JP3976563B2 - モノレール軌道桁の支承部構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、モノレールの鋼軌道桁や合成軌道桁の支承部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、たとえば跨座型のモノレールの鋼軌道桁や、コンクリート製の車輪踏面の下部を鋼桁に支持させた合成桁を支持する支承部には、たとえば固定支承部には、図15に示すように、軌道幅方向(橋直軸Y方向)のピン72を介して橋直軸Y周りの回動を所定範囲で許容するピン支承装置71が設けられ、また図16に示すように、可動支承部に、橋直軸Y方向のローラ82と、その上下位置に配置された支圧板83,84とを具備し、橋直軸Y周りの回動と橋軸X方向の移動を許容するローラー支承装置81が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のピン支承装置71やローラー支承装置81は、機械加工部品の点数も多く高価であるという問題があった。
【0004】
本発明は上記問題点を解決して、部品点数も少なく、安価なモノレール軌道桁の支承部構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明は、軌道桁の橋軸方向両端部を支持する支承部に、橋脚上に設置される下沓と、軌道桁の底部に取り付けられて前記下沓により下方から支持される上沓とを具備したモノレール軌道桁の支承部構造であって、前記下沓と上沓との間で摺動摩擦抵抗を軽減し傾動を許容する底部滑り機構を設け、前記下沓に上沓の橋直軸方向の移動を規制する規制面を形成するとともに、上沓に前記規制面に対峙する被規制面を形成し、前記規制面と被規制面との間に遊間滑り機構を設け、前記遊間滑り機構は、前記規制面に設けられた凹部内に、奥側に配置された弾性支持プレートと、開口側に配置されたスライドプレートとを有するとともに、当該スキンプレートの外面に取り付けられて表面の摩擦係数の小さい滑動板を有し、さらに前記被規制面に、前記滑動板に橋直軸方向での移動許容量をあけて対峙する耐磨耗性の摺接板を有するものである。
【0006】
上記構成によれば、下沓上に底部滑り機構を介して支持された上沓の被規制面に対向して、軌道幅方向の移動を規制する下沓の規制面との間に形成される隙間により、橋直軸方向での移動許容量を設定するとともに、滑り部材と摺接板からなる遊間滑り機構を設けたので、底部滑り機構と遊間滑り機構により、軌道桁の変形時の上沓の橋軸方向への移動による摩擦抵抗と、上沓の橋直軸心周りの回動による摺動摩擦抵抗とを無視できる程度に軽減することができる。また底部滑り機構と遊間滑り機構は、板状部材など単純で少数の部材により構成できるので、複雑な機械加工も不要で、構成部材を少できて製造コストを低減することができる。さらに遊間滑り機構において、弾性支持プレートにより、上沓の鉛直軸周りの回動に追従可能な性能を確保することができ、さらにまたスライドプレートにより、軌道桁変形時の橋軸方向の摺動摩擦抵抗と橋直軸心周りの回動による摺動摩擦抵抗とを軽減することができる。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の構成において、遊間滑り機構は、規制面の凹部の外周部に沿って取り付けられたシール材を有するものである。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の構成において、橋脚上に、両端部が横梁で互いに連結された左右一対の軌道桁が設置され、支承部は、前記軌道桁の一方に配置されて上沓の橋軸方向の移動が規制されない可動支承部と、他方に配置されて上沓の橋軸方向の移動が所定範囲で規制される固定支承部とで構成されたものである。
【0010】
上記構成によれば、日照などの条件変化で左右の軌道桁の長さが変化した場合、固定支承部で上沓の橋軸方向の移動が所定範囲で許容されるので、大きい反力が作用することがなく、安価で低コストな支承部を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
ここで、本発明に係る跨座型モノレール軌道桁の支承部構造の実施の形態を図1〜図12に基づいて説明する。
【0012】
たとえば図11,図12に示すように、橋脚1上に左右一対が設置されたモノレール車両Mの軌道桁2は、下部で横梁3により連結されるとともに、上端面に走行輪Maが転動する走行面4が設けられ、また左右側面には、上段に案内輪Mbがそれぞれ転動する案内面5が設けられ、さらに下段に安定輪Mcがそれぞれ転動する安定面6が設けられている。
【0013】
これら左右一対の軌道桁2は、橋脚1上に1スパン毎に橋軸X方向の一方に設けられた可動支承部11と、他方に設けられた固定支承部31とでそれぞれ支持されている。
【0014】
まず、可動支承部に11ついて図1〜図5を参照して説明する。
図1,図2に示すように、可動支承部11は、橋脚2上に複数のアンカーボルト7により装着される下沓12と、この下沓12上に位置ずれ可能に配置されて軌道桁2の底部に装着される上沓13とを具備している。
【0015】
前記下沓12と上沓13との間には、橋軸X方向の移動と、橋軸Xおよび軌道幅方向の橋直軸Yならびに鉛直軸Z周りの回動による傾斜を許容し傾動時の摺動摩擦抵抗を軽減する底部滑り機構10が設けられている。この底部滑り機構10は、下沓12の中央部に形成された円形凹部12aと、この円形凹部12aに奥側から順に収容された弾性支持プレート14および中間プレート15と、上沓13の底面に取り付けられて中間プレート15上に摺動可能に支持されるステンレス鋼製の摺動支持板16と、円形凹部12aの外周部に取り付けられた防水用のシールリング17とを具備している。
【0016】
そして前記弾性支持プレート14は、たとえば合成ゴム製で上沓12の橋軸Xおよび橋直軸Yならびに鉛直軸Zを中心とする回動による傾斜を許容するように構成され、また中間プレート15は、たとえば鋼製の本体15aの上面凹部に摩擦係数が小さいフッ素樹脂(たとえばPTFE)製の滑動板15bが嵌め込まれて取り付けられている。
【0017】
また円形凹部12aの左右両側に橋軸X方向に沿う規制凸部12R,12Lがそれぞれ突設され、規制凸部12R,12Lの内面が橋軸X方向に沿う橋直規制面(規制面)12vに構成されて、これに対向する上沓13の被規制面13vにより、上沓13の軸直Y方向の移動が規制されている。また規制凸部12R,12Lの上面には、上沓13の側縁部に所定隙間をあけてボルト止めされた逆L字形断面のサイドブロック18が設けられ、上沓13の浮き上がりが防止されている。
【0018】
図4,図5に示すように、可動支承部11では、軌道桁2の橋軸X周りの回動変形θxによる案内面5での変形量δybに対応して、橋軸X方向に隣接する軌道桁2の案内面5同士の段差を2mm以下に制限するために、橋軸Xに直角な橋直軸Y方向での許容移動量δya=±1mmに制限している。
【0019】
しかし、橋直軸Y方向の許容移動量δyaを制限することにより、上沓13と下沓12が接触することによる橋軸X方向の摩擦抵抗と、橋直軸Y周りの回動による摩擦抵抗とを無視できる程度に軽減する必要がある。このため、本発明では許容移動量δyaをあけて配置される下沓12の橋直規制面(規制面)12vと、上沓13の被規制面13vとの間に遊間滑り機構21が設けられている。
【0020】
前記遊間滑り機構21は、上沓13の移動を規制するために、規制凸部12R,12Lの橋直規制面12vに、ステンレス鋼製の固定ブロック(拘束手段)23を介して、表面の摩擦抵抗が少なく圧縮弾性が高い滑り板(滑り機構材)22が取り付けられ、この滑り板22に対向して、上沓13の被規制面13vにたとえばステンレス鋼製で高耐磨耗性の摺接板24が取り付けられている。前記滑り板22は、鋼に比較して弾性率が高い充填材入りのフッ素樹脂成形板(たとえばPTFE板で、鋼に対して弾性係数1/240)を使用することで、鉛直軸Z周りの回動に追従できる性能を確保し、かつ上沓13の被規制面13vと下沓12の橋直規制面12vとが接触した時の滑り摩擦抵抗および回動による摺動摩擦抵抗を無視できる程度まで軽減している。
【0021】
そして、この滑り板22は、図3に示すように、固定ブロック23により四辺の全周囲を拘束され背面が閉止されることにより、滑り板22の耐力が高められて許容面圧が高く保持されている。この拘束手段である固定ブロック23に替えて、橋直規制面12vに収容凹部を形成して滑り板22の全周囲を拘束し収容してもよい。
【0022】
なお、上記遊間滑り機構21では、占有面積の関係で、下沓12の橋直規制面12vに滑り板22を取り付け、上沓13の被規制面13vに摺接板24を取り付けたが、もちろん橋直規制面12vに摺接板24を取り付け、上沓13の被規制面13vに滑り板22を取り付けることもできる。
【0023】
前記遊間滑り機構21の第1変形例を図13を参照して説明する。この遊間滑り機構50は、規制凸部12R,12L内面の橋直規制面12vに形成された矩形凹部51内に、合成ゴム製の弾性支持プレート52とスライドプレート53が収容され、スライドプレート53は、たとえばステンレス鋼製のプレート本体53aの前面に摩擦係数が小さいフッ素樹脂(たとえばPTFE)製の滑動板53bが取り付けられている。さらに矩形凹部51の外周部に沿ってリング状のシール材54が取り付けられている。また上沓13の被規制面13vに、滑動板53bから許容移動量δyaをあけてたとえばステンレス鋼製で高耐磨耗性の摺接板55が取り付けられている。
【0024】
上記構成において、弾性支持プレート52により、鉛直軸Z周りの回動に容易に追従できる性能を確保するとともに、スライドプレート53により上沓13と規制凸部12R,12Lとが接触した時の滑り摩擦抵抗および回動による摺動摩擦抵抗を無視できる程度まで軽減することができる。
【0025】
さらに遊間滑り機構21の第2変形例を図14を参照して説明する。この遊間滑り機構60は、規制凸部12R,12L内面の橋直規制面12vに形成された矩形凹部61内に、ステンレス鋼製の滑動板62が取り付けられ、上沓13の規制面13vに、滑動板62に許容移動量δyaをあけて表面が球面状に形成された弾性滑り板63が取り付けられている。この弾性滑り板63は、たとえば弾性の高い多孔質金属製基材に固形潤滑材を埋め込んで構成され、表面摩擦係数が小さく形成されている。
【0026】
上記構成において、表面が球面状に形成された弾性滑り板63により、鉛直軸Z周りの回動に容易に追従できる性能を確保するとともに、上沓13と規制凸部12R,12Lとが接触した時の滑り摩擦抵抗および回動による摺動摩擦抵抗を無視できる程度まで軽減することができる。
【0027】
次に固定支承部31を図6を参照して説明する。なお、この固定支承部31は、可動支承部11の底部の底部滑り機構10と遊間滑り機構21と同一構造を具備しており、同一部材および同一機能を有する部材には同一符号を付して説明を省略する。
【0028】
固定支承部31の上沓13には、下沓12の規制凸部12R,12Lにより、上沓13の橋軸X方向の移動を所定範囲で規制する規制ブロック32が前後四隅部にそれぞれ形成されている。また逆L字形断面のサイドブロック34により上沓13の浮き上がりが規制されている。
【0029】
ところで、図9に示すように、たとえば片側日射の場合の軌道桁2の変形と応力は、日射側の軌道桁2が日陰側より橋軸X方向に熱膨張することから、固定支承部31に矢印方向の応力が生じ、また鉛直軸Z周りの回動が生じる。
【0030】
このため、たとえば固定支承部31における橋軸X方向の許容移動量がまったく無いかまたは僅かな場合、載荷条件によっては、橋軸X方向に大きい反力が生じ、これに対応するために部材の断面積を大きくする必要があり、コストの削減にならない。この対策として、本発明では、(スパン長44mで支承部反力が60tの場合の)固定支承部31の橋軸X方向の許容移動量:δxa=4mmとして、橋軸X方向の移動制限を拡大している。これにより、片側日射による軌道桁2の変形および応力を許容して反力の発生を抑制し、部材断面の縮小を可能としている。
【0031】
そして、固定支承部31において、可動支承部11と同一の底部滑り機構10および遊間滑り機構21により、軌道桁2の鉛直軸Z周りの回動に容易に追従できる性能を確保し、さらに上沓13と規制凸部12R,12Lとが接触した時の滑り摩擦抵抗および回動による摺動摩擦抵抗を無視できる程度まで軽減している。
【0032】
上記実施の形態によれば、下沓12上に底部滑り機構10を介して支持された上沓13の被規制面13vに対向して、軌道幅方向の移動を規制する下沓12の橋直規制面12vとの間に所定の隙間を設定するとともに、滑り板22と摺接板24からなる遊間滑り機構21を設けたので、底部滑り機構10と遊間滑り機構21により、軌道桁2の変形時の上沓13の橋軸X方向への移動による摩擦抵抗と、上沓13の橋直軸Y周りの回動による摺動摩擦抵抗とを無視できる程度に軽減することができる。また底部滑り機構10と遊間滑り機構21は、板状部材など単純で少数の部材により構成できるので、複雑な機械加工も不要で、構成部材を少できて製造コストを低減することができる。
【0033】
さらに滑り板22をフッ素樹脂成形板により形成することにより、安価で適度な圧縮弾性と表面の摩擦抵抗が大幅に軽減され、この滑り板22を固定ブロック23により全周囲が拘束されて取り付けられるので、滑り板22の耐力が向上されて許容面圧を高くでき、高い耐圧性能を引き出すことができる。
【0034】
【発明の効果】
以上に述べたごとく請求項1記載の発明によれば、下沓上に底部滑り機構を介して支持された上沓の被規制面に対向して、軌道幅方向の移動を規制する下沓の規制面との間に所定の隙間を設定するとともに、滑り部材と摺接板からなる遊間滑り機構を設けたので、底部滑り機構と遊間滑り機構により、軌道桁の変形時の上沓の橋軸方向への移動による摩擦抵抗と、上沓の橋直軸心周りの回動による摺動摩擦抵抗とを無視できる程度に軽減することができる。また底部滑り機構と遊間滑り機構は、板状部材など単純で少数の部材により構成できるので、複雑な機械加工も不要で、構成部材を少くできて製造コストを低減することができる。
【0036】
請求項3記載の発明によれば、日照などの条件変化で左右の軌道桁の長さが変化した場合、固定支承部で上沓の橋軸方向の移動が所定範囲で許容されるので、大きい反力が作用することがなく、安価で低コストな支承部を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモノレール軌道桁の支承部の実施の形態を示し、可動支承部の分解斜視図である。
【図2】同可動支承部の中央横断面図である。
【図3】図2に示すA−A断面図である。
【図4】同荷重による軌道桁の変形状態を示す説明図である。
【図5】同軌道桁の案内面の段差を示す説明図である。
【図6】同モノレール軌道桁の固定支承部を示す分解斜視図である。
【図7】同固定支承部を示す側面図である。
【図8】同固定支承部を示す中央横断面図である。
【図9】同片側日照による変形と反力を示す説明図である。
【図10】同固定支承部の構造を示し、(a)は構造を示す概略平面断面図、(b)は鉛直軸周りの回動と移動とを示す模式図、(c)は橋直軸周りの回動を示す模式図である。
【図11】同モノレール軌道桁を示す正面図である。
【図12】同モノレール軌道桁および支承の骨組構造を示す模式図である。
【図13】支承部に設けられる遊間滑り部の第1変形例を示す部分断面図である。
【図14】支承部に設けられる遊間滑り部の第2変形例を示す部分断面図である。
【図15】従来の固定支承構造を示す支承部分解斜視図である。
【図16】従来の可動支承構造を示す支承部分解斜視図である。
【符号の説明】
X 橋軸
Y 橋直軸
Z 鉛直軸
1 橋脚
2 軌道桁
10 底部滑り機構
11 可動支承部
12 下沓
12a 円形凹部
12R,12L 規制凸部
12v 橋直規制面
13 上沓
13v 被規制面
14 弾性支持プレート
15 中間プレート
15a プレート本体
15b 滑動板
16 摺動支持板
17 シールリング
18 サイドブロック
31 固定支承部
32 規制ブロック
33 浮上防止部
34 サイドブロック
50 遊間滑り機構
51 矩形凹部
52 弾性支持プレート
53 スライドプレート
53a プレート本体
53b 滑動板
55 摺接板
Claims (3)
- 軌道桁の橋軸方向両端部を支持する支承部に、橋脚上に設置される下沓と、軌道桁の底部に取り付けられて前記下沓により下方から支持される上沓とを具備したモノレール軌道桁の支承部構造であって、
前記下沓と上沓との間で摺動摩擦抵抗を軽減し傾動を許容する底部滑り機構を設け、
前記下沓に上沓の橋直軸方向の移動を規制する規制面を形成するとともに、上沓に前記規制面に対峙する被規制面を形成し、
前記規制面と被規制面との間に遊間滑り機構を設け、
前記遊間滑り機構は、前記規制面に設けられた凹部内に、奥側に配置された弾性支持プレートと、開口側に配置されたスライドプレートとを有するとともに、当該スキンプレートの外面に取り付けられて表面の摩擦係数の小さい滑動板を有し、さらに前記被規制面に、前記滑動板に橋直軸方向での移動許容量をあけて対峙する耐磨耗性の摺接板を有する
ことを特徴とするモノレール軌道桁の支承部構造。 - 遊間滑り機構は、規制面の凹部の外周部に沿って取り付けられたシール材を有する
ことを特徴とする請求項1記載のモノレール軌道桁の支承部構造。 - 橋脚上に、両端部が横梁で互いに連結された左右一対の軌道桁が設置され、
支承部は、前記軌道桁の一方に配置されて上沓の橋軸方向の移動が規制されない可動支承部と、他方に配置されて上沓の橋軸方向の移動が所定範囲で規制される固定支承部とで構成された
ことを特徴とする請求項1または2記載のモノレール軌道桁の支承部構造。
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