JPH0445932Y2 - - Google Patents

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JPH0445932Y2
JPH0445932Y2 JP1986101914U JP10191486U JPH0445932Y2 JP H0445932 Y2 JPH0445932 Y2 JP H0445932Y2 JP 1986101914 U JP1986101914 U JP 1986101914U JP 10191486 U JP10191486 U JP 10191486U JP H0445932 Y2 JPH0445932 Y2 JP H0445932Y2
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JP
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molding
window glass
adhesive
interior
resins
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JP1986101914U
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のボデイ窓枠に接着剤を介して
接合されるフロントガラス、サイドガラス或いは
リヤガラス等のウインドガラスに関する。
(従来の技術) 自動車のウインドガラスは一般に接着剤を介し
て窓枠に接合される。
斯る接合部の構造をフロントガラスとフロント
ピラーとの接合部を例にとつて第4図に基いて説
明する。
ウインドガラス100の周縁部にはモール10
1が嵌め付けられ、モール101よりも内方の内
側面にはダム102が形成されており、モール1
01を窓枠の一部をなすフロントピラー103に
突き当て、ボルト104を用いてモール101を
フロントピラー103に止着するとともに、フロ
ントピラー103とウインドガラス100とを接
着剤105によつて接合している。
そして、上記の接合部が室内側から見えると外
観上好ましくないため、内装材106によつて接
合部を隠すようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した従来のウインドガラスにあつては、モ
ール101は単に窓枠に当接して雨水等の侵入を
防止するだけのものであり、接合部のボロ隠しは
専ら別部材として用意した内装材によつて行つて
いる。
このように従来にあつては内装材を別途用意す
るため、内装材をモールとは全く別工程で製作し
なければならず、仮りに内装材を射出成形にて製
作する場合には内装材用の金型を必要とする。更
に内装材のボデイへの装着もウインドガラスの接
合とは別工程によつて行うため、作業効率の面で
も不利がある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本考案は、例えばウイ
ンドガラスの周縁にモール(リム、ガスケツト及
びウエザーストリツプ等の窓材を含む)を射出成
形にて一体成形する際に、モールの内側で車内側
に接着剤がたまり得る凹状の接着部とウインドガ
ラスの接合部を隠す内装部となる部分を同時に成
形するようにした。
(作用) 射出成形によつてウインドガラス周縁部に内装
部を一部に有するモールを形成し、このモールを
車体窓枠に突き当ててウインドガラスを窓枠に接
合するとともに、内装部を車体側に取付けて接合
部を隠す。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基いて説明
する。
第1図は本考案に係るウインドガラスをフロン
トウインドとして適用した自動車の概略斜視図、
第2図は第1図のA−A線拡大断面図であり、自
動車のボデイはサイドパネル1、ルーフパネル
2、ボンネツト3等によつて構成され、ルーフパ
ネル2、ボンネツト3及び左右のフロントピラー
4,4によつてフロントウインドガラス5を接合
する窓枠が形成される。
フロントピラー4は第2図に示すように外側板
6、内側板7及びアングル状の端板8からなる断
面ボツクス状をなし、ウインドガラス5はその周
縁部にポリウレタン樹脂等からなるモール9が
RIM(反応型射出成形)にて一体形成され、この
モール9の一部はウインドガラス5内側面に沿つ
て内方に伸びる薄肉の連続部10及びこの連続部
10から室内側に湾曲して延出される内装部11
となつており、内装部11の内側には係止用突起
12が形成され、更に内装部11表面には化粧用
表皮13が貼設されている。また、連続部10と
室内側に湾曲して延出される内装部11によつて
ボデイの端板8側に臨むように接着剤14が溜ま
り得る凹状の接着部14aが一体的に形成されて
いる。
以上において、ウインドガラス5をフロントピ
ラー4に接合するには、モール9をフロントピラ
ー4の外側板6の段部に突き当てて密着せしめる
とともに、連続部10と端板8とを接着部14a
に溜まつた接着材14にて接合し、更に内装部1
1の突起12を端板8の係止孔15に差し込む。
第3図は上述したウインドガラス5にモール
9、連続部10及び内装部11を形成する成型装
置の断面図であり、成形装置は上型16、下型1
7及び左右方向に移動可能な可動型18とからな
り、下型17の可動型18に対向する部分にはは
突起12を成形するためのシエル砂等からなる入
れ子19が取付けられ、また可動型18には成形
面に開口する吸引孔20が穿設されいる。
そして、各型16,17,18を型合せしパツ
キン21を介してウインドガラス5の周縁部を型
間に挿入した状態で、上型16と下型17間には
モール9を成形するためのキヤビテイ22がウイ
ンドガラス5と下型17との間には連続部10を
成形するためのキヤビテイ23が、また下型17
と可動型18間には内装部11を成形するための
キヤビテイ24が形成される。
而して、キヤビテイ24内に表皮13をセツト
し、この表皮13を吸引孔20を介して可動型1
8の成形面に密着せしめた状態で、各キヤビテイ
22,23,24内にポリオール及びポリイソヤ
ネートを主成分とする樹脂原料を所定圧で射出
し、40°〜70°程度に加熱した型内において原料を
硬化し、モール9と内装部11及び連続部10と
内装部11などから成る接着部14aを一体成形
する。
ここで、樹脂原料としては以上の他に以下のも
のでもよい。
即ち、熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、
ポリプロピレン、エチレンビニルアセテート等の
ポリオレフイン系樹脂、ポリスチレン、AS、
ABS等のポリスチレン系樹脂、ポリメチルメタ
クリレート等のアクリル系樹脂、PET、PBT等
のポリエステル樹脂、ナイロン等のボリアシド系
樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアセタール
系樹脂、ポリアリーレンエーテル系樹脂、ポリハ
ロゲン化ビニル系樹脂、シリコーン系樹脂、セル
ロース系樹脂があり、熱硬化性樹脂としては不飽
和ポリエステル系樹脂、ビニルエステル系樹脂、
エポキシ系樹脂があり、また熱可塑性ゴムとして
は、EPDMなどのポリオレフイン系ゴム、スチ
レーンブタジエン系ゴム、スチレン−イソプレン
系ゴム、ポリウレタン系ゴム、ポリエステル系ゴ
ム、エチレン−酢酸ビニル系ゴム等でもよい。
ここで、前記係止用の突起12については、内
装部11の長さ方向(紙面重点方向)に所定間隔
で複数個形成するものとし、また連続部10につ
いては長さ方向全てに亘つて設ける必要はなく、
内装部11のみをモール9とは切り離して成形し
てもよい。
更に、実施例にあつては内装部11の表面に成
形と同時に表皮13を貼着するものを示したが、
上型16にも吸引孔を形成し、モール9の表面に
金属調フイルム、紫外線吸収フイルム或いはエナ
メル調フイルムを成形と同時に貼着してもよく、
また成形面に予じめ塗膜を形成した後に射出状形
してもよく、更には成形面に多孔質部材を設け、
この多孔質部材によりフイルム等を均一に成形面
側に吸引した状態で射出成形を行うようにしても
よい。
(考案の効果) 以上に説明した如く本考案によれば、ウインド
ガラスと窓枠との接合部を隠す内装部をウインド
ガラスに射出成形によつて一体的に形成したた
め、ウインドガラスを窓枠に接合する際に同時に
内装部を車体側に取付けることができ、作業効率
の面で有利であり、特にモールの一部として内装
部を形成すれば、成形用の金型も別途用意するこ
となく、且つ接着剤の流れ防止用のダムも省略す
ることが可能になる等多くの効果を発揮する。
また、凹状の接着部を形成したので一定の接着
面積と接着厚みが得られ良好な接着状態になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るウインドガラスを適用し
た自動車の概略斜視図、第2図は第1図のA−A
線拡大断面図、第3図は成形装置の断面図、第4
図は従来のウインドガラスとピラーとの接合部を
示す平断面図である。 尚、図面中、4はフロントピラー、5はウイン
ドガラス、9はモール、10は連続部、11は内
装部、14は接着剤、14aは接着部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車外側装飾とシールとなるモール部と、モール
    部の内側で車内側に接着剤がたまり得る凹状の接
    着部と、この接着部の内側で車内側に固定された
    内装部とを射出成形によつてガラス周縁に一体的
    に形成されていることを特徴とする車両用ウイン
    ドガラス。
JP1986101914U 1986-07-02 1986-07-02 Expired JPH0445932Y2 (ja)

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JP1986101914U JPH0445932Y2 (ja) 1986-07-02 1986-07-02

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JP1986101914U JPH0445932Y2 (ja) 1986-07-02 1986-07-02

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JPS637016U JPS637016U (ja) 1988-01-18
JPH0445932Y2 true JPH0445932Y2 (ja) 1992-10-28

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ID=30973081

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6607397B2 (ja) * 2016-03-22 2019-11-20 トヨタ紡織株式会社 車両用窓構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57158481A (en) * 1981-03-27 1982-09-30 Asahi Glass Co Ltd Method of forming lace or gasket

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JPS57158481A (en) * 1981-03-27 1982-09-30 Asahi Glass Co Ltd Method of forming lace or gasket

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JPS637016U (ja) 1988-01-18

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