切欠部底面よりも上位となる段部面に
    ピンローラを介して支持されて他方の構造物の方向に移
    動可能な複数の第一可動体を設け、これら第一可動体間
    の両側において昇降可能な複数の第二可動体を設け、こ
    れら第一、第二可動体の相対向する側面を上下方向にお
    いて傾斜面に形成して前記第二可動体を上位中挟のくさ
    び形状とし、前記切欠部底面上に複数個のピンローラを
    介して第三可動体を載置し、この第三可動体の上面を他
    方構造物側が下位となる傾斜面に形成すると共に、この
    傾斜面上に夫々複数のピンローラを介して前記第二可動
    体群を載置して、この第三可動体の移動により前記第二
    可動体群を昇降すべく構威し、前記第三可動体に対して
    連絡橋一端を、連結装置を介して相対的に水平移動なら
    びに上下揺動可能に連結したことを特徴とする連絡橋の
    接続部構造。
JP12063878U 1978-09-02 1978-09-02 連絡橋の接続部構造 Expired JPS5914484Y2 (ja)

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JP12063878U JPS5914484Y2 (ja) 1978-09-02 1978-09-02 連絡橋の接続部構造

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JP12063878U JPS5914484Y2 (ja) 1978-09-02 1978-09-02 連絡橋の接続部構造

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Publication Number Publication Date
JPS5540013U JPS5540013U (ja) 1980-03-14
JPS5914484Y2 true JPS5914484Y2 (ja) 1984-04-27

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ID=29077043

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JP12063878U Expired JPS5914484Y2 (ja) 1978-09-02 1978-09-02 連絡橋の接続部構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60181471A (ja) * 1984-02-24 1985-09-17 大成建設株式会社 空気膜構造物の除雪方法
JPS61115354U (ja) * 1984-12-26 1986-07-21
KR101511689B1 (ko) * 2013-07-26 2015-04-10 김대령 인양 용이형 부잔교용 도교

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