JPS5919131Y2 - 開放形直動軸受の予圧装置 - Google Patents
開放形直動軸受の予圧装置Info
- Publication number
- JPS5919131Y2 JPS5919131Y2 JP13824779U JP13824779U JPS5919131Y2 JP S5919131 Y2 JPS5919131 Y2 JP S5919131Y2 JP 13824779 U JP13824779 U JP 13824779U JP 13824779 U JP13824779 U JP 13824779U JP S5919131 Y2 JPS5919131 Y2 JP S5919131Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- groove
- open type
- type linear
- preload
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/12—Arrangements for adjusting play
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、開放形直動輪受の予圧装置に関するもので、
軸受の負荷部におけるすきまや予圧量を容易に、かつ精
確に設定できる装置を提供することを目的としている。
軸受の負荷部におけるすきまや予圧量を容易に、かつ精
確に設定できる装置を提供することを目的としている。
従来の開放形直動玉軸受やボールスプライン軸受は、第
１図に示すように、ケーシング１の縦方向に直線溝１１
を設け、溝と直角方向の外力Ｆを作用させることにより
ケーシングの軸受外筒部から直線溝１１までの部材を横
方向に弾性変形させて予圧量やすきまを調整するように
していた。
１図に示すように、ケーシング１の縦方向に直線溝１１
を設け、溝と直角方向の外力Ｆを作用させることにより
ケーシングの軸受外筒部から直線溝１１までの部材を横
方向に弾性変形させて予圧量やすきまを調整するように
していた。
ところが、このような方法では、変形支点（ｂｍｉｎの
位置）が軸受外筒の中心を通る水平線ＯＡ上にあるため
、水平線ＯＡから上のケーシングがほとんど変形せず、
局部的なすきま量や予圧量の調整機能しか発揮できず、
軸受の局部摩耗や短寿命を生じせしめる原因となってい
た。
位置）が軸受外筒の中心を通る水平線ＯＡ上にあるため
、水平線ＯＡから上のケーシングがほとんど変形せず、
局部的なすきま量や予圧量の調整機能しか発揮できず、
軸受の局部摩耗や短寿命を生じせしめる原因となってい
た。
本考案は、第２図に示すようにケーシング１の変形支点
（ｂｍｉｎ）が軸受外筒中心を通る水平線ＯＡより上部
（Ｂ点）に位置するように溝１２を形成することにより
、上述のごとき欠点を除去するようにしたものである。
（ｂｍｉｎ）が軸受外筒中心を通る水平線ＯＡより上部
（Ｂ点）に位置するように溝１２を形成することにより
、上述のごとき欠点を除去するようにしたものである。
次に図面に基づいて本考案を具体的に説明する。
第３図は本考案の第１実施例を示すもので、軌道台２に
軸受外筒３を弁蓋してケーシング１を配置し、ケーシン
グの１方の軸部４に僅かに傾斜する直線状の溝１２を入
れ、袖部側面よりロックナツト５を有する調整ボルト６
を取付ける。
軸受外筒３を弁蓋してケーシング１を配置し、ケーシン
グの１方の軸部４に僅かに傾斜する直線状の溝１２を入
れ、袖部側面よりロックナツト５を有する調整ボルト６
を取付ける。
上記溝１２はケーシング１の変形の支点（ｂｍｉｎ）が
軸受外筒中心を通る水平線より上部に位置するようにケ
ーシング１の底辺から上方に向けて形成されている。
軸受外筒中心を通る水平線より上部に位置するようにケ
ーシング１の底辺から上方に向けて形成されている。
なお軌道台２の外面には鋼球７を支持する数条の凹溝８
が形成されており、この凹溝８と向い合う軸受外筒３の
内面には保持器で支持された鋼球の負荷軌道９が設けら
れている。
が形成されており、この凹溝８と向い合う軸受外筒３の
内面には保持器で支持された鋼球の負荷軌道９が設けら
れている。
上記装置において、軌道台２に軸受外筒３及び鋼球７を
介してケーシング１を組付けたのち、ロックナツト５付
きのボルト６を挿通し、回転することによりケーシング
１を軸受外筒中心を通る水平線より上部の位置の支点よ
り変形させて軸受内径を縮小させるので、ロックナツト
５をセットすることにより軸受部に設定されたすきま量
と予圧量を与えることができる。
介してケーシング１を組付けたのち、ロックナツト５付
きのボルト６を挿通し、回転することによりケーシング
１を軸受外筒中心を通る水平線より上部の位置の支点よ
り変形させて軸受内径を縮小させるので、ロックナツト
５をセットすることにより軸受部に設定されたすきま量
と予圧量を与えることができる。
この操作によりケーシングの変形を従来より大きくして
いるため、軸受の各負荷部に、より均等にすきまや予圧
を設定でき、局部的な異常摩耗を発生せず、長期間使用
に耐えるものとなる。
いるため、軸受の各負荷部に、より均等にすきまや予圧
を設定でき、局部的な異常摩耗を発生せず、長期間使用
に耐えるものとなる。
第４図は、ケーシング１の軸部４に軸受外筒３とほぼ同
心状に湾曲する弧状溝１３を形成させ、軸部の側面から
ロックナツト付きのボルト６を取付けた第２実施例を示
す。
心状に湾曲する弧状溝１３を形成させ、軸部の側面から
ロックナツト付きのボルト６を取付けた第２実施例を示
す。
この場合も弧状溝１３は軸受外筒中心を通る水平線上部
に変形支点を有しており、湾曲溝の形成によりケーシン
グにゆるやかな各部の変形を実現させているので、より
正確に予圧量を設定できる。
に変形支点を有しており、湾曲溝の形成によりケーシン
グにゆるやかな各部の変形を実現させているので、より
正確に予圧量を設定できる。
第５図は、第３の実施例を示すものである。
この実施例は軸部４に軸受外筒寄りに斜面１５を形成さ
せ、かつ頂部１６は、前同様水平線上部に変形支点が位
置するような高さに達する台形の溝１４を設け、この台
形の溝内に第１の楔部材１７と第２の楔部材１８を挿入
し、しかもケーシング１の側面からのロックナラＩ・付
きボルト６の先端を溝内の第２の楔部材１８の後面に接
するように組付けている。
せ、かつ頂部１６は、前同様水平線上部に変形支点が位
置するような高さに達する台形の溝１４を設け、この台
形の溝内に第１の楔部材１７と第２の楔部材１８を挿入
し、しかもケーシング１の側面からのロックナラＩ・付
きボルト６の先端を溝内の第２の楔部材１８の後面に接
するように組付けている。
ボルト６を回転することにより第２、第１の楔部材が斜
面に沿って移動し、これによりケーシングを弾性変形さ
せ、軸受内径を縮小させ、すきまや予圧を設定するもの
である。
面に沿って移動し、これによりケーシングを弾性変形さ
せ、軸受内径を縮小させ、すきまや予圧を設定するもの
である。
この場合には、楔部材と溝内の斜面を利用するため、調
整用ボルトの回転により、予圧量をより微妙に調整する
ことが可能である。
整用ボルトの回転により、予圧量をより微妙に調整する
ことが可能である。
なお、図示実施例では軸受外筒を設けたタイプを示した
が、ケーシングに直接軌道溝を設けたタイプにも適用で
きることは勿論である。
が、ケーシングに直接軌道溝を設けたタイプにも適用で
きることは勿論である。
上述のように本考案は、ケーシングの変形支点が軸受外
筒中心を通る水平線より上部に位置するようにケーシン
グの底辺から上方に向って溝を形成したので、ケーシン
グの変形量を大きくすることができ、しかもケーシング
の側部からのロックナツト付きボルトを回転させること
により、軸受負荷部におけるすきまや予圧量を容易に設
定できる。
筒中心を通る水平線より上部に位置するようにケーシン
グの底辺から上方に向って溝を形成したので、ケーシン
グの変形量を大きくすることができ、しかもケーシング
の側部からのロックナツト付きボルトを回転させること
により、軸受負荷部におけるすきまや予圧量を容易に設
定できる。
また、ケーシングの変形は負荷部に、より均等にわたる
ため局部的な異常摩擦を生ずることがなく、軸受部の寿
命を長く維持することが可能である等の効果を有する。
ため局部的な異常摩擦を生ずることがなく、軸受部の寿
命を長く維持することが可能である等の効果を有する。
第１図は従来の開放形直動玉軸受の変形支点を示す説明
図、第２図は本考案における変形支点を示す説明図、第
３図は第１実施例の断面図、第４図及び第５図は第２、
第３実施例の断面図である。 １・・・・・・ケーシング、２・・・・・・軌道台、３
・・・・・・軸受外筒、４・・・・・・ケーシングの軸
部、５・・・・・・ロックナラ１−１６・・・・・・調
整用ボルト、７・・・・・・鋼球、８，９・・・・・・
凹部、１２．１３．１４・・・・・・溝。
図、第２図は本考案における変形支点を示す説明図、第
３図は第１実施例の断面図、第４図及び第５図は第２、
第３実施例の断面図である。 １・・・・・・ケーシング、２・・・・・・軌道台、３
・・・・・・軸受外筒、４・・・・・・ケーシングの軸
部、５・・・・・・ロックナラ１−１６・・・・・・調
整用ボルト、７・・・・・・鋼球、８，９・・・・・・
凹部、１２．１３．１４・・・・・・溝。
Claims (1)
- 開放形直動軸受のケーシングの変形支点が軸受外筒中心
を通る水平線より上部に位置するようにケーシングの１
方または両方の袖部底辺から上方に向かう溝を形成し、
前記軸部の側方から溝に向けて予圧調整用ボルトを取付
けたことを特徴とする開放形直動軸受の予圧装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13824779U JPS5919131Y2 (ja) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | 開放形直動軸受の予圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13824779U JPS5919131Y2 (ja) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | 開放形直動軸受の予圧装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5655114U JPS5655114U (ja) | 1981-05-14 |
| JPS5919131Y2 true JPS5919131Y2 (ja) | 1984-06-02 |
Family
ID=29369606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13824779U Expired JPS5919131Y2 (ja) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | 開放形直動軸受の予圧装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5919131Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6059450B2 (ja) * | 1982-03-19 | 1985-12-25 | 博 寺町 | 直線摺動用ベアリング |
| JP2002213446A (ja) * | 2001-01-18 | 2002-07-31 | Nsk Ltd | リニアガイド装置 |
| GB0402255D0 (en) * | 2004-02-03 | 2004-03-10 | Hansen Transmissions Int | Roller bearings |
| JP4562140B2 (ja) * | 2006-02-02 | 2010-10-13 | 日本トムソン株式会社 | 繋ぎ用軌道レールを備えた直動案内ユニット |
-
1979
- 1979-10-04 JP JP13824779U patent/JPS5919131Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5655114U (ja) | 1981-05-14 |
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