JPH0446164Y2 - - Google Patents

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JPH0446164Y2
JPH0446164Y2 JP1986029848U JP2984886U JPH0446164Y2 JP H0446164 Y2 JPH0446164 Y2 JP H0446164Y2 JP 1986029848 U JP1986029848 U JP 1986029848U JP 2984886 U JP2984886 U JP 2984886U JP H0446164 Y2 JPH0446164 Y2 JP H0446164Y2
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、施盤等の工作機械に用いられるタツ
チセンサに関するものである。
(従来の技術) 従来、この種のタツチセンサとしては、例えば
施盤に取付けられたワークのX方向の計測(例え
ば、ワークの内径の計測)とワークのZ方向の計
測(ワークの穴の深さの計測)の両方を可能にす
るために、3つの高精度リミツトスイツチをケー
シングに内蔵したものや、あるいはワークとの接
触部が3箇所に形成された探触子を用いたもの等
がある。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、3つの高精度リミツトスイツチ
をケーシングに内蔵した上記従来例では、狭いケ
ーシング内に3つのリミツトスイツチを設けると
共に、そのための電線を配線しなければならず、
コストがアツプしてしまうと共にケーシングが大
型化してしまうという問題点があり、また、探触
子に3つの接触部が形成された上記従来例では、
該探触子の構造が複雑になり、コストがアツプし
てしまうと共に操作性が悪いという問題点があつ
た。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
成されたもので、構造が簡単でコンパクトであ
り、かつコストの安い工作機械のタツチセンサを
提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するための本考案の要旨は、
貫通穴が形成されたケーシングと、このケーシン
グに、前記貫通穴の軸線と直交する方向に回転可
能に支持される枢軸と、前記貫通穴に延在し、か
つ、前記枢軸に揺動可能に枢支される揺動レバー
と、この揺動レバーの一端に固定されるとともに
前記ケーシングより突出するように設けられ、前
記枢軸軸線を含むとともに前記貫通穴の軸線と平
行な平面と直交する方向および前記貫通穴の軸線
方向に各々所定量隔離した位置に被測定物と接触
する接触部を前記突出側に形成した探触子と、 前記ケーシングに前記揺動レバーの他端の前記
揺動方向両側に各々配置され、この揺動レバーの
揺動を検知する一対のリミツトスイツチと、 前記ケーシングに前記揺動レバーの前記揺動方
向両側に対向して設けられ、この揺動レバーを両
側より付勢する一対の付勢手段とからなり、 前記貫通穴の軸線方向およびこの貫通穴の軸線
方向と直交する方向の前記接触部に対する三方向
からの接触による前記探触子の動きを前記一対の
リミツトスイツチで検知可能とした工作機械のタ
ツチセンサに存する。
(作用) そして、上記工作機械のタツチセンサでは、前
記X方向の計測およびZ方向の計測のいずれを行
う場合でも、接触端が被測定物と接触すると、揺
動レバーが揺動し、この揺動によつて2つのリミ
ツトスイツチのいずれかが作動するように成つて
いる。
(実施例) 以下、図面に基づいて本考案の各実施例を説明
する。
第1図から第4図は本考案の第1実施例を示し
ている。
第1図、第3図および第4図に示すように、施
盤等の工作機械に用いられるタツチセンサ1は、
ケーシング2と、ケーシング2内に揺動可能に枢
支された揺動レバー3と、該揺動レバー3の先端
に固定された探触子4と、ケーシング2内に配置
された2つのリミツトスイツチ5,6と、各リミ
ツトスイツチ5,6に接続された電線7,8を不
図示の距離演算部に接続するコネクタ9とから成
つている。
ケーシング2は、第1ブロツク21と第2ブロ
ツク22とから成つている。
該第1ブロツク21にブラケツト23が固設さ
れており、該ブラケツト23には、揺動レバー3
が枢軸中心30を中心にして揺動可能に枢支され
ている。また、第1ブロツク21には、揺動レバ
ー3を第1図に示す中立位置に付勢する付勢部材
24,25が配置されている。各付勢部材24,
25は、ばね24a,25aをそれぞれ内蔵して
おり、各押圧部24b,25bが揺動レバー3の
切欠部にある被押圧部3a,3bを押圧するよう
に成つている。
さらに、第1ブロツク21の一端面にはリミツ
トスイツチ5,6が固定されており、第1ブロツ
ク21の他端面には取付部材26を介してダスト
シール部材27が固設されている。
前記揺動レバー3の一端部には、第2図に示す
ように、係合突部3c,3dが上下にずれて形成
されており、各係合突部3c,3dには各リミツ
トスイツチ5,6の検知部5a,6aが当接可能
に成つている。
揺動レバー3の他端部側には、ダストシール部
材27に係合部31aが摺接した蓋体31が固結
されており、該蓋体31から揺動レバー3の他端
部3eが外部に突出している。該蓋体31の内側
にはゴムブーツ32が配置されており、このゴム
ブーツ32は揺動レバー3と第1ブロツク21と
に固定されている。
前記探触子4は、揺動レバー3の他端部3eに
固設されたクランク部41と、該クランク部41
に固定されたロツド42とから成り、ロツド42
の先端に形成された接触部4aは前記枢軸中心3
0からずれた位置にある。
以下、上記第1実施例の作用を説明する。
まず、ワークの内径を計測する場合、探触子4
の接触部4aをワークの穴内に入れ、タツチセン
サ1を第1図に示すX1方向に移動させる。この
移動により接触部4aがワークの内周面に当たる
と、揺動レバー3が枢軸中心30を中心にして図
の時計方向に回動する。
この回動により揺動レバー3の係合突部3dが
リミツトスイツチ6の検知部6aに当接し、該リ
ミツトスイツチ6がオンとなり、該リミツトスイ
ツチ6からのオン信号が電線7,8およびコネク
タ9を介して前記不図示のX方向距離演算部に送
られる。
接触部4aがワークの内周面に当たつた位置
で、タツチセンサ1の移動方向に逆転し、該タツ
チセンサ1を第1図に示すX2方向に移動させ
る。
この移動により接触部4aが再びワークの内周
面に当たると、揺動レバー3が枢軸中心30を中
心にして図の反時計方向に回動する。
この回動により揺動レバー3の係合突部3cが
リミツトスイツチ5の検知部5aに当接し、該リ
ミツトスイツチ5がオンとなり、該ミリツトスイ
ツチ5からのオン信号が電線7,8およびコネク
タ9を介して前記X方向距離演算部に送られる。
そして、該距離演算部はリミツトスイツチ6お
よびミリツトスイツチ5からのオン信号に基づき
ワークの内径を算出する。
次に、ワークの穴の深さを計測する場合、ま
ず、探触子4の接触部4aがワークの端面に当た
るまでタツチセンサ1を第1図に示すZ方向に移
動させる。
この移動により接触部4aがワークの端面に当
たると、揺動レバー3が枢軸中心30を中心にし
て図の時計方向に回動する。この回動により揺動
レバー3の係合突部3dがリミツトスイツチ6の
検知部6aに当接し、該リミツトスイツチ6がオ
ンとなり、該リミツトスイツチ6からのオン信号
が電線7,8およびコネクタ9を介して前記不図
示のZ方向距離演算部に送られる。
接触部4aがワークの端面に当たつた位置で、
該接触部4aが穴の入口に達するまで、タツチセ
ンサ1をX軸方向に平行移動させ、その位置から
タツチセンサ1を再びZ方向に移動させる。
この移動により接触部4aがワークの穴の底面
に当たると、揺動レバー3が枢軸中心30を中心
にして図の時計方向に回動する。
この回動により揺動レバー3の係合突部3dが
リミツトスイツチ6の検知部6aに当接し、該リ
ミツトスイツチ6が再びオンとなり、該リミツト
スイツチ6からのオン信号が電線7,8およびコ
ネクタ9を介して前記不図示のZ方向距離演算部
に送られる。
そして、前記Z方向距離演算部はリミツトスイ
ツチ6から2回出力されたオン信号に基づきワー
クの穴の深さを算出する。
次に、第5図に基づいて本考案の第2実施例を
説明する。
この第2実施例は、前記ブラケツト23を設け
る代りに、揺動レバー3に突起部3fを設け、該
突起部3fを前記第1ブロツク21に枢支させ、
かつ探触子4を構成するロツド42の一端42a
を揺動レバー3の他端部3eに固定したものであ
り、他の構成は上記第1実施例と同様である。
したがつて、この第2実施例においても、上記
第1実施例の場合と同様に、探触子4の接触部4
aは枢軸中心30からずれている。
次に、第6図に基づいて本考案の第3実施例を
説明する。
この第3実施例は、探触子4を構成するロツド
42のL字形端部42bを揺動レバー3の他端部
3eに固定し、該固定部を蓋体31の内側に配置
したものであり、他の構成は上記第1実施例と同
様である。
したがつて、この第3実施例においても、上記
第1実施例の場合と同様に、探触子4の接触部4
aは枢軸中心30からずれている。
(考案の効果) 本考案に係る工作機械のタツチセンサによれ
ば、探触子の接触部を揺動レバーの枢軸からずら
して該探触子と揺動レバーとを固定し、かつ該揺
動レバーの先端両側に2つのリミツトスイツチを
配置しているので、該2つのリミツトスイツチに
よつてX方向の計測およびZ方向の計測が可能で
あり、ケーシング内に配線する電線も2本でよ
く、したがつて、構造が簡単でコンパクトであ
り、かつコストが安い。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本考案の第1実施例を示し
ており、第1図はタツチセンサの縦断面図、第2
図は第1図の矢視図、第3図はタツチセンサの
正面図、第4図は第3図の側面図、第5図は本考
案の第2実施例に係るタツチセンサを示す縦断面
図、第6図は本考案の第3実施例に係るタツチセ
ンサを示す縦断面図である。 1……タツチセンサ、2……ケーシング、3…
…揺動レバー、4……探触子、4a……接触部、
5,6……リミツトスイツチ、30……枢軸中
心。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 貫通穴が形成されたケーシングと、 このケーシングに、前記貫通穴の軸線と直交す
    る方向に回転可能に支持される枢軸と、 前記貫通穴に延在し、かつ、前記枢軸に揺動可
    能に枢支される揺動レバーと、 この揺動レバーの一端に固定されるとともに前
    記ケーシングより突出するように設けられ、前記
    枢軸軸線を含むとともに前記貫通穴の軸線と平行
    な平面と直交する方向および前記貫通穴の軸線方
    向に各々所定量隔離した位置に被測定物と接触す
    る接触部を前記突出側に形成した探触子と、 前記ケーシングに前記揺動レバーの他端の前記
    揺動方向両側に各々配置され、この揺動レバーの
    揺動を検知する一対のリミツトスイツチと、 前記ケーシングに前記揺動レバーの前記揺動方
    向両側に対向して設けられ、この揺動レバーを両
    側より付勢する一対の付勢手段とからなり、 前記貫通穴の軸線方向およびこの貫通穴の軸線
    方向と直交する方向の前記接触部に対する三方向
    からの接触による前記探触子の動きを前記一対の
    リミツトスイツチで検知可能としたことを特徴と
    する工作機械のタツチセンサ。
JP1986029848U 1986-03-01 1986-03-01 Expired JPH0446164Y2 (ja)

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JP1986029848U JPH0446164Y2 (ja) 1986-03-01 1986-03-01

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JPS62141702U JPS62141702U (ja) 1987-09-07
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56129807A (en) * 1980-03-15 1981-10-12 Ono Sokki Co Ltd Position detector
JPS5946802A (ja) * 1982-09-10 1984-03-16 Mitsutoyo Mfg Co Ltd 2方向タツチセンサ

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56107506U (ja) * 1980-01-19 1981-08-21

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JPS62141702U (ja) 1987-09-07

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