JPH11257906A - 内側測定器 - Google Patents

内側測定器

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JPH11257906A
JPH11257906A JP6517398A JP6517398A JPH11257906A JP H11257906 A JPH11257906 A JP H11257906A JP 6517398 A JP6517398 A JP 6517398A JP 6517398 A JP6517398 A JP 6517398A JP H11257906 A JPH11257906 A JP H11257906A
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裕 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械系の伝達ロスをなくし、測定部位を高精
度に測定できる内側測定器を提供する。 【解決手段】 ヘッドケーシングの先端に直交配置さ
れ、これの内外を貫通して昇降可能にガイドされる測定
子28と、ケーシング内にあって、測定子28を先端に
連結したホルダブロック60と、ケーシングに固定した
固定ブラケット62と、ホルダブロックおよび固定ブラ
ケットに両端を連結した一対の板ばね66および変形規
制板68からなる平行ヒンジプレートと、ホルダブロッ
クに固定されたスケールプレート70およびスケールプ
レートに所定のギャップを設けてヘッドケーシング内に
配置された検出ヘッド76からなる変位検出センサとを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測定子の移動量を
直読式に検出できるようにした内側測定器に関する。た
とえば、シリンダゲージなどに利用できる。
【0002】
【背景技術】穴の内径や溝の内幅寸法などを測定する内
側測定器、たとえば、シリンダゲージなどでは、一般
に、測定子の移動量を直角方向に変換する変換機構が必
要とされる。
【0003】図6,7は変換機構としてカムを用いた従
来のシリンダゲージを示している。同シリンダゲージ
は、測定ヘッド1と、この測定ヘッド1の後部に直交し
て一体に連結された中空スリーブ2とを備える。測定ヘ
ッド1には、その一端側にロッド状の測定子3が案内板
ストッパねじ7を介して前記中空スリーブ2に対して直
角にかつ移動可能に配置されているとともに、それとは
反対の他端側に換えロッド9が換え座金10(これは必
要に応じて設ける)および取付ねじ8を介して測定子3
と同軸上に配置されている。
【0004】測定ヘッド1と中空スリーブ2との交叉部
内には、直角三角形状のカム4が回動可能に軸受されて
いる。カム4の一方のカム面には前記測定子3の基端が
当接され、これと直交する他方のカム面には前記中空ス
リーブ2内に摺動可能に配置された変位伝達用のロッド
5の先端が当接されている。なお、図において、符号6
はヘッド1の外側部に設けた案内板で、測定子3および
換えロッド9の軸線を中心とする等間隔位置に接触子6
A,6Bを備えている。
【0005】この構造において、測定子3の先端が被測
定物Wに接触して移動すると、この移動量がカム4を介
してロッド5に直角に伝達されて、これが後退される。
すると、ロッド5の後端に設けた図示しない変位計測部
により、ロッド5の変位量が計測される。つまり、測定
子3の先端から換えロッド9の先端までの距離(被測定
物の寸法)が計測される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
カム変換機構を備えた従来のシリンダゲージにあって
は、次の技術的課題があった。まず、カム4がスムーズ
に動くためには、微小ながらクリアランスが必要となる
が、このクリアランス分のがたが変換時における誤差原
因となっていた。なお、当然ながら、クリアランスを極
めて小さくすると、測定子3の移動の妨げとなり、作動
不良の原因となる。
【0007】また、この構造においては、カム4の回転
中心から測定子3およびロッド5が当る位置までの距離
がそれぞれ同一でない場合には、同じく誤差原因とな
る。また、接触抵抗をなるべく小さくするとともに、接
触位置の再現性を高めるために、カム4の測定子3およ
びロッド5に対する接触位置を球面とすればよいが、球
面の機械加工は困難であるうえ、球体をカム4に埋め込
むといった組立作業が必要なため、コスト上昇の原因と
なる。
【0008】ところで、測定子3と案内板ストッパねじ
7との間は、測定子3がスムーズに動くために微小クリ
アランスが設けてあるものの、常時接触した構造となっ
ており、接触による削り粉や、外部からの水、油、ゴミ
などが測定ヘッド1の内部に入ることは防止できず、こ
れらによっても作動劣化の原因となる懸念があった。
【0009】本発明の目的は、このような課題を解決す
べくなされたもので、機械系の伝達ロスをなくし、穴の
内径や溝幅などの測定部位を高精度に測定できる内側測
定器を提供することにある。また、本発明の他の目的
は、簡単な構成の付加により防水構造とし、削り粉や、
水、油などのケーシング内部への浸入を防止し、これら
による作動劣化を未然に防止できる内側測定器を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の内側測定器は、ヘッドケーシングの先端部
にその内外を貫通して移動可能に設けられた測定子と、
前記ヘッドケーシング内にあって、前記測定子を先端に
連結したホルダブロックと、前記ヘッドケーシングに固
定された固定ブラケットと、前記ホルダブロックおよび
固定ブラケットに両端が連結され、ホルダブロックを前
記測定子の移動方向へ平行に変位させる一対の平行ヒン
ジプレートと、この平行ヒンジプレートによる前記ホル
ダブロックの平行変位量を検出する変位検出センサとを
備えたことを特徴とする。
【0011】従って、以上の構成からなる内側測定器
は、測定子の移動に伴い、平行ヒンジプレートを介して
ホルダブロックが直接的に平行変位し、この変位を変位
検出センサで直読できるため、従来型のカムを用いた伝
達系によるロスがなく、測定部位を高精度に測定するこ
とができる。
【0012】この際、変位検出センサは、光学式、静電
容量式、磁気式、さらに、ホロスケールなどいずれでも
よいが、前記ホルダブロックおよびヘッドケーシングの
一方に固定されたスケールと、前記ホルダブロックおよ
びヘッドケーシングの他方に前記スケールと所定のギャ
ップを隔てて対向配置された検出ヘッドとを含んで構成
されていることが望ましい。
【0013】また、本発明の平行ヒンジプレートは、両
端が前記ホルダブロックおよび固定ブラケットに拘束状
態で固定されかつ互いに平行に配置された一対の板ばね
と、この各板ばねの中間部分を挟持する一対の変形規制
板とを含み、各板ばねのホルダブロックおよび固定ブラ
ケットの連結端における板ばね露出部位をばねヒンジ点
として平行変位可能な構成が望ましい。このようにすれ
ば、ヒンジ点での機械的ロスもなく、さらに計測精度を
向上できる。さらに、平行ヒンジプレートは、これに限
らず、両端が前記ホルダブロックおよび固定ブラケット
に拘束状態で固定されかつ互いに平行に配置されるとと
もに、ホルダブロックおよび固定ブラケットとの連結部
位近傍に薄肉ヒンジ部を形成した一対のプレートを備え
る構成でも可能である。
【0014】また、本発明にあっては、前記ヘッドケー
シングの先端外側に突設され前記測定子の周囲を包囲す
る中空スリーブと、この中空スリーブの先端開口に螺合
され中心に前記測定子の先端を突出させたストッパねじ
と、前記中空スリーブの中空内部にあって内周縁が前記
測定子の周囲に固着され、かつ、外周縁が前記中空スリ
ーブと前記ストッパねじとの間に挟持固定され、中空ス
リーブ内を先端側とヘッドケーシング連通側とに気密に
区画する弾性材料からなるキャップを備えた構成とする
のが望ましい。このようにすると、ヘッドケーシング内
外を気密に保持でき、削り粉、水、油のヘッドケーシン
グ内への浸入や、これに伴う作動劣化を未然に防止でき
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につ
き、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明
に係る内側測定器を適用したシリンダゲージのヘッド部
分の全体構成を示す断面図、図2は同正面図である。同
シリンダゲージは、中空筒部20の先端に連結されたヘ
ッドケーシング22と、ヘッドケーシング22の先端部
一側に内外を貫通して中空筒部20の軸線に対して直交
方向へ移動可能に設けられた測定子28と、ヘッドケー
シング22の先端部他側に換え座金50および取付ねじ
52を介して前記測定子28と同軸上に配置された換え
ロッド48と、ヘッドケーシング22内にあって、測定
子28の基端を連結した測定子ホルダ30と、測定子ホ
ルダ30の後部に配置された回路基板32と、測定子ホ
ルダ30の近傍に配置され後述する変位検出センサのス
ケールと検出ヘッドとの間のギャップを確保するための
ギャップ保持金具34とを備える。
【0016】また、ヘッドケーシング22の先端部一側
にあって、前記測定子28の周囲には中空スリーブ36
が突設されている。中空スリーブ36の先端外周には両
側に接触子38A,38Bを有する案内板38がスプリ
ング39を介して中空スリーブ36の軸方向へ移動可能
に配置されているとともに、中空スリーブ36の先端開
口には、案内板ストッパねじ40が螺合され、この案内
板ストッパねじ40の中心に明けられた遊嵌孔40aよ
り前記測定子28の先端が突出されている。
【0017】さらに、中空スリーブ36の内部には、内
周縁が測定子28の周囲に配置されたフランジ42とリ
ングナット44との間に挟持固定され、外周縁が中空ス
リーブ36と案内板ストッパねじ40との間に挟持固定
された弾性材料(ゴム)からなる蛇腹状のキャップ46
が設けられている。従って、キャップ46の介在によ
り、中空スリーブ36内が先端開口側とヘッドケーシン
グ22連通側とに気密に区画されているため、水、油、
ゴミなどがヘッドケーシング22内部へ浸入するが防止
されている。なお、リングナット44に換えてゴムキャ
ップで弾性材料からなるキャップ46を覆うように構成
することも可能である。また、フランジ42とリングナ
ット44の代わりに、測定子28の周囲に溝を設け、弾
性材料からなるキャップ46の一端をこの溝にはめ込む
ようにして簡易に構成することも可能である。
【0018】図3,4はヘッドケーシング22内におけ
る検出機構、すなわち、前記測定子ホルダ30と、回路
基板32およびギャップ保持金具34との配置関係を示
している。まず、測定子ホルダ30は、前記測定子28
の基端を連結したアーム部60aを有するホルダブロッ
ク60と、ホルダブロック60の後部にあって、ヘッド
ケーシング22内にビスBを介して固定されるコ字形の
固定ブラケット62と、固定ブラケット62およびホル
ダブロック60に両端が変位拘束板64を介してビス止
め固定されかつ互いに平行な一対の板ばね66と、各板
ばね66の中間位置をカシメなどによって挟持した一対
の変形規制板68とを備えている。
【0019】両板ばね66は、その弾性によってホルダ
ブロック60を固定ブラケット62に対して所定姿勢に
保持するとともに、測定子28の移動に伴って、各変位
拘束板64および変形規制板68間におけるばね面露出
部位、すなわち、ホルダブロック60並びに固定ブラケ
ット62の連結端近傍を、両側ばねヒンジ点として平行
移動可能としている。
【0020】測定子ホルダ30のホルダブロック60に
は、前述するスケールとなるスケールプレート70が貼
付され、かつ、前記回路基板32の先端にプリントケー
ブル72を介して接続された検出プレート74に対向し
て固定されている。検出プレート74は、検出ヘッド7
6を備え、前記ギャップ保持金具34のH型プレート3
4aの両側にカシメ固定された一対の挟持片34bとの
間に挟持固定されることで、前記スケールプレート70
との間に形成された所定のエアギャップにより非接触式
に対面している。
【0021】ここに、スケールプレート70および検出
ヘッド76から変位検出センサが構成されている。変位
検出センサとしては、光学式、静電容量式、ホロスケー
ル、磁気式などいずれの形式のデバイスを用いることが
でき、これらに対応して前記スケールプレート70の表
面には、図示しないが、その各検出形式に応じたスケー
ルが刻印、エッチング、印刷などにより形成されてい
る。なお、前記ギャップ保持金具34のプレート34a
は、図3に示すように、ビスBを介してヘッドケーシン
グ22の内側より突出する図示しないボス部に固定され
る。
【0022】以上の検出機構を備えたシリンダゲージ
は、図5(a)に示すように、測定子28が被測定物W
に当接していない状態では、ホルダブロック60と固定
ブラケット62とは直線上に保持され、スケールプレー
ト70は検出ヘッド76に対して基準位置を保持されて
いる。
【0023】この状態から、図5(b)に示すように、
測定子28の先端が被測定物Wに接触すると、板ばね6
6によって、測定子28がホルダブロック60とともに
平行変位する。すると、スケールプレート70もこれに
応じて平行変位するから、その変位量が検出ヘッド76
によって検出される。この検出ヘッド76からの信号
は、回路基板32に搭載される計測処理回路部を通じて
信号処理され、この信号が中空筒部20を通じて表示部
で表示される。つまり、被測定物Wの測定値が表示され
る。
【0024】従って、本実施形態によれば、測定子28
が移動すると、平行ヒンジプレートを介してホルダブロ
ック60が直接的に平行変位し、この変位を変位検出セ
ンサで直読できるため、従来型のカムを用いた伝達系に
よるロスがなく、測定部位を高精度に測定することがで
きる。
【0025】また、変位検出センサは、ホルダブロック
60に固定されたスケールプレート70と、ヘッドケー
シング22側にスケールと所定のギャップを隔てて対向
配置された検出ヘッド76とを含んで構成したので、つ
まり、スケールプレート70と検出ヘッド76とが非接
触であるから、平行ヒンジプレートに負荷をかけること
がなく、よって高精度な検出が期待できる。。
【0026】また、平行ヒンジプレートは、両端が前記
ホルダブロック60および固定ブラケット62に固定さ
れかつ互いに平行に配置された一対の板ばね66と、こ
の各板ばね66の中間部分を挟持する一対の変形規制板
68とを含んで構成したので、ヒンジ点での機械的ロス
もなく、さらに計測精度を向上できる。
【0027】また、ヘッドケーシング22の先端外側に
中空スリーブ36を突設し、この中空スリーブ36の先
端開口にストッパねじ40を螺合し、外周縁が中空スリ
ーブ36とストッパねじ40との間に挟持固定され、内
周縁が測定子28の周囲に固着された弾性材料からなる
キャップ46を設けたので、ヘッドケーシング22内外
を気密に保持でき、削り粉、水、油のヘッドケーシング
22内への浸入や、これに伴う作動劣化を未然に防止で
きる。
【0028】なお、上記実施形態では、平行な一対の板
ばね66と変位拘束板64および変形規制板68によ
り、測定子28の変位に応じて平行移動するためのばね
ヒンジ点としたが、板ばね66に代えて、両側に薄肉ヒ
ンジ部を形成した一対のプレートにより、ホルダブロッ
ク60と固定ブラケット62間を連結した構造も採用で
きる。
【0029】また、上記実施形態では、スケールを構成
するスケールプレート70をホルダブロック60に固定
し、これと所定のギャップを隔てて対向する検出ヘッド
76をギャップ保持金具34を介してヘッドケーシング
22に固定してが、これとは逆でもよい。つまり、スケ
ールを構成するスケールプレート70をヘッドケーシン
グ22に固定し、検出ヘッド76をホルダブロック60
に固定するようにしてもよい。また、本発明は、上記実
施形態で述べたシリンダゲージに限られるものでなく、
溝幅などを測定する内側測定器一般に適用できる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明による内径測定器は、測定子の移動に伴い、平行ヒン
ジプレートを介してホルダブロックが直接的に平行変位
し、この変位を変位検出センサで直読できるため、従来
型のカムを用いた伝達系によるロスがなく、計測精度を
大幅に向上できる。また、本発明にあっては、簡単な構
成の付加により、ヘッドケーシング内外を気密に保持で
き、削り粉、水、油のヘッドケーシング内への浸入や、
これに伴う作動劣化を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内側測定器を適用したシリンダゲ
ージのヘッド部分の全体を示す一部拡大部分を備えた側
断面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】同検出機構の組立状態を示す斜視図である。
【図4】同ヘッドケーシング内における検出機構の配置
関係を示す分解斜視図である。
【図5】(a),(b)は同検出機構の検出動作を示す
説明図である。
【図6】カム変換機構を備えた従来のシリンダゲージの
側断面図である。
【図7】同正面図である。
【符号の説明】
22 ヘッドケーシング 26 カバー 28 測定子 30 測定子ホルダ 36 中空スリーブ 40 止めねじ 46 キャップ 60 ホルダブロック 62 固定ブラケット 64 変位拘束板 68 変形規制板 66 板ばね 70 スケールプレート(変位検出センサ) 76 検出ヘッド(変位検出センサ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドケーシングの先端部にその内外を
    貫通して移動可能に設けられた測定子と、 前記ヘッドケーシング内にあって、前記測定子を先端に
    連結したホルダブロックと、 前記ヘッドケーシングに固定された固定ブラケットと、 前記ホルダブロックおよび固定ブラケットに両端が連結
    され、ホルダブロックを前記測定子の移動方向へ平行に
    変位させる一対の平行ヒンジプレートと、 この平行ヒンジプレートによる前記ホルダブロックの平
    行変位量を検出する変位検出センサとを備えたことを特
    徴とする内側測定器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の内側測定器において、 前記変位検出センサは、前記ホルダブロックおよびヘッ
    ドケーシングの一方に固定されたスケールと、前記ホル
    ダブロックおよびヘッドケーシングの他方に前記スケー
    ルと所定のギャップを隔てて対向配置された検出ヘッド
    とを含んで構成されていることを特徴とする内側測定
    器。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の内側測
    定器において、 前記平行ヒンジプレートは、両端が前記ホルダブロック
    および固定ブラケットに拘束状態で固定されかつ互いに
    平行に配置された一対の板ばねと、この各板ばねの中間
    部分を挟持する一対の変形規制板とを含み、各板ばねの
    ホルダブロックおよび固定ブラケットの連結端における
    板ばね露出部位をばねヒンジ点として平行変位可能に構
    成されていることを特徴とする内側測定器。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の内側測
    定器において、 前記平行ヒンジプレートは、両端が前記ホルダブロック
    および固定ブラケットに拘束状態で固定されかつ互いに
    平行に配置されるとともに、ホルダブロックおよび固定
    ブラケットとの連結部位近傍に薄肉ヒンジ部を形成した
    一対のプレートにより構成されていることを特徴とする
    内側測定器。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の内側測
    定器において、 前記ヘッドケーシングの先端外側に突設され前記測定子
    の周囲を包囲する中空スリーブと、この中空スリーブの
    先端開口に螺合され中心に前記測定子の先端を突出させ
    たストッパねじと、前記中空スリーブの中空内部にあっ
    て内周縁が前記測定子の周囲に固着され、かつ、外周縁
    が前記中空スリーブと前記ストッパねじとの間に挟持固
    定され、中空スリーブ内を先端側とヘッドケーシング連
    通側とに気密に区画する弾性材料からなるキャップとを
    備えたことを特徴とする内側測定器。
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